ハイスクールD×D~原初の龍神と赤龍帝~   作:火の鳥

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色々と修正しました。


戦争介入

グレートレッドこと真紅と一緒に暮らし始めて20年位が経った………。

 

え?展開が早すぎだって?しょうがないじゃん。細かく話すとキリがないし。

 

 

いやー、真紅の修行は最初の1年は死ぬかと思ったよ。

 

だって───。

 

 

――回想中――

 

「悠莉。これから我は死なない程度に攻撃する。その全てを避けるか、受け流せ」

 

「は……………?」

 

「では、逝くぞ!!」

 

「ちょ………ま………っ!」

 

コォォォォォォォーーーーーー……。

 

ドゴォォォォォォォォーーーーーーーッ!!!!

 

「ギャァァァァァァアアアアアアアーーーー……」

 

 

まあ、こんな感じでね。今生きているのが不思議な位だよ。

他にも色々あるけど、長くなるからカットするよ。

 

この20年で真紅と互角で戦える位に強くなったけど、それじゃあ駄目だ!

今よりもっと強く、真紅よりも強くならないと何も護れない。

もう大切なものを失いたくないから…………。

だから────。

 

 

「何、旅に出たい?」

 

いつものように、修行と個人鍛錬が終わった後の休憩時に俺は真紅に切り出した。

 

「今ならもう、敵は俺を死んだとみなしていると思うから修行も兼ねて世界を見て周りたいんだ。それこそ冥界、天界問わずにな」

 

俺も結構、悩んだが自分の実力を試す意味でもこの旅は俺に必要な何かをもたらしてくれる筈だ。

後は俺たち不死鳥一族がいなくなった後の世界がどうなっているのか知りたいというのもあるな。

 

「まあ良いだろう。今の悠莉の実力なら神にも勝てるだろう。それに世界を見て得られるものは大きい」

「ありがとう、真紅。じゃあ早速、準備をするか。今日の鍛錬は終わったし」

 

真紅に承諾してもらい、俺は旅の準備をした。

一応、認識阻害の仮面と変装用のサングラスを持っていくか。

 

 

数日後――――。

 

 

今日はいい天気だ、絶好の旅日よりだな。

※真紅と悠莉が住んでいる空間は天候も再現出来る様にしている。なので晴れや雨などの調整が出来る。

 

「少し、寂しくなるが悠莉が強くなって戻ってくるのを待っているぞ」

 

「任せておけ!必ず、強くなって帰ってくるから。この先に待つ運命と宿命にも敗けない位に」

 

それに自分が惚れた女くらいは護れる位には強くならないとな。

俺はいつからは忘れたが真紅ことを一人の女性として好きになってしまった。

小さい頃は母親みたいに思っていたが、いつの間にか好きになっていた。

きっかけは多分、修行中に大怪我をした時だと思う。

その時は普段の真紅では考えられない位に慌てて、必死に怪我の看病をしてくれた。

真紅を女性として意識するようになったのはその頃からだな。

 

だから、今回の武者修行でもっと強くなって帰った時に真紅に告白をしようと思う。

もうお前も護れる位、強くなったぞと意味を込めてな。

 

 

 

「真紅、帰ってきた時にお前に頼みたいことがある」

だからこそ────。

 

「悠莉から頼みとは珍しいが何だ?」

俺は────。

 

「俺と本気で戦ってほしい………勿論、全力でだ。そして、俺が勝った時には真紅に伝えたいことがある」

 

「どうやら……本気のようだな。分かった。悠莉が帰って来た時には我は本気でお前と戦おう。でお前が勝った後に我に伝えたいことは何だ?」

 

うぐっ!そこでそれを聞いてくるか。

「それはさっき、言ったように俺が勝てば伝える。じゃあ、言いたいことは言ったからもう行くな」

 

そう言って、踵を返そうとしてふと考える。これから当分、会えなくなるから先に前払いで貰ってもいいか。

そう思って、真紅の方に向き直る。

 

「真紅」

「何だ?」

 

「言葉ではまだ言えないけど、行動でなら伝えられるから目を閉じてもらっても良いか?」

 

「?分かった。目を閉じれば良いんだな?」

そう言って、真紅は目を閉じてくれた。

 

俺はゆっくりと真紅に近づいて─――。

 

「―――――っ!?」

 

真紅の唇に自身の唇を重ねた。

 

「これが俺の気持ちだ。帰って来て、お前に勝った時に改めて、今度は俺自身の言葉で伝える。まあ、その時を気長に待っていてくれ」

 

何か、真紅が固まっているけどもう時間だな。名残惜しいが行くか。

 

「じゃあ、行ってくる」

 

俺は次元の扉を開けて、下界に降りていった………。

 

