突如やってきた、リアスの許嫁、ライザー・フェニックス
リアスはその婚約を破談にするため非公式の
レーティングゲームを受ける、
一方、一誠は、グレイフィアと再会を果たしたのであった。
「もう、離さないでくださいませ…」
これからどうなる!?
sideイッセー
オッス!オライッセー!
前回から時間が飛んで今はレーティングゲーム当日だ、
前回ライザーの奴に十日の猶予をもらったオラ達は
トレーニングをするために山籠りをしたんだ!
そこでオラは木場と小猫に軽く修行をつけてやった
やったことは亀仙人のじっちゃんが教えてくれた方法だ
重い服を着せて一日を過ごしてもらう、
流石に牛乳配達なんかは出来なかったけど、
他に出来ることは全てやらせたぞ
そんでオラは昼間は一人で修行…
たまに小猫や木場と模擬戦なんかもしてたな
夜は何故か、また来たグレイフィアに
稽古をつけて貰ってたぞ!
おかげでオラ自身も大分強くなれたんだ!
さて、トレーニングの話はこのくらいでいいか
今オラ達部室にいるんだけんど…
みんな、落ち着いてんなぁ…オラ、ワクワクしちまって
落ち着かねえぞ…
「…………先輩、もしかして緊張してますか?」
「いんや、早く戦いたくてワクワクしてっぞ」
「ははは、流石は戦闘民族サイヤ人だね」
「…………ただの戦闘バカですね」
二人ともひでえなぁ…
そんなやり取りをしていると、
魔方陣からグレイフィアが現れた。
「皆様、ゲームの準備が整いました」
ようやく始まんだなレーティングゲームが
「開始時間になりましたら、この魔方陣から戦闘用フィールドへと転送されます。」
戦闘用フィールドってなんだ?
オラが聞いたことのない単語に頭を捻っていると
「ゲーム用に作られる異空間ですわ、
使い捨ての空間ですからどんなに派手なことをしても
大丈夫なんですのよ、うふふふ…」
う~ん…なんか良くわかんねえけど
思いっきり暴れてもいいってことなんだな。
よし!んじゃ、思いっきり暴れてやっかな!
「因みにこの戦いは、魔王ルシファー様もご覧になります」
「そう…お兄様が…」
「ん?お兄様?どういうことだ?」
オラ頭良くねえから良くわかんねえぞ…
「部長のお兄様は魔王様なんだよ」
木場の答えでようやく少し理解できたぞ、ってぇと…?
「いいっ!?部長って魔王の妹だったんか!?」
「…えぇ、そうなの」
「紅髪の魔王…別名『
なるほどな、ようやく分かったぞ、
複雑な家庭環境なんだな
「そろそろ時間です…」
お!ついに始まるんか!オラワクワクしてきたぞ!
「さあ、皆、いきましょう」
『はい!』
オラ達は魔方陣のなかに消えていった。
魔方陣に入る前にチラッとグレイフィアと
目があったんだけんど、
その時に優しく微笑んでくれてたぞ
………………………………………………………………
『皆様、この度、フェニックス家とグレモリー家の試合に置いて、審判役を任せられましたグレモリー家の使用人、グレイフィアと申します』
へぇ、グレイフィアが審判をやってくれるんか!
こいつはありがてえ!
転移した先で配られたのは通信機のようなものだった。
「戦場ではこれでやり取りをするのよ」
へぇ、こんなんで出来るんかすげえな悪魔ってのは
「部長、地図を持ってきました」
木場が持って来た地図を机に広げる。
それは学校の全体図の見取り図らしい、マスで区切られ、
縦と横に英字と数字が書かれてっぞ。
見てても良くわかんねえや…
部長は旧校舎と新校舎に赤ペンで丸を着ける
顎に手を当て、戦術を考える部長。
「やはり、体育館が重要な拠点になるわね。もし、ライザーに先に取られてしまうと、こちらが不利になるわ」
「こちらが先に押さえても、数の不利がある以上、体育館を守り続けるのも難しいですわね」
「…体育館はいっそのこと破壊してしまいましょう。そうすればこちらの手数を増やすことが出来るわ」
「部長、相手も体育館を取りに来るなら、体育館を囮にしますか?」
「そうね。敵の撃破も兼ねて一石二鳥だわ。それでいきましょう」
これで作戦は決定だな!
