提督兼操縦士が着任しました。   作:スツーカ攻撃隊

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第1話 新しいものを手に入れたら試したくなる、それが人間。

 

 

 

「ここは………どこだ?」

 

真っ白い空間、ラノベとか、Web小説でよく見るアレだ。てかこれもWeb小説だけど。

 

 

「私が神です。間違えて殺したので願い叶えるよ。」

 

 

 

「んなこったろうと思ったよ、じゃあ世界は艦これ、あとジェット機が発展しなかったって設定で頼む。つまりレシプロ機が飛び回ってるって事で………それと、俺の立場は提督+パイロットで頼む。」

 

 

「はーい、ではその穴からどうぞ!」

 

 

 

「まて、最後に俺専用の艦載機を頼む。俺ごと小型化可能のやつを、あとは……そうだな、艦載機の種類は瑞雲一一型と零式艦戦五二型丙で頼む。」

 

 

「はいはい、じゃあどうぞ!」

 

 

 

 

俺は名も知らない神を背に、その穴に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

ーー

ーーー

ーー

 

鎮守府 提督室

 

 

 

「よし、うまくいったようだ、状況はこの神からのメモに書いてあった。俺は新任の提督らしい。」

 

提督の椅子に腰掛け、机の引き出しの中から書類を取り出し、一通り目を通す。

 

「ふむ……艦娘は電だけか、まだ着任しないのか…暇だな。」

 

 

 

「ん?試しに瑞雲で飛んでみるか、電が来るのは2日後だし。」

 

 

 

 

ー港ー

 

 

ぽいっと瑞雲を海へ投げ込む。

すると巨大化し、全長10メートルを超える超々ジュラルミンの塊となる。

ちなみに瑞雲の武装は

20mm機関砲 二門

13mm旋回機銃 一門

六十kg爆弾 二個もしくは二百五十kg爆弾一個、だ。

戦闘機とも戦え、急降下爆撃さえもこなす、航続距離は2500km以上、時速448km、自動空戦フラップ、水上機初のダイブブレーキ、大戦末期の劣勢の中で特攻によらない通常攻撃で一定の戦果を挙げた数少ない日本軍の航空機。まさに傑作といえる水上機であろう。

 

 

 

「よし、出撃だ!」

 

 

 

 

プロペラが動き出し、水飛沫を上げ水面を滑る瑞雲、速度が一定を超え、大空に飛び立つ。なぜ飛ばせたかわからないが多分神パゥワーだろう。瑞雲は通常二人乗りだ、なぜ大丈夫か?それは無口な妖精さんが乗ってるからだ。

 

 

 

 

 

上空3,000m

 

「ふむ…こんな感じか……ん?アレは……深海棲艦……駆逐艦か………よし、爆撃だ。」

 

角度を変え、ダイブブレーキで機体が空中分解しないように速度を抑える。

 

上空200mに到達し、ギリギリで爆弾を1個投下する。ついでに機銃と機関砲も弾薬を半分ほどばら撒いた。

 

 

機体を引き上げ、強烈なGに耐えつつ、破壊され沈んでいく駆逐艦を見ていた。

 

 

「もう少し進んでみるか………ん?アレは………艦載機ッ!深海棲艦のものだ!一機しかいないが…こちらに向かってくるッ!」

 

正面から突撃してきた艦載機に対して俺は機銃掃射を浴びせた。

 

もちろん、敵も撃ってきた。

落とせた、落とせたには落とせたのだ………しかし、燃料タンクに被弾、炎上してしまった、しかも運悪く翼の一部が吹き飛んでしまった。

 

 

 

 

「ぬぅ………くそッ!不時着する!」

着水し、非常用持ち出し袋を引っ張り出し、妖精さんと脱出、小型化した瑞雲を修復液が入った缶に突っ込み、妖精さんを肩に乗せ、近くの陸地に上がった。

 

 

「くそ……零を離陸できるスペースがない………おそらく無人島だろう、かなり小さな島だ。」

 

持ち出し袋に入っていた双眼鏡で辺りを見渡す

 

「ん?アレは………よし!信号弾を打ち上げる!助かるかもしれん!」

 

そう、俺が発見したのは、大破している赤城であった、後で聞いた話だが、この赤城は転生者らしい。なぜ無人島スタートと聞いていたのに空母にしたのか疑問だが、まぁ、愛だろう。

 

「よしッ!こちらに気づいて向かってきている。相手も藁にもすがる思いで向かってきているのだろう。」

 

 

沈みたくないだろうしな

 

 

 

「こちら近くの鎮守府の提督だ!応答願う!」

 

 

 

「こちら航空母艦 赤城!大破しています!いま、そちらに向かいます!」

 

 

 

 

よし、小型化すれば赤城の飛行甲板から発艦できる!一応赤色の煙を吹き出せるようになっている(らしい)から目印にして貰えばいいだろう。戦闘は妖精さん操る後数分修復完了する瑞雲と協力すればいいだろう。

なぜ小型化した零を飛ばさないのか?って?そりゃあ砂浜からガチャガチャの景品サイズの飛行機が飛び立てるわけがない、砂に当たって大破、下手したら爆発してしまう。専用のレールでもあれば別だが、そんなものはない。

 

 

まあ、赤城の体力なら応急薬が袋に入っていた、ちょうどいいだろう。

というのも駆逐艦なら分けて使わなければもったいない、正規空母、戦艦は一人一個で全回復する。と説明ラベルが貼ってある

 

 

「よし……一応もう1発信号弾を打ち上げることにしよう。」

 

バシュッ!という音とともに黄色の煙の線が空に描かれる。

 

それは空中で破裂、煙の花を咲かせた。

 

 

次回

帰投、着任、建造

 

 

「とりあえず6人揃うまでは出撃は無しで、ただし、深海棲艦がここを襲撃するようなことがあれば別だがな。」

 

 

「なのです!」

 

 

「お腹が減りました。」

 

 

 

「話聞こうぜ。それと赤城、後数分だ。耐えてくれ。」

 




さぁ、胃が痛くなってまいりましたァ!ギギギ、あ、そのうちスツーカで暴走します。
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