ラブライブ! ー白球に想いのせてー   作:無良独人

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こんにちは!  無良独人です!!

まず最初に、管理不足で、時系列が本編がめちゃくちゃになっちゃってました。

読んでくれている方々に迷惑をかけました。申し訳ございません。

修正をしておきましたので、もう間違ってないと思います。

今後はないようにします!

修正点はこんな感じです。
・8話と9話の順番の変更
・隼太郎の身長166cm→159cm
以上の点を変更したので、宜しくお願いします。


みんながついてれば・・・

side 隼太郎

 

 

隼太郎は、朝練習で神田明神を訪れていた。

いつものように練習するつもりだったが、今日は少し事情が違った。練習することはもちろんだが、高坂先輩たちに、俺の幼馴染である花陽をスクールアイドルに快く迎えて欲しいとお願いするためだ。

今はこうして練習に励んでいるが、終わったら話すつもりだ。

 

「はい。休憩にしましょうか、穂乃果、ことり」

 

「「疲れた〜・・・」」

 

話してたら休憩に入ったようだ。

 

「高坂先輩、園田先輩、南先輩、話があるんですけど・・・」

 

「うん、何?」

 

「実は俺の幼馴染が、スクールアイドルをやるかどうか迷っているらしくて、もし決意が固まってやってきたら、快く迎えてあげて欲しいんです。」

 

「「「え?本当!?」」」

 

「そういえば、隼太郎くんの幼馴染の子の名前ってなんていうの?音乃木坂に通ってるんだよね?」

 

「はい、名前は小泉花陽っていうんです。それでいつも花陽と一緒にいるのは星空凛って言うんです。」

 

「「「えぇ〜!!!!」」」

 

「隼太郎くんの幼馴染って、花陽ちゃんだったの!?」

 

「え?会ったことあるんですか?」

 

「はい、私たちのライブも見に来てくれたんです。」

 

「花陽ちゃんって、隼くんの幼馴染だったんだ〜!」

 

なんだ花陽のやつ、ちゃんと見てたのか。だったら話は早いな。

 

「もし花陽と凛が入ったら、宜しくお願いしますね。」

 

「うん!もちろんだよ!!この間、花陽ちゃんが家に来たんだ〜!その時にちゃんとアイドルやってみない?って声をかけたから、入ってくれるといいな〜!」

 

「そうですか。じゃあもうすぐ入るかもしれないですね。」

 

本当にあと一押しまで来ているのだけどな。あとは花陽自身が決意できるようにすれば、もしくは自分を変えようと思ってくれているのなら、アイドル加入まで秒読みだと思うな。

さすがに女子校に俺が行くわけにもいかないし、こないだの凛との会話を信じて、待つしかないな。

 

「じゃ、自分は学校の準備に帰ります。今日もお疲れさまでした。」

 

「「「お疲れさま(です)!!!」」」

 

花陽加入まで、あと少しにちがいない・・・

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side 花陽

 

 

昨日、高坂先輩の家に行った。スクールアイドルのこと、本気でやってみない?と言われた。

花陽は、本当はやってみたい。だけど、こんな地味な私がアイドルなんてできるわけがない・・・。

人前に出るのも苦手で、先生から当てられても声が小さくて、こんなんじゃアイドルなんてできないと思う。

だから、向いてないんじゃないかって思って、また、いちから考え直さないといけない。

 

「はぁ・・・。」

 

中庭に座って、ため息をつく。

 

「何してるの?」

 

「西木野さん・・・。」

 

そう言ってやってきた彼女、西木野真姫さんは、この間生徒手帳を届けに行った時に仲良くなった・・・と思う。

西木野さんは私がスクールアイドルをやることになったら応援してあげると言ってくれた。

 

「あなた、声は綺麗なんだから、あとはちゃんと大きな声を出す練習をすればいいだけでしょ?」

 

「でも・・・」

 

本当に自分でも思う。大きな声さえ出すことができれば、アイドルになるための壁は一つなくなるんだけど・・・

 

「はぁ・・・」

 

「あーあーあーあーあー」

急に西木野さんが大きな声を出した。それはすごく綺麗な声で・・・

 