「祐斗、朱乃はまず森にトラップを仕掛けて頂戴。小猫とイッセーは体育館に向かってちょうだい」
「了解です。部長」
「木場、気を付けろよ」
「あぁ、イッセーくんも気をつけて…」
それだけ言葉を交わすと三人は出ていった。
「…………私達もいきましょう、先輩」
「あぁ!んじゃ行ってくっぞ!」
「えぇ、気をつけて…」
部長に見送られオラ達は体育館へと向かった。
…………………………………………………………………………
体育館に着くと中から気を複数感じる…
「数は1…2…四人くれえだな」
「…………四人ですか、分かりました、いきましょう」
小猫に促されオラ達は中へと入り気配を殺す
「そこにいるのは分かってるわよ、グレモリーの下僕さん達」
あちゃぁ…気づかれちまってたか…仕方ねえ…
オラ達は仕方なく出ていく、
「…………私は戦車を、イッセー先輩は兵士三名をお願いします…」
「分かった!おめえも無理はすんなよ?」
「…………はい、イッセー先輩に鍛えてもらいましたから」
「はははっ!じゃあいくぞ!」
オラは兵士達の前に出る
なんだ、一人は前に戦った奴じゃねえか
っちゅうかあの二人危ない物持ってんなぁ…
『じゃあ、解体しまーす♪』
「いきます!」
「さあ!来い!おめえ達の力を見してみろ!」
勢い良く三人が一斉に突っ込んでくる
『バラバラバラバラ♪』
「ハッ!」
ミラは掛け声を双子は物騒な効果音を発しながら、
突撃してくるがオラはそれを高速で移動し避ける。
『なっ!?』
「消えた?」
「こっちだ!おめえ達こんなもんか?
オラ、まだまだ本気じゃねえぞ」
『くぅ!ムカつく奴!絶対にバラバラにするんだからぁ♪』
「攻撃が当たらない…」
さて、ちぃっとだけ本気を見せてやっか
「あんま使わねえから今のうちに使うとすっか!
行くぜ!
『Boost!!』
『相棒、やっと使ってくれる気になったか…』
あんまし使う機会なさそうだかんな、
使えるときには使ってやっさ
『そうしてくれ、俺もやることがないと暇なんでな』
まあ話し相手くらいにはなるからよ、
修行もつけて貰ってるしな!
『お前は本当に面白い奴だ…』
ははっ!ありがとな!そんじゃいくぜ
『Boost!!』
おしっ!2回目もういいか?いくか!
