相澤に教室に連れてこられた鏨だったけど、なんかいろいろあってかっちゃんに挑発されて鏨はキレるよ!あ、やっべクラスのみんなにも罵声を浴びせてしまった!もう教室いられねぇや!
放課後、帰宅してたら昔鏨を見捨てたヒーロー・エッジマンが敵とお金のやり取りしてたよ!→よし、殺そう。でもそこにやって来た緑谷少年に止められて……!結局二人で協力して、エッジマンと敵は捕まえたよ!やったね!
「凄いって、そう思いました……」
「……そうか」
「地飛沫くんは、信念って言うか、僕にはないものをたくさん持っていて……でも、だから僕は、地飛沫君を理解したいと思いました!」
それが、地飛沫鏨という人間を見た出久の思いだった。
「緑谷……君」
「あ、地飛沫…君」
翌日の朝、教室へ向かう廊下を歩いていた出久に声をかけたのは、鏨だった。
少し顔色の悪い彼だが、その目はハッキリと出久を見ていた。
「……いい天気だね」
「そ、そうだね!」
「「……………」」
──会話が、続かない!!
出久は必死に鏨との会話の内容を掘り出す。
せっかくあの鏨が話しかけてくれたのだ、それを無下にしたくはない。
「えっと……今日も、保健室?」
「うん。この間、みんなには酷いこと言ったし、ちょっと……」
「えっと……あれはかっちゃんが悪かったっていうか…」
鏨が初めてクラスへ来た時のことを、出久は思い出す。爆豪の挑発のような言動を受け、クラスメイトたちに、鏨は酷い言葉を浴びせた。彼にとっては、そのことが負い目になっているようだ。
「そっか…ぇっと…」
「昨日は」
「え?」
「昨日は、ありがとう……止めてくれて」
「そ、そんなこと!地飛沫君がいなかったら、あの
「…俺、あれから少し考えた」
鏨はうつむきながら、言葉を発する。
しかし、言いにくいのか、言葉が出てこないのか、鏨はなかなか続きを言えない。
「地飛沫君、ゆっくりでいいからね」
出久がそう言うと、鏨はゆっくり頷いた。
それから少しして、鏨はポツリと言葉を発した。
「俺……やっぱり、人を信用するのは苦手、だけど…緑谷君は信用できると、思った」
「地飛沫君」
「……緑谷君が、あの時に言ってくれたのを……信じて、みようと思う」
──「人は変われる!だから、だから殺すことはないよ!」──
──「そんなわけあるか!どんな奴でも根本的なところは一緒なんだ!刑務所に入ったって、出てきたら悪さをするに決まっている!だから、今ここで……!」──
──「僕は、君が誰かを殺すところなんて、見たくない!悪さをするなら、その度に僕がその人を止める!君を止める!だから、お願い地飛沫君!!」
出久があの時鏨に言ったことは、鏨の何かを刺激したようだ。
「俺、人を信用しても、いいこととか殆どなくて。学校で、信用できるのは、相澤先生とリカバリーガールくらいだと思ってたから、ちょっと困惑してる。信用できる人が、一つの場所に三人もいることが本当に信じられない」
「信用、してくれるの?」
「……うん、緑谷君の目は真っ直ぐだから。
言いたかったの、それだけだから……バイバイ。授業遅れないようにね」
そう言うと、鏨は足早にその場を去ろうとする。
おそらく彼は保健室へと向かうのだろう。
「あの!」
「?」
出久は鏨を呼び止めた。
ここでこれを言わないと、鏨はもう教室には来ない気がしたからだ。
「A組のみんなは、いい人たちばかりだから!きっと、すぐ信用できるようになるよ!だから地飛沫君、また一緒に授業受けよう」
しばらく呆気に取られた鏨だったが、少し照れくさそうに笑った。
「うん!」
グダグダですみません。
おそらくこれから、こんな短文を超スローペースでちょこちょこ書いてきます。
ちなみにオリキャラをあと3,4人考えています。人数多い?気にすんな!