ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた 作:アジアの大提督
ー宣伝ー
今月19日に大阪で行われるComiCon大阪in南大阪で自分が所属する晴風支援艦隊から合同誌が販売されます
是非会場に足を運んで手にとってくれたら嬉しいです
内容は絵師さんによるイラストと作家陣による自分を含めた5人の短編小説です。
買って損は無い一冊なので是非買ってください!
あと宣伝もしてくれたらかなり嬉しいです!
よろしくお願いします!
Twitterもよろしく!
@grandadmirl0
sky27
晴風はシューペと別れたあと合流予定だった明石と間宮と合流し、補給と修理を受けており、艦橋メンバーによって被害の状況や補給の確認してると艦橋に大きな音を立てて上がってくる1人がいた。
柳原「てぇへんだ!てぇへんだー!」
ましろ「なにごとだ!」
岬「機関部のどこか壊れてた?」
柳原「違う!」
岬「じゃあ、機関科の誰が体調悪いの?」
柳原「みんな元気でぇい!」
西崎「だったら何⁉︎」
悠一郎「ほんとなんだよこんな時に」
柳原「もう晴風は赤道を越えてるじゃねぇか」
柳原はみんなに赤道を越えてる事を目を輝かせて言う。
ましろ「赤道?」
納沙がタブレットで現在地を後ろで確認をすると
納沙「確かにそうですね」
柳原「赤道だー!」
『赤道祭?』
悠一郎「なんじゃそりゃ?」
悠一郎も含め艦橋クルーは赤道祭とはなんだと頭に?マークが浮かぶ。
柳原「祭りだ!祭りだ!」
悠一郎「とりあえず落ち着け!うるさい!」
その後岬は一旦晴風のクルーを全員教室に集める。教室ではなんだろうと声が上がってる。
岬「本艦は補修中でもありますし、赤道祭を行いたいと思います」
悠一郎(まじでやるのかよ)
悠一郎が後ろの方で岬の話を聞いて心の中でそう思う。
和住「赤道祭?」
青木「また適当に名前つけたっすね」
青木が適当な祭りだと思い呟くと前の方で立ってた柳原の耳に入る。
柳原「なにいってぇんだ!赤道祭は由緒正しい祭りでぇい!」
万里小路「どこが由緒正しいのですか?」
万里小路が柳原に質問する。
柳原「それはな…クロちゃん説明してくれぇい!」
悠一郎(だから前に黒木も一緒いたんだな)
そして柳原に頼まれて黒木は説明を始める。
黒木「風がないと航海できなかった大航海時代。赤道近くの無風地帯を無事に航海できるように海の神に祈りを捧げたのが始まりだったそうよ。そして赤道通過した時に乗員が仮装をしたり寸劇をしたりとまさにお祭り騒ぎだった記録が残ってるわ」
しかし黒木の話を聞いてもみんなあまり興味を持たなさそうな顔をしてる。
岬「赤道祭の実行委員長は機関科の柳原さんが立候補してれました」
岬の隣で柳原がドヤ顔をする。
若狭「やっぱり」
駿河「まじかー」
機関科の機関員4人衆はこうなると思ったような顔をする。
柳原「皆の衆!盛りがっていくからなー!それぞれ出し物を考えてくれよなー!祭は明日の明日だからな!」
青木「めんどくさいっす…」
青木同様にあまり乗り気ではない様子の人の方が多かった。
そして解散し、各自の持ち場に戻り、岬は甲板に出て、杉本と藤田から補給と修理の様子を聞きにいく。
岬「どうです?」
藤田「必要な物は全て補充しといたわ」
杉本「主砲と指揮所の換装はあと2日ぐらいかかるけど」
岬「ゴメンね。また手間かけさせちゃって」
藤田「うんうん。晴風の奮闘ぶりは私達も聞いてるから。比叡を座礁させたり、シューペへの乗り込み作戦を成功させたりれ
杉本「変わり者を寄せ集めたって印象だけど凄いね〜」
岬「ハハァ、ありがとう」
地味にバカにされてることに岬は苦笑いしかできなかった。