「いくぞ!ブーステッド・ギア」
『Explosion!!』
「おめえ達にはこれで十分だ!波ぁぁっ!!」
倍加によってブーストされたエネルギー波を、
オラは三人に向けて放った。
放たれた極太エネルギー波は三人を余裕で飲み込んでいく
『いやぁぁぁぁ!!』
「きゃあぁぁぁ!!」
エネルギー波が消えたあとそこにはぐったりと横たわり、
衣服が消しとばされた三人の姿だった。
あちゃぁ…加減したら変に吹き飛ばしちまった…
「悪い悪い、手加減はしたから許してくれよな」
ぐったりと横たわる三人に軽く謝罪をし、
オラは小猫の方を見る
「…………勝負ありですね」
「くっ…!」
お?どうやらあっちも終わったみてえだな
「…………お疲れ様です、
そっちはもう終わったみたいですね」
「あぁ、余裕だったぞ!」
「………言ってはなんですけど、
イッセー先輩を満足させるような相手は
そういないと思います」
んなことねえさ、グレイフィアやドライグみたいに
まだまだ強えやつらはいくらでもいるさ
「そんな事ねえよ、オラなんかより強いやつらは
いっぱいいるさ」
「…………そうだといいですね」
すると、突然部長の声が聞こえてきた。
『イッセー、小猫、状況は?』
「…………問題ありません」
「全然余裕だぞ!ちっと拍子抜けしたくれえだ」
『そ、そう…朱乃の準備が整ったわ、
すぐにそこから離れて』
部長のその言葉にオラ達頷き体育館から出る
「逃げる気!?ここは重要拠点のはず…」
「さあ、どうかな?これを読めなかったのが
おめえ達の敗因だ」
それだけ返してオラ達は今度こそ体育館を後にする
その直後体育館を特大の落雷が襲った
ひぇ~!朱乃先輩の魔法すげえなぁ
見ると朱乃先輩は恍惚とした顔で満足げだ。
「うふふ♪
さらにその後放送が聞こえてきた。
『ライザー・フェニックス様の兵士三名、戦車一名、
さて、次は木場と合流だったな
オラ達が木場のもとに向かおうとしたその時だった。
スゴォォン!!
近くにいた小猫を爆発が襲った。
「っ!?小猫!!」
オラは急いで小猫のもとに駆け寄る
「………ごめんなさい…先輩…私は…ここまでみたいです…
もっと先輩達のお役に…立ちたかった…です…」
その言葉を最後に小猫は青い光に包まれ消えていった。
『リアス・グレモリー様の戦車一名、戦闘不能』
「っ!!お前か!小猫をやったんは!」
オラは気を探り小猫をやったであろう犯人に怒鳴り付ける
「あら、だとしたらなんだと言うのかしら?
グレモリーの兵士さん」
「許さんぞ!貴様ぁ!!はぁぁぁぁぁ!!」
気を解放し一気に勝負をつけようとした時だった。
「イッセーくん、ここは私が…イッセーくんは
祐斗くんのところに向かってください」
「っ!朱乃先輩、だけど」
「今は感情に左右されているときではありませんわ…
それに、私だって…」
バチバチッ!!っと朱乃先輩から雷が迸る
「仲間をやられて怒っているのですから!
…だから、お相手をしてくださる?ライザーの女王さん、
ボム・クイーンと呼んだ方がよかったかしら?」
「その呼び方は好きではないわ…」
どうやら、オラがここにいても意味はなさそうだな
仕方ねえ、ここは朱乃先輩に任せるとすっか
「分かった、だけどよ朱乃先輩、負けんねえでくれよ」
「えぇ、分かっていますわ」
それだけ言葉を交わすと、
オラは木場の気を探り瞬間移動するのだった。
…………………………………………………………………………
瞬間移動した先は何処かの建物のようだった。
「やあ、良く来たね…小猫ちゃんの事は残念だよ」
「すまねえ…オラがもっと早く気づいていれは…」
謝るオラに木場は首を横に振って否定してくれる
「いや、イッセーくんのせいじゃないよこれも敵が一枚上手だったってことなんだろうね…悔しいけど」
そんな事を話していると外から声が聞こえてきた。
「私はライザー様に仕える騎士、カーラマインだ、
コソコソするのはもう飽きた!
だから正々堂々と勝負使用じゃないか!」
その名乗りに木場がピクリと反応した。
「名乗られたからには騎士としては出るしかないよね」
「まあ、オラには良くわかんねえけどな」
建物からでて姿を表す
「堂々と出てくるなど正気の沙汰とは思えんな…
だが、私はお前らのようなバカが大好きだ!」
それに合わせるように木場も名乗りをあげる
「僕はリアス・グレモリー様に仕える騎士、木場祐斗
騎士同士の戦い、待ち望んでいたよ!」
「よくぞ言った!リアス・グレモリーの騎士よ!」
その言葉を皮切りに二人の剣劇が始まった。
オラは何してたらいいんだ?
