夏休みに入って更新回数を増やそうと思っていたのですが・・・
バイトが始まってしまって、なかなか更新速度を上げることができません・・・
それでも色々考えて更新していきますので頑張ります。
夏休み期間中は一週間一回更新を最低ラインとしますので、これからも応援宜しくお願いします!
今回も苦悩しているのがわかる文だと思いますが、お許しください。
それではどうぞ!
side 隼太郎
四月も終盤に入り、もうすぐ梅雨を迎えるということで、雨が降る日がやたら多くなった。
その影響で、野球部はグラウンドで練習を行うことができず、校舎内で筋トレに勤しんでいる。
隼太郎もこの雨には困っていて、外で練習がしたいとずっと思っていた。
今日も、グラウンド状況が悪いということで、室内練習になっている。
「今日は晴れてるけど、グラウンドが悪いから使えないのか・・・」
今日は晴れているが、グラウンド状況が悪いため今日も室内練習でがっかりしている隼太郎。
「おーい!!隼太郎!」
廊下の向こうから友人の稲田裕太が駆け寄ってきた。
「今日も自主練だって!なんでも先生がそろそろテストを作らないといけないらしくて」
余談だが音坂西高の野球部は部外からの監督を雇っていないため、普通の先生が顧問兼監督となっている。
そのため、顧問は普通の先生の業務などがあるので、雨の日は自主練という形になっている。
いわゆる自由日だ。
別に練習をしてもいいし、しなくてもいいし、その選択が俺たち野球部員に与えられる。
割合としては、自主練する人としない人で半々だ。
「そんで隼太郎!今日遊びに行かないか?」
そう言って俺を誘う裕太。まぁ別に断る理由もないし
「ん〜別にいいぞ〜。どこ行くかは知らんけど、どうする?」
「カラオケとかどう?妥当に」
「いいぞ。ならカラオケにするか。」
「よっしゃ!」
こうして俺と裕太は即決でカラオケに行くことになった。
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一方、音乃木坂学院ではとある問題に立っていた。
「リーダーには誰がふさわしいか。だいたい私が部長についた地点で、一度考え直すべきだったのよ。」
新しくμ’sの一員になった矢澤にこは部活紹介DVDにて生じた問題に言及していた。
「リーダーね」
「私は、穂乃果ちゃんでいいと思うけど・・・」
「ダメよ。今日の取材で感じたでしょ?この子は全くリーダーに向いてないの」
「それはそうね」
「ですが・・・」
μ’s全員でリーダーについて相談している。
いいだしっぺである穂乃果がいいのではないかという議論もあるが、真姫、にこが納得していないため、議論は白熱していた。
「そうとなったら、早く決めたほうがいいわね。PVもあるし」
「PV?」
少し疑問そうに顔をしかめる海未。
「リーダーが変われば、センターも変わるでしょ?次のセンターは新リーダーがやるってことよ。」
「そうね」
「でも、誰が?」
にこはここぞとばかりにホワイトボードに書いていたことをみんなに向ける。
「リーダーとは!まず最初に、誰よりも熱い情熱を持っていること!次に!精神的支柱になっていること!そして最後に!誰もが頼れる存在であること!」
力説しているにこ。それも仕方ない。なぜ仕方ないかというと、にこは自分がリーダーをやることで、センターを勝ち取りたいからだ。
「この条件を揃えている人はというと・・・!」
みんなが一回考える。そして出た名前は・・・
「海未先輩かにゃ?」
「なんでやねーん!!」
盛大にツッコむ。
「私が!?」
「そうだよ海未ちゃん!向いてるかも!!」
そう言ってリーダーを勧める穂乃果。が、しかし・・・
「それでいいのですか?」
「え?」
「リーダーの座を奪われようとしているのですよ?」
「ふぇ?それが?」
「・・・何も感じないのですか?」
リーダー交代は普通、リーダーにとっては屈辱的なことだが、穂乃果はあまりそう感じていない。
それどころか、リーダー交代にいい考えと思っている。
