夏休みに入ったところも多いと思いますが
自分はまだ水曜日まで大学があるのです・・・
自分としては早く終わって欲しいのですが(笑)
サンシャインの4話を見て興奮してましたね
何せ花丸推しなのです(笑)
side 隼太郎
高坂先輩たちとは、神社でお参りして以降、なかなか会えていなかった。
というのも、野球部に本格的に入ったこともあって、ちゃんとした練習が始まってしまったから、朝練もなかなか行くことができないし、俺も何かと家のことで忙しいから会えてない。
ファーストライブをやる!という話を聞いていたが、実際の結果も聞いていない。
彼女たちの頑張りを見ていたので、自分としては成功で終わって欲しいけど、実際は難しいだろうな。
まぁ言ってても始まらないし、聞くのが早いか。
俺は携帯を取り出し、高坂先輩に電話をかけた。
TRRRRRRRRRRRRRRRRR・・・
『もしもし隼太郎くん?』
「もしもし、高坂先輩ですか?隼太郎です。」
『隼太郎くんなんで最近練習見に来てくれないの〜!?』
「すみません、部活の練習が始まって・・・」
『隼太郎くんって部活入ってたの!?』
「ああ、はい。野球部に」
『へぇ〜じゃあ甲子園に行こうとか思ったりしてるの?』
「はいそうですね」
高坂先輩は俺の部活話に興味津々だった。自分としては嬉しいけど、質問攻めは恥ずかしい・・・。
まぁ女子校出身というのもあって、男子と話すことも珍しいことだからこんなに食いついてくるんだろうけど。
・・・って、電話をかけた内容はそんなんじゃなかったわ!
「先輩、今日かけたのはファーストライブの話をしようと思ったんです。あの後、どうだったんですか?」
『・・・うん、ダメだったよ。見に来てくれた人も、ほとんどいなかった』
「そうですか・・・」
なんとなく予想はできたけど、この人たちの頑張りを見ていた分、自分も悔しくなってくる。
もっと違うアドバイスとかできたのではないか、もっと応援できたのではないか、もっと成功に導けたのではないか・・・
『でもね!』
突然、高坂先輩が元気になった。
『でもね、私たち、続けようと思うんだ!スクールアイドル!!ここまで来たら中途半端で諦めたくないし!』
高坂先輩から放たれた言葉は、失敗をしても前を見て突き進んでいくというものだった。
ああ・・・この人は強いんだな・・・辛い現実を見ても、決して諦めない気持ちを持っている。
この人も、白戸先輩と同じで、リーダーの素質があって、周りを照らすことができる・・・。すごく羨ましい能力だ。
『それでね隼太郎くん!』
「はい?なんでしょう?」
『これからも、私たちの練習に付き合ってくれない?私たち、これからもあそこで練習するから!』
「でも、僕練習が・・・」
『もちろん絶対来てねっていうわけじゃないよ?隼太郎くんも部活があるだろうし、私たちにつきっきりっていうわけにもいかないからね。だから、練習がないときとかは来てよ!!』
「・・・でも、いいんですか?僕、何もいい意見とか言えませんよ?」
『うん!隼太郎くんと練習してると、いつもより楽しい!っていう気持ちになるんだよ!』
「・・・わかりました!練習がない日とかは見に行きますね!」
『うん!』
ありがたいことに、これからも練習に呼んでくれるらしい。
でも、俺も関わるからにはちゃんとスクールアイドルのことも勉強しておいたほうがいいのかな。
あの人たちには成功して欲しい。応援するためには、やっぱりスクールアイドルの知識は必要か。
今度から花陽に聞いて少しずつ勉強しようかな・・・。あ、でもあの人スクールアイドルのことになるとすごいことになるんだった・・。きっと「スクールアイドルのことを知るにはまず!人気ナンバーワンであるA-RISEのことを・・・」って言うだろうな(笑)。想像できるわ(笑)。
「じゃあ先輩、これからも頑張ってくださいね。近々僕もそっちの練習を見に行きますので、それではおやすみなさい」
『うん!よろしくね!それじゃおやすみ〜』
自分を必要としている人がいる。それだけで俺は嬉しい。
そう思いながら寝る準備をした。
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side 隼太郎
少し、昔を思い出す。
それは、俺がまだ小学生の時。地元の小学校のクラブに入った時、人一倍大きい人がいた。
小学生の時でも自分の身長が小さかったから、その人を見た時びっくりしてしまった。
自分は他の人より身長が小さかったので、自分にはより大きく見えた。
「おい!シュン!!お前小さいなぁ〜そんなんじゃプロ野球選手も夢の夢だな!!あはははは!!!」
俺をシュンと呼ぶ大男、夏目涼はいつも俺のことを小さいだの、そんなんじゃプロ野球選手になれないだの、よく馬鹿にされたものだ。
負けず嫌いの俺はいつもこう応戦していた。
「うるさい!背が小さいのがなんだ!背が小さいからこそできることだってあるんだ!俺がお前を打って、それを証明してやる!」
いつもこう言って、涼に勝負を挑んでいた。結果は、もちろん全敗だった。それは、中学生まで挑戦していたが、ことごとく負け、負け、負け。
勝ったことなんて、一度もなかった。
高校進学時、涼は愛知の高校にお呼びがかかった。高校名は、愛知でも有名な、景明館高校。
何も変じゃなかった。中学から涼は有名で、認知度も高かったから、有名校から複数オファーもあったらしい。
中学卒業時、涼は俺に話しかけてきた。
「シュン、話がある。」
「なんだ?涼」
「俺、愛知の景明館っていうところに進学した。」
「知ってるさ・・・。なぁ涼。次に対戦する時は、甲子園で勝負だ!今度こそ、お前を打って、見返してやる!!」
俺はしばらく会えなくなる涼に、次に戦うことを約束した。
「もちろんだ!俺が負けるとでも?俺がお前を叩くまで、負けねぇよ。這い上がってこいよ!ここまで!」
「絶対に負けない!俺がお前を打つ!!そしてお前より上に行って、背が小さくてもやれることを見せてやる!」
固い握手をして、俺たちは別れた。今度は甲子園で戦う日を夢見て。
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目が覚めて時間を見たら、とっくに昼の11時を回っていた。俺としたことが、寝坊してたらしい。
にしても、懐かしい夢を見たな。涼との約束。忘れるわけないけど、あれを思い出すと気が引き締まるな。
涼のやつ、きっとレベルアップしてるに違いない。俺も負けないようにしないとな!
