太陽に輝く大和   作:海底撈月

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今日でプロローグ的なものは終了です
次回から原作に入ります


第3話 生まれ変わり

 

 

まさか今回は大和が相手になるとは思ってもいなかった

 

僕は"いつも"通りに作戦開始した

 

 

 

最初に攻撃したのは僕だった

 

 

狙いは命中

 

しかし、相手の大和も攻撃してきた

 

これも受けてしまった

 

 

これを繰り返した

 

 

何度も

 

 

何度も何度も

 

 

攻撃をした

 

 

しかし

 

 

今回の夢は少し変だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わらなかった

 

 

 

 

 

 

攻撃を受けても"勝手"に修復される

 

 

相手も修復をしている

 

 

いくら攻撃しても終わらなかった

 

 

 

 

何度も何度も何度も攻撃をした

 

 

攻撃するたび

 

 

 

何故か僕の目から涙が溢れた

 

 

 

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで見てきた夢は

 

自分の"どこか"に迷いがあった

 

今までそうだった

 

 

気がついてはいた

 

 

ただ僕は

 

 

 

"知らないふり"をした

 

 

 

僕は全てが怖かったからだ

 

 

だから"迷い"があった時、"この"夢を見る

 

 

 

 

 

 

 

中学三年生になった時

 

 

僕の迷いはでかくなった

 

 

だから"この"夢を見ることになってしまった

 

 

 

 

「……僕は……どうすればいいの?」

 

 

そう

小さく呟いた時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『迷いを…断ち切って…』

 

 

聞こえてきたのは女性の声だった

 

 

その声は誰かの声だとはすぐに分かった

 

 

 

 

 

 

 

"大和"である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと支えてくれた大和の声だ

 

 

 

「……」

 

僕は……

 

ずっと迷っていた

 

自分はいつまで暗く過ごさなければならないのか?

 

 

見守ってくれる人はいる

 

 

それだけでいいじゃんないか……

 

 

生きている限り

 

 

いいことも悪いこともある

 

 

 

こんな顔をになっても

 

 

きっと受け入れてくれる人はいるはずだ……

 

 

「……父さん……母さん……見守ってね……僕は……生きてみせる!!大和!!」

 

僕が叫ぶと

 

大和は大きな音でボー!!と鳴らした

 

「僕は生まれ変わる!!こんな人生!!変えてやる!!大和!!全速前進だ!!!」

 

そう叫ぶと

大和は敵の大和の方に進路を変え

全速前進で敵の大和に向かった

 

敵の方もこちらに向かってきた

 

 

 

 

「全てを……変えてみせる!!」

 

 

 

 

 

 

2つの大和は衝突した

 

大きな爆発をたてた

 

 

2つの船はそのまま沈んでいった

 

 

 

 

 

 

すると

 

沈んだ場所から

 

 

別の船が浮かび上がった

 

オレンジと赤色が特徴な装甲

船の先端には太陽のマークが刻まれている

 

その姿は大和である

 

 

 

 

少年は

 

 

生まれ変わったのだ

 

 

 

この新たな大和と共に

 

 

 

生まれ変わったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜新章 太陽に輝く大和 〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ肌寒いこの時期

 

小学生や中学生、高校生に大学生

学生と名のつく卒業式が迎え入れた

 

皆それぞれの思いを胸に秘め

彼らは学校を卒業する

 

 

小学生は少し大きくなった中学生になり

 

中学生は自由と青春、そして何より新たなチャレンジをする高校生になり

 

高校生は進路が大きく別れる人生

 

大学生は四年とゆう長く、そして誰よりも知識を高めた人になる

 

 

 

 

 

 

とある中学校もその卒業式を終えた頃である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に……あっちに戻るんだな?」

 

とある豪邸とも言える家に

ある少年は自分の服やその他の日常に使う道具を箱に詰めていた

 

その少年は少し髪が長く

前髪で左目あたりを隠している

 

「あんた…別にここの近くの高校でも良かったんじゃ…」

 

少年の心配をしている二人のおじいさんとおばさん

 

理由は簡単である

 

この少年はもうすぐで家を出るのだ

 

高校は地元ではなく

奈良県の方に受験をしたのだ

 

だから春からあっちで一人暮らしである

 

こう聞けば別に普通の一人暮らしに聞こえる

 

しかし

 

 

 

「…おじいちゃん、おばあちゃん…僕はそれでもあそこに戻るよ…」

 

「そうか……」

 

「あんたがいいなら良いけど……」

 

 

この少年は

三年前に事故で両親を無くした

 

その後広島でここのおじいさんとおばさんに引き取ってもらったのだ

 

事故が起こるまで、ずっと奈良県の小さな田舎町に暮らしていたのだ

 

 

「僕は……帰りたいだよ……勿論ここは僕の"故郷"だよ?……でも、やっぱ人って"故郷"に帰りたものだね……何処行っても必ず帰ってしまう……そんな場所なんですよ」

 

「……そうだな」

 

「もし限界だったら……いつでも帰って来なさいよ?」

 

「うん……三年間ありがとうね」

 

「……そうだな……いつでも帰って来なさい」

 

「はい…」

 

 

少年は荷物をまとめると

 

「じゃ、少し出かけてくるよ」

 

「はいよ。今日は何か食べたい物はあるか?」

 

「そうだね……ならオムライスがいいな」

 

「分かった」

 

 

少年は靴に履き替え

玄関の扉を開けた

 

「行ってくる」

 

そう言って

少年は出かけた

 

 

 

少年は歩いてすぐのバス停に着いた

ものの数分でバスは来て

 

そこから駅まで乗った

 

駅に着き

 

そこから隣町まで乗った

 

「(しばらくは大和を見ることないな……何かお土産でペンダントでも買っておこう)」

 

隣町に着き

歩いて数分

 

大和ミュージアムに着いた

 

入場料を払い

 

少年はそのまま歩いた

 

「(三年間……一人でずっとここにいたな……そのせいかここにある物全て覚えてしまった……)」

 

少年は歩いた足を止めた

 

そう

戦艦大和の再現モデルである

 

「(ただ大和見るだけなのに……ものすごく落ち着く……)」

 

少年は数分、数十分その場に立っていた

時間を忘れ

ただ少年は大和を見ていた

 

昔ここに夢中になりすぎた時

閉店時間までずっと立っていたこともあったのだ

 

「(……大和)」

 

少年は少し周りをキョロキョロした

平日もあり人はいなかった

 

人がいないことを確認し

そして海軍式の敬礼をした

 

「三年間……ありがとう」

 

少年はお礼をし

そして敬礼をやめた

 

「……またね……大和」

 

少年は少し館内を探索した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『頑張って……太陽……』





それでは次回もどうぞ
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