ふたりで手を繋いで教室にむかう。
「なぁ小野寺…その、」
「い、一条くん!!」
「?どした」
「あ、あのね!!ら、ら、楽くんって…呼んでも…いい…かな?」
「ッ!!お、おう。あ、当たり前だろ!何たって俺達付き合って…るんだし…。あのさ。俺もこ、小咲って呼んでもいいか?」
「う、うん!い、一条く、ら、楽くんがよければそう呼んでくれると、嬉しい…かな?」(るりちゃん!私遂にやったよ!)
そう言って顔を真っ赤にして上目遣いでこちらを見て来る。(くそー!可愛すぎるぜ!マジ天使!!)
※チャイムは鳴っています。
「じゃあ。ゴホン。こ、小咲!!」
「は、はい!」
((緊張するー!))
ついにふたりは下の名前で呼び合うようになったのでした!!因みに教室前です。
ガラガラー
「なんだ一条に、小野寺。教室の前で手を繋いで見つめあって、まるでカップル見たい…だぞ?」
「「……」」
「??まぁ、青春するのはいいけど、今日は転校生を紹介するから早く席につけ。」
「えー本日あら転校してきた桐崎千棘さんです!どーぞー!」
「はじめまして。桐崎千棘って言います。日本の事あまり詳しくないので優しく教えてくれると嬉しいです。」
まぁ、この後質問タイムなど諸々合ったのだがふたりには関係ないので割愛。
「こ、小咲ー一緒に帰ろうぜ」
「う、うん!楽くん!」
「おやおやーこれは……」
「小咲…遂に…」
キラリ
「ど、どこによって帰ろうか?小咲どっか寄りたいとこあるか?」(くそー目が合わせらんねぇ!)
「うーん。そーだ!この前聞いたんだけど新しくケーキ屋さんが出来たんだ!そこによりたいなぉって思うんだけど…どうかな?」
「おっいいね。そらそろケーキ作りにも挑戦しようと思ってたし。」
「えっ!?楽くん料理するの?」
「まぁな。家のもんに作れるやついないから自然と俺が作るようになってさ。気付いたら作るの楽しくなっちまったんだ。」
「凄いね楽くん!私なんて全然だよー」
「そ〜なのか?何か小咲なら何だかんだ普通に出来そうなイメージだったんだが……」
「ご、こめんね。嫌いになっちゃったかな?」
「何言ってんだ。こんなことでなるわけねーだろ!それに人にはそれぞれ苦手な事あるんだから気にするなよ。」
「やっぱり楽くんは優しいなぁ」
「美味しかったね!」
「あぁ!あのチョコケーキは最高だったぜ!でも、マロンケーキも捨て難い!」
「あはは、だね。」
「今度小咲さえ良ければ作ってやろっか?」
「えっ!?ほんと!」
「お、おう。まぁ、美味しく出来るかはわかんねーけど。」
「ううん。楽くんが作ってくれるなら私はそれだけで嬉しいな♪」(ふぁー!!!私なんてことを!いや、でも恋人ならこのくらいのことは!)
「ま、任せとけ!小咲の為に作るなら世界で1番美味しいのを作ってやる!」キリ
※ストーカーがいます。
「あのふたりやっぱり付き合い始めたのか……」
「まぁ、下の名前で呼び出したのでそうじゃないかとは思ったけどね。」
メガネコンビの耳はいい。
「にしてもあんなに急に仲が進展するとはな…」
「まぁ、そうなるように仕組んだんだけどね。」
キラリ
このふたりがいればもっとはやくふたりはくっついた気がするがキニシナイ。
一条邸にて
「おー楽帰ったか。ちょっと話が」
割愛
次の日の朝
「待たせたな小咲!!」
「ううん。ちょうど今来たところだよ。」
急いで家を出てきたつもりだった楽だったが、小咲の方が先についていたようだ。
「うふふ」
「どーしたんだ?」
「何かいいねこういうの!」
「そーだな…よし、そんじゃ学校行くか。」
ゴリラはどーなったんですかね?
まぁ、私は知らないんですが。
では、次回からはもうちょっとだけ甘い話に出来たらいいなと思ってます。