気を探り他にもいることに気がつく
「そこにいるんだろ?隠れてねえで出てきたらどうだ?」
虚空に声をかけるとそこから数人の少女が顔を出した。
一人は良く目立つ金髪の縦ロールをした少女だ
「ほう、気づいていたか、
なるほど相当の使い手のようだな、貴様」
「さあ、そいつはどうかな?試してみっか?」
すると、呆れたように縦ロールが口を挟んできた。
「カーラマインたら…
頭の中まで剣、剣、
剣で埋め尽くされているんですもの…
駒を犠牲にするのも渋い顔をしてましたし…
全く泥臭いったら…
しかも折角可愛い娘を見つけたと思ったら…
そちらの方も剣バカだなんて…
全く、ついてませんわ」
「いいじゃねえか剣バカでもよ
それが楽しいのかもしれねえだろ?」
「知りませんし、知りたくもありませんわ…
それにしても…リアス様ってば…
殿方の趣味が悪いのかしら?」
はははっ!コイツも小猫みてえにひでえなぁ…
「さあな、部長の趣味は知らねえよ、それよりやるんか?」
やるんなら早くしてえんだけど…
「あら、ごめんあそばせ、私は戦いませんの」
「へ?」
「その代わり…イザベラ?」
その呼び掛けに出てきたのは
仮面に半分顔を隠した女だった。
「私はイザベラ、ライザー様に仕える戦車だ…
ではいくぞ、リアス・グレモリーの兵士よ!」
一気に距離を積め殴りかかってくるイザベラ
オラはそれを造作なく裁いていく。
「って言うかよ、なんであいつは戦わねえんだ?」
「あー、気にしないでくれ。あの子は特殊だから。今回の戦いもほとんど観戦しているだけだ」
「な、なんだ、そりゃ!」
「彼女は――いや、あの方はレイヴェル・フェニックス。ライザーさまの妹君だ。特別な方法でライザーさまの眷属悪魔とされてはいるがライザー様の実の妹様だよ」
「ライザーさま曰く、『妹をハーレムに入れるのは意義がある?ほら、近親相姦っての?憧れたり、羨ましがる者は多いじゃん?まぁ、俺は妹萌えじゃないからカタチとして眷属悪魔ってことで』だそうだ」
はぁー…悪魔の考えることってよくわかんねえぞ…
オラは尚も攻撃を裁きながらそう考える
「どうした、こんなもんなんか?
ライザーの眷属ってのも大したことねえな」
「チッ!兵士風情が調子に乗るな!」
お?一段と攻撃が早くなったな、けど!
放たれる攻撃を弾き、手に気を込め一気に振り抜く
「喰らえ!超龍激拳!」
「ぐっ…がはっ!」
「これで終わりだ!かめはめ波!!」
溜めてねえから大した威力はねえけど
ブーストされてっからダメージはでけえはずだ
「あぁぁぁぁぁ……!!」
「イザベラ!?」
『ライザー様の戦車一名、戦闘不能』
なんか、張り合いがねえなぁ…木場の方も圧倒してるし…オラ達強くなりすぎたか?
「ねえ、そこの兵士さん、あれ、ご覧なさいな」
「ん?何があんだ?…ん!?」
その言葉に新校舎の方を見る
そこには苦戦をしているであろう部長の姿があった。
こりゃやべえかな?部長じゃ多分ライザーは倒せねえ
急いでいかねえと!
このままじゃオラ達がやられる前に部長がやられっちまう
ドライグ、なんかねえんか?
『ならば、その思いを神器にぶつけろ、そうすれば新たな力が目覚めるはずた…』
思いをぶつけりゃいいんだな?そんじゃいくぞ!
