紅 -kurenai- 武神の住む地   作:ヨツバ

103 / 107
激戦・前半

284

 

 

真九郎と義経の目の前に立ちはだかるは梁山泊の林冲である。彼女もまた依頼のために戦っている。

旭に人柱になってほしいとか、義経たちに恨みがあるとか、そういうのはない。ただ仕事のために義経たちの前に立ちはだかっているのだ。

 

「そこをどいてくれ!!」

「退かない。これも仲間を守るためだ。私は負けるわけにはいかないんだ」

「こっちだってここで足止めされてる時間は無いんだ!!」

 

義経は刀を抜いて林冲に剣気を飛ばす。今は邪魔されたくないのだ。

一瞬で片づけたいが林冲の強さは本物だ。それだけの事実は流石に義経も理解しているからこそ焦ってしまう。

彼女とまともに戦えば確実に時間はかかる。そのせいで旭をもう救えなくなってしまう。

 

「こんな状況だけど落ち着いて義経さん。焦っていては良い結果は現れない。こんな時こそ冷静でいるんだ」

「真九郎くん…うん」

 

焦っていた気持ちが真九郎の言葉によって落ち着いていく。何も感じないほど冷静になったというわけではない。少しはマシになったというだけだ。

 

「そっちも仕事かもしれないが、こっちだって足止めされるつもりはないんだ。どいてくれなんて言わない。無理矢理通らせてもらう」

 

真九郎も拳を握って構える。

時間が無いのは確かだ。だからこそ短期決戦で決めさせてもらう。

 

「義経さん。俺が相手するから隙を見て打ち込んでくれ」

「分かった真九郎くん」

 

義経は構えて気を練り始める。

そして真九郎は林冲との間合いを詰める。お互いに強者というのがすぐに理解しうる。

 

(彼は強いな。でも負けるわけにはいかないんだ)

「すう…はあ」

 

息を吸って吐く。そしていっきに駆け出す。瞬時に林冲と交戦が始まる。

リーチの差はあるが物ともしない。物ともしていられない。

 

「はあああああああ!!」

 

林冲の連続の突きは突く度に早くなる。だが真九郎は臆さずに進む。

 

「お前の目からは強い意思を感じるな」

 

プロ同士の戦いの中で林冲は口を開いていく。武器が、拳が、蹴りが交差する中で何故か林冲は口を開いた。

彼からは何かを感じる。今まで戦った相手とは無い何かを。だからこそ聞いてみたいものがある。

 

「お前は何か、誰か守る者はいるか?」

「…いきなり何だ?」

「何故か聞きたくなっただけさ」

 

林冲の言葉を無視してもよかったが、真九郎も何故か彼女の言葉に返事を返してしまった。

どういうわけか彼女を悪人だとは決めつけられなかった。確かに彼女は傭兵で多くの人を傷つけただろう。でも彼女の性質はどちらかと言うと善人にあたるかもしれない。

だから彼女の問いに関して答えたのだ。

 

「……いるよ」

 

真九郎にだって守りたい者はいる。もし自分の大切な人が傷つけられたら、きっと彼は容赦なくソイツを潰すだろう。そこは夕乃にいつの間にか似たのかもしれない。

林冲は特に仲間を大切にしている。それは自分自身を犠牲にしても守る気迫を持っている。

だからこそ、同じように自分自身よりも大切な人を守った人を、助けた人がいる真九郎に何か感じ取ったのだろう。

真九郎は紫を救うために銃弾を受けた。真九郎は銀子のためなら何でもするだろう。真九郎は夕乃を助けるために自分よりも各上の人と戦った。

そういうことを本当にできる、やり遂げた人は世界でもそうそういない。

 

「そうか、やはりいるんだな。大切な仲間がいるからこそ強くなれる…」

 