「はいっ!」

 

「え?」

 

「やって!!」

 

強引に誘われる。私、あまり得意じゃないけど・・・

 

「ぁーぁーぁーぁーぁー・・・」

 

「もっと大きく!立って!!」

 

「は、はいっ」

 

「あーあーあーあーあー」

 

「あ・・・あーあーあーあーあー」

 

西木野さんが声を一緒に出してくれているおかげで、少し恥ずかしさが取れる。

でも、まだ、小さい。

 

「一緒に!!」

 

「「あーあーあーあーあー」」

 

二人の声が合わさった。それはすごく気持ちよくて・・・

 

「ふぁ・・・!」

 

「ね?気持ちいいでしょ?」

 

「うん!・・・楽しい!!」

 

とても素直にそう思った。西木野さんと一緒に出した時の気分はとても良かった。

すごく、気持ちよさも感じて、恥ずかしさのない時間だった。

 

「・・・はい、もう一回!」

「かよちーん!」

 

もう一人私を呼ぶ声が聞こえた。その声の主は、凛ちゃんだった。

 

「あれ?なんで西木野さんがここに?」

 

凛ちゃんと西木野さんはこれが初対面だから、そしていつも一人でいる西木野さんだから、凛ちゃんも疑問に思ったのだろう。

 

「励ましてもらってたの。」

 

「わ、私は別に・・・!」

 

「それより、今日こそ先輩のところに行って、アイドルになりますって言わなきゃ!」

「う・・・うん・・・。」

 

そう言って強引に私を連れて行こうとする。お願い凛ちゃんちょっと待って!まだ心の準備が・・・!

 

「そんな急かさないほうがいいわ!もう少し自信をつけてからでも」

 

「なんで西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!?」

 

「うっ・・・!」

 

凛ちゃんは西木野さんに強い口調で聞く。

 

「り、凛ちゃん・・・西木野さんは私に自信をつけようとしてくれただけで・・・」

 

「べ、別に!歌うならそっちのほうが良いって言っただけ!!」

 

「かよちんは迷ってばっかりだから、パッと決めてあげたほうが良いの!」

 

「そう?昨日話した感じじゃそうは思えなかったけど?」

 

「二人とも、喧嘩は・・・」

 

そう二人を諌めようとしても、二人が聞こうとしてくれない。

すごい言い合いをしているせいで、花陽の話が聞こえない。もちろん言い合いを止めようとする声も聞こえていない。

 

二人の睨み合いの後、先陣を切って話したのは凛ちゃんだった。

 

「かよちん行こっ!先輩たち帰っちゃうよ!」

 

「え、でも・・・」

 

凛ちゃんが強引に私の手を引っ張る。

 

そしてもう一方の手も引っ張られる。西木野さんが引っ張っていた。

 

「待って!どうしてもって言うなら私が連れて行くわ!音楽に関しては私の方がアドバイスできるし、μ’sの歌も私が作ったんだから!!」

 

西木野さんが大きな声で言う。でもそのことは私たち二人からしたら衝撃的だった。

 

「えっ!そうなの!?」

 

「あ・・えっと・・・とにかく行くわよ!!」

 

そう言って今度は西木野さんが私の手を引っ張る。

 

「ま、待って!連れて行くなら凛が!」

 

二人が私の手を引っ張ってくる。

 

「私が!」

「凛が!」

「私が!」

「凛が連れてくの!!」

「何なのよもう!!」

二人とも言い合いをしていて私に気づいていない。

二人とも私を引っ張らないで!!

