「ねぇ、十六夜さん」
「はい……って、呼び捨てで構わないですわ、黒子」
「そう、じゃあ咲夜」
「なんでしょう?」
学び舎の園の大通りを三人並んで歩いているとき、黒子がそう話しかけてきた。
「あなたはいつ、この学園都市に来たんですの?」
「ついさっきよ」
本当についさっきかと聞かれればここへの移動時間もあるから違うのかもしれないが、ついたのは今日である。
「え、今ついさっきって言った?」
「言いました」
何をそんなに驚いているのだろう。
そもそも、なんでこの問いを?メイド服なのがおかしいのか?
「の、能力は?」
「えーっと……なぜ今それを?」
そう問いかけると、ふたりは私に詰め寄ってくる。
思わず、うっ。とあとずさりしてしまうような距離だ。
「常盤台はレベル3以上でないと入れないんですのよっ!」
「はあ、レベルとは?」
「そこからっ!?」
仕方ないだろう。
こちらの一般常識はおろか、この学園都市のことなんて名前ぐらいしか知らないんだから。
「私は今日、いきなりお嬢様に依頼されて、こちらに参りました。と、いうことで何も言われてないの」
まあ、ところどころ要約したが。
全て話すほどのことでもないのだ。
「……レベルって言うのは、能力の強さ。今んとこ六段階評価で表されてるの」
美琴の説明によると、学園都市の学生はレベル0の無能力者、レベル1の低能力者、レベル2の異能力者、レベル3の強能力者、レベル4の大能力者、そしてレベル5の超能力者で構成されているらしかった。
「その、レベル3とはどれくらいの能力なの?」
「そうですわねぇ……私はレベル4の
空間移動?
それは瞬間移動と表現してもいいものだろう。
べつにそれくらいは時を止めて出来るが、私はその
「……まあ、知り合いが全て手続きを済ましているようだし、心配はいらないでしょう」
……考えるのやめた。
【常盤台中学】
目の前には、大きな宮殿のような建物があった。
この見た目だけなら、紅魔館の面積とさほど変わりはないだろう。
この奥にまだありそうな気もしなくもないけど。
「ここが、常盤台。待ってて、今事務室に__」
「その必要はありません」
「へっ?」
そんな必要はない。
「私も一緒に行きますわ」
美琴はちょっと目を見開いたあと、くすりと笑った。
「咲夜って、なんか不思議だね」
「そう?」
不思議の基準はわからないが、幻想郷と外では常識が違うらしい。それによるものなのだろうか。
そのあと、事務室で自分の名前をサインし、学び舎の園の外にあるという女子寮のカギをもらった。
それをみた美琴と黒子が、自分たちの部屋と近いということで喜んでくれた。
えーと、まずは
『上条当麻の幻想殺しと咲夜の時間操作』
についてですが、本文中に詳しく書くわけにもいかなくなる可能性大なので今のうちにここで。
上条当麻の幻想殺しは右手のみ。と、いうことで時間操作は右手だけききません。咲夜さんは気づいてません。咲夜さんがその右手に触れると、能力は消えます。右手以外は止まっているので、脳の指令も止まっている。なので右手は動きません。右手で脳を触っている場合は能力が上条当麻にだけ効かなくなります。また、上条当麻が右手でものに触れるとそこの時間は動き始めます。
追記:上条当麻には空間移動などが効きませんが私の解釈的には、咲夜が時を止めた場合上条当麻の時は止まるが移動出来ない。と、いうことにしておきます。時間操作は効きますが、上条当麻が己の時を進めない限り移動は出来ないということです。飛行の場合は考えておきます。
『時系列』
上条当麻が記憶を失う前で、インデックスと出会う前で、夏休み前最後の土日の日曜日。
恐らく土曜日学校だよね、お嬢様校だし。
『初春飾利と佐天涙子』
なるべく御坂美琴と白井黒子と接触させたいので、登場する確率があります。
原作は魔術ですよ?
『十六夜咲夜の能力』
時間操作・タイムオペレーションです。理由、友に相談したところ(タイムコンダクター・タイムオペレーションではどちらがいいか聞いてみた)タイムオペレーションとのことだったのでタイムオペレーションです。時間操作を指す場合はタイムオペレーション。十六夜咲夜を指す場合はタイムオペレーターです。
『十六夜咲夜のレベル』
きちんとレベル3〜5に収めます。レベル5だとまあちょっと有名になりすぎるので少し制限するかも。
『十六夜咲夜の能力制限』
瞬間移動はできません。霊力を行使すれば出来るかもですが、しません。どれくらい時間を止められるかは、本人も数えていないが恐らく24時間以上。「あのスペルはゲームですから。何時間も止めたら楽しくないでしょ?」というのが十六夜咲夜の言い分です。