平凡目指して暗殺教室(更新停止)   作:ハピナ

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おはようございます、今回はイリー……変態回中編になります。

相変わらずの原作沿いです、視点が変わる事がちらほら。

それでは、ご覧ください。 前回より若干長め。



(8)自酔の時間

 

こんにちは、私は今『授業』という名前だけを持った無駄な時間を過ごしている。

 

結局何の変哲もないまま1日が過ぎたよ、相変わらず一向に授業をしようとはしない。

 

いくら自身の力で充分な自習が出来るとはいえ、さっきのタバコもそうだけどね?

 

授業そっちのけで、鼻歌を歌いながらマニキュアを塗るのを見せられるのは腹が立つ。

 

いっそ、頭から除光液をかけてやろうか? この場に無いのが残念だね。

 

 

[未知の生物を殺す仕事は初めてだけど、準備は万端。

技術を駆使して殺せない暗殺対象はこの世にいない……ボーヤに情報も喋らせたしね]

 

 

意地悪そうな笑みで時折渚を見る変態教師、目を付けられる渚も不運な者だ。

 

渚は見られる度に顔を青くする、遠目に見ている私でも彼が寒気を催しているのがわかる程だ。

 

おっと? 菅谷が私の作ったプリントを解いたみたい、斜め前から渡してきた。

 

採点……65点、しかも100点満点中。

 

採点したプリントを受け取った薄笑いを殴りたいが、今は目の前に変態教師がいるからなぁ……

 

今のところは見逃そう。 そう思って新たにノートに問題を書いて破き、菅谷に渡した。

 

まぁ大抵教科書からの写しなんだけどね? このくらい70〜80点いっても良いんだけど。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

呼び出されて、詰め寄られて、脅されて……思い出しただけで背筋が凍るような感覚がした。

 

少し前、あの唐突なキスの後。 僕はイリーナ先生に連れ込まれて校舎裏に来ていた。

 

もうあんな事はされたくない……その場でも色々されてしまった僕は、結局情報を吐いてしまった。

 

 

「触手1本なら破壊できた人はいるけど、その程度じゃ殺せんせーはまだ余裕でした。

 

多分……全ての触手を同時に壊す位じゃないと、とどめを刺す前に逃げられてしまいます」

 

 

僕は重要な部分だけ切り出して話した、弱点ノートが取り上げられなかったのが幸いかな。

 

 

「……その程度なら今回のプランに支障は無いわ、教室に帰るわよ」

 

 

先生にしたら期待外れの情報だったかもしれない、それでも先生の笑みは崩れない。

 

そのままイリーナ先生は僕の腕を引く……あぁ! あと1つ、一応言っておかなきゃ。

 

 

「あと……闇討ちするならタバコ、やめた方がいいよ。

新木田さんが喘息だったのもそうだけど、殺せんせー鼻無いのに鼻良いから」

 

 

最後の僕の情報には反応さえ示さなかった、この情報は先生にしたら必要ないのかな。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

[私はイリーナ・イェラビッチ……あらゆる状況で暗殺をしてきた、プロ中のプロよ]

 

 

教壇にいる変態はマニキュアを塗るのを終えて、決意したかのようにその手を握った。

 

まぁそんなのはどうでも良い話なんだけどね、空気がキレイならこっちの物だ。

 

……ん? 前の席にいる愛美ちゃんが、困った様な顔をしてノートを開いて見せてきた。

 

あぁ、わからないところがあるのか。 その辺はもう暗記したから教えてあげよう。

 

私は自習出来てるから良いけど……やっぱり、中にはそうじゃない生徒もいる。

 

苛立ちが周りから湧いているのがわかるほどだ、少しして何人かが痺れを切らす。

 

 

「なぁビッチねえさん、英語の授業してくれよ〜〜……」

 

「そうだよ! ビッチねえさん!」

 

「一応ここじゃ先生なんだろ? ビッチねえさん」

 

 

前原陽斗を筆頭に、だらしなさを交えた男子中心の苦情が飛び交った。

何がいけなかったのか、それは変態を怒らせるのには充分だったらしい。

 

 

「あぁもう!! ビッチビッチうるさいわね!!