 

「・・・だ、だ、誰か助けてぇ〜!!!」

 

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side 花陽

 

 

 

結局二人にされるがまま、先輩たちのいる屋上まで引きずられる形となった。

二人とも強引すぎるよぉ・・・。

 

「つまり、アイドルになるってこと?」

 

一人の先輩が話した。

 

「はい!かよちんはずっとずっと前からアイドルをやってみたいと思ってたんです!」

 

「そんなことはどうでもよくて!この子は結構歌唱力あるんです!」

 

二人は未だに言い争っている。そのため、私の入るタイミングがない。もちろん二人ともそんなことに気がついていない。

二人とも私のためにやってくれるのはありがたいけど、話すタイミングがないよ・・・。

 

「わ、私はまだ、何て言うか・・・」

 

そうやって迷っていると二人から声がかかる。

 

「もう!いつまで迷ってるの!絶対やった方がいいの!!!」

 

「それには賛成。やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ!」

 

いつの間にか二人とも意見が合っていた。

 

「でも・・・」

 

「さっきも言ったでしょ。声出すなんて簡単!あなたならできるわ!!」

 

「凛は知ってるよ?かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってた事」

 

「凛ちゃん・・・西木野さん・・・!」

 

「頑張って、凛がずっと付いていてあげるから!」

 

「私も少しは応援してあげるって言ったでしょ」

 

二人に応援される形で、一歩前に出る。

 

二人とも、私のアイドルになりたいという気持ちを知っていて、応援してくれている。

それだけでもすごいありがたいのに、最後まで一緒にいてくれるなんて・・・。

すごく、ありがたい。

 

だから・・・私は言う!

 

「私、小泉花陽と言います。一年生で、背も小さくて、声も小さくて、人見知りで、得意なものも何もないです・・・。でも・・・でも!!アイドルへの思いは、誰にも負けないつもりです!だから・・・μ’sのメンバーにしてください!!」

 

私は、すべて言い切ることができた。

あとは先輩たちがどう言ってくれるのかを待つだけ・・・。

 

「こちらこそ!!」

 

そこには笑顔の高坂先輩がいた。すごく笑顔で・・・私もきっと、笑っているに違いない。

 

「かよちん・・・偉いよぉ・・・」

 

「何泣いてるのよ・・・」

 

「だってぇ・・・って、西木野さんも泣いてる?」

 

「だ、誰が、泣いてなんかないわよ!!」

 

二人とも私の背中を押してくれた。すごく嬉しかった。

 

そう思っていると、もう二人の先輩が凛ちゃんと西木野さんの元に歩み寄って・・・

 

「それで、二人はどうするの?」

 

「え?どうするのって・・・えぇ!?」

 

「私は別に・・・」

 

「まだまだメンバーは、募集中ですよ!!」

 

そう言って二人に手を差し伸べる。

二人はすごく考えていた。悩んでいるようだったから、今度は私が二人の背中を押す番だよね?

 

「凛ちゃん、西木野さん、やりたいことがあるならやった方がいいんでしょ?だったら、一緒にやらない?」

 

そう言って、次は私が二人の背中を押した。

そして、二人は先輩から差し伸べられた手を取って・・・μ'sは6人になった。

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side 隼太郎

 

 

「へぇ〜、じゃあアイドルになることを決めたんだね?」

 

『うん!』

 

夜に凛と花陽で複数人通話可能のアプリで話をしていた。

要するに、花陽と凛と西木野さん?という人も入って、6人になったらしい。

 

『それでね!明日から朝練に行くんだ〜!』

 

『かよちんと西木野さんと一緒に朝練にゃ〜!』

 

二人からとても元気な声が聞こえる。元気な二人が戻って、よかったなぁ・・・。いかん、涙が。

 

『じゃあ、かよちんと凛は朝練が始まるからもう寝るにゃ〜』

 

『おやすみ、隼くん』

 

「おう、二人ともおやすみ」

 

そうか、あれだけ迷っても、最後は決意をして始めることにしたのか、成長が伺えるねえ。

何年も幼馴染してると、いろんな変化に気づくんだよな。寂しいのら、嬉しいのやら。

 

俺も、成長した姿見せたほうがいいかなぁ。

 

今度、試合の時に誘ってみようかな。

 

 

そういえば落としてたけど、朝練参加するってことは、朝二人に出くわすよな・・・。

なんだろうすごく怖いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

これでりんぱな加入編は終了です!

次はにこ襲来編ということで。

そういえば、もう直ぐ甲子園が始まりますよね!!

うちの地元も昨日代表が決まりました!!

すごく楽しみです!今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか・・・!

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