目が覚めると知らない天井…なんてことはなく、
青い空が広がっていた。
まだ寝ぼけている頭を押さえつつも、
取り敢えず体を起こし、まわりを見渡してみる。
校舎らしき建物に、制服を着ている少年少女。
どう見ても学校ですね、分かります。
「てゆーかここどこ?」
そう呟きつつ、ズボンについた埃を払いながら立ちあがる。
まわりをもう一度見渡してみるが、うん、やっぱ知らない学校だわ。
その時、徐々にハッキリしてきた頭で、
俺は衝撃の事実に気付いた。
「俺、お腹ぺこぺこだ」
嘘です。本当は自分が事故死したことに気付いたんだけどね。
でもそうなると、今ここに俺が生きてるのはどういうこと?
ハッ まさか死後の世界とかそういう話か。
これは急いでTwitterにupしなければ。
そこで俺は自分がスマホを所持していないことに気付いた。
……俺今ので何回気付いたって言ったんだろう。
「まぁそんなことはどうでも良いんだよ」
取り敢えず職員室にいくか。場所が分からんが誰かに聞けばいけるっしょ。
取り敢えず最初に会った三人組に話し掛ける。
「へい、そこの君たちちょっといいかい?」
「はい?」
そのうちの一人、青い髪の青年が返事した。
良かった、無視されたらどうしようかと思った。
てゆーかこいつらだけ制服がブレザーだな、なんで?
「悪いんだけど職員室の場所教えてくんない?」
「職員室ですか?えぇ〜と、大山どこだったっけ?」
「ええ!?僕に聞かれても困るよ、日向くん!?」
なんだ、こいつら自分の学校なのに知らないのか?
「ねぇあなた、もしかして死んだ記憶あるんじゃない?」
そんなやりとりを聞いていると一緒にいた女が急に話し掛けてきた。
「ふっ死んだ記憶があるかとは、少々答えに困る質問だが結論から言おう、ある。」
「「えぇー!?」」
「やっぱりね」
なんかすげー納得した顔されてるんだけども、あと後ろの二人うるさい
「ところでそれ聞くってことは、君たちも死んだ記憶があるってことでいいんだよね?」
「ええそうよ、そしてあなた、我が死んだ世界戦線に入りなさい」
「唐突に話が飛んだとか色々言いたいことはあるがいいだろう。よく分からんが入ります」
「今の話の速さに対応した!?」
青い髪の青年からツッコミが入る。というかそろそろ名前を教えて欲しい。
「今ツッコミ入れたのが日向くん、馬鹿よ。」
「紹介酷くね!?」
この女は心でも読めるのか。取り敢えず日向くんはツッコミ担当と。
「もう一人は大山くん、特徴がないのが特徴よ」
「どうも大山です、よろしくね」
「よろしく〜」
「そして私がリーダーのゆりよ。みんなにはゆりっぺって呼ばれてるわ。」
「おーけーだぜゆりっぺ」
「対応がはやすぎるわね。ところであなたの名前は?」
おっと肝心の俺が名乗っていなかったとは、失敬失敬。
「俺の名前はダークフレイムマス……ごめんなさい。真面目にするんで帰らないでください。」
見たか諸君、これがDO☆GE☆ZAだ
生前何百回と土下座をこなしてきた俺からすれば、たった一回の土下座など恐るるに足らん!
取り敢えず三人が足をとめてくれたんで良かったです。
「初めまして。神崎 秋です。気軽にシューくんと呼んでください」
「宜しくね神崎くん。」
見事にスルーされました。
「他の仲間も紹介したいから、取り敢えず校長室に…って神崎くん!?」
ゆりっぺが声を上げた時にはもう遅く、俺は地面に体ごと倒れこんでいた。
「おい神崎!しっかりしろ!」
「神崎くん!」
他の二人も心配してくれてるようだけど、違うんだこれは
ぐぎゅるるー
「……取り敢えず食堂に行きましょう」
……ごめんなさい