「赤龍帝の籠手!オラの思いに応えてみろぉぉ!!」
『Dragon Booster!! second Revelation!!』
聞き覚えのない音声だぞまあいい試してみっか!
「木場!おめえの神器を解放するんだ!」
「え?神器を?」
「早くしろ!」
「…分かった、
解放された神器にオラは籠手叩き込み叫ぶ
「やっちまえ!
『Transfer!!』
すると地面から夥しい数の剣が生え、
ライザーの眷属達を襲った。
「うしっ!これならいけっか?」
その直後の事だった。
『リアス様の女王一名、リタイア』
信じられないアナウンスが流れてきた。
嘘だろ?朱乃先輩がやられたっちゅうんか!?
更にその直後のことだった。
木場のいた場所が大爆発を起こしたのだ
「うわぁぁぁぁぁ!!」
木場はその場で光に包まれ消えていった。
「ふふふ、撃破」
その声が上空から聞こえ、オラは空を睨み付ける
そこには朱乃先輩が戦っていたはずのライザーの女王がいた
「ぐっぐぐぐぐっ……許さねぇ…!よくも…!よくもぉぉ…!」
オラは溢れかえる怒りに身を任せるのだった。
sideout
side Gureifia
モニターの前で光景に私は信じられませんでした。
そこにはライザー様の女王によって
撃破されたリアスお嬢様の騎士や戦車、女王が消えた後
一人残された一誠様に変化が表れたのです。
まるで怒りに身をを委ねるかのように、
一誠様は力を溜め始めたのです。
すると、一誠様の周りの大地が振動を始め、
異空間であるはずの場所に雷雲が立ち込め
一誠様の周りに落ち始めたのです。
一誠様にそれを気にした様子はなく
ただ、ひたすらに力を溜めています。
すると、一誠様の風貌に異変が起き始めました。
黒いボサボサの髪が金になったり黒になったりしながら
忙しなく点滅しているのです。
『ぐっ…ぐぐぐっ……ぐくっ……はぁぁぁぁぁ!!』
その雄叫びと共に一誠様の風貌が完全に変わったのです。
髪は眉は金色になり真上にそそり立ち、
瞳は青いものへと変わっていました。
それは古の大戦でみたことのあるものでした。
そう、それはまるで……
「神龍…」
かの大戦で二天龍に鉄槌を降し消えていった。
あの龍に…
sideout
side超イッセー
シュウィンシュウィンシュウィン…
この感じ…懐かしいな、確か最初に感じたんは、
フリーザにクリリンが殺されちまった時だったっけか…
…まあいい、今は懐かしんでる場合じゃねえ…
「おめえか?朱乃先輩や木場をやったんは…」
「そうよ、貴方もすぐに後を追わせてあげるわ
あの戦車の子のようにね」
「あの戦車の子のように…?小猫のことか…小猫のことかぁーー!!!」
「っっ…!?かはっ!」
怒りが一気に爆発し、
オレは女王の場所まで一気に距離を積め蹴りを入れる
「オレの仲間たちを次から次へと倒しやがって…
おまけに小猫まで…!おめえ達だけは許さない…
絶対に許さないぞ!」
「ひっ…」
敵わないと分かったのか、
ふらつきながら逃げようとするライザーの女王
オレはそれを見逃さず、足を掴むと思いきり振り回し投げた
「あぁぁぁぁ…!」
ふっ飛んでいく女王の先回りをし今度は殴り空へと飛ばす
そして、また回り込み蹴りを入れまた上空に跳ねあげる
「がはっ!」
「これで終わりだ!ハッ!!」
再度まわりこんだオレは女王に向かって
全力の気合砲を叩き込んだ。
「あがぁっ…!」
抵抗できないまま地面に叩きつけられた女王は、
そのまま青い光に包まれ消えた。
…後は、ライザーだけか…
オレは部長の気を探り瞬間移動した。
移動した先にはライザーと部長、それにアーシアがいた。
部長とアーシアは驚いていねえみてえだが
ライザーは驚いていた。
「イッセー?あなた、イッセーなの?」
「あぁ、オレはイッセーだ…悪いが部長、おめえははやくアーシアをつれて本拠地へ帰れ…」
オレのその言葉に部長は怪訝な顔をする
「いやよ、私はキングよ下僕が戦っているのにおめおめと下がれるものですか」
その言葉にオレのなかの何かが切れた。
「我儘言うんじゃねえ!おめえなんかが勝てる相手だと思うのか!おめえがこのまま戦ってもただ負けるだけだ!それともおめえは下僕のことを信じられないっちゅうんか!
