二週間ほど前に母校の学校祭を見に行きました。
なんていうか・・・高校生の迫力ってすごいですね(笑)。
半年前までああだったなんて想像してみませんでした。
まぁ僕の話はこのくらいにして、あとがきにお知らせを添えておきます。
それでは今話をお楽しみください!
side 花陽
「大変申し訳ございません!」「ません!」
あの後、部室に戻ってきた私たちは、がっくりしていた凛ちゃんと穂乃果先輩とにこ先輩をどうやって赤点阻止まで上げるかを相談しています。
凛ちゃんはわかってたけど、他の先輩2人も危ないなんて・・・前途多難すぎです・・・。
「前から思っていたのですが・・・穂乃果・・・。」
いかにも残念そうに話す海未先輩。
それも仕方ないです。リーダーが赤点でラブライブ!に出られないとなったらどうしようもないですから。
「でも海未ちゃん、私危ないの数学だけだよ!」
「だったら答えてみてください。7X4は?」
「・・・26?」
「「「「・・・」」」」
みんなが落胆した目で穂乃果先輩を見てます。もちろん私もですが・・・。
そして、問題は花陽の幼馴染に。
「凛ちゃんは?」
「英語!!英語はどうしても肌にあわなくて・・・」
「た・・・確かに難しいよね?英語。」
「そうだよ!だいたい凛たちは日本人なのに、なんで英語なんて勉強しなくちゃいけないの!?」
あの目を凛ちゃんに向けられると思うと可哀想に思ってしまい、思わず凛ちゃんをかばう私。
はぁ・・・ダメかも。花陽、凛ちゃんにも厳しくできない・・・。
「屁理屈はいいの!!!」
見かねた真姫ちゃんが凛ちゃんに詰め寄った。
「ま、真姫ちゃん怖いにゃ〜・・・」
「ここで赤点とって出られないってなったらどうしようもないわよ!せっかく生徒会長も通過したっていうのに!」
「そ、そうよ!!」
急に数学の本を持っているにこ先輩が話す。先輩、教科書が反対ですとは言えません。
あの人のプライドを傷つけてしまうかもしれませんから・・・。
「ぜ、絶対赤点なんてとるんじゃないわよ!?」
「あの〜にこ先輩は何の教科を?」
ことり先輩が困ったような顔をしている。
・・・と言いますか、皆困っています。
「手を貸してやろか?」
突然新しい声がかかる。その声の主は・・・
「東條先輩?」
「ウチがにこっちの勉強を手伝ってあげる♪赤点を取らないように。」
「何言ってるのよ!!にこは大丈夫だって・・・」
東條先輩が構えた。何するんだろう?
「ブルッ・・・」
隣で真姫ちゃんが寒気を起こしていた。よく見たら東條先輩、いじめっ子のような顔をしている。
シメた。と思うとように・・・
「ひっ!!!」
「嘘つくとワシワシするよ?」
東條先輩は一気ににこ先輩との間を詰めて胸を掴んだ。にこ先輩の顔が青ざめていく・・・
わしわし・・・恐るべしです!!
「でも凛は、強い味方がいるもん!」
「へぇ、それは誰よ?」
「隼ちゃん!!!」
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side 隼太郎
「んで、この状況は何ですか?凛ちゃん?」
「にゃあぁ・・・隼ちゃん落ち着いてにゃぁ・・・。」
「落ち着きなさいよ隼太郎」
「あはは・・・」
何でこんな事になってるんだ。俺の部屋にμ'sのメンバープラス東條さんが来ている。
いや、来るのはいいんだよ?別に・・・。ただ・・・
「この人数は聞いてないぞぉ〜凛。勉強で崩れるほど搾り取ってあげるから覚悟しとけよ〜。」
「ま、待つにゃ隼くん!これには深い事情が!!」
「問答無用!!」
「にゃ〜!!!」
俺は今から凛を折檻するとしよう。
「じゃあみなさん、勉強頑張って下さいね。僕は真姫ちゃんと花陽と一緒に付きっ切りで教えますので・・・ふふふ」
「凛ちゃん・・・ファイトだよ?」
「穂乃果・・・それはあなたにも言えますよ?」ニコッ
「ひっ・・・ことりちゃん助けてぇ・・・。」
「穂乃果ちゃん?頑張ろうね!」
「そんなぁ〜ことりちゃんまで・・・。」
「にこっち、ほらやるで」
「いやよ!!あんたにこに乱暴するでしょ!?」
「真面目にやらなかったらやるだけやん。気にしすぎ。それとも、もしかしてスパルタ指導を望んどる?だったらそうしたるよ?」
「嫌〜!!!」
こうして各々の勉強が始まった。
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side ???
