ズタボロにされている魔理沙に勝機はあるのか?
サイレントセレナに撃たれ続けているため、いつまでたっても地面に降りられない魔理沙は、ついに叫び声すらあげられなくなっていた。
「つまらないわね…」
パチュリー自らスペルを中断すると、魔理沙を地面に落としゆっくり近づいて行った。
うつ伏せに寝ているので、どのくらいの怪我をしているのかはわからないが、もしかしたら死んでしまっていてもおかしくはない……
「これが本当の魔法使いよ。 貴女の戦い方は遠見の魔法で見させてもらっていたけど、あの戦い方はナンセンスね。
強力な魔法をただがむしゃらに撃ってるだけなら誰にでもできるわ…そんな実力で紅魔館に楯突こうとしたの?
ーーーーー呆れて物も言えないわ」
パチュリーの珍しく相手を馬鹿にしたような口調は恭介達にとっても驚くほどであったのだが、パチュリーの魔法使いとしての矜持が許さなかったのだろう。
物言わぬ魔理沙を見下し、トドメを刺そうと掌を向ける。
「貴女に魔法を使われるのは我慢ならないわ……魔法を習得し、あまつさえこの私に偉そうに講釈を垂れた事を後悔しなさい」
スペルカードを使う気はないのだろうか、パチュリーはただ魔力を込めただけの弾丸を放とうとしたその瞬間…
「……後悔するのはまだ早いぜ?」
「ーーーーーなっ!?」
気絶した振りをしていた魔理沙はその場で飛び上がり、八卦炉を構えた。
「『星符・ドラゴンメテオ』!!」
マスタースパークを彷彿とさせる極大の光線は、虹色の輝きを放ちながらパチュリーに飛んでいく。
まだ意識があった事が予想外だったのか、パチュリーはスペルカードを使う暇もなかったため、咄嗟に魔力でバリアを張るしか出来なかった。
しかし、魔理沙のスペルカードはその程度の防御では防ぎきれない。
「ぐっ……このままだと……っ!」
「ナンセンス? はっ! スペックの差? はっ! そんなもん関係無ぇ! 一撃で相手が沈むような攻撃こそが私の矜持なんだよぉぉぉお!!」
さすがのパチュリーでもただの魔力バリアでは防ぎきれるものではなく、魔理沙の気合いによってさらに威力の増したドラゴンメテオが、ついにバリアを粉砕させた。
「きゃぁぁぁあ!!」
「これが…私の……力だぁぁぁぁぁあ!!」
ズゴォォォォン!!
パチュリーごと防護の魔法が張ってあるはずの床を破壊したドラゴンメテオは、魔理沙の魔力が切れたのか、ついにその暴威を収めた。
「パチュリー!!」
「パチュリー様!!」
観戦していた恭介達はパチュリーを助けに行くべく、急いでその場から離れた。
「パチュリー! 大丈夫か! パチュリー!!」
「パチュリー様! パチュリー様!」
二人に抱き起こされたパチュリーは一瞬だけ苦しそうに唸ると、ゆっくりと目を開けた。
「……大丈夫よ…まだ、戦える……」
「無理だ! そんな状態で戦ったら余計に体を壊すだけだぞ!」
「恭介さん! パチュリー様に貴方の能力を使って下さい!」
「……ダメよ、これは一対一の戦いなの…貴方の支援を受けたら、それは私の勝ちじゃなくなっちゃうじゃない…」
フラフラした足取りで立ち上がるも、ドラゴンメテオが直撃したダメージでまともに戦える状態ではなくなっている。
そんなパチュリーを見た魔理沙は、これ以上ツラい思いをさせても無駄だと思い……トドメを刺す事にした。
「確かに、魔法使いの格としてはお前の方が遥かに上なんだろうぜ。
それこそ、私程度じゃ100年かけても追い付けないくらいの差があるって事くらいは、馬鹿な私でも分かる……だけど、私は負けるわけにはいかないんだ、霊夢以外にはこれ以上一回だって負けてやるもんか、だから……悪ぃな。
