ラブライブ! ー白球に想いのせてー   作:無良独人

17 / 36
いかん、今回の一番ダメかもしれないです。

自信無いですが、どうぞ。


試験生初登校

side 隼太郎

 

 

「それでは姉妹校提携する上での約束事はこの程度で宜しかったですか?」

「はい。『試験生は音坂西高校から2人来ること』が、特に大事な事ですね。その他は簡単で、要するに試験生は普通の学校生活を送ってもらえれば良いんですよね?」

「ええ。ではその誓約書にサインをお願いします。」

「わかりました。」

 

音乃木坂の理事長がサインを書いていく。教頭室の中は今6人いる。今サインしている理事長の両隣に東條先輩と絵里先輩が座っている。

俺と白戸先輩はと言うと、理事長の向かいに座っている我らが教頭の後ろで座っている。

なぜ隣では無いかというと、単純に幅のせいだ。

まぁそこは閑話休題ということで。

 

「はい書き終わりました。確認お願いします。」

「はい。・・・大丈夫です。それではこれから、宜しくお願いします。」

「はい。宜しくお願いします。」

 

この少し重苦しい会議はお互いの合意がなされたという事で、この場は収まっていった。

今は黙っていた絵里先輩や東條先輩、俺と白戸先輩も話をしている。

少し空気が軽くなったところで理事長が教頭に質問した。

 

「そういえば、試験生はどなたなのですか?まだ報告されてませんが・・・。」

「試験生の話はまだしないつもりでしたが、もうこちら側は決まりましたので、おいおいお伝えしようと思ってましたが、今お伝えしたほうがよろしいですか?」

「はい。お願いします。どんな子が音乃木坂学院に来るのか、私たちも楽しみですので。」

 

少しウキウキしているのか、理事長はテンションが高めになられている。

教頭、言うのかな。

 

「それでしたらお伝えしますよ?試験生は、こちらにいる2人です。拓殖隼太郎くんと、白戸翔真くんです。」

 

理事長や絵里先輩たちの目がこちらに集まる。

絵里先輩に至っては、「あなた来るの?」と言わんばかりの目をしている。と、同時にちょっと嬉しそうにしている。

東條先輩はそんな絵里先輩の事を見ていたずらっぽく笑っている。

この人、もしかして知ってた・・・?

 

そんな事考えてたら教頭から挨拶を促された。俺と白戸先輩は揃って前に出た。

 

「音坂西高校3年で生徒会長の白戸翔真です。少しの間ではありますけど、宜しくお願いします。」

 

白戸先輩はハキハキとものを喋る人だから、きっと自己紹介にも慣れているのだろうなと思った。

だってこのど緊張の中、普通に自己紹介してんだもん!そう思ってもおかしく無いよねぇ・・・

それに続いて俺も自己紹介をする。

 

「音坂西高校1年の拓殖隼太郎です。よ、宜しくお願いします。」

「あら?拓殖くん?」

 

俺の苗字を聞いて何かを感じたのか、理事長がこちらに歩いてくる。

 

そういえばこの人・・・誰かに似ているような・・・。えーと・・・えーと。

 

「もしかして、うちの娘の朝練に付き合ってくれてる、あの拓殖隼太郎くん?」

「え?」

朝練?朝練のメンバーはμ'sのメンバーだが・・・

「娘がお世話になってます。理事長兼南ことりの母の、南比奈です♪」

 

「あ。ああああああああ!!!!」

 

わかった!どうりで見た事のある髪型だと・・・!

 

「南先輩のお母様なんですか!?すみません全く気づかなかったです・・・。」

「うふふ。いいのよ全然♪こちらこそいつも朝早くごめんなさいね〜」

「いえいえ、全然だいじょうぶですよ。」

 

その後も理事長と俺は話をしていた。理事長が南先輩の母親として話しているせいか、よくあるご近所さんみたいな感じになっている。

話をしばらくしていて、白戸先輩絵里先輩たちが置いてけぼりをくらっているのに気づいたのか、理事長モードにゆっくり戻っていった。

 

「ジー・・・」

 

絵里先輩は俺の事をすごい目で睨んでくるし・・・「後でどういうわけか教えなさい・・・」と言わんばかりの目だ。

 

 

「さ、これにてお話は終わりです。駐車場まで案内しますので、ついてきてください。」

「「「はい」」」

 