 

後から、聞いたんだが真紅はあの後、顔を真っ赤に染めて1時間近く、固まっていたらしい。

 

 

 

 

 

 

また盛大に時を進めて、世界を旅してかれこれ20年は経ち……世界各地の遺跡やら聖地、冥界、天界、人間界の都市など巡った。

 

生計を立てる為に賞金稼ぎも多くこなしたな。お蔭で冥界と天界に独自のパイプを作ることが出来た。

 

今の四大魔王や神、堕天使の総督にも会えたのは大きいな。色々、聞けたし。

やっぱり、不死鳥一族が滅んだのはかなりの影響があったみたいだ。

本来、闇を牽制し抑止力でもあった不死鳥一族が滅んだことにより闇の力が増してきたみたいだ。なんというか自業自得としか言えないな。多分、俺らを疎ましく思った老害どもが指示したと思うし。

 

他にも魔法や魔術、様々な武術を習得して力をつけた。この時代の建築技術、戦略、兵器などあらゆるジャンルに手を付けて開発、研究を進めた。

後、不死鳥の里にも神器を作る為に寄った。久しぶりに里に行った感想は特に無い。

結界で時を止めているから何も変わらない景色がただ広がっているだけだった。

里で神器を製作している時に色々と文献や資料を漁ってみたら結構、色んなことが分かった。俺に宿っている力や自身の正体などな。

 

 

 

まあそんなこんなで戻って来ました。次元の狭間の我が家に。

どうやら、真紅は次元の狭間を泳いでいるらしくまだ帰っていない。

仕方ないので少し、待つか。

 

 

 

バサッ、バサッ、バサッ!ドンッ……………。

 

どうやら帰って来た様だな。さてどんな顔をするやら……。

 

ガッチャ─―――。

 

「懐かしい気配を感じたと思ったらお前だったか……帰るなら連絡くらい入れろ」

 

口では文句を言っているが顔が笑っている。

 

「久しぶりだな、真紅。約束を果たしに来たぜ」

 

そう言って俺は顔に不敵な笑みを浮かべた。

 

「20年前に決めた通り、時間制限無し、相手が敗けを認めるまで勝負は止めないルールでいいんだな?」

 

「ああ、それで構わない。俺も殺す気で掛かるから真紅も俺を殺す気で掛かってこい!」

 

そう言って、俺は気と魔力を解放させた。

 

真紅も力を高めて、本来の姿に戻った。

 

 

この場を静寂が支配する………………。

 

「悠莉…………」

「何だ………?」

 

気と魔力を収束させていると唐突に真紅が俺を呼んだ。

 

「まだ、お前の想いは消えていないのか?」

「…………………」

 

「我は龍だ………なのにまだ、我を想ってくれているのか?」

「俺にとっては龍とか何か関係ない。唯、真紅を想っている。それだけでいい」

 

 

もうこれ以上の言葉は要らないだろう。

 

後は────。

 

「「戦いで示すのみ!!」」

 

 

真紅は口から魔力を収束させて────。

俺は両手の気と魔力を合わせて────。

 

キュュュューーーーー。

 

ゴォォォォォオオオオオーーーーーーー!

 

互いに撃ち放った…………………。

 

 

 

 

 

 

「はあ、はあ、はあ、はあ!…………お………俺の………勝ちだ…………!」

 

二人の戦場になった辺りは大小様々なクレーターが出来ていた。

大地は焼け焦げ、融解して半分マグマ化しているところもある。

 

「まったく……まさか、我が敗ける日がこようとはな。不死鳥の力を侮ったか」

 

「いや……流石は『真龍』だ。最後の攻撃を耐えられたら俺の敗けだった………」

 

疲れたぁぁぁーーーーー!流石にもう余力は無い。勝ったとはいえ、まだまだ見直すところがあるな。

 

取りあえずは────。

 

 

「真紅。あの時の約束は覚えているか?」

 

真紅が倒れているところまで近寄りながら聞いた。

 

「うむ………覚えているぞ。」

 

俺は真紅の傍に腰を降ろして顔を伺った。

 

「悠莉……今一度、聞く。その想いはあの時から色褪せていないのだな?」

「ああ………戦う前のも言ったが、変わらない。それどころか逢えない分、余計に想いが強くなったよ」

 

真紅は上体を起こして俺を見る。

 

「そうか…………////」

「だから、あの時に言った様にこの想いを告白させてもらう」

 

俺は真紅を抱き寄せながら、耳元に想いを告げる。

 

「俺は……不死鳥 悠莉は真紅が好きだ!お前が何を言おうと俺は真紅を離さない。一生、お前と共に歩む」

「物好きな奴め………////」

 

真紅は照れ隠しに言った。

 

