銀蒼の王の暗殺教室   作:蒼月ミカロ

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受け入れの時間

殺せんせー、烏間、ビッチ、生徒達の視界が暗転し、目を覚ますと元の遺跡に戻っていた。時間を確認すると、数分しか経っていなかった。そして、ライの過去を思い出し涙を流す者が多く出た。

 

そんな中、殺せんせーは心の中で後悔した

(ライ君の過去がこれ程とは・・・。ライ君は私と同じような経験をしていたなんて、思いませんでした。もう少し配慮しておけばよかった・・・)

 

 

扉からライが出て来て声を掛けた

 

「これが僕の過去、今まで歩んできた道のりです」

 

「じゃ、鷹岡が言っていた大量殺戮者って言うのは・・・」

 

「うん、ギアスで人を殺し、フレイヤも使い多くの人の命を奪って来たから、僕は大量殺戮者と呼ばれてもおかしくないよ、寺坂君」

 

ライの言葉を聞いて皆黙り下を向いた

 

「僕の過去は出来れば知られない方がよかった。僕の過去は皆には重たい物だから。もう僕は皆といる事は出来ない」

 

「どうしてですか!?」

 

「理由を教えて下さい!」

 

「僕の過去をみてどう思った?恐怖した?失望した?

僕は皆にとって毒だから、またCの世界で眠る事にするよ」

 

 

皆といる事が出来ないと言い、渚と神崎は理由を聞いた

そしてライは再びCの世界で眠ると言った

 

「皆今までありがとう。こんんな僕と共にいてくれて、僕は楽しかったよ。そしてさよなら」と言い扉に向かって歩み始めた

 

マッハで動ける殺せんせーも動けず、皆も手を伸ばそうとしても動けずにいた。

そしてライは扉の前で止まり手を伸ばそうとした瞬間・・・

 

「ダメ!!行かないいでライさん!!」と言いながら、矢田がライの背中に抱き着いた

 

「矢田さん離して、僕はここにいてはいけないから」

 

「そんな事ないです!!」

 

「私達はライさんが必要なんです!!」

速水、中村も矢田に続いてライに抱き着いた

 

「3人気持ちは分かったけど、こんな僕と居たいと思っている人はいないと思うから・・・」

 

「そんなことはないです!!」

 

「ライさんは私達の事をちゃんと考えてくれます!」

 

「真剣に俺達に向かい合ってくれて、どんなことにでも相談に乗ってくれるし!」

 

「ライさんのおかげで暗殺の能力もあがりました!」

ライの言葉を遮り、磯貝、倉橋、前原、岡野が声をかけた。そして次々に生徒達がライが必要と言った

 

「ライ君、君は受けた仕事を途中で投げ出す無責任な者ではないだろ?

俺もまだ君と共に働きたいと思っている」

 

「ライ貴方の過去がどうあれ、大事なのは現在の事じゃないの?」

生徒達に続いて烏間、ビッチもライに声を掛けた

 

「ライ君、君は皆さんに受け入れようとしています。それでも行くのですか?

好敵手がいなくなるのは寂しくまりますし、私も君と共に生徒達を育てたいと思っています」と最後に殺せんせーが言った

 

「僕は皆と一緒にいてもいいの?」

 

「いいですよ!」

 

「ライさんがいなくなると寂しくなるし・・・」

 

「それにまだ教えてほし事も沢山あるし」

 

「ありが、とう。こんな、僕を受け入れて、くれて。ありがとう」

矢田、速水、中村の言葉を聞いてライは涙を流しながらお礼を言った

 

数分後ライが落ち着いてから殺せんせーがある提案をした

 

「さて、ライ君も落ち着いたことですし。ここ海底洞窟で”暗殺肝試しをしませんか?」

 

「暗殺・・・肝試し?」

 

「先生がお化け役をします。久々に分身して動きますよ。勿論先生(お化け)を殺してもO.K。暗殺旅行の〆にはピッタリでしょ?」

 

この時殺せんせーの頭の後ろには『カップル成立!!』と書いていた

 

 

 

 

 

ライのペアは矢田で現在2人は最初の殺せんせーの口上を聞いていた

 

「ここは血塗られた悲劇の洞窟。1人になればさまよう魂にとり殺されます・・・けっして2人離れぬよう」と言い次のペアに同じ事を言いに行った

 

「ラ、ライさん、て、手を握ってもらってもいいですか?怖くって・・・」

 

「うん。いいよ矢田さん」

 

「・・・名前」

 

「え?」

 

「名前で呼んで下さい。これからは」

 

「いいのかい?皆にバレるよ?」

 

「いいんです。それに苗字だと、ライさんが呼びづらいとおもったんで」

 

「じゃ遠慮なく名前で呼ばせてもらうね。桃花今日はありがとう。僕を受け入れてくれて」

 

「私はライさんが最低な人だとは思いません。世界の明日を迎える為に、自身に憎しみを集め討たれる計画を立てそれを実行する人は普通いませんよ。ライさんが優しい人だと全員わかっていますから」

 

 

暫く歩いていると矢田が足を滑らせ倒れそうになりがライが支えたが重心を崩し2人共倒れた

 

「イタタタ・・・桃花大丈夫?」

 

「///」

 

2人が倒れた態勢は、矢田が下に上にライという、傍から見たらライが矢田を押し倒した構図になっていた。しかもあと少しでキスが出来る距離だった

 

2人共赤面していたが「ひーーーーっ!!目がない!!なんかヌルヌルに触られた!!?日本人形!!?水〇し〇る大先生!!?」と声が聞こえてきた

 

「と、取り敢えずでよっか」

 

「そ、そうですね」

 

2人が洞窟から出ると生徒達から囲まれている殺せんせーの姿があった

 

「つまり吊り橋効果でカップルを成立させようとしてたと」

 

「結果を急ぎすぎなんだよ」

 

「だ、だって照れている2人とか見てニヤニヤしたいじゃないですか!!」

 

「泣きギレ入った」

 

「ゲスい大人だ・・・」

 

 

その様子をライは離れてみていた。そしたら、洞窟から烏間とビッチが出てきた

ビッチは烏間の腕を抱きしめていたが生徒達に気が付き、ス・・・っと烏間から離れたこれを見た生徒達&殺せんせーは・・・

 

「・・・なぁ薄々思っていたけどビッチ先生って・・・」

 

「・・・うん」

 

「・・・どうする?」

 

「明日の朝帰るまで時間はあるし・・・」

 

「「「くっつけちゃいますか!?」」」とライと渚以外がゲス顔を浮かべていた

 

結局皆(ライと渚以外)ゲスかった

 




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