「『魔砲・ファイナルマスタースパーク』」
リプト、ルーミアを一撃で破った魔理沙の最強スペルを今のパチュリーで耐えられる訳がない。
耐えられたとしても、元々体の悪いパチュリーに、ただダメージを受けただけでは済まないほどの悪影響を及ぼすだろう。
「………なら、こうするしかねぇよな」
ファイナルマスタースパークが放たれる瞬間、恭介は動いた。
パチュリーと小悪魔の二人を掴んで遠くに放り投げると、魔理沙に向かって走り出した。
「恭介さん!!」
「やめなさい、恭介……」
二人の制止も虚しく、ファイナルマスタースパークは恭介に向かって放たれた。
「馬鹿野郎! ただの人間が耐えられる訳無ぇだろうが!! 今すぐ避けろ!!」
魔理沙が叫ぶが、飲み込まれた恭介は叫び声すら上げられずにただ、その魔力に蹂躙されるだけであった。
やがて、ファイナルマスタースパークの照射が終わると、ボロボロになった恭介がその場に倒れ伏した。
「…行きなさい、小悪魔……私のことはいいから…今は恭介を助けに行きなさい……」
「でも…………うぅ……はい!!」
小悪魔が恭介に駆け寄ると、それまで支えられていたパチュリーの体は地面に横たわる。
一度立ち上がったのが最後の力だったのか、目を開いているだけでピクリとも動かない。
「恭介さん! 大丈夫ですか、恭介さん!」
「……………」
ただの人間にとって魔力はただの毒……とパチュリーが言ったように、横たわる恭介の体はマスタースパークの魔力に侵食され、撃たれた直後よりもダメージが深刻になっている。
普段は恭介の事を毛嫌いしている小悪魔だが、同時に悪友とだとも思っている…そんな恭介が今、死に瀕している。
「お前だけは……お前だけは絶対に殺してやる!! パチュリー様の代わりでもなんでも、お前だけは絶対に殺す!!」
「!!」
小悪魔からの明確な殺意と殺気に気圧された魔理沙は体をビクッと震わせる。
殺すつもりはなかったが、まさか魔力に全く耐性の無い人間がこんなところにいる訳も無いだろうと思っていたため、こんな事態になってしまった。
「恭介さん……うぅ…ひぐっ…恭介さぁん……」
泣き出した小悪魔が恭介の手を強く握る……痛ましい姿にパチュリーも魔理沙も何も喋れずにいると、死にかけだったはずの恭介が小悪魔の手を軽くだが、握り返してきた。
「ーーーーーっ! 恭介さん!!」
「………この感触、小悪魔……か?」
「そうです! 私です!」
「初めて、触ったけど……ぐっ……いい、感触だな…」
「今生き残ってくれるなら後で何回でも触らせてあげます! だから今は喋らないで下さい!!」
自分は大丈夫だと主張するように普段の自分を演出しているが、その行為が更に小悪魔に心配をかけている事にすら気付けないほど、恭介はダメージを受けているらしい。
「小悪魔…パチュリーと……俺の代わりに、あいつを…倒せ……」
「何を言ってーーーーっ!?」
恭介と小悪魔の間に光の線が繋がれた。
小悪魔は恭介の能力を聞いたことがあるだけで見たことは無かったが、魔法や妖術が使えない以上、これが恭介の能力だという事は直ぐに理解できた。
「やめてください! 今の状態でこんな事をしたら死んじゃいますよ!!」
「大丈夫、大丈夫……死ぬ寸前で止めるからさ……」
「死ぬ寸前って……恭介さんの体は魔力の侵食のせいで貴方が思っている以上にボロボロなんですよ!? 今すぐ止めて下さい!!」