「我もお前………悠莉が好きだ。大好きだ!愛してさえいる……///」

 

互いに想いを告げ、見つめ合った………。

 

そして────。

 

「ん………っ」

 

俺たちは唇を重ねた………。

 

 

 

 

 

 

 

あれから時々、下界に降りてデートをしながら真紅と一緒に色んなところに出掛けた。

勿論、修行も続けながらだ。

そして、恋人になって5年目の日に俺は真紅にプロポーズした。

真紅は涙を滲ませながら了承……晴れて俺たちは夫婦になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから更に5年後………。

 

 

「パパ~~~~」

「父様~~~~」

 

俺は声がした方に振り返った。

「おう、雛乃、絢香。母さんはどうした?」

 

 

あれから結婚してから世界の色が変わった。毎日が幸せで大切な物になった。

結婚して、1年後に真紅のお腹に子供が宿った時は驚いた。神格に近い種は生殖率が低いのが常だ。

いくら不死鳥一族が女を孕ませやすい特性を持っていてもここまでとは思わなかった。

長女の絢香を産んで、半年もしない内にまた子供を宿した時は更に驚いた。

恐るべし………不死鳥一族。いや、自分の一族だけど。

次女の雛乃を産んでから1年した時に人間界に降りて、娘たちと真紅と一緒に日本に行った。

他にも色々とあるが、とりあえずはこんな感じかな。

 

 

「母様は泳ぎに行った~~」

「うん~~、だからパパ、遊ぼう~~?」

 

「良いぞ。今、洗濯物も干し終わったから遊ぶか」

 

「「わ~~~~~い!」」

 

 

こんなに毎日が幸せでも俺を戦いに誘う運命は刻一刻と迫っていた。

 

 

 

 

 

 

数ヶ月後――――。

 

 

「やはり、戦争が起こったか………」

 

 

俺が今見ているのは戦争真っ只中の映像。

水晶を改造して立体映像も移せるようにした物だ。

 

「人間もそうだったが、此奴らも何で戦など起こすのか理解出来ん」

 

俺が画面を注視していると二階から真紅が降りて来た。

 

「真紅……娘たちは?」

「先程、寝た。大きな音を立てなければ起きない」

 

真紅も俺の隣に座って、画面を見始めた。

 

「しかし、悠莉………あやつ等にはそれとなく戦争はするなと言ったのだろう?」

「あくまでそれとなくだがな」

 

遂に運命が動き始めたか。『託』の通りならこの戦争で何かが起こる。

 

「互いにもう後がない………この戦いで決着をつける筈だ。恐らく、その時に何かが起こるのだろう」

 

そう言った後、俺と真紅は真剣な表情で画面を見つめた。

 

 

 

 

そしてそれは起こった────。

 

ドラゴンの介入と言う形で───。

 

 

「行くか………」

 

俺は『鎧』を瞬時に纏って変装用の仮面をつけた。

 

「悠莉。一応、気を付けておけ。幾ら、お前が強くとも相手は『赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)』ドライグと『白い龍(バニシング・ドラゴン)』アルビオンだ。油断はするなよ」

 

「ああ、分かっている。特にアルビオンの能力は面倒だから直ぐに終わらせる」

 

俺は転移魔法の準備をする。

 

「ふむ……悪魔、天使、堕天使は協力して二天龍を封じるつもりだな。だが闇の眷属が邪魔をしているか。悠莉、先に闇の眷属から消した方が良いぞ」

「分かった。では行ってくる」

 

俺は転移魔法を発動させた。

 

 

 

 

今、この戦場には神、四大魔王、二天龍と闇の眷属しかいない。堕天使と天使は負傷者を運ぶためにここから一時離脱している。

 

だから神と魔王たちは何としても二天龍を封じたいのだが、闇の眷属が邪魔をするので思うようにいかなく焦っている。

 

その空間で突如――――。

 

転移魔法で誰かが転移してきた。

 

 

神「な……誰ですか、こんな時に」

ル「敵………?」

レ「唯でさえ、封印に手間取っているのに」

べ「早く、二天龍を弱らせないと」

ア「このままだと私たちが持たない」

 

『『誰が来ようと消し去るのみ』』

 

 

双方が見ているなかで転移してきたのは─――。

 

 

「「「「「人間…………?」」」」」

 

『『こ、こいつは………』』

 

 

蒼い鎧を纏い、顔を隠す仮面だけを見ると唯の人間のように見えるが……。

 

これは────。

 

神「何て、桁違いな魔力ですか………」

ア「化物だわ…………」

ル「それに気の高まりも段違いよ……」

レ「敵なの、味方なの………?」

べ「もし敵なら私たちに勝ち目は無いわ」

 