まず正確な発音が違う! あんたら日本人は『B』と『V』の区別もつかないの!?」

 

 

カルマがさっきわざと間違えたのまだ気にしていたのか、キーキーと鳴く様に怒り散らした。

 

確かに発音に関してはそんな気にしてなかった、変態本人も『イリーナ』の方を推奨している。

 

まぁ『ビッチ』って呼び方は日本人でも良く知ってる、

湾曲して言えば『保険体育が好きな人』って意味になるけど。

 

 

「正しい『V』の発音を教えたげるわ、まず歯で下唇を軽く噛む! ほら、早くやりなさい!!」

 

 

その時の怒った変態の気迫ったら、恐ろしいくせに子供っぽくてそんなに怖くはなかった。

 

この変態に従うのは不本意だけど……やっと授業らしい指示がきた、みんなそうしてる。

 

なら私もするしか選択肢はないでしょ、1人だけやらなかったらまたツッコまれる!

 

 

「……そう、そのまま大人しく私の邪魔もしないで静かに1時間過ごしていればいいわ」

 

 

前言撤回、こんなの授業らしさなんて皆無の教師の権力を振り回す『身勝手な指示』だ。

 

『なんだこの授業!?』だなんてツッコミがそこら中から聞こえそう、

みんな口をギュッと閉じたまま冷や汗をかいている。

 

口を塞がれたのは正直辛いけど、喋れなくても別に筆談でも意思伝達は出来る。

 

愛美ちゃんと菅谷の背中を叩いたなら、コメント付きで新しいプリントと答案用紙を手渡した。

 

……もういいやこの変態、いないモノとして考えないと色々と持たない気がする。

 

 

しばらくして烏間先生が変態初の授業の様子を見にきた、

見た瞬間に軽く驚いてため息をついたのはある意味当然。

 

 

「……怪しい3人組を呼びこんだそうだな、俺は聞いてないぞ」

 

「あぁ、腕ききのプロ達よ。

口は固いし、私に惚れて無償で手足になってくれる。

彼らの協力で仕込みは完了、今日……殺るわ!」

 

 

えっ、あの外国人の達って無償だったの!?

その割にはさっき私を助けてくれた人はこの変態に刃向かっていたなぁ……

 

それでも根は変態に惚れているという事かな、あの悲しげな目の意味がわからなくなったけど。

 

相変わらずの変態の態度だ、昨日からこの調子で授業をしないから生徒の大半は困っている。

 

烏間先生はそれに対して何か言おうとしたらしいけど、悪いタイミングであの先生が帰ってきた。

 

一瞬の風が吹いたかと思うと、殺せんせーが空から帰ってくる。

 

 

「イリーナ先生! ご所望してたインドのチャイです!」

 

 

昨日はベトナムコーヒーで今日はインドのチャイ……またこの変態のパシリか。

 

もうやだこの先生方! 勝手すぎだし言いなりになりすぎで見ていられない!

 

無言で机を叩こうとしたら菅谷に止められた、愛美ちゃんがなだめてくれる。

 

 

「まぁ、ありがとう殺せんせー! 午後のティータイムに欲しかったの!」

……それでね殺せんせー、お話があるの。 5時間目に倉庫まで来てくれない?」

 

「お話? えぇ、いいですとも」

 

 

デレデレに溶け切った顔で嬉しそうに返事をする、というか……次の授業って確か

 

 

「……次の授業担当は俺がやろう、5時間目になったら全員外に集合するように」

 

 

おぉ、さすが烏間先生! ナイスフォローだ、やっぱり先生ってのはこうでなくちゃね。

 

