仮面ライダーW BlackETERNAL 作:F/U駄文製造機
※今回はオリキャラが出ます、苦手な方はお戻りください
実はこいつ当初は出すつもりなかったんだけどね~
気づいたら出してた(笑)
誤字・脱字がありましたら感想で書いてもらえると嬉しいです
駄文ですがそれでもよろしければどうぞ!
風都の街に大粒の雨が降る中
俺は照井の大怪我の知らせを聞き、病院へとハードボイルダーを走らせていた
到着する頃には俺の体はずぶ濡れになっていたがそんなこともお構いなしに照井がいる部屋まで急ぐ
病室のドアを開け俺の目に飛び込んできたのは泣きじゃくる亜樹子と全身を包帯で巻かれている照井がベットの上で寝ている姿だった
「翔太朗君・・・竜君が・・竜君が・・」
「落ち着け亜樹子!いったい何があったんだ!」
「わかんないよ・・・ガイアメモリの裏取引に行くって聞いてただけだもん」
泣きながら答える亜樹子を落ち着かせて照井の姿を確認する
まさに満身創痍、普段ドーパントを相手に戦っているこいつがここまで傷つけられるとなると相手は只者じゃない
見ただけで分かるほど怪我の様子はひどかった
「安心しろ・・そのドーパントの方は俺達が必ず何とかしてやるから」
「違う・・相手はドーパントじゃない・・」
「照井!!意識が戻ったのか!」
「俺に質問するな、とも言ってられんなこの状況では・・左、お前たちに知らせておきたい事がある」
そういって上半身を起こそうとするが亜樹子が止めにはいる、今の状態では起き上がることは無理だろう
照井も諦めたのか横になったまま話をしだした
「今回の敵だが、ドーパントじゃない、仮面ライダーだ」
「仮面ライダーだと?」
「かつてお前らが一度倒した白い悪魔だ、ここまで言えば分かるだろ」
「まさかエターナルか?!T2メモリはメモリブレイクしたし大道克己もこの世にはもう・・・」
「メモリの方は知らないが変身者の方は別人だ、若い少年で大道の事を兄と呼んでいた」
「大道の弟だと?奴に兄弟なんていたのか?」
「さあな、とにかくT2メモリの密売場所に現れたんだ、お前らもいくつか回収していただろう奪われないように用心しておけ」
「ああ、そうする」
「現場には刃野刑事達がいる話は付けておくから詳細は彼らに聞くといい、俺ができるのはここまでだ」
「助かるぜ照井、ゆっくり休んでくれ」
言い終わると照井はやはり無理をして疲れたのかすぐに寝てしまった
「翔太朗君、フィリップ君にもよろしくね私は竜君が心配だからここに残るわ」
「分かった、照井を頼むぞ・・じゃあ俺は事務所に戻る、なにかあったら連絡する」
病室を後にして病院のロビーに向かう
ロビーでは携帯の使用が可能なので今の事を相棒に伝えようと思ったからだ
数回のコール音の後呼びかけに応じてくれた
「あぁフィリップ、照井の方は無事みたいだ」
『それはよかった、それはそうと依頼がきたよ、それもかなり珍しい部類のね」
「いや、悪いがそれは後だ、それよりも『今依頼主が事務所にいるんだ、変わるね』あっおい!」
多少強引に変わった事から考えるにフィリップが相当苦手な人なのだろう
仕方なく電話の向こう側にいる依頼人の話をつけようとしてみる
「えーと、鳴海探偵事務所の左翔太朗です、依頼の方ですが実は急ぎの事件がありまして・・・」
『失礼ですがこちらも急ぎなので、こちらにT2のメモリが数本あると伺いました、つきましてはそのメモリを回収させていただきたく・・・』
「・・・お前、一体なにもんだ?」
T2ガイアメモリを回収すると今のタイミングで話してきたことにただ事じゃないと判断し自然と体が警戒態勢に入る
電話の相手は若い女性でガイアメモリの事を知っているだけで警戒する理由は十分だった
『これは、申し遅れました私は国際特務捜査官の柊木さやかです、もちろん本物の捜査官ですよ左翔太朗君」
このとき風都の街が流す大粒の涙は俺たちに悲劇が始まる事を教えるサインだったのかもしれない
そのことに俺たちはまだ気づいてはいなかった