【【魔術的な、宗教的な会話】】
ネットであれこれ調べてはいますが、これがまた大変。
とあるも聖書にあることだけを書いているわけではないようで、それがまた大変ですが、まあ楽しいのでよしとします。
そして、今回鈴奈庵要素が少し。
鈴奈庵は全巻揃っております。
ドタドタと聞こえる足音を聞きながら、私は刀夜&
「流石に不眠はまずいか……」
とりあえず時間を止め、睡眠をとると風呂に入って身だしなみを整える。
「海って、潮っぽいからちょっとベタベタするのね」
なんて独り言を言いながら、時を止めた中で全てを終わらせてまた二人の部屋に戻った。
そこで丁度当麻の従姉妹だという
またドタドタが始まって、しばらくすると今度は
「あれ?咲夜はなんでこんなところにいるの?」
「本当は当麻を起こそうと思ったのだけど、ここにいるみたいだしお取り込み中みたいでね。インデックス、いってきてくれる?」
「うん、わかったよ」
そしてインデックスが入っていき、また更にドタドタし始める。
今日も騒がしいな、なんて考えながら私は思わずクスリと笑ってしまった。
午後一二時のお昼。
夏バテになったとか適当な嘘を吐いた当麻に乗っかり、『私がみておくのでみなさんは遊びに行ってください』と言い、他の人たちが浜辺へと出て行ったのを見計らったのか魔術師組が『わだつみ』へとやってきた。
と、いうかまあ本当に当麻は夏バテで倒れていたので、本気で氷を持ってきたり色々としていたのだ。それでこんな時間まで延びた。要するに当麻の所為である。
「まったく、一睡もしてないなんてね」
「いや、それは本当……色々あったんだって」
「知ってるわよずっと私は部屋の前にいたんだもの。起きてる気配がずっと途絶えなかったわけだし……」
しょうがないので夏バテしてる間に睡眠をとらせた他、わざわざ時を止めて2時間くらいは寝かせた。
それでもやはり、疲れは取りきれていないらしくどこか萎んだような表情をしている。
「で、犯人は火野神作ってことでいいのか?」
「私は見ていないのでなんとも言えませんが、事実なら彼は黒に近いでしょう」
「と、なればそいつをとっ捕まえりゃいいわけだが……」
「でも、彼が本当の魔術師ならば多少は魔力を感じるはずよね」
「あと、『天使』の気配もないしにゃー」
「何かで隠蔽してるのかしら。結界、あるいは限りなくこちらに馴染ませているか……」
結界はここではあまり使われていないように感じる。存在は知られているようだが、『人避け』を使う比率が高すぎるのだ。
こちらに馴染ませる、というのも簡単ではないと思う。霊力を魔力に混ぜれば、霊力とは人が生まれながらに持っている力のため、違和感を薄めることができる。けれどもちろん、魔力が多ければ混ぜるべき霊力は増えるし、霊力も増やし過ぎれば多少魔力や霊力に精通しているものになら見破られてしまう。
「なあ、隠蔽ってそんな簡単に出来るのか?」
「あくまで旧約の話ですが、天使が自分の正体を隠して人の街へ赴き、食事をしたという記述があります。同様に河で溺れる子供を助けた大天使もいるとか。元元そういった隠蔽技術を持っていると考えた方がいいかもしれません」
民家へ上がって食事、はよくわからないけど河で溺れる子供を助けたのは河童じゃないのかなぁなんて考えたが、十字教に日本の妖怪は当たり前だが出ないのでまあ突っ込むのはやめた。
まずは情報収集だと、元春がテレビをつけると九つぐらいにしか見えない大野教授とやらと、
火野神作は数々の人々を殺しているが、それは全て『エンゼルさま』に導かれたのだと本人は主張するという。
「……昨日、当麻が襲われた少し前に彼がそういってるのを聞いたわ」
「じゃあ、これが入れ替わりの前と後の共通点になるな」