小悪魔の忠告も聞かず、能力を使い続ける恭介の体からドンドン力が抜けていくのを感じる。
暫くすると光の線が切れてエネルギーの供給が終わった途端、小悪魔の魔力が爆発的に大きくなった……それは魔理沙どころか、パチュリーですら驚くほどに……
それはつまり、小悪魔のパワーアップと同時に恭介の命が危ないという事だった。
「小悪魔……あいつを…倒せ……レミリア嬢と、フラン嬢の……為にも…………」
それだけを言うと恭介は今度こそ動かなくなった。
死んだわけでは無かったがスタミナの殆どを小悪魔に分け与えたため、いつ死んでもおかしくはない状態だった。
「小悪魔! 今すぐ恭介をこっちに連れてきなさい! 少しなら動けるくらいには回復したから……早く!!」
「はい!」
一刻を争う状況。 スタミナはどうしようもないが、怪我と魔力による侵食だけはどうにかしなければ恭介は死ぬ。
だからこそ、魔法のエキスパートであるパチュリーが無理をしてでも恭介を治そうと、直ぐに治療を始めた。
「貴女は恭介に託されたんでしょ? だったらこっちは私に任せて、あの魔法使いを蹴散らして来なさい」
「分かりました、パチュリー様と恭介さんに手を出した事……後悔させてきます」
「殺しちゃダメよ?」
「それは命令ですか?」
「命令じゃないわ、お願いよ」
「分かりました、殺しはしません」
二人の元から離れ魔理沙の元に飛んでいく。
人間に致命傷を負わせた背徳感でどうしようもなかった魔理沙は、とりあえず今の件を誤る事にしたが……
「こんな事になるとは思ってなかった、ごめん……」
「誤って済む問題じゃありません。
覚悟して下さい、私は弾幕ごっこ用のスペルカードを持っていないので、ただ単純な魔法しか使えないです……だから、殺されても文句を言わないで下さいね?」
先程よりも濃厚な殺意に、魔理沙の身体中から嫌な汗が一気に吹き出る。
小悪魔と呼ばれていたのは知っているが、この魔力の量は既に爵位持ちと言われる上位の悪魔を超える程のものになっている。
「お先にどうぞ? 弾幕ごっこではないので、どうぞお好きなだけ同じ魔法を使っても良いんですから、ほら……遠慮なく…」
「くそっ! 『マスタースパーク』!!」
「『デルディアブロ・スプリンドーレ』」
小悪魔の翳した手からは、魔理沙のマスタースパークを超える破壊力をもった黒い閃光が放たれる。
パワーアップした小悪魔の魔法になす術もなく押し返され、そのまま魔理沙に直撃した。
「ぐあぁぁぁ!!」
「まだまだ、パチュリー様と恭介さんの受けた痛みはこの程度じゃないはずですよ?
『デルディアブロ・マーノ』」
小悪魔が手を振り上げると、魔力で出来た巨大な黒い腕が出現し、それを振り下ろした。
「ーーーーっ 『ブレイジングスター』」
魔理沙はそれから逃れようと箒に捕まると、とんでもないスピードで後方に下がりながら魔力弾を大量に撃ち込んだ。
「『デルディアブロ・パレート』」
魔理沙の弾幕に対応するべく、黒い腕の魔力を前方に展開させ巨大な壁を形成すると、向かってくる弾幕を全て掻き消した。
「そんな遠くに逃げても無駄ですよ?
『デルディアブロ・レストリジオーネ』
床一面に小悪魔の魔力が急速に広がり魔理沙の足に触れると、一気に押し寄せた。
それは魔理沙の動きを阻害するよう身体中に取り付くと、頭だけを出すようにしてその動きを止めた。
「くそっ! 身動きが取れねぇ……っ!」
「どうですか? 低級な悪魔に拘束される気持ちは、両手が使えなければあの六角形の魔道具も使えないはずですよね?
