夏の夕暮れを越えて、アカツキノスイヘイセンヘ   作:あおい安室

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作者の後書き2

今回はあの名ステージともいえる「R-TYPE FINAL」STAGE3.5をコンセプトにして製作していました。

ですが、戦闘描写が絡むと下手になる僕の非常に問題な癖が大きく出てしまい、こんな作品になりました。

申し訳ありません。

また、今回はオリジナル要素がきわめて多く、難解な物に仕上がっております。

そのためこの話では前作『夏の夕暮れを越えて、アカツキノスイヘイセンヘ』と『誰も知ることのなかった思い』に込めたR-TYPEネタと裏設定を紹介しようと思います。

まずは、

 

『夏の夕暮れを越えて、アカツキノスイヘイセンヘ』

 

 

『夏の夕暮れ

 

傷ついた私をやさしく迎えてくれたのは

 

一羽の海鳥、『艦娘』だった

 

―回収されたボイスレコーダーより―』

 

・前書き、そして本編の最初に書いたもの。

元ネタは『R-TYPE FINAL』のステージF-Bこと『夏の夕暮れ』の最初とクリア時に流れる文章。

海鳥と例えたのは無理矢理だった気がする。初期はこれは艦娘が書いていたことになっていて、内容も一部違っており、海鳥は『B-1D』を指していた。本編でも長門がそういったことを言ってくれたのでその点は満足だった。

ちなみにボイスレコーダーは本当に回収されている設定。

 

 

『ざぁ、ざぁと。波の音が聞こえる。

海を漂い続けて久しい私………』

 

・冒頭。元ネタは『R-TYPE FINAL』のタイトル画面。なんだか見ていると切ないよなぁ………

 

 

『その飛行機は………大きかった。』

 

・R戦闘機はわりと大きい。ある人の書いた比較イラストによると初代R-9A(『R-TYPE』の自機)は零戦を縦に二つ並べたのとほぼ同じ大きさ。当然『B-1D』も………

 

 

『『………アナタハナニモノダ』

突然頭の中に声が響く。一瞬頭に痛みがはしる。』

 

・『R-TYPE COMPLETE CD』によるとバイドは精神攻撃という形で言語を伝えられる設定があるので。カタカナなのは『TACTICS』から。二語ずつだと読みにくいのでその設定は使わなかった。

 

『巨大な青い水晶体のような目』

 

・『B-1D』のあれはキャノピーらしいけどそれだと中身がとんでもないことになっていそう………

よくわからなかったので目という扱いに。

 

『『イヤ、シラナイノナラソレデイイ。バイドニツイテオシエルナラ………ジンルイノツクリダシタオワリナキアクム、ダ』』

 

・こちらは『R-TYPE FINAL』のステージF-Aより。

 

『『ソウカ。アナタモイワユルドウギョウシャカ………ワタシハモテルチカラノスベテヲカケテタタカイツヅケタ。ダガ………キガツクト、ワタシハバイドニナッテイタ』』

 

・彼女はステージF-Bをすでに突破している設定です。台詞は『TACTICS』より。

 

『そこまで言って、私はまた、新たな光景を思い出す。かつて、私が軍艦だったころの記憶だ。

既にボロボロになった体を、熱い光が焼き尽くす。それでも、私は生かされる。

そして、何時か、一人になって………静かに、沈んでいく。冷たい海の底へ………』

 

・何も言いたくないですね、このネタは。

 

 

『コンナ、ケダモノニナッテシマッタワタシノコトデスラ、イトシクカンジルクライニ………』

 

・自らをケダモノと称したのは『R-TYPE3』のキャッチコピー、『オヤスミ、ケダモノ。BYE-BYE、BYDO』より。

 

 

『彼女は、私から視線を外し、飛行機は向きを変え、私に背を向ける。』

 

・うまく書けませんでしたが、『R-TYPE TACTICS』のエンディングのワンシーンをイメージしています。

 

 

『彼女はヘルメットを脱ぎ捨て、しまわれていた美しい髪を翻す。その顔をみて、驚愕する。』

 

・驚愕するのはある意味でのお約束。

 

 

『彼女は、日の出の作り出した暁の水平線に消えていった。』

 

