ラブライブ! ー白球に想いのせてー   作:無良独人

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花丸の誕生日を盛大に祝ったであろう無良独人です!

3月4日!充実してましたよ〜
僕はオープン戦を見に行って、終わった後に「はなまるうどん」さんでご飯を食べてきました!

プロ野球並びに、WBC、高校野球も待ち遠しいです!

話が逸れましたが、本編でーす。


監督との会合

side 隼太郎

 

 

μ's9人が帰って行った後も2年、3年の試合はつつがなく進行していき、最終試合である3年の試合も終わりを迎えようとしていた。

 

俺はというと、裕太と勇平と伊原の4人で先輩たちの試合を見ていた。

 

 

ちなみに、裕太には試合後、改めて勇平と伊原を紹介した。

裕太自身は「友達が増えることはいいことだぜ!」と言ったように、人見知りをすることなく、2人を受け入れた。

ただ、予想外に手間取ったのは伊原だった。

伊原はどうやら結構な人見知りであるらしく、裕太が近づいてきたときは目線を外して会話をしていた。

「体はでかいくせにノミの心臓かよ」と冗談交じりに言ったら、「やかましいわ!!・・・事実だけど」と言っていた。

 

 

まあ、そんなことがあっても二人とも慣れたらしく、今はみんなで仲良く談笑している。

どうやら新しい仲間ができたらしい。

 

ー6対1 赤チーム! ゲーム!

 

 

先ほどの回想をしているうちに試合が終わったようだ。

白戸先輩のいる赤チームが勝ったようだ。

ちなみに、白戸先輩は4番サードで出場、3打数3安打1HR4打点1盗塁と大車輪の活躍だった。

 

「敵にしたくない選手だよな先輩は。」

 

 

 

 

 

何はともあれ、これで試合はすべて終了。

あとは本戦メンバーの発表まで待つだけとなった。

 

観客席は、OBや観客たちがぞろぞろと帰り始めていた。

 

俺たち4人は、「俺たちもグラウンド行って掃除手伝うか」などと話している。

その言葉通りにグラウンドに行こうとしていたら、下から白戸先輩が呼んでいるのが聞こえた。

 

「柘植〜!悪いが今から監督室に行ってくれ〜!」

「え?監督室ですか〜?なんでまた俺?」

「とにかく頼むぞ〜!!」

「了解です〜」

 

そう言って白戸先輩はベンチに消えていった。

そして、俺は3人に事情を伝えた。

「悪い、何か監督室に呼ばれた。」

 

すると、3人は驚いたような顔をした。

「1人で?それは変だね・・・」

「隼太郎、お前もしかして悪いことしたんじゃないか?」

「はぁ!?してるわけないだろ!」

「そういやァお前、試合中結構な人数の女子から応援されてたなァ。」

「ちくしょー!何で隼太郎だけ!俺も活躍してんだぞ!!」

「まぁまぁ・・落ち着いて2人共・・・」

俺は溜息をして返す。

「そうだぜ、勇平の言う通りだ。俺は何もしてないし、今は女子のことは別件だろうに。」

「かぁー!余裕あるやつの言うことは違うねぇ!!このリア充め!」

「もういいっつの!んじゃ、俺は監督室行ってくるから。後は頼んだぞ勇平。」

「うん。行ってらっしゃーい。」

 

3人と分かれた時、伊原と裕太は、未だに嘆いていたことは、言うまでもない。

 

 

ーーーー

 

 

コンコン「失礼します。」

 

俺が入ると、白戸先輩と監督が待っていた。

「おう、お疲れ。やっと来たな〜」

「遅れてしまってすみません。」

「いや、急に呼んでしまったからな。仕方ないさ」

 

他愛もない会話をした後、座っている監督が口を開く。

 

「君が柘植君かな?」

「はい。」

「先の試合、見ていたぞ。ナイスバッティングだったな。」

「ありがとうございます。」

 

・・・何だろう?会話の意図が見えない。

 