それで負けたらやられちまったあいつらはどうなる!
おめえを勝たせるために必死こいて戦ったのにそれをおめえのヘマ一つで負けるなんてよぉ!」
「っ!で、でも…」
「でもじゃねえ!おめえがいると邪魔だ!さっさとどこかに消えちまえ!」
オレの迫力に気圧されたのか、部長は渋々それに従った。
「分かったわ…でも、イッセー約束して…絶対に生きてかえってくると…」
「あぁ…約束する…」
それを聞くと部長はアーシアを連れて飛び立っていった。
「逃がすと思うのか?」
飛んでいく後ろ姿の部長に、
攻撃を加えようと手を伸ばすライザー
だがそれはオレによって阻まれる
「なっ!?貴様!下級悪魔の分際で!何様だ!」
「オレが何者かだと?オレは人間界から貴様を倒すためにやって来たサイヤ人…穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士…
「おめえには随分と色々とお礼しなくちゃなんねえかんな…
簡単には終わらせねえぞ…」
言ってオレはライザーの腹部に突きを放つ
「がはっ…!!ま、待て!お前はわかっているのか!
これは両家の存続をかけた大切なものなんだぞ!」
「知るかよ…オレは部長や仲間を泣かすやつは許さねぇ
例えそれが神だろうが魔王だろうがな…だりゃあっ!!」
そう言った直後、オレはライザーの腹に拳をねじ込ませ、
真上に吹き飛ばした。
それに追撃をかけるようにオレは追いかけ更に蹴りを放つ
「これは!朱乃先輩の分!」
「ごはっ!」
更に突きを繰り出しライザーを殴る
「これは!木場の分!」
「がふっ…!!」
更に突きを繰り出し腹に撃ちこむ
「これは!小猫の分!」
尚も続けてオレは攻撃を撃ち込んでいく
「これは!アーシアの分!」
「ぐぼぁっっ!!」
「そしてこれが!部長をリアスとして、一人の女として
見なかったリアス・グレモリーの分だぁ!!」
「ぶげらっっ!!はぁ…はぁ…あがぁぁぁ…」
まだ折れてやがらねえか、
なら仕方ねえこいつはあまりやりたくはなかったが、
こいつやリアスのためだ…
「おめえには悪いがオレがやらなきゃ誰がやる!
喰らえ!龍拳だーーーー!!!!」
刹那、オレの体が一匹の金色の龍へと変わり、
ライザーを飲み込んだ。
「ぐっ…があぁぁぁぁ!!」
龍が消えるとそこにはぐったりと倒れるライザーと、
それを見下ろすオレの姿があった。
『ら、ライザー・フェニックス様、戦闘不能…
よって勝者、リアス・グレモリー様です』
「ふっ…ざまあみろ…」
それを最後に、
オレの意識は深い眠りへと落ちていくのだった。
オッス!オラ悟空!
ライザーを倒して数日、オラ達の間に平和が戻ってきたんだ!
部長も笑顔が戻って元気そうだし良かったぞ!
でも、なんかオラの家が賑やかになりそうな話があったんだよな…
次回!ドラゴンボールD!
戻ってきた日常!下僕大好きお姫様!
ぜってえ見てくれよな!