一瞬だけ林冲は微笑した。やはり、大切な仲間を守ることが強くなることが証明されたのだ。自分が強くなることでより多くの仲間を守れる。

林冲は仲間を守ることが信条である。その信条が正しいとより理解できたのだ。だから林冲はもっと強くなるだろう。

 

「はああああああ!!」

 

まだまだ林冲の突きが早くなる。その連続の突きは並大抵の者では見切ることが出来ない。

だけど真九郎は目で見切っていく。彼にとって林冲の突く速さは見切れるのだ。もっと早い攻撃を知っているから。

 

「よくぞ躱すな。だが私はもっと強くなる!!」

 

林冲に突く速さはまだまだ速くなるだろう。そうなれば真九郎も見切れなくなる。だからこそ早く決着をつけねばならないのだ。

 

「お前にも守る何かがあるのは分かった。だがそれでも私は負けられない!!」

 

林冲の異常なまでの守るという意思。それには彼女の過去に関係するのだだ真九郎も義経も知ったことではない。

真九郎たちには真九郎たちの、林冲には林冲のやることがある。それだけなのだ。

お互いに守る者がいるし、助けたい人がいる。なのにぶつかっている。

 

「数奇な運命だな」

「…数奇な運命でもないよ。ただお互いにやることをやっているだけだ」

 

拳で武器を受け流す。

林冲には悪いが倒させてもらう。向こうには向こうの誇りや守るものがあるのだろう。

でもこちらとしては旭を救うために林冲の誇りなんてどうでもいい。違う形で出会っていれば彼女の思想には共感できていたかもしれない。

 

「突き進むだけだよ」

「なに?」

「貴女にも大切な何かがあるのは分かったよ。でも俺にも成すべきことがあるんだ。だから貴女の大切な何かを壊してでも突き進ませてもらうよ」

 

もう時間が無いんだ。だから覚悟を決めて一直線に突き進んだ。

林冲の槍雷千烈撃が炸裂して真九郎に直撃するが歯を食いしばって蹴りを繰り出した。

 

「な、なに!?」

「義経さん!!」

「分かったよ!!」

 

瞬足で間合いを詰め、居合切りを繰り出した。そこで決着がついた。

 

 

285

 

 

最上幽斎の屋敷にて。

ここでは梁山泊による足止めが行われていた。史進と陽志が李や由紀江たちを圧倒する。

 

「何だよこんなもんか?」

「うーん、君たちのパンツがほしー」

「まだ顔を青くすんなよ陽志」

 

梁山泊の2人は確実に強いのだ。だけど李や由紀江だって負けていないが相性が悪いかもしれない。

今は史進と李に陽志と由紀江で分かれて戦っているのだ。

史進は異能を使わなくとも単純に力強く、李では力負けしてしまうのだ。

陽志の異能は一度見た技を完全に真似することができる。それは奥義だろうが秘技だろうが何でもだ。しかも本家よりも完璧以上に繰り出すことが出来るだろう。

そうなると由紀江の剣技さえ真似して本人以上に使いこなしているのだ。2人は強いはずだが相性が圧倒的に悪かった。

 

「はあはあ…これはキツイです」

「何か一発逆転の技とかありますか?」

 

無いことは無い。由紀江の奥義で、刀から繰り出される神速の斬撃である『阿頼耶』だ。

目にも映らせぬ超神速の斬撃ならば楊志にコピーさせずに斬り倒せるだろう。なんせ見られなければコピーされないのだから。

だが『阿頼耶』を出すには今の由紀恵では気を練りながら精神統一しなければならない。そんな時間を梁山泊の2人が取らせてくれるはずもないだろう。

 

「時間を稼ぐには私だけでは…」

「なら俺たちがやってやる!!」

「おおともよ!!」

 

ボロボロの身体で翔一と岳人が史進と陽志にくってかかる。

 

「何だよ林冲にぶっ倒された連中じゃんか。そのまま寝てたらよかったのによ」

「それだと男が廃るってもんだろうがよ!!」

 