まぁ、烏間先生の体育は厳しいから一部生徒が顔を濁したのも無理はない。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

5時間目は銃を扱う授業だった、殺せんせーに見たてた的を正確に撃ち抜く練習。

 

烏間先生が1人1人に指導した、腕の位置を変えたり足をずらしたりと正しい姿勢を教える。

 

私の番、烏間先生がずらした位置に手や足を固定するだけで完成。

気分は人形だ、そうすれば勝手に正しい位置になる。

 

まぁ……命中率はまだ7割くらいだよ、百発百中の速水凛香にはとても叶わない。

 

 

「……おいおい、マジか? 2人で倉庫にしけこんでくぜ」

 

 

それを最初に見つけたのは、自分の番を待って休憩する三村航輝だった。

 

確かに、あの変態に続いて殺せんせーが倉庫に入って行く……怪しいとも思わないのか?

 

授業は一旦中断状態になった、なんだか悪い雰囲気がみんなの中で流れている。

 

 

「……な〜〜んかガッカリだな、殺せんせーあんな見え見えの女に引っかかって」

 

「あんなあっさり魅了されるなんて思わなかったな、なのにあんなデレデレで……」

 

「…………」

 

 

目に見えて特に落ち込んでいたのは無言の渚だった、彼なりに思うところがあったのだろう。

 

そんな空気の中、最初にハッキリとした発言をしたのは女子の学級委員の片岡メグだった。

 

真っ直ぐとした目で烏間先生を見る、その発言はまるでクラス代表。

 

 

「烏間先生、私達……あの女の事好きになれません!」

 

「……すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。

だが、わずか1日で全ての準備を整える手際も含め殺し屋として一流なのは確かだろう」

 

 

腕を磨く前に、あのよくわからないけどねじ曲がった性格を何とかしてほしい……

 

この立場であの態度、普通に仕事する人間としてどうかしてると私は思うね。

 

これで終わりか……そう思った私は銃を下ろして、

ポケットに突っ込んでおいた暗記カードを手にした。

 

暗殺対象がいなくなるならこの授業の意味も無くなる、だとすればやるのは学力の向上しかない。

 

どっちにしろ体育を休めるのはラッキーだね、ちょっと疲れてきちゃったところだったし。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「……それでイリーナ先生、話とは?」

 

 

あら、ガキ共がなかなか殺せなかった割にはここまで簡単に引っかかってくれたわね。

 

まぁ大抵の男はそうよ、私の美貌に惑わされない男なんて数えるほどしかいなかったわ。

 

……Elijhaたちの準備は出来たようね、そろそろ始めましょうか。

 

 

[潜入暗殺は対象に応じた柔軟さが要、相手は未知の生物……

怪しまれる前に一気に殺るのがここは上策!]

 

 

「殺せんせー、私……いつも特別な人を好きになるの」

 

「イリーナ先生? どうしましt……にゅやッ!?」

 

 

上着を脱いで抱きつく、他の男共と同じような例で暗殺対象(ターゲット)は顔を赤くして照れ出した。

 

よくわからない怪物とはいえ、結局『男』に変わりないのね。

 

 

「その体とその能力、特別で溢れるあなたに一目ぼれ!

そんな私は……変な女だと思いますか?」

 

「あっ、いや、その」

 

 

[強引でもいい、無理矢理にでもいい。

 

私に注意を向けさせて、『大事な事』に気付かせない!

 

この倉庫は一晩で改造済み、あなたを殺す狩り場にね……暗殺対象さん]

 

 

「殺せんせー、全部脱ぐから一分だけ待っててちょうだい」

 

「ぜっ……!?」

 

「焦らないで! 一分で全部終わるから」

 

 

自然な作り笑いで暗殺対象(ターゲット)を再度魅了し、私は倉庫にあるガラクタの蔭にそっと隠れた。

 

……『特定のガラクタの蔭に隠れる』、それが事前に決められたElijha他2人への合図!

