けどこの続きを書いてみたいんだっ!
っていう思いのあらわれです。
私が本屋に行ったら、当麻とインデックスがいた。
それで、一緒にアイス食べに行ったらお店閉まってて、仕方なくふぁすとふーどてんとやらのしぇいくとやらを食べることになった。
「あら、冷たくて美味しいわね」
私は立ったまま、しぇいくをずずっとすする。
その隣では、機嫌の悪いインデックスとどうしようと冷や汗を垂らす当麻がいた。
どうやら、席に座りたいのに満席らしい。
ちなみにインデックスはとてもアイスが食べたかったらしく、三つも買っていたが、そんなに食べたかったのだろうか。
「とうま、私は是が非でも座ってひと休みしたい」
「御意にーっ!」
私は苦笑して、当麻の行く先を見守る。
当麻の向かった先は、店員さん。
「はあ、相席してもらうしか……」
……見事な営業スマイルで言われた当麻はずーん……と沈む。
店員が指差した先には、一人しか座っていない席。
インデックスはすぐに、その席へとちゃっかり座ってしまう。
「……巫女?」
ハテナマークがついても許してほしい。
そこに居たのは、巫女装束に身を包んだ黒髪の少女だったのだから。
テーブルに突っ伏して寝る様はどう考えてもあの、紅白巫女と同じである。
「咲夜、こっち」
「ええ。それにしても、巫女ねぇ……」
脇出てないのが気になるけど。
私はあの巫女しか知らないのでなんとも言えない。
「そんなに珍しい?こっちじゃ、神社にいけば会えるって聞いたけど」
「そうじゃなくて……ほら、この巫女脇出してないじゃない?」
「……え?」
何言ってるの、という表情のインデックスだが、それに関しては私も同じくである。
「普通の巫女は、脇なんて出さないよ?」
「……そうなの?」
実際は風祝らしい東風谷早苗は置いておいて、博麗霊夢のイメージがついている私には理解ができないっぽい。
……なんだろう、これが普通の巫女なのだろうか。
「え、ええっと?」
当麻が来るなり、すぐに馴染んでしまった私たちをみて言葉に詰まる。
その時だ。その時、いきなりその巫女は言ったのだ。
「__食い倒れた」
「……」
巫女というのはどこもこうなのだろうか。
霊夢はいつも、誰かにいきなり要望を押し付けたり、誰の意見も聞かないところがあるけど。
「……食い倒れたって?」
私が聞くと、巫女はゆっくりと身体を起こす。
「ハンバーガー。クーポンたくさんだったから。とりあえず三〇個ほど頼んでみたり」
「お得過ぎだ馬鹿」
当麻の言葉にピクリ、と巫女の動きがとまった。
「……はんばーがーって?」
「そこ!?そこなの、咲夜!?お前、お嬢様なあまりまさかハンバーガーも知らないのか!?」
「私はお嬢様じゃないわよ、お嬢様に仕えるメイド。はんばーがーなんて聞いたことないわ、メイドになる前からね」
私が殺し屋として吸血鬼を追っていた時にも山に住んでいたからしょうがないのかもしれない。
つまり、田舎もの過ぎて知らなかったということだ。
「め、メイド?」
「……その話はいいでしょう。はんばーがーって何?」
そうやって聞いたら、当麻がネットで調べて見せてくれた。
ああ、これか。さっき、下でしぇいくを買った時に見た。
……えっと、シェイク。
「ふぅん。これを、三〇も?」
「やけぐい」
「なるほど」
それなら時々お嬢様がする。
霊夢に相手にしてもらえなかった時とか、日光が強すぎて外に出れない時とか、なんだかむしゃくしゃした時とか。
「帰りの電車賃。四〇〇円がない」
「……なら、歩いて帰るとか、空飛……じゃなくて、ほら、えーっと当麻に貸りるとか」
「貸して」
「いやだよ!?」
と、いうか先ほどから感じる視線はなんなのだろう。
悪意はないようだし、あまり気にしてないが……
「あなた、一〇〇円も持ってないの?」
インデックスの睨み……そういえば、先ほど当麻がシェイク三つも買ってなかったらうんぬんとか言ってた気がする。
「……巫女って平安時代では娼婦の隠語だったみたいだけど」
ぶっ!?と当麻が吹き出す。
私は当麻を冷たい目で睨んでから(巫女が娼婦とかどうでもいい)インデックスに向かっていった。
「……この子、本物の巫女じゃないわよ。なんらかの力はあるみたいだけど、巫女独特の
巫女には微力であろうとも霊力がつきものである。
博麗の巫女も、守谷の巫女も、どちらも一応神に仕える者としての霊力がそなわっているのだ。
霊夢なんかは本当に微力だが、それでも境内の掃除くらいは軽くしているのもあって一応は持っている。
「でも、能力はあるようね。それも、先天的な」
何かのニオイがする。
そう、私が吸血鬼に仕えていなければ、絶対に気付けない__甘い、血液のニオイ……
「__あなた。何者」
「……メイド兼お嬢様、とでも名乗って置こうかしら。あなたは、あなたの能力は、ナニ?」
「……
瞬間、私はぴたりと止まった。
彼女は今、吸血殺しと言った?
吸血鬼は、強くて弱い生き物だ。
力だけでは負けることはないだろうが、なんせ弱点が多すぎる。
だから、強くて弱い生き物なのだ。
「なんで。そんなに驚いているの」
私はあたりを見渡す。
じっとこちらを見る人たち。視線はこれか、と直感する。
けれど、目には生気が宿っていない。
「……それはね。私がお仕えするお嬢様が____吸血鬼だからよ」
私は能力で巫女へと近づくと、誰にも聞こえないような小さな声で、ぼそりと呟いた。
彼女は眉ひとつ動かさず、私を見るだけだった。
よっしゃ2000こえた!
今度は3000目指そう。
あと、10話がなんかすごい伸びてます。
9話より伸びてます。
なんででしょうね。
あと、お気に入りが50こえたり、アクセスも伸びてくれて、それだけでガソリンがたまっていきます。
いつもありがとうございます!