足止めをしていたのに既に1人を、林冲を真九郎たちの所に行かせてしまった。それだけでもとても悔やんでいる。

ならばこれ以上は追いかけさせるわけにはいかないのだ。

 

「なら骨が折れても文句は言うなよ!!」

 

史進が棒術で翔一と岳人を薙ぎ払う。それでも2人は倒れてもぶん殴られようとも何度も立ち上がって突き進む。

史進の言ったように骨が折れただろう。おかげで身体中が痛々しい青痣だらけ。激痛で意識を失ってもおかしくない。

それでも歯を食いしばって立ち向かう。もうこれはただの意地である。

 

「だああああああああ!!」

「うらああああああ!!」

「暑苦しいな。ま、でも嫌いじゃないぜ!!」

 

ニカリと笑って棒術で吹き飛ばす。

 

「その間に時間稼ぎもさせないよー」

 

陽志がヌルリと翔一たちを抜いて由紀江のもとに走り出す。やはり現実は上手くいくものではない。

李が抑え込もうとするが陽志が今までコピーしてきた多彩な技で無理やり突き進む。その刃は既に由紀江のもとに。

梁山泊の2人の足元には死屍累々。だけど負けるわけにはいかない気持ちは消えていない翔一たちは立ち上がる。

 

「まだです…」

「そこの侍少女はこの中で強いな。一番才能がある。才能はうちら並みじゃねーか?」

「うん。でも流石に私たち相手じゃ無理だね…って、おっと妙な動きはしない方が良いよ」

 

由紀江が抜刀しようとしたが封じる。

 

「お前もだよ」

 

李も封じる。翔一も岳人も。

 

「もう足の骨でも折っとくか?」

「だね。これ以上は逆に私たちが足止めされちゃうよ」

 

もう彼女たちは動けない。ならば林冲のように真九郎たちを追いかけるだけだ。

 

「でもその前に…そこに隠れている奴出てこいよ!!」

 

隠れていたの師岡卓也である。彼はこの中で一番非力で、自分も認めるように弱者だ。

今まで起きた攻防戦でも何も役に立たない。一発でも攻撃されたら骨が折れて倒れただけだろう。

 

「弱いなお前」

 

史進は相手にするまでもないと断定。彼なら邪魔されても変わらないものだ。

 

「……そうだよ僕は弱いさ。僕ができる事なんてたかが知れてる」

「ふーん、ならそこで怯えていろよ。それが一番だからな。ケガしたくなければ」

 

史進は弱い者いじめは好きじゃない。だから戦う意思の無い奴の相手はしない。

 

「僕じゃ何もできない………ことは無いよ。こんな僕でも何かできるんだ」

「あん?」

「さっきも言ったけど僕にできることなんてたかが知れてるんだ。誰もができるようなこと……それだけでも十分なんだ」

「だから何を言って…おわあっ!?」

 

いきなり史進が壁と共に吹き飛んだ。

 

「史進!?」

 

壁をぶち抜かれた方向を視ると誰かが立っていた。そして陽志はすぐさま警戒態勢を取る。

 

「ふう、力の加減が難しいですね」

 

そこに立っていたのは崩月夕乃であった。

片手には携帯電話を持っていた。簡単に言えば卓也が援軍として連絡したのだ。

卓也は事前にもしもの時のために真九郎の携帯を預かっていたのだ。夕乃もまた連絡が来るのを知っていた。

だから夕乃はここにいるのだ。

 

「いっつー、ったく何だよ!?」

「史進、すぐに構えて。あいつ強いよ」

 

パンツが欲しいとか余裕ぶっこいていた陽志はもういない。彼女の顔は完全に傭兵集団梁山泊の顔になっている。

見ただけで夕乃が危険な強さを持つ者だとすぐに理解したのだ。間違いなく彼女は本気にならないといけないと判断。

 

「……マジかよ」

 

史進も同じくすぐに理解。戦いを楽しむ気持ちも無ければ慢心もしない。

 