あぁ…一つ言っておくとその魔法は絶対に解除出来ませんよ、私自ら解除するか、パチュリー様レベルの魔法使いでないとって話ですけど」
「……私を殺すつもりか?」
「殺しはしませんよ、パチュリー様の判断と恭介さんの容態によってはこのまま解放しようと考えています。
不思議ですよね、さっきまでは殺してやろうかと思っていたのに、この力で貴女を蹂躙していると何だか哀れに思えてきちゃいましてね…」
「なんなんだその力は、さっきまでは私にすら及ばない程度の魔力だったのに、あの男がなんかしてから急に化け物みたいになりやがって……それで小悪魔? 馬鹿言うんじゃねぇよ、その力はまるで……」
「ソロモンの悪魔……ですか?」
ソロモンの悪魔とは、レメゲトンというグリモワールに記載されている72柱からなる悪魔の王族、貴族の総称だ。
上位の存在になると神にも等しい力を持つとされる最高位の悪魔であり、ものによっては人に幸福を与える者もいるとされている。
架空の存在とされているが、小悪魔は元々魔界に住んでいた事もあり、その内の何体かを実際に見たことがあるらしい。
「彼等を見たことはありますが、今の私は下手をするとソロモンの悪魔にすら匹敵する力を持っているかもしれませんね」
「もういい、わかった、諦めるよ。
今の私じゃそんな魔神クラスの悪魔には逆立ちしても勝てる気がしねぇ。
紫色の……パチュリーって言ったか? あいつには私の魔力を与える。
人間の男には何にもしてやれねぇが、念のために持ってきたポーションがあるから飲ませてやってくれ」
「分かりました、とりあえず右手だけ解放してあげるので六角形の魔道具をこちらに渡して下さい」
「そんなんしなくても反抗なんかしねぇっての……したら殺されそうだし」
文句を言いながらも小悪魔に八卦炉を渡すあたり、本当に反抗の意思はないのだろう。
小悪魔はそれを受け取るとポケットにしまい込んだ。
「ではポーションを下さい」
「ポケットの中に入ってるから持ってってくれ、身動き取れないから自分じゃ出せねぇ」
「そういえばそうでしたね……えっと…これですね。
まだ拘束は解かないので大人しくしておいてください」
ポケットの中をゴソゴソと探してみると、緑色の液体が入った試験管を発見したので、それを魔理沙に見せたら頷いたので間違いないだろう。
小悪魔はそのポーションを恭介の下に運んでいくと、そのすぐ側に腰を下ろした。
「パチュリー様、恭介さんは大丈夫ですか?」
「えぇ、侵食は抑え込んだから、後は怪我とスタミナだけね」
「ありがとうございます、パチュリー様。
恭介さん……これを飲んで下さい、多少は楽になりますよ…」
とは言っても気を失っている人間に飲み物を飲ませる事は出来ない以上、小悪魔にはこの方法しか残されていなかった…
自分の口にポーションを流し込むと、飲み込まないように気を付けながら恭介の口を開いて唇を合わせた。
「んっ………」
下手に飲ませると肺の方に行ってしまうので、少しずつ注意しながら恭介の喉に流し込んでいく。
やがて全てを飲ませ終えてから頭を放すと、魔理沙とパチュリーが顔を赤くして小悪魔を見ていた。
「……なんですか?」
「いや…なんでもない……」
「あるにはあるけど、後にしておくわ」
「で、で! あの白黒はどうしますか! パチュリー様!!」
パチュリーの一言によって魔理沙の命運は変わる……レミリアからは殺すなと明言されているが、恭介を殺しかけた事でそれに逆らうかもしれない。
ごくりと喉を鳴らしてパチュリーの答えを待っていたが、その答えは呆気なかった。
「もういいわ、解放しなさい」
「……よろしいんですか?」
「いいわよ、恭介の前で同じ人間を殺すのは忍びないもの」
「分かりました……」
よほど魔理沙の事が許せなかったのか、随分と嫌そうな顔をしているのがパチュリーにとっては少し嬉しかった。
「ほら、拘束は解きましたよ。 後はもう巫女を助けに行くなりなんなり好きにして下さい」