あいつに勝って、実力を思い知らせてやる!
TRRRRRRR・・・
思いを馳せていると突然、電話がかかってきた。凛からだ。どうせまたラーメンの最速だろうと思いながら電話を取る。
『隼ちゃん?今日暇?』
なんて聞いてきた。今日は日曜日だから練習もないけど、何か用事なのだろうか。
「やることはないけど・・・どうした?藪から棒に」
『暇だったら凛の家に来て?待ってるから!』
「あっ、おい凛!・・・切られたか。」
何か急いでいる感じがあったけど、何かあったのだろうか。それか家に来させてまでラーメンを作ってくれとでも言う気なのだろうか。
支度を済ませて、凛の家に向かった。
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side 凛
隼ちゃんに電話した後、凛は考えていた。
「どうしたらかよちんにスクールアイドルを勧めれるかな・・・。」
凛はかよちんのスクールアイドルに対する思いも知っているけど、自分がやるとなるといつも引っ込んでしまう。
かよちんに自信を持ってもらいたいから、応援してるんだけど、かよちんは「凛ちゃんもやってくれるなら」って言って逃げてしまう。
凛は、かよちんにもっと自信を持って欲しい!だけどどうしたらわからない。だから隼ちゃんに電話をかけた。
同じ幼馴染の隼ちゃんなら、きっとどうすればいいか教えてくれると思ったから。
「隼ちゃん早く来ないかな〜」
ピンポーン!!
「凛ー?俺だー隼太郎だぞー」
やっときた隼ちゃんを迎えに行って、部屋に迎え入れる。
「そんで?凛どうした?急に俺を呼び出して」
「うん、実は・・・」
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side 隼太郎
凛が俺を呼んだ理由としてはこうだ。
花陽を高坂先輩たちのスクールアイドル部に入れてあげたいけど、凛も一緒に入るならという理由で、なかなか入ろうとしない。凛としては花陽に自信を持って欲しいから応援しているけど、なんて声をかければいいかわからない、といったところだ。
「う〜ん。凛も入れば入ってくれるんじゃない?」
素直に言い返す。すると凛が
「凛!?無理だよ!?こんなに髪も短いし、男の子っぽいし・・・」
そう言って拒絶する。
「凛・・・まだあの時のことを・・・。」
「そんなことよりかよちんの話にゃ!!」
正直言って、これは俺にはどうにもできないんじゃないかなぁ。
一番いいのは花陽が勇気を出して入部を決意してくれることが一番だと思う。
強制してやっているのでは意味がないから。
そのようなことを凛に告げると、困った表情をしていた。
「俺も同じで、花陽にはスクールアイドルをやるチャンスがあるから、やって欲しい。けどそれを決めるのは花陽だ。俺たちは応援ぐらいしかできないさ。」
「でも、応援ならできる!花陽を先輩たちのところに無理やり連れて行って、後押しするくらいしかできないな」
それくらいしかできないだろう。
結局自分で最後は決めるんだ。それが一番いいと思っている。
「わかったにゃ!じゃあ凛、今度かよちんを先輩たちのところに引っ張ってくにゃ!」
「まぁ別にいいけど、あまり引っ張り過ぎるなよ?」
「隼ちゃんアドバイスありがと!明日にでも行ってくるにゃ!」
そう言って凛は元気に答える。
少しでも悩みが晴れたのならそれでいいかな。
あとは花陽の気持ち次第だ。
頑張れ、花陽。
どうでしたか?
ライバルの描写は自分も憧れていたので、導入してみました。
上手にかけているといいのですけど・・・。
今回はこんなところです!
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それじゃあまた来週!!