「私はそこお二人をお仕置きすればよろしいんですね?」

「はあ、オシオキだあ!?」

 

史進と陽志が同時に夕乃に襲い掛かる。

2人が同時に挟むが全ての攻撃を避けて、流す。史進たちは少し手合わせしただけですぐさま彼女がやはりとんでもない強さだと理解した。

見ただけで強者だと理解し、手合わせしただけで確信した。彼女は危険な存在だ。

もう遊びだとか、油断とかできるわけがない。少しでも慢心したら一瞬でやられるだろう。

 

「このおおおおお!?」

「てやっ!!」

 

史進の棒術が、陽志の双剣が乱舞するように繰り出されるがそれでも夕乃にはあたらない。

 

「こいつ何だ!?」

「私は普通の女学生です」

「こんな女学生がいるかよ!?」

 

確かに夕乃は普通の女学生ではないだろう。それに彼女からしてみれば梁山泊の相手をすることは裏世界で当たり前のことだ。

梁山泊も裏世界の者。夕乃は裏世界から身を引いているが裏十三家として力はまだある。もしものために鍛えているのだ。

 

「てめえ、何者だ!?」

「今はただの女学生です」

「だからそんな女学生いるかよ!?」

 

史進は分かってしまった。彼女があり得ない才能を持っていることに。しかもその才能はまだまだ伸びる。

史進たちは百代と同じくらいの才能の敵と判定。だから武神百代を相手にする以上に気を練り始める。

 

「でやあらああ!!」

「せい!!」

 

史進の棍棒と夕乃の拳が交差する。その隙に陽志が双剣で斬りつけるが蹴りでいなされる。

この一般を超える力はもう彼女が『異能』の持ち主かと思って史進が持つ『削除』の異能を発動。だが夕乃に効果は無かった。

裏十三家は何かしら『異能』を持っているが梁山泊が持っている『異能』少しとは違う。

似ているようで似ていないのだ。例えば星噛のサイボーグ技術や斬島の斬る才能とかはどちらかというよりかは『異能』というよりかは『技術』に近い。

崩月の『剛力』である角も異能というよりかは肉体的変質に近い。なんせ幾代にも渡って常軌を逸した激しい肉体改造を繰り返した末に戦鬼の力を手に入れた一族なのだから。

 

(異能じゃないのか!?)

(武神のようにとんでもない技を持っているとか、同じ同門であるウチら梁山泊のみんなみたいに異能持ちじゃない…単純に強い)

 

だけど才能だけの問題ではない。想像を絶するほどの鍛錬を積んだ結果が今の夕乃の強さだ。

 

「来るぞ!?」

 

史進は夕乃が強力な突きが来るのだと瞬時に察知。

ならば逆に強力な突きを逆に利用すればよいだけだ。相手が強力な攻撃を持っていても勝てないというわけではない。

相手が強ければ強いほど逆転できるというのがあるのだから。

 

「梁山泊玄武陣!!」

 

史進の奥義の1つで自分の身体を鋼鉄の如く硬くする。この状態で攻撃してきた相手は拳を砕かれてしまうし、武器は破壊される。

完全にカウンターである。夕乃の力を過信せずに全身の気を練りこんで集中する。その後ろには陽志が控えており、一瞬の隙を狙って攻撃する気マンマンなのだ。

 

「来な。アタシが全て受け止めてやる!!」

「そうですか。では遠慮なく」

 

一瞬で間合いを詰める。

 

「速ッ!?」

 

史進の腹部にあり得ない衝撃が走った。自分は確かに鋼鉄並みの硬度になったはずなのに一瞬で、自分の硬度を破壊するくらいの威力を繰り出した夕乃があり得なさすぎる。

 

「ぐほっ!?」

「史進っ…ぐあ!?」

 

2人は重なって後方へと殴り飛ばされた。そのまま屋敷をぶち抜いて殴り飛ばされる。

 