そして艦橋に岬が戻ると納沙がましろに出し物を一緒にやろうと声を掛けてるがましろは嫌がるが納沙はましろにべったりとくっつき離れず、周りにも出し物の事で振り回す。
悠一郎は巻き込まれるのを気にして、艦橋からそっと出て行った。
その頃横須賀のとある所でブルーマーメイドの実働部隊の艦長クラスが集結していた。
真霜「検査の結果ウィルスに感染した生徒は正常に戻ったわ。晴風がシューペに行った作戦は成功よ」
平賀「凄いですね」
福内「表彰ものです」
真霜は顔の表情を切り替えると
真霜「学生達に負けていられないわよ。我々もこれからパーシアス作戦を展開するわ。作戦で使う抗体は急ピッチで増産されてるわ増産完了後すぐに行動を起こすわよ」
そして真霜が現段階での状況を説明する。
「鳥海、摩耶、五十鈴は真冬部隊によって制圧済みで残るのは涼風、天津風、磯風、時津風それから武蔵」
武蔵という名が上がった瞬間周りから驚きの声が上がる。
真霜「真冬部隊の報告によると武蔵の最終確認地点はウルシー南方で進路は西へでおそらくフィリピン方面に向かったと思われるわ。だが現在位置は不明よ。この中の最優先制圧目標は武蔵とします。他の残った艦も南方方面で目撃されてるため主力部隊はフィリピン方面にて展開します」
『はい!』
真霜「そして、万が一に備えて福内さんと平賀さんには横須賀女子海洋学校から管理権を移譲して本作戦の予備戦力として戦艦加賀と巡洋戦艦赤城に乗ってもらいます」
福内 平賀「「はい!」」
そして加賀と赤城を貸した横須賀女子海洋学校の真雪の所にもブルーマーメイドの作戦概要が届く。
教頭「これからはブルーマーメイド主体で作戦を展開するとの事です」
真雪「やはりブルーマーメイド主体で作戦を行うのね」
教頭「そうですね。国防海軍が下手に動いて国内での作戦行動をしたら隣の国を刺激してします。なるべくブルーマーメイドで事を収めたいと思ってるのか我が校の学生艦にも協力の要請が来ております」
真雪「生徒に負担はかけたくないけど感染の拡大は何としても防がなければ…艦の現況は?」
教頭「風早、秋風、浜風、舞風は学校に戻って来ております。長良、浦風、萩風、谷風は依然偵察中です。そして晴風は間宮、明石による補修中です」
真雪「晴風の様子は?」
教頭「晴風の艦長からは赤道祭の準備中の事と」
真雪「フフッ、修理が完了したら作戦に協力せと伝えて」
教頭「ハッ!」
そしてパーシアス作戦の作戦会議が終わった部屋にまだ真霜は残っており、ある人物を待ってる。会議室のドアが開くと真霜が待ってた人物は。
川瀬「遅くなってすいません。川瀬只今戻りました」
それは今まで教育艦に乗って学生と一緒に偵察をしてた川瀬だった。
真霜「別にいいわ。私が急に本土に戻るように指示してしまったからとりあえずそこに座ってちょうだい」
川瀬「はい」
川瀬が席に着くと真霜はなんで川瀬を呼び戻したのか説明する。
真霜「この前横須賀の技術艦船工廠の方から連絡あって、零戦が国防陸軍の作られた滑走路に輸送が終わってあとは悠一郎君が来る事だって言われたわ」
川瀬「じゃあとうとう彼の出番なのですね」
真霜「そう。だからあなたには彼の向かいに行ってもらってそのまま伊豆の国防陸軍の基地に向かって欲しいの」
川瀬「分かりました。では失礼します」
川瀬は席を立ち会議室から出て行き、真霜に言われた通り悠一郎の迎えに行くための準備を始める。
ー2日後ー
甲板で暑い中、黒木が甲板上に提灯をぶら下げる作業をしている。
黒木「ふぅ」
悠一郎「精が出てるな」
疲れた様子の黒木の後ろから悠一郎がバケツと釣竿を持って悠一郎の足元に五十六と多聞丸を連れて黒木に声をかける。
黒木「あなたも少しは手伝ってくださいよ。みんなあんな様子だし」
黒木があんな様子だと言う方向を見ると砲術員の3人が水着に着替えて、水鉄砲で遊んでたりや海上では野間がスキッパーに引っ張られて空を飛んでたりや、機関科ではベンチに座って優雅に過ごしていた。
