自分は2日目に参戦しましたが、声優さんが近くで見れてとても楽しかったです!!
新横浜まで行くのがしんどかった・・・朝4時半起きだったんで(笑)。
また行きたいなと思うのは、欲張りかしら?(笑)
side 隼太郎
試合後、グラウンドを後にした時、伊原が俺と川北君のところに来た。
話の内容としては大方謝罪の言葉だろう。
それを見て、俺は別になんとも思わなかったが、川北君はそうでもなかった。
やってきた伊原を見て、すぐさま物陰に隠れるように逃げて行った。
「どこ行くんだい?川北君。」
「い・・・いやその・・・ちょっとトイレに・・・」
「嘘つけ。伊原が来たから逃げようとしたんだろ?今はここにいなさい。」
「で・・・でも」
「いいから、大丈夫だって。」
あーだこーだ言ってと逃げようとしている川北君を捕まえる。
「柘植、川北・・・すまなかった。」
「・・・」(ジタバタ)
「ああもう、こんな時くらい大人しくしろっての!」
伊原が来てもなお逃げようとする川北君を今度はしっかりと身動きが取れないようにホールドする。
「川北、聞いてくれ・・・。俺あお前が羨ましかったんだ・・・。小学の時、いつも試合に出れるお前が。俺とお前は同じポジション、だからお前との競争は避けられなかった。・・・でも、俺はお前よりも力がなかった・・・。あったのは、体の大きさだけ。けど、体格がでかい分、動きが遅かった。それでも、俺はお前に勝つために努力してきたんだ。・・・けど、お前はそれを全て払いのけた。それが悔しくて、俺はお前を敵視するようになったんだ・・・。」
「え・・・う・・・。」
「・・・。」
「俺が川北を威嚇してたのは、ビビらせれば勝てると思ったからだ・・・。本当に、すまねぇ・・・。」
「伊原君は・・・強い・・・よ・・。」
「・・・!」
「僕は・・・こんな小さな人間だから、それと体の線も細いから・・・できないことが多いけど・・・伊原君は・・・持って生まれた体の大きさがあるでしょ?・・・それって、僕にとってはすごく羨ましいんだ。・・・だって、体が小さかったら、まず負けちゃうでしょ?・・・だけど、伊原君は持ってて・・・それで・・・僕に勝とうとして努力してる。・・・だから、強いよ。」
「川北・・・」
「伊原君は、きっとすぐに僕なんか追い抜けるよ・・・。」
2人の間に静かな空間が流れる。
俺は静かに川北君に対してのホールドを解いた。
しばらくして、川北君が話す。
「だけどね・・・伊原君。」
「何だ?」
「僕は、まだ試合に出たい。・・・だから、これからも負けないから!」
「!!」
「・・・へぇ。」
伊原に向かって笑顔で話した川北君は、今までのことは全て許したという意味も込めて笑った。
伊原は驚いたような顔を見せる。
そして、すぐにその意味を理解し、伊原もそれに対して返事をした。
川北君の後ろにいた俺は、もう大丈夫だなと思い、立ち去ろうとした。
「待てよ、柘植。お前にも言いたいことがある。」
伊原に呼び止められて、伊原の方を振り返る。
「お前にも悪かった。小せぇってバカにして。」
「ああ、そんなこと別に気にしてないよ。それより、良かったじゃないか。仲直りできて。」
伊原に向かって笑いかける。
間髪を入れずに俺は話した。
「俺は自分が小さいことを理解した上で、小さいからこそできることを一生懸命やってるだけだよ。だから、俺にとっては別に小さいという言葉は悪口じゃないよ。むしろ、大きいより得してるっての。」
「ああ、お前を相手にはもうしたくねぇな。プレーも、人間的にもな。」
「はは。・・・でも、俺にはどうしても勝たなければいけない奴がいる。だから、それまで負けてらんねぇんだよ。お前と川北君のように、ライバルみたいな奴がね。」
「そうか。お前も、似たような境遇なんだな。」
「ま、そういうことだ。・・・そんじゃ戻ろうぜ、先輩たちの試合見て勉強しないとな。」
俺は2人を誘って一緒に行こうと伝えた。
が、川北君が呼び止めた。
「ちょっと待って!」
「?」
「どしたの川北君。」
「せっかく仲良くなったんだし・・・僕のこと、名前で呼んでよ。僕は、2人ともっと仲良くなりたい!」
「「!!」」
「もちろんだよ。」
「ああ、これからもよろしくな、勇平!」