「特に何も?」
「でも!センターじゃ無くなるかもですよ?」
「おおそうか!ん〜・・・」
腕を組み、考える穂乃果。
「まぁいいか!!」
「「「「「「えぇ〜!!」」」」」」
穂乃果を除き全員で驚く。それはそうだ、穂乃果自身はあまり自分をリーダーだと思っていないのだから。
「そんなことでいいのですか!?」
「じゃあリーダーは海未ちゃんとして「ま・・・待ってください」え?」
涙目になりながら目をそらして「無理です・・・」と言った。
「面倒な人・・・」
「じゃあことり先輩?」
「え!?私!?」
急に名前を呼ばれたことりはびっくりしていた。
「ことり先輩はどっちかというと副リーダーっていう感じだにゃ」
リーダーになることを逃れて安堵することり。
「でも・・・一年生がリーダってわけにもいかないし・・・」
苦悩するμ's。そこであの人がまた口を開く。
「仕方ないわねぇ〜、じゃあにこが」
「やっぱり穂乃果ちゃんがいいと・・・」
「仕方ないわねぇ〜」
「私は海未先輩を説得した方がいいと思うけど?」
「しょうがないわねぇー!」
声を大きくして主張するにこ。自分がなりたいと素直に言えばいいのにと思ってしまう。
なりたいなりたいと思いながら、いつの間にか自分をないがしろにされてしまっている。
「と、投票がいいんじゃないかなぁ〜・・・」
「しーかーたーなーいーわーねー!!」キィィィィィン
スピーカーで話したため、なんとも不快な機械音が漏れた。
そもそも部室のどこからスピーカーを出したかが不明だが、いよいよこの人の欲望が爆発してしまった。
そうして結局みんなで競い合って決めることになった。
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side 隼太郎
「なぁ隼太郎、お前カラオケいくつ出る?」
「頑張っても90がやっとだな」
「げ、お前歌うま組かよ・・・ええなぁ俺は頑張っても80行くか行かないかだし」
学校からカラオケ店に向かって歩いてる俺たちはしょうもない話をしながら歩いていた。
その間に色々聞いた、本当にしょうもない話とか、キャッチャーならではの話とか、学校のあの娘が可愛いとか、ペットが欲しいとか、女の好みとか色々。っていうか俺にも女の好みとか聞かないでくれる?恋愛とかしたことないし、わからないんだけど。笑
そんな話をしているうちにカラオケについた。
「あ!隼太郎くん!!」
「えっ?」
そこにはμ'sの6人・・・いや7人が来ていた。
・・・ん?7人?
「高坂先輩、もしかして1人増えました?」
そう言いながらその増えた人を見ると
「あっ!」
「ああ!あんたあの時別のところで隠れてた!!」
「ちょ!!ここでは言わないでくださいよ!!」
そう矢澤先輩が言ってしまった。
そう、あの時隼太郎は凛と花陽を恐れ隠れていたため、あの日隼太郎は来ていないことになっている。
それを今本人目の前で暴露されてしまった。
恐る恐る2人を見ると・・・
((じとー))
うわぁヤベェよ。あの目は疑っている目だわ。あとで弁明頑張らないとなぁ・・・
なんて思ってると隣の裕太から話しかけられた。
「おいおい隼太郎、なんだこの可愛い娘たちは?もしかして話にあった幼馴染か?」
「まぁその幼馴染含め、仲良くさせてもらってる人たちだよ」
ここで「一緒に朝練をしている」なんて言ったら、間違いなく裕太が食いついてくると思ったから、本当のことは言わず、はぐらかしておくことにした。
「隼太郎くんとは、朝練でよく会ってr「高坂先輩ちょっと待ってぇぇぇ!!」ふぇ?」
「ほう隼太郎・・・お前朝練でこんな可愛い娘たちと会ってたのか」
裕太に詰め寄られている。しょうがない、諦めて白状しよう。
「はぁ・・・嘘ついて悪かったな。俺が朝練で神社まで行った時に会ったんだ。それ以降、朝練は一緒にする関係みたいな感じになってるわ」
正直に白状したおかげで裕太の質問は簡単に終わった。いや、簡潔に済ませて質問させないようにした。
ここだけの話・・・裕太話が長い時があんだもん!!