悠一郎「あーあーこりゃ大丈夫か?」
黒木「そう思うなら手伝ってください」
悠一郎「悪いな俺もやる事があってできないんだ。行くぞ五十六提督と多聞丸提督」
五十六「ぬぅ」
多聞丸「ミャオーン」
悠一郎はそのまま後部甲板の方に行ってしまった。
黒木「まったく」
黒木は呆れながらも作業を再開する。
その頃食堂では柳原が伊良子と杵咲姉妹に赤道祭で出す食事の提案をしていると扉から和住が入って来る。
和住「主計科でいらない木箱とかない?」
伊良子「あるよ」
柳原「おっ、出し物で使うのか!」
和住「うんん。ちょっと個人的に作りたいものがあって」
柳原「なんだよ個人的な物って?」
柳原が和住に詰め寄る。
和住「な・い・し・ょ」
柳原「むぅー」
柳原は不満気ながら納得し、食堂を後にしてから甲板に出て歩いると万里小路と八木と宇田ががスイカ割りをしてたりなどをして柳原が注意などをして歩いてると砲術員の3人が遊んでる水鉄砲の水を喰らう。
柳原「遊んでる暇があったら祭りの準備しろー!」
小笠原「えー」
武田「全方位盛り上がってないんですけど」
武田の盛り上がってないの言葉に柳原はショックを受ける。
柳原「も、盛り上がってない…!」
日置「水鉄砲大会の方がおもしろくなーい?」
更に日置にによる駄目押しの一打で柳原は更にショックを受ける。
そして甲板で優雅に過ごしてる機関員4人衆の若狭が女性向け雑誌を見ていると誰かが来るのに気づき、見るとそこにいたのは砲術員によって赤道祭の今の実態を知ってショックを受けた柳原だった。
若狭「うわぁぁ!み、みんな何やってんだよ!
伊勢 駿河「「うぅん…げぇ!」」
『うわぁぁぁ!』
若狭「き、休憩終わりー!」
機関員4人衆は一斉に立ち上がり黒木の手伝いに入る。
伊勢「これどこにつけるんだっけー?」
若狭「祭りだー祭りだー!」
もはやその場しのぎとしか思えない事をして柳原の機嫌をとろうとする
柳原「わざとらしいしなくていいんだよ」
機関員4人衆「「「「えっ!」」」」
柳原「よーくわかったよ。みんな赤道祭なんてどうでもいいんだな!」
黒木「マ、マロン。そんな事ないってば! みんな楽しみにしてるから赤道祭」
伊勢「めっちゃ楽しみ」
駿河「わーいわーい」
しかしショックを受けた柳原にはその言葉が耳に入ってこない。
柳原「無理すんな。お前らに慰められたくねぇーわ!」
黒木「マロン!」
そのまま柳原はどっか行ってしまった。
その頃艦橋ではまだ納沙がましろに出し物事で話していた。
岬「相変わらずだねココちゃんは」
岬はその光景に苦笑いしてると伝声管から八木が真雪から連絡があった事を報告する。
岬「読んで」
八木「はい。修理が終わり次第ブルーマーメイドが行うパーシアス作戦に協力せよ。後方第二陣につくようにとのことです」
岬「わかった」
知床「本格的にウィルス退治が始まるんだね」
西崎「ほぉー後どんだけ拡散させてんだ?」
納沙「5艦ですかね? 4艦は現在地が分かってますが武蔵は未だ現在地不明ですね」
納沙が武蔵の名を出した瞬間岬の表情は辛い顔をし、ましろがそれを気にかけるような顔を向ける。
その時黒木が艦橋に駆け上がって来る。
黒木「艦長!」
岬「クロちゃん何?」
黒木「あ、いえ機関長が…」
岬「マロンちゃんがどうかしたの!」
黒木「…拗ねました」
『…………へ?』
悠一郎「なんだどうしたんだ?」
ちょうど悠一郎がその時艦橋に上がってきた。
西崎「なんか機関長が拗ねたらしい」
悠一郎「拗ねたー? あーでもなんで拗ねたかは検討はつくな」
悠一郎の脳内には先ほどの晴風クルーの祭りに関心を示さない様子が浮かび上がる。
悠一郎「しょうがねぇな俺が機嫌取り戻してやるか、黒木案内してくれ」
黒木「いいのよ私が機嫌をとるから」