「ごほっ、ごほっ…なんて威力だよ!?」

 

口の中に血の味が広がる。間違いなく内臓を痛めただろう。逆にカウンターで拳を砕いてやろうと思ったのに当てが外れた。

予想していた以上に夕乃の突きは異常であったのだ。

 

「くう…し、史進。大丈夫…じゃなさそうだね」

 

陽志は史進より傷はマシだ。だからまだ戦える。

史進も身体に鞭打って立ち上がる。

 

「いえ、もう終わりです」

 

その通りでもう終わりである。夕乃は相手に立ち上がらせる暇を時間を与えることはない。

彼女たちが気が付いた時には、目の前には夕乃がいた。そして彼女がもう一度、拳を振るった時には彼女たちの視界は暗転した。

 

 

286

 

 

戦いとは始まる前から始まっている。どんなものでも準備をした者が有利になるものだ。

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。

銀子はあり得ない速度でパソコンのキーを打ち込んでいく。今夜は寝れないかもしれないが、それは真九郎たちが関わっている事件によるものだ。

もし、何かあった時にすぐに連絡を取れるためだ。そして既に連絡を受けている。だからすぐさま最善の方法を取る。

 

「ええ、位置は送ったデータで間違いないわ」

『助かる村上銀子。すぐさまお嬢様を助けにいける』

「急いだ方がいいわよ。後悔しないためにね」

『分かっているさ。お嬢様は必ず守る。お嬢様に手を出す奴は必ず狩る!!』

「そう、ご武運を」

 

電話の相手はマルギッテである。彼女も今回の事件での援護する者だ。

本当に今回の事件は多くの者を巻き込み、力になろうとしているのだ。

戦いはまだまだ続く。今夜はきっと長くなるだろう。だからこそ銀子は今夜、遅くまで起きているだろう。

 

 

287

 

 

鉄心とヒュームの足元にはバラバラになったマガツクッキー集合体が無残にも散らかっていた。

2人の身体中には傷がいくつか生々しく残っている。案外マガツクッキー集合体は手強かったということだ。

だがそんなものは倒してしまったモノで、どうでもよくなった。あとは主犯格である草加聖司を捕まえるだけである。

 

「…まさか集合体。阿修羅モードがやられるとはね」

「もう逃げ場は無いぞ」

「逃げ場は無いか。確かに逃げる隙は無かった…だから今度こそ隙を作らせてもらうよ」

 

また壁からマガツクッキーが出てくる。それも先ほど苦戦していたマガツクッキー集合体が複数もだ。

これには鉄心たちも苦笑いするが、それでも出てきたというのならば全て叩き潰すだけである。

 

「またガラクタが増えたぞ鉄心」

「ならいくらでも粗大ごみに出すだけじゃよ」

 

2人は気を膨れ上がらせる。2人にとってこんなロボなんていくらでも相手にできるのだ。

ガチャリとドアが唐突に開かれる。そこに現れたのは2人の女性であった。その2人がどうして一緒にいるのかは絶対に分からない。

なんせ2人は殺し合った中なのだから。どういう経緯があって一緒になったかすら分からない。

 

「お、頑張ってるな」

「なんかいっぱいいるわね」

 

柔沢紅香と星噛絶奈であった。

 

この2人の登場に草加聖司は流石に顔が歪んだ。

 




読んでくれてありがとうございました。
次回もゆっくりとお待ちください。

はい、今回は足止め戦の結果の物語でした。
梁山泊たちの活躍はもっと書きたかったですけど今回は敵役でした。ごめんね。

そして助っ人で崩月夕乃でした。私の勝手な想像ですが彼女なら史進たちを相手できると思いましたんでこのような物語になりました。
精神的なダメージがなければ物理的にほとんどの人を圧倒できると思います。

そして鉄心サイドはどうなることやら…結末は決まっているんですが、そこまで間の構想が考え中です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。