「!・・・うん!!」
こうして、川北君改め勇平とより仲良くなったのだった。
「あ、もうひとつ!」
「今度は何だ勇平?」
「トイレいっていい?」
「「いやガチで行きたかったんかい!!」」
3人の距離がより縮んだ瞬間だった。
〜〜〜〜
グラウンドに戻ると、OBからの拍手の嵐に迎えられた。
特に勝利の貢献者である川北君、それと俺に対する質問がすごかった。
どうやって打ったのか、ファウルは狙っていたのか、決め球は何なのかなどなど。
おかげで休憩時間がより短くなってしまったのは言うまでもない。
さらに、俺は応援の礼を言うために凛たちの元にも行った。
俺が行くと、9人とも待ってくれてたようで、俺を見つけると、駆け寄ってきてくれた。
凛は「お疲れ様にゃ〜!!!」と言いながら俺に抱きついてきた。
「おい凛!汚れるぞ!土がつくから離れろって!」
「いいの!隼ちゃんかっこ良かったよ!!」
「そうだよ!良かったよ隼太郎くん!!」
「ええ、初めて野球を見たけど、とても面白かったわ。」
凛と、高坂先輩、絵里先輩が感想を言った。
園田先輩と南先輩は、俺に労いの言葉をかけてくれて、真姫は絵里先輩と東條先輩と一緒に遠くから俺を見ており、矢澤先輩からはドリンクをもらった。
それぞれが楽しんでくれたようで、すごく嬉しくなった。
〜〜〜〜
「今日は見にきてくれてありがとうございました。」
「いえいえ、とてもたのしかったですよ。」
「いつもと違う隼太郎くんが見れて楽しかったよ〜」
「にこは砂煙がすごくてあまり見れなかったにこ〜」
「にこ先輩もしっかりと立ちながら応援してたでしょ?」
「うるさいわよ真姫!」
「本当なら、白戸君の試合も見て行きたかったのだけどね。」
「いえ、その気持ちだけでも十分と思ってくれるはずですよ。」
「そうやね。できれば、応援してあげたかったなぁ」
俺ら1年生の試合が終わったということで、μ's9人とも帰り支度を始めた。
彼女たちも練習があるので、もう帰らなければいけないということを伝えられ、門まで案内役を勝手出た。
「隼くんは今日はいつ帰ってくるの?」
「え?あ〜そうだな。3年生の試合が終わり次第最後に総括して解散だから、まぁ、7時くらいに帰ると思うよ?」
「じゃあじゃあ!凛とかよちんでお祝いに行くにゃ〜!!」
「えぇ!?別にいいよ時間も遅いしさ。」
「「えぇぇぇ〜〜!!」」
2人が抗議の声を上げる。
「いや・・・その、どうせ祝ってくれるならベンチ入りしたらにしてほしいわ。」
(まぁ、その可能性はほぼ無いわけだが・・・。)
2人にそう伝える。
そういうと、しめたといった感じに笑った2人は続けた。
「じゃあメンバーに入ったら全員でお祝いするにゃ〜!!」
「ええ!?それはやばいって!そもそもお祝いしてくれるのは嬉しいけど、そんな大人数来てもらってもさ」
「もう決まったの!!隼くんはお祝いを受け入れてくれればそれでいいの〜!!」
全員がニヤついてこちらを見ている。
それは何かを期待する意味も篭っていた。
俺は深くため息をついた後、話した。
「言っておくけど、メンバーに入ったらだからな!それだけ忘れるなよ!!」
「「「「「「「「「やった〜〜!!」」」」」」」」」
全員が喜んでいる。
それを見て俺は笑ってしまった。
(何というか、これでは・・・何としてもメンバーに選ばれてあげないとな。もっと頑張るか。)
そう決意した。
ーーーー
side ???
それは、とある場所で行われている練習試合での出来事・・・
9ウラ2アウト
「おい!あの投手何なんだよ!」
「すげぇ・・・。7回から投げて、6者連続三振・・・。」
「あいつは本当に1年なのか!?上級生をことごとく三振に取るし、球速も1年生レベルなんかじゃねぇぞ!」
「化け物か・・・あいつは。」
その「化け物」と言われる少年が呟いた。
「化け物か・・・いいねぇ。俺にすごく合ってらぁ。」
「ククク、けどよ、こんなもんじゃねぇぜ。何せ、俺がアイツと戦うまで負けるわけにはいかねぇからな。」
「なぁ・・・シュンよ。」
いかがでしたか?
もうそろそろあの人を出してもいいかなぁと思って、ラスボス感を出してみました。
勝手ですが言いたい。
・・・もうすぐ、花丸の誕生日だよ。
それではまたっ!!