実は最近大学側が忙しくて、なかなか更新速度が上がらなくなっています汗
8月から夏休みとなるので、その時は一週間ペースで更新できたらなと思っています!
これからも応援よろしくお願いします!
side 隼太郎
体育館から帰って新入生歓迎会が終わった。
教室に戻っている最中にさっき話しかけてくれた稲田君と談笑しながら戻ってきた。
「なぁ、隼太郎は部活見学はどこの部活を見に行くんだ?」
ふと稲田君が質問してきた。
「ああ、野球部だよ。稲田君は?」
「俺も野球部だ。つか苗字じゃなく名前でいいぜ?同じ部活に入るなら尚更な」
「それもそうだね裕太、これからよろしくな!」
「ああ!それじゃあグラウンドに行こうぜ」
「よっしゃ行こうか!」
そう言って俺らは野球部が練習しているグラウンドに向かった。
ビシュッ!! キィン!! オーラーイ!!!
「すげぇ・・・迫力があるなぁ。」
裕太と一緒にグラウンドに来た隼太郎は、初めて見る野球強豪校の練習と迫力に驚いた。
みんなスゲエガタイしてるわ・・・。
最初から自信なくしそうだなこれ・・・
「おい隼太郎・・・すげえなこれ・・・練習でこの熱気って、今まで見たことないぞ・・・。」
「これが強豪校にあるポジション争いってやつなのか・・・。俺たち生き残れるかな。」
この熱気と迫力を見たらやっぱり自信を無くさざるを得ない。
「野球部を見学しに来てくれた皆さん!!!こちらに集まってください!!!」
「隼太郎、あっちだって、行こうか」
「おう」
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side 隼太郎
野球部見学の人たちが集められた。俺ら一年生だけで何人いるんだ?
えーっといち、に、さん、し、ご・・・まだいるのか。この競争に勝たないといけないのか・・・。
「えぇ〜皆さん!お集まりありがとうございます!歓迎会でも話した通り僕たちは甲子園全国制覇を夢見て毎日練習しています!皆さんも頑張ってスタメンを勝ち取ってください!」
まあ現状見たらみんなびっくりするだろうなぁ。みんな自信なくしてんじゃないの?結構キツそうだったし、まぁ俺は厳しい練習はドンと来いなんだけどね(笑)
「なぁ隼太郎」
「なんだ裕太?」
「お前、自信あるか?この競争を勝ち抜いてスタメンになれると思うか?」
「裕太、やってみないとわからないことだってある。できないできないと思っていては届くものも届かないぞ。俺は競争に勝って活躍してみせる!!そんでもって、プロ野球選手になるんだ!!」
諦めたらそこで試合終了って、うまくいったもんだよな。
「ははっ!お前面白い奴だよな。こんなところで夢語るって・・・。おかげでみんな注目してるぞ?」
「あ、やべ・・・。」
そう、今は見学真っ只中。説明してる最中に喋ってしまった。謝らないと・・・。
「すみません!周りが見えてませんでした!」
頭を下げて正式な謝罪をする。するとさっきまで黙って見ていた人が僕に駆け寄ってきて・・・
「お前、名前は?」
「え?あ、はい。拓殖隼太郎って言います。」
「そうか、俺はこの野球部のキャプテンの白戸翔真だ!お前、野球部に入るつもりか?」
「はい!当然そのつもりです!」
「そうか・・・。厳しいぞ?」
「それもわかっています!」
「いい心意気だ、俺はお前みたいなやつが入ってくれて嬉しく思うぞ!いい機会だ。この場にいる新入生全員に話しておこう。今、二、三年生はこうして練習しているが、もちろんスタメン、ベンチの差がつけられる。その中で出場枠をかけて勝負しているんだ。中には特待できた奴もいるし、名のある実力者もいる。だが、そういう奴らはスタメンに入ってこれない場合がある。なぜだかわかるか?」
ざわざわ・・・
「なぁ・・わかるか?」「さぁ・・」「実力者はみんなスタメンを勝ち取っていくんじゃ・・・」「いや、なんかあるんだろうけど・・・」
皆困っている。そんなに難しいかなこの質問?
「隼太郎・・・あれだよな?」
裕太が話しかけてきた、どうやらわかっているようだ。
「ああ、あれだな」
俺たちは互いの答えを言わずに確認した。それは両方ともわかっているという目だったからだ。
「わかったやつは挙手!!」
手を挙げた人は隼太郎と裕太と、他3人てところかな。
「よし!じゃあそこのお前!名前は!?」
「はい!!稲田裕太です!」
「よし、お前はなんだと思った?」
「名前があるということを誇示するあまり、練習を全力でやらなくなったからだと思います!」
「そうだ!正解だ!他の4人も一緒か?」
「「「「はい!」」」」
「そう!名のある奴は練習をサボることがある。それは自分には実力があると過信しているからだ!つまり、練習すればチャンスがあるということだ!今、練習を見て自信をなくした奴らは練習をしてチャンスをもらえ!そうすればやりがいが出てくるぞ!わかったか!?」
『はい!!』
みんなが返事をした。
さっきまで意気消沈してた奴らの顔がイキイキしてる。
このキャプテン、すごい人なのか・・・?
一瞬で自分の雰囲気にした・・・。これがキャプテンになる人の器なのか・・・。すげぇ。
そう告げて去っていったキャプテンの背中がすごく大きく感じた。
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side 隼太郎
部活見学を終えて、俺と裕太は帰宅準備をしていた。結局あの後、説明を聞いているだけで特にやることはなかった。
教室を出て下駄箱に向かっている最中に、裕太から質問が飛んできた。
「そういえば隼太郎はポジションはどこなんだ?」
ふとそんなことを聞いてくる。
「俺は内外野両方できるぞ。そういう裕太はどこなんだ?」
「俺はキャッチャーだ」
「キャッチャーか〜。」
「そうだ、大変だぞキャッチャーは。」
「例えばどんな?」
「ピッチャーのフォローとか、常に考えながら動いてることかな」
「いやそれ普通だから。」
「なっ!!お前、そんな雑にいう?」
「まぁまぁ(笑)。お互い大変だろうけど、これから頑張ろうぜ?スタメンを勝ち取るためにさ!」
「たく、調子いいなあ。もちろんだ!」
そう言って二人は別れていった。
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side 隼太郎
家に帰ってきた。
はぁ〜まったり・・・。今この時間が幸せだわ・・・。人の話を聞くのにあそこまで疲れるとは思わなかった。
ピンポーン!
いろいろ思い出していると、インターホンが鳴った。
「ヤッホー隼ちゃん!遊びに来たにゃ〜!」
「おう、今開ける〜。」
凛と花陽が来ていた。そうか、あいつら今日は休みだったから暇だったのか。
「隼くん、お邪魔します。」
「お邪魔するにゃー!」
「おう、いつもだけどな〜」
「ねぇねぇ隼ちゃん!新入生歓迎会の話を聞かせて!」
「私も聞きたいな〜」
「いいけどそんなに面白いことはなかったぞ。そうだな、今日、校長が・・・。」
そんな話をして、今日がまた終わっていく。
これから、もっと頑張らないとな!
いかがだったでしょうか?
今日はあまり原作キャラが登場させることができませんでした、ごめんなさい・・・。
次回は原作キャラ多めで書こうと思います!
そんなわけで、いつも読んで切れている方々、本当にありがとうございます!
まだまだ評価、感想をお待ちしています!
皆様の感想や評価が自分のモチベーションになるので、これからもよろしくお願いします!