いつの間にか拘束が解かれていた事にも驚いたが、小悪魔の口から出た言葉に驚いた。
「は? 行ってもいいのか?」
「別に残ってもいいですけど、貴女の顔を見てるといつ殺したくなるか分からないもので……そんなチンケな魔力も要らないので勝手にどっか行ってください」
「チンケって……あぁいいよ! 分かったよ、消えればいいんだろ!」
「あぁ、ちょっと待ちなさい白黒」
ズンズンと足を鳴らしながら出口に向かっていく魔理沙がドアノブに手をかけると、最後に一つだけ、と言いながら振り返る。
「なぁ紫、お前は間違いなく私よりも強いよ……騙し討ちみたいな事をしなければ間違いなく私が負けてた。
その男の力をもし使われてたら私は絶対に勝てなかった。 それこそ、そこの小悪魔よりも強くなってた筈だからな……また今度、私はチャレンジャーとして挑ませてもらう。それだけだ」
「……次は生存確認なんてせず、容赦なく追撃させてもらうわ」
「ありがとうよ」
図書館から出て行く魔理沙を見送ると、いつの間にか恭介を膝枕していた小悪魔に目を向ける。
優しく頭を撫でている姿は、普段の殺伐とした二人の関係からは想像出来ない。
「……普段からそうしてあげたら?」
「嫌ですよ、恥ずかしい」
「小悪魔って本当は恭介の事嫌いじゃないんでしょ?」
「………この紅魔館にこの人の事が嫌いな人はいませんよ、もちろん私もその一人です」
「ならなんで普段はキツいのよ…ツンデレ?」
「ツンデレというより……あれですよ、私達がこんなに好きでいるのにこの男は偶に凄く寂しそうな顔をしてるんです。
どうやら外の世界においてきた女性を思い出してるらしいんですけど……なんかイラッとしません?」
「あぁ〜、それ分かるわ〜」
恭介が起きている状態では絶対に明かさない胸の中を語る二人、これが所謂ガールズトークというやつなんだろう。
負けた後なのに妙に落ち着いているのはきっと、寝ている恭介の顔が起きている時とは違って穏やかな寝顔をしている所為なのだろうか?
「小悪魔は恭介の事が好きなの?」
「どういう意味でです?」
「じゃあ家族として、そして異性として」
「そりゃまぁ、両方とも好き……ですね」
「ふふっ、顔が真っ赤よ?」
「パ、パチュリー様はどうなんですか!」
「私? 私は……というより、私もよ」
意外と初心だった小悪魔と違い、パチュリーは平気そうな顔で自分の気持ちを伝える。
まぁ、小悪魔にとっては既に知っている事だったので特に驚きはしないが、少しくらいは自分の主が羞恥に顔を赤くするシーンを見てみたかったのは内緒。
「ま、私はこの関係がヌルヌル続いていく方が楽なのでそのままにしておきますけどね」
「なら私が取っちゃってもいいの?」
「あ〜……それはちょっと困りますね。
さっきみたいに3人でまったり出来なくなるじゃないですか」
「それもそうね…いざとなったら恭介を図書館の司書にしてやろうかしら……」
「あ、いいですねそれ」
本人の知らぬところで展開されている好感度アップイベントは、何故か本人が起きている時には発生しないのが恭介である。
既にこの異変の顛末については興味がないのか、その話には一切触れないあたり、この二人も中々の大物と思う。
ーーーーーーーSIDE霊夢ーーーーーーー
「さて、あんた達がどういうつもりでこの霧を出したのか教えてもらえるかしら?
正直迷惑してるから今すぐ止めて欲しいんだけど?」
「お嬢様が首を縦に振らない限り、私がどうこう言える問題じゃないわ」
時は遡り魔理沙が連れて行かれた直後。
そこでは既に今回の異変で初の人間同士による戦闘が開始されようとしていた。
小悪魔強しゅぎ?
デルディアブロなんたらってのはオリジナルで付けた名前ですが、一応全部意味があります。
本編で言っている通り、パッチェさんと小悪魔は恭介の事が大好きです。 いつフラグを建てたって? 一目惚れからの、中身に惚れたパターンです。