『美少女ハンター凍土で大奮闘です!』改め『ティガレックス討伐譚:吹雪の前触れ』 作:fuki
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● タル爆弾も持ち込んでます / barrel is carried
「そういえばそのタル、どうしたんです?」
あたしはバニィさんのバックパックの上に結わえ付けている、直径七〇センチ程のタルを指差した。
「“エリア1”のほこらで私が拾ってきた。大方、メラルーのヤツがどこかから盗んできたんだろ」
「出発前にたっぷり爆薬つめておいたぜ」
ジュンさんとマーキさんが順番に説明してくれたおかげで、それが“タル爆弾”なのだと分かった。
「もしかしたら使う機会があるかもしれないからね。罠にもなるし」
そういえば、お昼にジュンさんが腰かけていたのはタルだったか。てっきり支給品かと思っていたが、現地調達だったとは。そしていつの間にか爆弾と化していたとは。
まだまだ観察力が足りない、と反省するあたしだった。
ん、じゃあバニィさんは二人分の荷物を持ってきたのって、ジュンさんがタルを運んできたからなんじゃないの?
そうだよね、いくらジュンさんだって、無理矢理自分の荷物を押し付けて、ドMだドMだなんて言うひどい人じゃないよね。
……たぶんね。