最近、友達ってどうやって出来るんだっけと
真面目に考え始めましたw
まぁ、どーでもいい事は置いて、
2話目です!どうぞ!
このよく分からない所に来て早くも1週間がたった。
分かったことといえば、俺の通っている高校が総武高校じゃなくて、直江津高校だった事。これは結構大事なことだが、苗字が「比企谷」じゃなくて「阿暦々木」になってた。もしもこれが入れ替わりなら中途半端過ぎ!
あっ、俺が中途半端だからか。納得( 涙目 )
そして、1番重要だと思うことは、最近この街の近くで
《吸血鬼》が出る
という事だ。
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そして、春休みの直前である3月25日の土曜日、終業式の日の午後、今俺は、直江津高校の付近をふらふら歩き回っている。MAXコーヒーが無性に飲みたい。あぁぁぁぁ!!禁断症状がぁぁぁぁ!!
それは置いといて、なんでふらついてるんだって?
それはね、春休みは課題がないんだよ!やったね八幡ぼっち旅できるね!……やっぱり友達出来なかった…いや!作らなかったんだよ?ほんとだよ?
それに、本当の理由はあの家にとてつもなく居づらい。
小さい方の妹が特に苦手だ。小町の優しさを5で割って、面倒くささを5で掛けたような感じだ。なにそれ地獄じゃん…
そんな事を考えていると、俺の正面にここに来て1週間の俺も知っている有名人、羽川翼が歩いていた。彼女は制服姿で三つ編みを直していた。何気ない動きだが、なんか…エロいな…。煩悩退散煩悩退散…。
「あ」
俺は思わず声が漏れてしまった。風が吹いて、羽川のスカートがめくれ上がったからだ。さらには、三つ編みの位置を直していたため、手は頭の後ろに置いてあるから、エロく見える…。そんな状態で羽川の下着が丸見えとなった。
決して派手ではないが、目が引き寄せられ、そこから離す事が出来ないほど上品な下着だった。清楚な純白色である。布面積は割と広く、生地も厚めだ。そういう意味では色気が足りない気がする。だが、それを打ち消すほどの白さに眩しさを憶えた。真ん中の部分には白地に白い糸に刺繍が施されていた。さらには小さなリボンもついている。新鮮なことに、スカートの裏地までも見ることが出来た。とてもじゃないけど未知の領域だ。なんだか、1つの芸術作品を見ているかのようだ。
なんかただの目の腐った変態だな。変態ゾンビだな。
あ、なんだか、枯れていたはずの目から涙が…
あれ?あれれ?気付いたら羽川があっけにとられた表情で俺を見つめてる。いや、凝視している。やめて!ぼっちは視線に弱いの!とりあえずどんな反応したらいいんだろ…
「えっと…み、見てないっすよ?」
きっと子供でもわかるであろう嘘をついた。そしたら羽川は俺に近づきながら
「えっへへ」
と、はにかんだ。器がでかい。どこがとは言わないが別の場所もでかい。
そして、俺に、
「見られたくないものを隠すには、スカートってセキュリティ低いよね。やっぱりスパッツっていうファイアウォールが必要なのかな?」
って言ってきた。なに?俺はウイルスなの?なら、さしずめTウイルスかな?
なんというか、気まずい。どうすれば打破できるんだ?
「ま、まぁ見てないのは嘘だけど、実際、影でみえなかったから大丈夫だよ」
まぁ嘘だがな。バッチリ見えた。
「ふ〜ん…さっき、約9行に亘って私のスカートの事について描写されていた事は錯覚かな?」
「錯覚錯覚、もはや錯覚超えて幻覚っすよ。俺はさっきまで美しい風景の描写をしていたんですよ。」
これは嘘じゃない。うん、ハチマンウソツイテナイ。
「まぁ、俺はこれで」
これ以上の会話はぼっちにはキツすぎる…早く撤退しなければ!