「問一。改めて確認を取るが、やはり彼が『御天落し』の実行犯ということか?」
当麻がこくりと頷く。
刀夜も入れ替わってはいないので、まだ確定とは言えないため、私は頷かなかったのだが。
「けど、『エンゼルさま』ってのはなんなんだ?」
「それについては昨日床を直している時にこんなものを見つけたぜい」
元春が取り出したのは、ノートほどの薄い木の板を取り出した。傷がないところがないほど、釘でボロボロになっている。
「アルファベットが刻んであるみたいだし、ニュアンス的にはこっくりさんやプランシェットと同じ認識でいいと思うぜい」
「ふうん、こっくりさんって、どうぞおいでくださいの?」
「咲夜はやったことがあるのかにゃー?」
「見たことがあるだけよ。一時期里……えっと、お屋敷の近くのじゅ、住宅街で流行っていてね。でも、あれって弱い霊しか降臨しないんでしょ?その辺で死んだ、ネズミの霊とか」
確か霊夢がそういっていた気がする。
「まあ、巫女とかそういったプロがやれば神霊も呼び出せるとか言ってたけど……」
うんにゃ、と元春が首を振って、人差し指を立てた。
「確かにそれもそうだが、重要なのはそこじゃあないからにゃー」
よくわからないが、無理やり疑問点を飲み込む。
やはり魔術はよくわからない。
「『エンゼルさま』に導かれて殺した二八人は一体なんの儀式を指していたんでしょうね」
「けどそれが『御天落し』だというのなら……矛盾が起きるわね。もし『エンゼルさま』が本物の天使なら、なんで『御天落し』なんて実行したのかしら」
天使が天使を捨てる?それでは何かおかしい。
「地上に降りたかったから、とか?」
当麻のあまりにストレートな答えに、元春が天使というのは心を持たないのだと教えてくれた。
天使というのは、神のラジコンのような存在なのだと。
「……じゃあ、命令したのも天使じゃないと?」
「その可能性も捨てきれないにゃー」
私は腕を組んで悩む。
天使……天子……?
いやいやあの子は天使じゃないし……
「天使ってそんなもんなの?」
「そんなもん。新約には『最後の審判』ってのがあってな、善人と悪人を裁いて天国地獄へ送るのは神様ってことになってる」
へぇ、と私は随分と前に読んだだけでほとんど内容も忘れてしまった旧約聖書と新約聖書をなんとなく思い出す。
……ダメだ、ほとんど覚えてない。
ちなみに私は洗礼を受けていないため、無宗教の部類である。
と、いうのも幼児洗礼が認められていなかったのだ。そして物心がついてしばらくしてからすぐに人殺しまで出来るようになったために洗礼なんて以ての外だったのだろう。
まあ、そのおかげでお嬢様のもとにつけていられるわけなのだけど。
「さっきも言った通り、天使ってのは神様が操るラジコンみたいなモンなんだがこれが何かの拍子に命令を受け付けなくなったり混線したりする。これが、『悪魔』ってトコなんだぜぃ」
ってことは、小悪魔もそうだったのか。
幻想郷にいると色々鈍るが、これがこちらの常識らしい。
けど、天使がラジコンならそのリモコンを無くした天使は何もできないはず。
「ま、その辺は火野をとっ捕まえて吐かせますか」
「そうね。具体的に考えないと」
私たちの言葉に、ミーシャ=クロイツェフがちらりを視線を向けてまた戻してしまう。
どうやら彼女は自発的な会話が苦手らしく、代わりに火織が口を開いて本格的に話し合いが始まった。
天子さまぁっ!
こっくりさんですが、私はやったことないです。
怖くてできませんよ……あはは。
ちなみに今回は一昨日くらいに1500ほど書いて、今日全て書ききりました。
一回で書かなかったのは久しぶりです、
大抵すぐに書くか次の日くらいだったので。
今回も色々調べましたが、図書室で十字教関連の本を借りてみようかと悩み中です。今の脳みそじゃ限りがありますねこれ。