 

迷わず私は耳を塞いだ、()()()()()()を知っていたからよ。

 

 

[この日の為に用意された『実弾』と『本物の銃』!!

470粒入りの散弾を1分に360発を3人が一斉に放つ!

 

速度も威力も段違いの実弾を、部屋全てに届くよう計算して撒き散らす!

 

この対先生弾の出番はまず無いわ、だって……

これで死なない生物なんていないもの]

 

 

今から数えるのは死へのカウントダウン、

全弾撃ち終わるまであと5秒……4……3……2……1……

 

 

(ゼロ! ……えっ!?)

 

 

そろそろ死んだかと様子を見にくれば、なによこれ!? どうしてこうなったの!?

 

意味不明だった、暗殺対象(ターゲット)が行う不可解な行動……理解が追いつかない!

 

 

 

 

暗殺対象(ターゲット)()()銃を身体に連射していた、のびた私の部下をを抱えて。

 

 

 

 

「残念ですがイリーナ先生、私に鉛の弾は効かないのです。

体内で全て溶けてしまうのでねぇ」

 

 

暗殺対象(ターゲット)は球切れになった銃を捨て、胸の辺りに手を当てて何かを引き抜いた。

 

ドロドロに溶け切った貴金属、粘液混じりの塊は確かに『鉛』のように見えた。

 

……鉛の球が効かないのは事実のようね、そんなの聞いてないわよ!?

 

 

「そして私の顔をよく見て下さい」

 

「顔ですって? ……!?」

 

 

この場に及んで顔を見ろだなんて、変な事を言うと思えば……

そこにあった事実はまたもや予想外の事だった。

 

その黄色い顔面を見れば、私が正露丸と称した目は2つから4つに増えているのがわかる。

 

 

「目が……4つに……!?」

 

「いいえ、どれか2つは鼻の穴です」

 

「紛らわしいわ!!」

 

 

悔しさが混じる私の声を他所に、暗殺対象(ターゲット)はそのまま種明かしを続けた。

 

 

「昨日までは倉庫になかった金属の臭い、成人男性の加齢臭。

その『臭い』への異和感に、鼻が思わず開いてしまった」

 

 

それを聞いた私は、つい最近になって取得し流した1つの情報が脳裏に映った。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「あと……闇討ちするならタバコ、やめた方がいいよ。

新木田さんが喘息だったのもそうだけど、殺せんせー()()()()()()()()()()

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

よりにもよってあの渚とかいうガキの言葉の情報、しくじったわ……嘘じゃなかったのね!

 

 

「罠にかかったフリをすれば、簡単に暗殺者をあぶり出せます。

要するにあなたは……『プロとしての暗殺の常識』に捕われすぎた!

私の生徒達の方が、よほど柔軟で手強い暗殺をしてきますよ」

 

 

語る言葉は図星と正論……私は、言葉も返せず悔しさで歯をくいしばるしかなかった。

 

 

「そして知っていますか? 私の暗殺者への報復は……『手入れ』だという事を」

 

 

『手入れ』……と言われてもピンとこなかったが、

それがおぞましい物だということはすぐにわかった。

 

触手数本をうねらせ目を光らせ、気迫を放ちながらじりじりと私にじり寄ってくる。

 

助けてくれる部下は気絶中、この場にいるのは2人きり……こいつ相手じゃ逃げれそうもない。

 

あぁ、そうか忘れていたわ。 今回の暗殺対象(ターゲット)……ヒトではない『化物』なんだった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「いやああああぁぁぁぁ!!!!」

 

「っ!?」

 

「なっ、なんだ!? 銃声の次は鋭い悲鳴とヌルヌル音!?」

 

 

銃声が終わったかと思えば突然の悲鳴、ヌルヌル音はともかく流石に予想出来なかった。

 

思わず持っていた暗記カードを地面に落とす、土まみれになっても倉庫に釘つけ。

 

最初は大きかった悲鳴だったけど、嫌がる声はどんどん小さくなっていき……やがて消えた。

 

 

「いや……ぁ……」

 

「おいおい、めっちゃ執拗にヌルヌルされてるぞ!?」

 

「中で何が起こってるの……?」

 

「みんな! 行ってみようぜ!」

 

「ちょっと!? 授業そっちのけ!?」

 

 

体育な好きな生徒はE組にも何人かいる、それらの意見が通る事もなくみんな走り出して行った。

 

無論私もだよ? 体育から逃げれるんだったら万々歳だね!