『『この力はまさか………』』

 

ふむ……場が少し、混乱しているが問題は無いな。

 

「では先ずは、邪魔な闇の眷属から葬るか」

 

俺は右手を闇の眷属に向けた。

 

「古の契約に従い、我に従え、光の神。天を覆う至高の光よ、全ての敵を光で照らせ。『滅びの光』」

 

唱えた瞬間、掌から莫大な光が放射され闇の眷属を残らず滅ぼした………。

 

「「「「「なっ!!!!」」」」」

 

『ドライグ……やはりこの力は』

『ああ……間違いないだろう』

 

 

「さて………次はお前等だ。バカドラゴン共………」

 

俺は二天龍に向き直った。

 

ド『1つだけ聞こう………』

 

「何だ?」

 

ア『何故、この戦いにお前が介入する?』

 

「そんなもの………初めから決まっている」

 

俺は背中から神龍の翼を出した。

 

「ドラゴンの尻拭いをするのは昔からドラゴンだと相場が決まってるんだよ!」

 

俺は瞬時に両手にピコピコハンマーを出して、高速で二天龍に近づいて───。

 

ヒュンッ───。

 

ドッゴォォォオオオンッ!!!!!

 

二匹の頭を思いっきりぶっ叩いた。

 

『『ヌガァァァァァ!!』』

 

「「「「「え………………?」」」」」

 

 

術式解析………完了。

 

良し、十分弱ったな。

 

「封印術式………発動!」

 

ド『おのれぇぇぇぇ、古の龍よ! この借りは………』

ア『我らを虚仮にしたことをいつか、後悔………』

 

 

そのセリフを言い終わる前に二天龍は封印された……。

 

そしてこの場には神、四大魔王と悠莉だけになった……。

 

 

「貴方たちもその傷を放置すれば命に関わる。なので、暫く眠っておけ……『安息の風』」

 

俺は眠りの魔法を唱えた。

 

「「「「「あ……………」」」」」

 

五人とも眠らした後は転移魔法で家まで飛ばした。

 

 

その直後、俺の後ろから転移の反応がした。

 

「神共、手伝いに戻って来てやったぞ!」

 

この声はアザゼルか。

 

「ルナスティア様!!」

 

こちらはミカエルか。

 

 

俺は悪魔、天使、堕天使の方に振り向いた。

 

「遅かったな…………」

 

ア「誰だ!お前は!」

ミ「貴方は………」

 

 

俺はミカエルにある物を投げた。

 

「これは……」

「神が使っていた、アスカロンとエクスカリバーだ。エクスカリバーは折れてしまっているがな」

「あいつらはどうした?」

「神たちは二天龍との最後の一撃の時に自らの肉体を犠牲に攻撃した。結果、あの者たちの肉体は消滅。残ったのは剣だけだ」

 

俺は簡潔に説明した。

 

「じゃあ、次だ。お前はここに何しに来た?」

 

アザゼルは目を鋭くさせて聞いてきた。

 

「二天龍のバカ共がお前たちに迷惑を掛けたみたいだからその尻拭いに来ただけだ。アイツ等が命を掛けて弱らせた二天龍をその後、我が封印した」

 

「お前……珍しいドラゴンだな。ドラゴンは大抵は俺らのことは無干渉なのにな」

 

「ふん………唯、気まぐれで手を貸しただけよ………我はもう帰る。ここにはもう用は無いからな」

 

「最後にお前の名を教えてくれるか? 戦争を終結させた偉大な龍として名を残しておくぜ」

 

「物好きな奴だ………ならば心して聞け、我は『原初の龍神(ジェネシス・ドラゴン)』神龍………これが我の名だ……覚えておけ」

 

俺はアザゼルたちに背を向けた。

 

 

「ミカエルよ………お前の主から伝言を預かっている。『天界は任せました』だそうだ」

「ううっ。ルナスティア様………」

「では、さらばだ」

 

俺は転移魔法でこの場から転移した。

 

 

 

 

「まさか『原初の龍神(ジェネシス・ドラゴン)』が介入してくるとはな」

「ええ、創世記に書かれているドラゴンが存在していることが驚きでした」

「これから俺らは大変だな。戦後の処理もあるが神が亡くなったんだからな」

「これはこの場の者だけが知るものにしなければいけませんね」

 

 

その後、互いに口裏を合わせた後、自分たちの領地に転移していった。

 

 

 

 

 

各勢力 被害報告

悪魔側 四大魔王、上級悪魔多数死亡

天使側 神、上級天使多数死亡

堕天使側 幹部、上級堕天使多数死亡

 




いきなり、オリキャラ登場。
これから、まだ出ますのでどう話に入れるか、何とか上手く書いていきます。

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