「監督はただ初めて喋る相手に会話をはずませるために雑談をしてるだけだぞ〜」

「え?ああ、そうだったんですか?」

「うむ。君が畏まって見えてな。いきなり本題というわけにもいかなかったからな。」

「そういうことですか。気を遣っていただいてありがとうございます。僕のことなんですが、今は平常心で話してますので、大丈夫ですよ。」

 

少し笑って答える。

 

「そうか。なら本題に入ってもいいかな?」

「ええ。大丈夫ですよ。」

「君は、試合で、3打席たっただろう。そのうち2打席は四球だった。3打席目はレフトに二塁打だったな。1打席目2打席目の四球は、狙っていったのか?」

「ええ。狙って行きました。」

「ほう?なぜ狙ったんだい?」

「そうですね・・・。相手の投手を疲れさせるためってのと、チームにどんな投手かを伝えたいからですね。」

「ほう?」

「僕は、残念ながら一発もないし、派手なものもない明らかな脇役タイプです。だから、チームが勝つために、相手の情報を早めに伝えたかったので、狙って粘りました。」

「・・・」

 

そう伝えると、監督は黙ったまま俺の顔を見ていた。

そして、数秒黙った後、俺に言った。

 

「君は、よく自分のことを理解しているようだな。・・・だが、今の段階でそれを言ってしまうと、自分の可能性を潰しているようでもある。」

「!」

 

俺は言われた言葉に驚く。

 

「可能性ですか・・・。でも、俺今まで飛距離を出そうとしても飛ばなかったりして、もう無理なのかなって・・・。」

「・・・だが、お前のそのチームを考えるプレースタイルはとても良い。そこは、いつまでも持ち続けて欲しいものだな。」

「俺が伝えたいのは、まだまだお前が伸びるということだよ。」

 

「!!」

 

信じられない、と俺は真っ先に思った。

何せ、今までやってきても無理だったことを、できると言われて、頭の中よくわからなくなっていた。

 

「話したいことは以上だ。気をつけて帰りたまえよ。」

 

「・・・、ありがとう、ございました。失礼しました・・・。」

 

俺は、足取り重くグラウンドに戻っていった。

 

〜〜〜〜

 

「それで監督、どうでしたか?柘植と話してみて。」

「白戸よ・・・今年の1年生は面白いのが多いな。」

「へぇ?どうしてそう思ったんです?」

 

「まだ高校に入って3ヶ月くらいなのにもかかわらず、チームプレーをよく分かっている柘植隼太郎、プレーはまだまだだが磨けば光るモノがある稲田裕太、そして、技巧派左投手川北勇平、これだけのいい選手が揃っているのだから、素晴らしいチームが作れるかもしれないな。」

「まさか、稲田裕太、川北勇平の名を挙げるとは思いませんでしたよ。」

「俺も監督だからな。新入部員の名前くらい覚えるさ。・・・それより、柘植だったな。どうだ?白戸は、あいつをメンバーに入れてもいいと思うか?」

「ええ。自分は入れてもいいかと思います。さっきの発言といい、きっとあの考えは実戦から学んだことでしょう。・・・ということは、ベンチ入りさせて学ばせるというのも良いかと思いますよ。」

「そうか・・・」

 

「ふっ・・・しかし似ていたな。昔のお前みたいだよ。ね?信田くん?」

 

「あれ〜?先輩気づいていたんですか?先に言ってくださいよ〜」

「どうせお前のことだから、こそこそ盗み聞きしているものだと思ってな。」

「信田・・・人の話に茶々を入れるなとあれほど・・」

「ストップストップ!!監督、僕はただ盗み聞きしに来たわけではありませんって!!」

 

「ほう?では何の用だ?」

 

 

 

 

「あの柘植君?でしたよね?俺と組ませて欲しいんです。」

 

 




新キャラ登場!!

というわけで紹介しておこうと思います。

◯ 信田 真 (のぶた まこと)
右投左打
弾道 3      セーフティバント
ミート B      守備職人
パワー D      ローボールヒッター
走力 B      アベレージヒッター
守備 B
捕球 B
守備位置 遊 外

性格などはキャラ紹介に足しておきます!
それではまた次回!
(もうちょっとで10000UA・・・)
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