 

倉庫の周辺にみんなで行って見れば、ちょうどそのタイミングで殺せんせーが出てきた。

 

 

「あっ、殺せんせーだ!」

 

「殺せんせー! おっぱいは?」

 

 

このタイミングで岡島が女子に殴られたのは言うまでもないね、確かに嫌いだけどそれは無い。

 

 

「いやぁ……もう少し楽しみたかったですが、皆さんとの授業の方が楽しみですから。

六時間目の小テストは手強いですよぉ!」

 

「……あはは、まぁ頑張るよ」

 

 

この先生はついさっきまで暗殺を仕掛けられていたはずなんだけど……逆に元気になっている。

 

どういう事だろうか? あんな連射による激しい銃声が起こる程の大人の暗殺なら、

少しくらいは動揺しても良い……まぁ、そんな疑問はすぐ答えが見つかる事になる。

 

程なくして殺せんせーに続き、変態は倉庫から出てきた……ブルマな体操着を着せられて。

 

 

[健康的でレトロな服にされている!!]

 

 

私に言わせてみればセンスが昭和なのが気になった。

流石に顔を引きつらせて冷や汗を流しはする、けど……ね。

 

 

「まっ……まさか、わずか1分であんな事されるなんて……!

肩と腰のこりをほぐされて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて……

一瞬の内にこんな服に早着替えさせられ……その上まさか、触手のヌルヌルであんな事を……!」

 

 

[どんな事だ!?]とでもツッコみたくもなるが、色々と疲れたし気にしない事にしよう。

 

 

「殺せんせー、倉庫の中で何したの?」

 

「さぁねぇ? 大人には大人の手入れがありますから」

 

[悪い大人の顔だ!]

 

 

渚に対するそんな殺せんせーの『悪い大人の顔』は、真っ白な真顔の顔に点目のシンプルすぎる表情。

 

なんだが声質まで変わっている気がする……傍らにいる変態は未だフラフラだ。

 

 

「さぁ、教室に戻りますよ」

 

 

気がつけば、もう授業が終わる本来の時間から5分も過ぎていた。

 

結局ほとんど体育をやらずに済んだ、抜き打ちテストがあるらしいのはちょっと面倒だけど。

 

早く後者に戻って着替えよう、次に小テストをするとなれば出るのはあの辺りかな?

 

 

[……許せない、こんな無様な失敗初めてだわ! この屈辱はプロとして必ず返す!!

 

次のプランで絶っ対に殺ってやる!!]

 

 

変態の殺意は止まらない、頭に着けられたハチマキを外し地面に叩きつける。

 

外国人の男たちも順に目を覚まして倉庫から出てきた、

心配になって大丈夫かと問えば『ダイジョウブ』と言う。

 

どっちにしろ、これで変態も少しは懲りるかな?

鬼が出るか蛇が出るか、それは誰しも予測不能。

 

 

……あれっ? そういえば私の『暗記カード』、どの辺に落としたんだっけ?

 





はい、自分に酔い過ぎた変態は見事手入れをされてしまったとさ。

こんな酷い目(?)に合わされていますが、まだ変態は殺意が尽きないようです。

影で蕾姫や生徒たちの怒りもふつふつと沸いているようですねぇ……

その怒りが爆発するのは次回以降、果たしてどうなることやら。

それでは皆様、また次回。 次回は変態回後編となります!
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