白戸先輩を先頭に教頭を抜いた5人で駐車場に向かった。

 

 

〜〜〜〜

 

 

「それじゃ、今度は音乃木坂で会いましょう。」

「ほな〜。あ、隼太郎くん、学校で会ったらエリチの小学生の時の事、聞かせてな〜」

「はい、いいですよ?」

「ちょっと希・・・隼太郎も、変な事言ったら許さないわよ?」

「はいはい・・・分かってますから絵里先輩、そんな睨まないで・・・。」

「それと・・・μ'sの娘たちの事も、今度聞かせてもらうわ、どういう関係なのか、しっかり話してもらうからね・・・」

「う・・・はい。」

「ははは、拓殖も大変だなぁ。」

「笑い事じゃ無いですから白戸先輩!!」

「それじゃ、私たちはこれで。隼太郎くん、今後も娘の事、よろしくね?」

「あ、はい、分かりました。」

 

そういって音乃木坂からのお客さんたちは帰っていった。やれやれ、少しとはいえいろいろあった1日だったな。

絵里先輩とは再開できるし、南先輩のお母さんが理事長だったり、しかもそっくりすぎて驚いたり・・・試験生として認定された事があんまり驚かなくなってしまった。

 

「そうだ拓殖、教頭がお前に言い忘れていたけど、俺らが試験生だって事は当日まで伏せといておいたほうがいいらしいぞ。」

 

俺が試験生になった事を隠しておけって事か。そのくらいは全然いいけど。

 

・・・あ、音乃木坂に通う事が決まったという事は、凛と花陽と同じ学校に通うという事にもなるのか。

ちょっと面白そう。

2人とも俺が試験生としてやってきたら、どんな反応するのだろう?ちょっと楽しみ(笑)。

そういうドッキリ、俺大好き!

 

「分かりました。口外しないようにします。」

「拓殖・・・なんか嬉しそうだな。」

 

ちょっと笑っていたらしい。

 

 

 

「そういえばいつから試験生として、音乃木坂に行くんですか?」

「ああ、明後日。」

「ちょっと近すぎませんか!?」

 

 

〜〜〜〜

 

そして明後日、試験生登校当日。

 

「来てしまった・・・。なんか全く準備できてない・・・!」

 

あのまま、あれよあれよと日が過ぎてしまい、送られてきた音乃木坂の男子用のブレザーを着ていた。

 

「なんか・・・違う学校の制服を着るのはなんか違和感だなぁ・・・。」

 

音坂西高校の制服を見る。

違和感がすごい・・・とだけ。

 

「考えても仕方ないし、学校行きますか!!」

 

俺は家のドアを開けて、新しい登校先を目指して走り出した。

 

〜〜〜〜

 

 

「ほえ〜音乃木坂って綺麗なところなんだなぁ〜」

 

音乃木坂の生徒より少し早めに着いたので、まだ校舎の中には生徒は1人としていない。

まあ、理事長からの指示で、1日目は生徒より早めに登校してほしいと言われたからなぁ。誰もいないのも無理無いか。

校舎の中に入っていくと、途中で白戸先輩と合流した。

 

「どうだ拓殖?女子校に試験生になった気分は?」

「実感は無いですけど、転校生ってこんな気分なんだな〜って。」

「ははは。緊張してるっぽいなぁ。」

「そりゃしますよ!」

 

白戸先輩と話していたら、理事長室に着いた。着いた事を理事長に伝えて、教室を聞かないといけないからなぁ。

 

コンコン「「失礼します」」

 

「はいどうぞ〜。・・・あら2人とも、登校お疲れ様です。」

「はい、それで理事長、俺たちの教室はどこですか?」

「はい、これがクラス表よ。」

 

渡されたクラス表を見てみる。

1年生は1クラスしかないと聞いているから、おれのクラスはほとんど分かっている。

やっぱり、凛と花陽、西木野さんもいる。

あの3人と仲良く出かけた事もあったが、結局試験生の事は話していない。

せっかくのドッキリを試してみたいとマジで思ってしまったからだ。

まぁ、遊び心なんだけど(笑)。

 

