ダンジョンに眷獣を召喚するのは間違っているだろうか 作:ラギアクルスV2
「君はバカなの⁈」
ここは、オラリオの都市運営、冒険者および迷宮の管理、魔石の売買を司る機関通称『ギルド』。ウラノスが長をし、恩恵は授かっていないがウラノスの眷属が運営をして為本来なら『ウラノスファミリア』とでも呼ぶべきだが、ウラノスが中立を示す為にファミリアとしては活動していない。
そんなギルドでリョウガはギルドの受付嬢に怒られていた。
「いゃあ、冒険者だしダンジョンに潜ってバカかどうか聞かれてもな〜」
「違うからね⁈私が言ってるのは貴方が一人で第38層に潜ったことだからね⁈」
「えっ!そっち?」
「当たり前よ‼︎逆にどうして違うと思うの⁈」
「いゃあ、エイナって過保護だし俺がダンジョンに潜ること自体に文句があると思っだんだよ。」
「はぁ〜、確かにダンジョンは危ないけど貴方のレベルならダンジョンに入っても大丈夫だと思うし・・・」
「なら、何の問題も無いな。」
「それとこれは話がちっが〜〜〜〜う‼︎」
何故、リョウガに彼の担当受付嬢-エイナ・チュール-が遊ばれ・・・怒っているのかというと、彼が潜っていたのはダンジョンの第38層。ダンジョンの最高到達地点が彼が所属するロキファミリアの第58層であり第38層はダンジョンの中でも上層に分けられる階層であり、普通ならパーティを組んで潜る階層であり、単独で潜るのは危険なのにもかかわらずリョウガが一人でその階層に行ったからである。
「だいたい君は、いっつも人の言うことを聞かないで・・・」
「じゃあ、換金も終わったしそろそろ俺帰るな〜」
「ちょっ!人の言うことは最後まで聞きなさーい‼︎」
リョウガは後ろからの叫び声は気にせず、魔石を換金してもらったお金が入った袋を持ってホームへ帰り始めた。
「そう言えば・・・フィン達の遠征も今日かえってくる予定だったな。全員無事に帰って来るといいけどな〜」
ファミリアの同士達が無事に帰って来ることを願いながら。
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「かえったぞ、ロキ。」
「おう、おかえりリョウガ。」
ファミリアのホームへ帰り着いたリョウガは、そのままにロキの自室に入ったリョウガは・・・
「はあ〜」
部屋の中の光景を見た瞬間、深いため息をついた。
「何や、人の部屋を見た瞬間ため息をはくやんて。」
「はかれたく無かったら少しは片付けたらどうなんだ?」
「わいだって少しは片付けていんやけどな〜」
「どうせ、片付けた分以上に散らかしているんだろ?」
「そんなつもりはないんやけどな〜」
「俺はリヴァリアみたいにとやかく言うつもりはないから、おまえが自分の部屋をどんなに散らかしても別に構わんが、今日リヴァリア達が帰って来るからめちゃくちゃ怒られるぞお前。」
「え・・・?」
「え・・・?って、忘れてたのかよ。」
ダラダラダラダラ
「ま、まずい⁈リョウガはよう片付けてくれや⁈」
「知るか‼︎自分で散らかしたんだろうが自分で片付けろ。」
バタン!
「そんな殺生なーーー」
リョウガは後ろからの主神からの叫び声を無視して部屋を出た。
「そういゃあ、ステイタスを更新してもらいに来たんだった。」
ステイタスとは、力・耐久・器用・俊敏・魔力、の5つの『基本アビリティ』にくわえ、冒険者のランクを明白にする数値である『レベル』が上がるまでの経験からランクアップ時に発現したものの中から一つを選び習得する『発展アビリティ』、才能からの自然発現や魔道書『グリモア』を読むことで発現する『魔法』、才能や経験から発現する『スキル』、そして総合的階位を表すレベルから構成される、神の恩恵『ファルナ』を数値的に表したものである。
そしてステイタスは鍛えたりした後自分の主神に更新してもらうことで上げることができるのである。
「まぁ、ロキがリヴァリアに怒られた後でいいか。」
そして、リョウガはリヴァリア達遠征組が帰って来るまでの間、自室で暇をつぶす事にした。
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そして、日が暮れ始めた頃。
「ただいまーーーー‼︎」
遠征組の一人-ティオナ・ヒリュテ-の声がホーム響いた。
「ん?・・・・あっ、みんなが帰ってきたのか。」
声が聞こえると、リョウガはホームの門に遠征組を出迎えに行った。
ホームの門のところに行くと遠征組が遠征に持って行った物やダンジョンでの『ドロップアイテム』を片付けていた。
『ドロップアイテム』とは、ダンジョンのモンスターを倒すと魔石と一緒に落ちるアイテムであり、主にそのモンスターの一部分だったりする。
ドロップアイテムは、お金にも換金できるがそのアイテムを素材に武器を作れたりもするので、ホームに持ち帰る冒険者も少なくない。
「おかえり、みんな。」
リョウガが声をかけると、金髪の小柄な少年が返してきた、
「ただいま、リョウガ。僕達がいない間ファミリアをありがとう。」
リョウガに返した少年の名は、-フィン・ディムナ-リョウガが所属するロキファミリアの団長でLv.6の一級冒険者であり【英雄(ブレイバー)】の二つ名を持つ『小人族(パルゥム)』である。
「僕達がいない間ファミリアに何かあった?」
「なーんも、あるとしたら俺が受付嬢に怒られたぐらいだ。」
「あはは、彼女は心配性だからね。 話は変わるけどこの後の打ち上げ良かったら参加する?」
(ん〜どうせロキも行くだろうし、今日の更新は諦めっか。)
「あぁ、参加させてもらうぜ。」
「わかった。集合場所は『豊饒の女主人』だから。」
「OK、じゃあな」
問題点があったら教えてください。