「ねぇ隼太郎くん!今度は私たちにその人を紹介してよ?」
「それもそうですね。こいつは稲田裕太って言います。俺と同じ野球部で、まぁ同じ部活の仲間です」
「稲田裕太です、宜しくお願いします。」
初見の挨拶を簡単に済ませて、カラオケ店に入った。
「そういえばまだ聞いてなかったんですけど、なんでまた大勢でカラオケに?」
「リーダーを決めようと思って!!」
だいたいの旨はこんな感じだ。部活紹介PVを撮るにあたって、リーダーは本当に高坂先輩で大丈夫かと議論になり、そこでカラオケとダンスとビラ配りでいい成績を収めた人がリーダーになるということだ。後ろで矢澤先輩が何か書かれている紙を見ながら何やらにやけていたけど・・・本当に大丈夫かなぁ。
〜〜〜〜〜
『98点』
「まぁ当然ね」
「え・・・えぐい・・・」
最後に歌った西木野さんが歌い終わった。
隣で裕太はひっくり返っている。当たり前だ、みんな上手すぎる。正直これは俺たち歌うの恥ずかしいわ。むしろアイドルの歌声を直で聞けたということに感謝して終わろう・・・。裕太もきっとそれを望んでいるはず。
「これで全員90点台だよ!?みんな毎日レッスンしてるもんね♪」
「ま、真姫ちゃんが苦手なところ、ちゃんとアドバイスしてくれるし・・・」
「こいつら化け物か・・・」
矢澤先輩が隅でつぶやく。
「矢澤先輩、ダメだったんですね。残念でしたね。」
「まだよ!まだ、ダンスがあるわ!!」
この人諦めてないけど、なんかその言い方は死亡フラグというか・・・敗北しそうな感じですよ。笑
頑張ってくださいね、矢澤先輩
〜〜〜〜〜
カラオケ勝負を終えて次に来たのはゲームセンター。
ここにあるダンスゲームで勝負をしようという感じだ。
「難易度はもちろん、最難易度よ!!」
そう言って次こそはという気迫を持っている矢澤先輩。なんとかリーダーを勝ち得たいと思っているのがバレバレである。それでも報われないわけだが。
「凛がやってみるにゃ〜」
そう言って凛がダンスをやってみると・・・
『perfect!!!!』
「やったにゃ〜!!」
「嘘ぉ!!」
他の人たちはパーフェクトまでいけなかったが、凛は超えた。
「さすが凛だな。運動神経がいい」
「隼ちゃんほどじゃないけどにゃ〜」
「隼くんは昔から運動神経いいもんね〜」
「ま、伊達に運動部してないっての。そういえば矢澤先輩?またダメでしたねぇ笑」
「まだよ!!次はビラ配り!!絶対ににこが一位になってみせるわ!!!」
おおふ。まだこの人は諦めないのか。俺の好きな性格だわ。
「そういう諦めない人、好きですよ、矢澤先輩?」
「ふぇっ!?」
すごく驚いた表情をしてこっちを向く矢澤先輩。なんだろ、俺何か気に障ること言ったかなぁ。
そう思って自分のしたことを思い出す。答えは簡単に出た。
「すすすすみません!!俺なんてことを・・・」
「い、いや別に大丈夫よ。ただ・・・あんたの幼馴染たちの方が大丈夫じゃないけどね」
そう、この場に幼馴染ズがいるため、当然今の会話も聞こえているわけで・・・
「隼ちゃーん?何でにこ先輩のこと口説いてるにゃ〜?」
「隼くん?今の矢澤先輩と話してたの聞こえてたけど、どういうことかなぁ?」
笑顔で詰め寄る凛と花陽。
「海未ちゃん!ことりちゃん見て!!隼太郎くんがすごく追い詰められてるよ!?」
「隼太郎は破廉恥です!!」
「やぁ〜ん凛ちゃんと花陽ちゃんかわいい〜!!」
「意味わかんない」
「隼太郎・・・羨ましいぜお前!!」
対して先輩3人と西木野さんと裕太がこっちを見ながら話していた。
・・・いや助けてくれませんかねぇ!!特に裕太!!こんなの羨ましいわけないだろうが!!
「じ、じゃあ次はビラ配りでしたよね矢澤先輩!じゃあビラ配りに行きましょう!!」
「「あ!待てぇ!!」」
〜〜〜〜〜
最後のビラ配りが始まった。
矢澤先輩はビラ配りに自信があるらしく、この勝負で何としてもと意気込んでいた。
対照的に園田先輩や西木野さんはそういうことが苦手のため、ビラ配りに苦労していた。
「おかしい・・・時代が変わったの・・・!?」
「矢澤先輩・・・つくづく報われないですね」
〜〜〜〜〜
全部の勝負が終わって、先輩たちは学校に戻って行った。まぁ女子校なため、俺たち男子生徒は入校を許されないから、途中で分かれる形になった。
その後、どういう結果になったかは電話を通じて凛と花陽から教えてもらった。結果はみんないい感じに同率で、甲乙つけがたい結果だったため、新リーダーは決まらなかった。
だが、高坂先輩が「ならリーダーいらないんじゃない?」と言い、最初は驚きの声が上がったが、高坂先輩の言葉で「みんなが歌って、みんながセンター!」という形になった。その言葉に誰も反論せず、結局リーダーなしで決まったらしい。
この発想には斬新だと思ったが、面白い提案だと思った。
これで、いよいよ本格化してきますね、先輩!
「ところで隼くん、矢澤先輩を口説いてた弁明をして欲しいのだけどなぁ」
「いや、あれはだから・・・」
隼太郎のこの日はそれだけで終わってくれなかった。
「「隼ちゃん(くん)のバカ!」」
「ごめんって!!」
いかがだったでしょうか?
にこ襲来編の描写を削ってしまった理由としては、まだ共学設定を作っていなかったので、動くことができなかったんです
だから申し訳ないですけど飛ばしてリーダーの話に飛んだわけです
にこちゃんファンの方々、この小説を読んでくれている方々、申し訳ありませんでした!!
次くらいに共学設定が入る予定なので、お楽しみにお待ち下さい!
まだまだ感想、評価を待ってます!!
それではまた次回!