悠一郎「いやここは下町出身の俺に任せとけ」
黒木「うーん分かったわ。こっちよ」
黒木は渋々悠一郎に任せ、柳原がいるところに案内する。
そして悠一郎は黒木に案内されて晴風の艦内下部の方にある機関室に着く。
悠一郎「ここか」
黒木「えぇ、マロンはいつも拗ねると船の下の方に行くから多分ここよ」
悠一郎「分かった。あとは任せとけ」
悠一郎が機関室のドアを開けて中に入るとそこに椅子を3個並べ横になっている柳原がいた。
悠一郎「凄いな黒木はお前がいる位置を当てるなんてな」
柳原「クロちゃんとは中学の頃から一緒だからな。それでなんだ?」
柳原は起き上がり、椅子に座る。
悠一郎「どうせ祭りの準備が思うようにいかないから拗ねてんだろ」
柳原「むぅぅ」
柳原は図星のような顔をする。
悠一郎「実は俺は東京の下町の生まれでなよく祭りがあったもんだ」
柳原「下町? じゃあ爺ちゃんと同じところ出身なのか?」
悠一郎「お前の爺さん下町出身なのかだからお前もその口調なのか…それでよく祭りがあったんだが確かに今の晴風みたいにお前みたいな祭りを盛り上げる奴とあまり乗り気ではない奴がいた」
柳原「そうなのか」
悠一郎はそのまま柳原に話掛け続ける。
悠一郎「だがな俺の出身のところの祭りの心意義はな「町のみんなを元気にする事」だ。だから祭りに乗り気ではない奴が1人もいないように乗り気ではない奴のところに何度も行って祭りに参加させるようにして、最終的には町の全員が祭りで元気なれるようにしてた。祭りに参加してる奴は奴で元気になり、祭りを見てる側の人にも元気になってもらえるようにした。だからお前もこのみんなを元気にさせてやる側の人間としてみんなを元気にして、赤道祭を盛り上げて欲しい。俺も盛り上げてやるからさ!」
柳原は悠一郎の話を聞いてると自分がみんなを元気にさせてやる側の人間だと言われ、こんな事をしてられないと思い立ち上がる。
柳原「分かったでぇい! 晴風のみんなをハッピーにさせてやるわい!」
柳原が元に戻ると機関室のドアが開くと黒木が入って来る。
黒木「元気になったみたいね」
柳原「クロちゃん!」
黒木「ちょっと上に来てマロンが喜ぶ物があるってさっき和住さんが来ていいに来たわ」
柳原「焼肉?」
黒木「違うわ」
柳原「パイナップル缶?」
悠一郎「なんで食い物ばっかなんだよ」
柳原「じゃあなんだよ!」
黒木「来れば分かるから」
柳原「むぅー?」
柳原はなんだとおもような顔をしながら悠一郎と黒木と一緒に甲板に上がる。
甲板に上がるとそこには万里小路が笛を吹き松永が太鼓を叩きながら神輿を担いでる野間と青木と等松と伊良子がいた。
悠一郎「おぉ、凄いなこれ」
柳原「なんでぇ、なんでぇ。神輿なんかどこにあったんだよ」
柳原が柳原の事を読んだ和住のところに駆け寄る。
和住「私が作ったんだ」
柳原「個人的に作ってたもんとはこれの事だったのか」
和住「私両親が神田の生まれで祭りって聞くとつい血が騒いで」
柳原「ここにも生粋の江戸っ子!」
悠一郎(へーあいつの両親は神田の出身なんだな。前に神田にやばいお祭り男がいたなー)
悠一郎がそう思ってると今度は岬が顔に変顔メガネをつけて現れる。
岬「はっはっ! いやーめでたいめでたい」
柳原「なーにやってんだ艦長は?」
黒木「浮かれてんのよ」
柳原「クロちゃん」
神輿を担いで騒いでるとあまり乗り気ではなかった晴風クルーもその様子を見て関心を持ち始める。
小笠原「なんか楽しそー」
武田「水鉄砲大会よりは楽しそうかも」
柳原「みんな…」
悠一郎「お前みたいな奴がいると自然とみんなもやりたくなんだよ祭りがだから盛り上げていこうぜ」
悠一郎の言葉と岬の行動に感激した柳原は更に元気になった。
柳原「よーし! 盛り上がっていくかー!」
「「「「「おー!」」」」」