インフィニット・ストラトス 異世界からの訪問者 リメイク 作:抹殺完了
アイギス「何で姉さん吐いてるの?」
ネロ「何かないきなり高評価押されて嬉しくて吐いて、ゴジラ対ヘドラ見て吐いて、清姫が可愛くて吐いて居るんだ」
アイギス「殆どしょうもない⁉︎」
第二回モンドグロッソ内の会場内で糞弟とはぐれてしまった。
その所為なのか
「織斑一夏だな」
いつの間にか黒服の男達に囲まれ俺は抵抗する前に拉致された、今思えば拉致されたから俺は彼女と巡り合ったのかも知れない。
俺は其の儘車に乗せられ何処かに移動させられた
「随分と簡単だったな」
車の中で移動中に右隣りに居る男が言う
「確かにな、まぁ所詮は子供だからな」
笑いながら左隣りの男が言う、そんな事を尻目に俺は混乱したままだった…まだ糞弟が誘拐されるのは分かる其れだけの価値があるからだ、だが…俺は?俺には何も価値が無い、履いて棄てられる程度の価値しか無いのだ。
頭を混乱させている俺にリーダー格の男が優しく微笑みながら
「もう少しで君を待つ人がいる、安心してくれ」
「……俺を解剖しても何も無いぞ?」
其れに対し車に乗り合わせていた俺を誘拐した男達が一斉に笑い出す。
「ふー…いや〜坊主、安心しなお前を解剖なんざしないさ」
左隣りの男が俺の頭を撫でながら言い右隣りの男も頷きながら
「あぁその通りだ織斑一夏、依頼主は『宇宙を目指す者』だ」
宇宙を目指す者……その二つ名はある一人の天才『篠ノ之束』さんを示すものだ。
「束さんが…」
「あぁそうだ篠ノ之博士が俺ら『消耗品』を雇って君を救出に来たんだ安心してくれ…もう直ぐ目標地点だ。」
『そう上手く行くとでも?死ね‼︎恥晒しと塵共‼︎』
空から聞こえる女の声、走行中の車の上から車越しからでも聞こえる程の声……つまり
「IS‼︎」
誰かが叫ぶ
「喰らえ‼︎塵共!神が私達女に授けた最強の力 ISをその全てを扱えるエリート ドイツIS特殊隊 シュヴァルツェ・ハーゼの力を喰らえ‼︎」
爆発と共に俺らが乗っていた車が横転
目が醒めると目の前で俺の左隣りに座っていた男がISを纏った女に胴体をブレードで貫かれ死んだ。
「ッッッッ‼︎⁉︎」
凄まじい吐き気が俺を襲いその場で吐いてしまう
「きっったないなぁ〜恥晒し」
粗方吐き終わった後上を見ると先程男を殺し血が滴っているブレードを肩に担ぎニヤニヤと俺を見下ろしている女が居た。
その女は俺の頭を掴みそのまま無造作に放り投げられ俺は其の儘車に衝突
「ガァッ‼︎」
勢い良く叩き付けられ苦痛の声を上げる、其れを見ていた女が心底楽しそうに笑いながらゆっくりと近付いてくる。
「グレネェェェド‼︎」
男の声と共に丸い球体が転がって行き白い煙幕が巻かれる
「スモーク⁉︎卑怯者‼︎」
「やれやれ……ISで俺らを追い回した奴の言い分かね」
直ぐ横にリーダーが何時の間にか居て呆れたような声で呟く
「織斑一夏、本来なら護衛の一人を付けたい所だがこの状況じゃ無理だ…済まないが一人で篠ノ之博士が居る場所に向かってくれ。」
「……俺じゃあ…無理だ」
ガシッとリーダーが俺の肩を強く掴み真剣な目で俺を見つめる
「織斑一夏、お前なら出来るお前だからこそ出来るんだよ…織斑秋斗や織斑千冬でも無くお前しか……俺と同じ人種のお前なら必ず出来る。」
そう言いリーダーは自分の銃を確認した後俺に背中を向ける、其れは余りにも眩しいこの世界でも生きている男の背中だった。
「さぁ行け一夏‼︎俺らは死ぬが悲しむな所詮俺らは『消耗品』だからな、さぁ行くんだ君の希望の元に‼︎」
「ッッッッ‼︎」
其れを聞き一目散にその場から走りさる
背後からは女の怒声、消耗品達の悲鳴や笑い声、無数の銃声や爆発音が聞こえる。
「はぁ…はぁ……」
一心不乱に走った所為で道に迷い息を切らしドイツ郊外の倉庫の中で座り込む
もはや此処が束さんとの合流場所すらも分からない
「絶対……生きてやる」
リーダーの言った言葉通りに俺は生きてやる絶対に生きてやる
ミツケタ
何処からともなく嬉しそうな女の声が聞こえる、あのISの女ではない。
ヤッタ!ヤッタ!ネェネェアイギスミツケタ‼︎ミツケタヨ!
ハイハイヨカッタネソレデソノヒトドコサ
「見つけたぞぉぉ‼︎出来損ない‼︎手間取らせやがってェェ‼︎」
アッヤバ
ドアが両断し其処から奇声を上げ女が侵入してくる
「このッッ‼︎男の分際で!塵の分際で!チリの分際で!千冬様の織斑家の恥知らずの分際でぇぇぇ‼︎」
女がブレードを振り上げながら此方に迫り振り下ろす
死
其れが頭を埋め尽くすが
「其れでも俺は生きるッッ‼︎」
「死ぬんだよぉぉ‼︎」
振り下ろされ血飛沫が巻き上がる
激痛を堪える為に目を瞑っていたが………何時まで立っても激痛が来ない
ゆっくりと目を上げると
背中
俺よりも身長が高く長い白髪の髪を血で染め上げている後ろ姿でも分かる程彼女は神秘的だった。
「……見つけたよウチの所有者」
血で染まった顔を此方に向けニコリと微笑む、そんな顔ですら俺にはとても綺麗と感じた。
「ヒィ⁉︎なっ何で死んでないんだよ⁉︎」
神秘的な彼女からズルリとブレードを引き抜きそんな事を言う女
「そんなのウチが人間じゃないからさOK?」
人間じゃない…そんな事すらもすんなりと受け入れる事が出来た。
彼女はまるで底から凍えそうな程の声で女は顔を真っ青にしその場でガタガタとその場で震えていた。
「さて一夏…ウチの使い方分かるかい?」
そんな事を言われずとも分かる…分かってしまう、彼女のアル事が分かっている。
「行こうアル」
「うんマスター」
俺はアルを抱き締めアルを使う為の詠唱を唱える
「深淵 外宇宙 外なる世界
狂気を撒き散らし迫る神々
太鼓の音が聞こえる
不気味な太鼓の音が聞こえる
神々が踊る狂った様に踊る
さぁ冒涜な言語を語り
全能 盲目 白痔の神が現れる
狂え狂え皆狂い踊れ
狂気
アル・アジフ」
ドロリとアルが液状になり俺を包み込み黒と赤のラインが入った鎧を纏っていた。
「死ね」
女の前で女の心臓を握り潰す仕草をする、すると女は其の儘パタリと倒れる。
アル「いいいい一夏ににだっただだ抱き…キュウ」
アイギス「ねぇぇぇさぁぁん⁉︎」
ネロ「やっぱり母さんは母さんだったな」