「ちょっと待ってよ〜」
後ろから声がかかった。追いかけてきたよ羽川さん…
「やっと追いついた。速いよ阿暦々木くん…それになんで学校に戻ってるの?」
ん?阿暦々木?誰だ?あっ!俺の今の苗字か…
「えっと…自転車を取りに帰ろうかと…」
「へー、自転車通学なんだ」
「ところでなんで俺の名前知ってるの?」
とりあえず聞いておかねば。
「なんでっていわれても同じ学校だし、阿暦々木くんって結構有名人なんだよ?」
「いや、お前の方がよっぽど有名だよ。2年生1学期の期末テストで全教科合わせて、穴埋め問題1問しか間違わなかった羽川翼さん?」
なんで俺がこの情報を知ってるのかって?ヒアリングスキルがカンストしてるからだよw
「え、何で知ってるの?!……まさかストーカー?」
ちょっと照れてからのストーカー呼ばわり。なにそれちょっと嬉しいじゃないっすか…お巡りさーん!ここに変態がいまーす!いやいや、俺のことじゃん…
「んなわけねぇだろ…宇宙人の友だちから聞いたんだよ」
「え?阿暦々木くんに友だちいたの?」
「宇宙人がいるかどうかを先に訊け!」
ちょっと傷ついちまったぜ…マッカン飲みてぇ…
「いや…阿暦々木くんっていつも1人で、孤高って感じがするから…」
「なんだそれ、格好良いな」
「そういえば阿暦々木くんは、吸血鬼って信じる?」
「吸血鬼?あの、最近噂になってる吸血鬼か?」
「うん、その吸血鬼。だから夜は1人で歩き回ったらダメなんだって」
「結構曖昧な噂だな。それに、吸血鬼相手なら1人でも数10人でも大差は無いだろ」
「それもそうだね」
あはは、と羽川は笑った。
「でもね、金髪のすごく綺麗な人で、背筋が凍るくらい冷たい眼をしててね、街灯に照らされても影がないんだって」
吸血鬼。たしか、太陽の光が苦手だから影ができないんだっけ。それに、街灯っていう舞台装置が嘘っぽい、いや、安っぽい。
「馬鹿馬鹿しい話だと私も思うよ?でも私はね…」
声のトーンを若干落として羽川は言った。
「ほんとに吸血鬼がいるなら、会ってみたいって思うの。」
「え?…なんで?」
どうも、羽川の語りには熱が入りすぎている気がする…
何故だろう…
「でも、吸血鬼に会うと血を吸われて、殺されるらしいっすよ?」
「殺されるのは嫌だけど、なんて言うのかな…人よりも上位の存在に会ってみたいのよ」
「人より上位ってことは、神様か?」
「別に神様じゃなくてもいいけど、なんか報われないじゃない?」
と言った。
信号が青になるがどちらも動こうとしない。そして羽川の言っていることが少しおかしいと思った。なんか、繋がってない気がしてたまらない。そんな考えが伝わったのか
「あはは、阿暦々木くんって意外と話しやすいから訳の分からないこと言ってたね」
「いや、別に気にしてないっすよ」
「こんなに、話しやすいのになんで、友だち作らないの?」
素直な質問だった。悪気がないことぐらいわかる。だから、こう答える。
「友だちができたら気を使わないといけない。それに、その友だちが傷ついたら自分も傷つくし、友だちが悲しんだら自分も悲しまないといけない。つまり自分が弱体化してしまうんっすよ」
「それに、あれと同じっすよ、守るものがあるから弱くなるってのと」
「なんかよくわからないなー」
「結局、友だちがいようがいまいが世の中嫌なことばかりなんだからマイナスなんっすよ」
「うわぁ…ひねくれてるなぁ…」
ほっとけ。
「そうだ、阿暦々木くん携帯持ってる?」
「まぁ、携帯ぐらいは」
「じゃあ貸して?」
何に使うか分からないが差し出す。そして、数分後
「はい、ありがと。返すよ」
「何をしたんっすか?」
「え?私の番号とメルアドの登録だよ?」
「はい?」
「ざーんねん。友だち出来ちゃったね」
そうして羽川は俺に何か言われる前に信号を渡っていった。なんだろう、すげぇいい奴じゃん羽川翼。友だちが初めて出来たよ。やったね八幡。
なんか、たくさん書いた気がする。
結構楽しいっす!明日も書こうかな?
どこかでおかしな点があったりしたら言ってください!
お願いします!
では、3話までさよならー