何で?何であの人は私たちの行動を認めてくれないの?なんであの人は私たちよりあの人たちを優遇するの?
わからない。あの人の考えることがわからない。
なんで彼女達はいいの?私がダメなの?わからない。わからない。わからない。
あの時もそうだった。私の努力が認められず、おばあさまはよく頑張ったと言ってくれたけど、結局何も認められなかった。
また・・・あの時みたいに・・・私は腐ってしまうのだろうか・・・。怖い。
誰か・・・助けて・・・。
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side 隼太郎
「じゃあ凛、昨日の復習だ。『彼女はテニスをする。』を英訳してみな。」
「She・・・play・・・tennis?」
「惜しい、そこは三人称だから、playsになるんだよ。でも昨日からしたら成長したな。よく頑張っているぞ凛。」
「えへへ〜」
昨日の大騒ぎのことが嘘のように、今は凛と2人っきりで勉強をしている。
昨日、凛を折檻したからだろうか、単語は詰め込み方式でうまくいった。
あとは文を組み立てるところまで来たのだ。勉強苦手の凛にすれば、大進歩だと思う。
余談だが、裕太の勉強も見るという約束だったのだが、先輩に捕まって熱血塾に強制入塾させられている。
裕太、どんまい。
「ねぇ隼ちゃん」
「ん?どうした凛」
「隼ちゃんは、幼馴染からの恋愛を信じる?」
「ぶっ!」
急に恋愛話をフラれたおれは動揺をしてしまった。
「きゅ、急に何だよ!!びっくりするじゃないか!」
「だって隼ちゃん、周りが女の子ばっかりじゃん!!負けちゃうじゃん!」
「なんの話だ!!俺はそんなに意識したことないし、思ったこともない!お前の勘違いだ!」
「もう!!鈍感!!」
なんでか罵倒されてしまった。もうわけわかんない!!
「そんなのでよく恋愛小説でコンクール取れたにゃ〜」
「それは言うなぁ!!やめろ!」
「『あの時、俺たち2人は恋に落ち、それが運命の出会いだったと・・・』」
「ふぎゃぁ〜〜〜〜〜!!!!やめてくれぇぇ凛!!」
何でこの人おれの書いた小説の内容覚えてるの!?しかも一字一句漏らさず!!
この人でなし!!猫!おばか!!
「ふーん、隼ちゃんが鈍感だからいけないんだにゃ。」
「だからなんの話だよ・・・」
「何でもないよっ!!」
おもいっきりそっぽを向かれてしまった。どうにかフォローしないとなぁ。こうなってしまった凛は何というか・・・面倒くさい。これは他の女性にも当てはまる?
「あ〜、凛よ。これだけは言っておくけど、確かに好きな人は今はいないけど、この後から好きになる人は出てくるかもしれないわけで・・・」
「・・・」
「お前と花陽のことは特に大事にしているぞ?他の人たちより一緒にいる時間が長いからってのもあるけど、愛情はちゃんと持って接しているはずだよ。だから、安心して?」
「・・・うん、今は、その言葉だけで許してあげるにゃ。」
よかった、なんとか機嫌を持ち直してくれたようだ。
「いつか・・・幼馴染以上の関係になれたらいいにゃ・・・」
凛がぼそぼそと言葉を発していたが、小声なため、それが何といったのかは・・・わからなかった。
中編は以上となります!!
ここでお知らせです。
近々、野球の試合を書いていこうと思いますが、どのように書けば良いかを試行錯誤中です。
自分が伝わっても、読者の皆様が理解できなければ意味ありませんから。
というわけで、意見待ってます。
感想欄にご記入ください。たくさんのお便り待ってます(笑)。
それではまた次回!!