・艦これ側からの数少ないネタ。キャッチコピーの『暁の水平線に、勝利を刻みなさい!』より。

 

 

『彼女の心にはもう寂しさは無かった。彼女のそばには、英雄がいてくれるのだから。いつまでも、どこまでも。』

 

・『R-TYPE FINAL』ステージF-Cより。読み直して全てのステージFのネタが入っていたことに我ながら驚愕した。

 

 

『誰も知ることのなかった思い』

 

 

『この感覚は………二度目………いや、三度目なのだろうか。』

 

・軍艦であったころに沈んだのが一回目。艦娘であったころに沈んだのが二回目。深海棲艦として沈んだのが三回目であることから。

 

 

『動きの止まった私を仲間達は砲撃する。』

 

・実は深海棲艦となった彼女を沈めたのは『夏の夕暮れを越えて、アカツキノスイヘイセンヘ』の『長門』である。この時点は前作の話よりも前にあったことである。

 

 

『私は、海の底に沈んでいく中で赤黒い肉塊を見つけた。』

 

・前作において倒された『B-1D』の一部。バイド部分は回収されることなく海中に沈んでいた。

 

 

『その時だった。急に赤黒い肉塊は姿を変え、銀色の液体金属になった。私はそれになすすべもなく取り込まれた。』

 

・『R-TYPE FINAL』ステージ6.2より。あいつは絶対許さない。

 

 

『海面に写っていたのは液体金属に体を覆われている艦娘の姿だった。

その姿は今も脈動し姿を変え続ける。共通しているのは両肩に飛行甲板を備えていることだけだ。』

 

・『R-TYPE FINAL』ステージF-Bはバイド戦闘機で突入するとメタリックドーンに変化することから。

両肩に飛行甲板を備えているのは彼女が本編で明記しなかったものの『空母棲姫』であるという設定から。

彼女が艦娘であったころの姿を取り戻そうとしているが、二人の艦娘の思いを持っているため姿が安定していない。

 

 

『エンジンのような部位から前方にキャノピーのようなものがつきだしている白銀の戦闘機だった。』

 

・元ネタは上と同じ。メタリックドーンである。化け物スペックを持っているに違いない………

 

 

『嘘………そんな!?ケルベロスに次元突破能力はなかったの!?』

 

・公式設定より。『R-TYPEΔ』ではケルベロスは最後に波動砲を放つものの、異次元から脱出できなかった。

 

 

『急に私に見える景色が変わった。その景色には………燃える、いくつもの空母が………

 

あ、れ、は………ミッドウェ………っっ!!』

 

・これも解説はしたくないですね。

 

 

『それを見た私は思わず太陽のようだと思った。その太陽には………黒点………『R-13A』があった。』

 

・この時点から言語がバイド化しているとおり、彼女はバイドになりかけている。そのためバイドとある程度知識が共有されているという設定。

 

 

『それを見つめていると岩は爆発し、中から錨のような爪のついた球体が現れ………私めがけて飛んできた!』

 

・アンカーフォースのこと。あれって本当にチートなフォースだと思うんです。

 

 

『そして………球体から、強いエネルギーが放たれた。世界が崩れるかのような、衝撃が走った。』

 

・Δウェポンのこと。ゲームでも使用されるのかは知りませんが………

 

 

『そこから一機の小さなメルトクラフトが飛び出す。』

 

・彼女が最後に放った艦載機のこと。メルトクラフトと勘違いされていた。

 

 

『『っ!司令部、緊急事態です!R-99コード『DELTA1』が独断行動を開始しました!パイロットはサタニックラプソディーにおける英雄機、『R-9A2』のパイロット………』』

 

・『R-TYPEΔ』で『R-9A2』を操縦したパイロットという設定。実はR-TYPEってわりとパイロットのその後が決まってない人多いんですよね。それを使いました。

 

 

 

 

………こんなところでしょうか。閲覧ありがとうございました。

 

 

 

………TACTICS編、やるとしたら戦闘オールカットの日記のみで………いや、IS世界でR戦闘機を作ったり金儲けしたりする話とか………

………いや、目の前のことを頑張るか。

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