ゼロの使い魔 勇者と虚無と使い魔   作:フルウエポン

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いよいよハルケギニアに降り立ちます。
主人公の名前は某ガンダムバカ(本人にとっての誉め言葉)から取りました。
最後の二人と使い魔は主人公に接触したら設定を描きます。
残りの三人のうち二人は決まってます。



第一話 勇者とメイジと少年の邂逅

「次が最後です。ルイズ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」

頭が禿げ上がった教師と思われる男性が少女の名を呼ぶ。

「はい!」

「頑張ってね、ルイズ」

「落ち着いてください、ルイズさん」

気の許せる二人の友人の声援を受けてピンクブロンドと鳶色の瞳の少女が前に出る

ここはハルケギニア、トリスティン王国のメイジ養成学校、トリスティン魔法学院。

地球における国立高校に当たると思われる。

2年生に進級するための進級試験と言える春の使い魔召喚の儀。

ここで一生を付き合う使い魔を召喚するメイジにとって重要で神聖な儀式。

「出来るのかしら?」

「何を召喚するのか見ものだな」

「また爆発するんじゃないか?」

周りからの野次を無視するルイズ。

「スゥーハァー」

深呼吸を1つ。

如何なる魔法を唱えても起こるのは爆発。

故に魔法成功率ゼロ、故に付いた二つ名はゼロのルイズ。

この儀が成功しなかったら…

ゼロとバカにすることなく、励ましてくれる

声援を送ってくれる友人二人と進級するため。

意を決して召喚の呪文を唱える。

「五つの力を司るペンタゴン、我が運命(さだめ)に従いー使い魔を召喚せよ」

(さぁ、来なさい、私の運命の使い魔)

ドォン!

大きな爆発が1つ、白煙がモウモウとたちこめる。

(失敗!?)

かと思われたが。

「いててて、あー頭がクラクラする」

爆発が起きたところに一人の少年が尻餅をついていた。

(な、なんだ?コスプレ)

少年が周りを見回すと少年にとって見慣れない格好の少年少女が自分を見ていた。

(ハ○ー・ポ○ターみたいな格好だな)

世界的ベストセラーの魔法ファンタジー小説を思い描いた少年は間違っていないだろう。

ただ、もし、○リー・○ッターの世界なら『同じ地球という星の異世界』であるため、自分の故郷に帰れただろうが、ここは『違う星である異世界』だ。

そんなボーと考え事をしていると

「あんた誰?」

ルイズが少年に近付いての第一声がこれである。

「おれは平賀才人」

「ヒラガサイト?変わった名前ね」

「なぁ、ここは何処「さすがゼロのルイズ、平民を召喚するとは」

「出来ないからって平民を連れてくるなよなー」

ムッ

外野からの野次にムッとするルイズ。

「ちょっと間違え「おい、召喚のゲートがまた開いたぞ!?」え?」

生徒の一人が異変に気付いて声を上げる。

見ると確かに光の輪があった。

「これは?皆さん下がって!ミス・ヴァリエールも!そこの君も!」

教師が生徒たちに何が起こるか分からないため下がるように指示をする。

「は、はい!」

何が出てくるかないので生徒達は指示に従い下がる。

何かあっても対処出来るように杖を構えながら。

「お、おい何が「黙って!」

ルイズに尋ねようとして黙らされた。

ゲートをじっと見ていると

ゲートから出てきたのは

「どうやら出られたようだね、ファルシオン」

「ブルルル」

普通の馬より大柄な見事な白馬と青い髪に額に宝石と側頭部にヒレの付いた

兜らしきものを被り、白い鎧、左腕には白い楯、腰に鍔に竜の装飾が施された剣と思われるものを差した青年が現れた。

見るからに騎士と言える格好の青年は中々整った顔立ちをしている。

青年は周りを見回す。

(ここがハルケギニアか)

明らかに自分のいた世界とは違う世界というか雰囲気を感じる。

自分を見ている少年少女は仲間の三人に近い歳だろう。

「あ、あのミスタ?」

この場の唯一の大人の教師は青年に話しかけた。

「貴方は?」

「私はジャン・コルベール、トリスティン魔法学院の教師をしています」

「そうですか僕は『セツナ・レイドック』です。こっちはファルシオン」

「ブルル」

「で、では、ミスタセツナと呼ばせていただきます」

(立派な鎧と馬を連れている辺り、どこかの王宮騎士かもしれません。

外交問題にならないようにきをつけねば)

コルベールはセツナの見た目からそう判断した。

「分かりました、コルベールさん」

「では、ミスタセツナの状況を説明させていただきます」

「その前に、そっちの男の子にも聞かせた方が良いのでは?」

(恐らく、彼がルビス様の言っていた異世界の少年なんだろう)

セツナはサイトの服装から彼も召喚された(自分はちょっと違うが)のだとわかった。

「あ、そ、そうですね、サイト君と言ったね?」

「は、はい」

「こっちに来てください、君の置かれた状況も説明します、ミスヴァリエールも」

「「は、はい」」

コルベールが彼らを召喚したとされるルイズを交え説明をしている、その離れた所で意味深に見つめる二つの視線があった。

「ルビス様が言った通り来たわね、○○○○」

「ええ、やはりルイズさんが伝説の」

「虚無の担い手なのは確定ね」

「なら、僕達は」

「貴族として、ルイズの友人としてサポートね」

「なら、これまで通り女子寮は任せます、授業中等は僕も」

「了解よ」

二つの視線を送った二人の少年少女、

髪型を上で纏めて見ようによってはパイナップルに見える緋色の髪の少女と

二つ分かれた尖った帽子の眼鏡の少年はセツナに懐かしむ視線を、ルイズにこれからも支えていこうと言う優しい視線で見つめる。

「楽しくなりそうね、ドランゴ」

「セツナ…楽しみ…」

「やりますよ、ホイミン」

「お任せです」

二人は相棒の使い魔に語りかける。

彼らとセツナの再会は近い。

 




次回は勇者と虚無と使い魔の契約。
セツナとルイズとサイトの契約です。
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