「それで、この後はどこに向かえばいいんですか?」

「あなたたちの事を案内してくれるのは担任の先生です。3年生の白戸くんは笹原先生に、1年生の拓殖くんは山内先生のところに向かってください。話は全員の先生にしてあるから、気負わずにはいっていいわよ。それと、今日の朝礼で2人の事を全校生徒に知ってもらうから、先生方に挨拶が終わったら理事長室に戻ってきてくれる?」

「「わかりました。」」

 

俺たちは職員室に向かった。

 

〜〜〜〜

 

 

コンコン「「失礼します」」

 

職員室に入るのは少々の勇気がいるが、白戸先輩のおかげで普通に入る事ができた。

白戸先輩は笹原先生のところに向かっていき、俺は山内先生のところに向かって歩いた。

 

「山内先生ですか?」

「ああ〜もしかして拓殖隼太郎くん?私が担任の山内奈々子です。よろしくね〜。」

白っぽい紙に、メガネが印象的な先生だった。優しそうな先生だな〜と思った。

 

 

その後は山内先生とたわいも無い話をしていた。

先生もこれから俺の担任になるのだから、どういう子かというのを知りたいようだ。

職員室で質問をいろいろ受けていると、朝のHRのチャイムが鳴った。

 

「あら、もうこんな時間なのね。ごめんね拓殖くん私からたくさん話しかけちゃって〜」

「いえ、全然。これから宜しくお願いします。それじゃあ理事長室に戻りますね。」

「ええ、今度はクラスでね〜。」

 

「じゃあ先輩、戻りましょう。」

「ああ、そうだな」

 

俺と白戸先輩は理事長室に戻った。

 

どうでもいい事だけど、山内先生は非常にお話好きなのがわかった気がする。

明るい先生でよかった。

 

〜〜〜〜

 

ー講堂

 

 

「・・・というわけで、音乃木坂学院は音坂西高校と姉妹校提携する事になりました。そして今日、共学試験生が2人来てくれています。」

 

理事長が講堂の真ん中で話をしている。

俺と白戸先輩はというと、舞台の裏で理事長の話を聞いているが、自分が登場するのが近くなってくるとソワソワしてきた。

隣で白戸先輩は、俺を見て微笑んでいる。俺の気持ちがわかるのか、白戸先輩も少し手の汗を拭く回数が増えてきている。

 

「それでは、試験生の2人を紹介します。舞台に上がってください。」

 

よばれて2人で講堂のど真ん中に向かう。全校生徒が全員女子という事で、やっぱりすごく緊張する。

こ、ここはなんとか吹っ切れて、冷静にならないと・・・!

 

その時に聞いた事がある声がした。

 

「しゅ、隼ちゃん・・・?」

「凛ちゃん、真姫ちゃん、どういう事だろう?」

「後で聞けばいいのよ。私も聞かされてないもの。」

「あれって隼太郎くん?」

「そのようですが・・・?」

「・・・」ニコニコ

「あいつ・・・なんでここに・・!」

聞いた事のある声はやっぱり拾いやすいなぁと思いながら、全校生徒に向かって礼をする。

 

「それでは自己紹介をお願いします。」

 

そう促されて、まずは白戸先輩から自己紹介をした。

 

「おはようございます!音坂西高校から来た、3年生の白戸翔真です。向こうでは生徒会長をしています。生徒会長の仕事は・・・副会長に任せてきました。これから宜しくお願いします!!」

 

白戸先輩は自己紹介というか、しゃべりも上手なのが改めてわかった。

さっきまであった沈黙を爆笑に変えたから、後でやる俺の自己紹介はやりやすくなった。

 

「白戸先輩、ありがとうございます。」ボソッ

「ああ。しっかりやってこい。」ボソッ

 

すれ違い様にお礼を言っておいた。おかげですごくやりやすかった。

 

「おはようございます!音坂西高校の1年生、拓殖隼太郎です。できれば、積極的に話しかけてきてくれると嬉しいです。これから宜しくお願いします。」

 

一礼して下がる。と同時に俺らに拍手があった。どうやらすぐに馴染めそうな気がしてきた。

 

 

今回、試験生を勝手出たわけだが、部活に影響は無いという事なので受けたのが理由だ。

おかげで学校間を走るというトレーニングができそうだ。と思いながら、壇上を降りて行った。

 

心配だけど、新生活にちょっと楽しみだなぁと思った。

 

 

 

 

 

 




ちょっと、文も会話もあやふやになってしまいましたね汗

こんなんですが、評価、感想を待ってます。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。