なので、今回は前回のあらすじ説明はないぞ?
では、本編(番外編)の始まりじゃ!
side悟空
グレイフィアと別れてからオラはまた百年ほど眠りについていた。
けど、ふと目が覚めたんだ。
「ん...くぁっ..ここどこだ?」
見た感じ冥界ではないらしい。
「冥界...じゃねえよな」
なんでこんなとこにいるんだ?
訳が分からずオラは首をかしげる。
すると、遠くの方でかすかに気を感じた。
「気?やっべえぞ!コイツこのままじゃ死んじまう!」
オラは急いで気の感じる場所に向かった。
sideout
side Gabriel
天界は今危機に瀕しています。
突如現れた正体不明の敵、ヒルデガーンによって滅ぼされようとしていました。
私達セラフや天界の仲間たちが迎え撃ちますが、それほどダメージが通っていないのです
「これ以上奴の侵攻を許してはいけません!ここでどうにか食い止めます!」
ミカエル様が叫びます。
私も一矢報いなくてはここまでやられて黙っているわけには参りません!
「ハアァァァァッ!!」
全力で攻撃をしますがヒルデガーンの侵攻は止まりません。
「ターヘイ!!!」
不意にヒルデガーンが動きを見せました。
これはチャンスです!
私が攻撃を加えようとしたその時でした。
『ガブリエル様!危ない!』
「え?」
気が付いた時にはもう手遅れ...
私の真上にはヒルデガーンの巨大な足が迫っていました。
「っ...!!」
『ガブリエル(様)!!』
私は死を覚悟して目を固くつぶりました。
しかしいくら待っても痛みは襲ってきません。
痛みを感じないほどの即死だったのでしょうか?
恐る恐る目を開けてみると...。
「ふう、どうやら間に合ったみてえだな」
そこには、金髪の髪を逆立てた青い道着に黄色いズボン。それにカンフーシューズを身に着けて不思議な少年が足を持ち上げていたのです。
少年は足を軽々持ち上げると勢いよく投げ飛ばしました。
「アイツはちっと厄介だ。おめえ仲間を連れて下がっていてくれ」
少年の言葉に私は耳を疑いました。
「いけません!アイツの所為で同法が何人犠牲になったか...あなた一人で戦うなんて無謀すぎます!」
「けど、おめえ達がいるとオラ全力だせねえぞ...巻き込んじまうからさ」
頼む!と手を合わせてくる少年に私は渋々うなづきます。
「分かりました。でも、無茶だけはしないでくださいね」
「あぁ!わかってっさ!」
少年の返事を聞いた私は仲間たちに声をかけヒルデガーンから距離を置き様子を見守ります。
「ガブリエル、無事でよかった。それにしても彼はいったい...」
ミカエル様が私のもとに来て問いかけます。
「分かりませんわ、でもあの子なら何とかしてくれそうな気がするんです。」
「奇遇ですね。私もですよ...。正直、あのような子供に任せるわけにはいかないのですが...」
「そうですね...」
でも私達には見守ることしかできません。
私達は少年の無事を祈りながら戦いを見守っていました。
sideout
side悟空
あの女が仲間に声をかけてくれたんだろう。
気は他に感じられなくなった。
これなら思いっきし戦えるってもんだ!
「こい!ヒルデガーン!何度だっておめえをぶっ倒してやる!」
「ガッチイ!!」
ヒルデガーンの攻撃を難なく躱してオラは奴にダメージを与えていく。
「だりゃあぁぁぁ!!」
「ダーヘイ!!」
しかし、一向に倒れる気配がないヒルデガーン
「ふぃ~、相変わらずタフな奴だなあ...」
こうなりゃあれしかねえか?
仕方ねえ!イチかバチかやってみっか!
「ハアァァァァッ...!!」
オラは超サイヤ人3に変身してある構えを取る。
コイツは完成するまでに時間がかかるのが弱点だ。
オラは少しでも時間を稼ぐため、奴の顔の目の前に移動した。
「太陽拳!!」
「っ!!!」
目がくらみ両目を押さえるヒルデガーン。
オラはその間にそれに手を突き上げ念じる
(この世界の草よ木よ、そしてすべての生き物たち!オラに元気を分けてくれ!)
「そこのおめえ達!空に手え上げてくれ!頼む!」
すると、戸惑っていただろう人達が徐々に腕を上げ始めた。
他からも元気が集まってきている...かに思えた。
「!...こりゃ不味いぞ!」
超サイヤ人3の状態ではまだ精神をきちんとコントロールできていないなので元気玉が正常に生成されないのだ。
このままだと元気玉が消えてしまう!
「クッ!元気玉が!消える!ウオアァァァ!!」
仕方ねえ!もうあれに賭けるしかねえ!
「オラがやらなきゃ誰がやる!龍拳だーーー!!!」
瞬間、オラの身体がまばゆい光を放つ龍へと変わりヒルデガーンを貫いた。
貫かれたヒルデガーンはまるで埃の様に溶けて消えていった。
sideout
sideGabriel
私は目を疑いました。
先程まで少年の上で生成されていた大きなエネルギーな塊は激しく明滅すると消えそうになっていました。
ですがどうでしょうか、少年はそのエネルギーを吸収したように見えたのです。
すると、少年の身体が黄金のまばゆい龍へと変わり、ヒルデガーンを貫いたではありませんか!
その姿は先の大戦で現れたあの龍そのものだったのですから。
ヒルデガーンはまるで元からいなかったかのように消えていきました。
龍は先程の少年の姿の戻ると、
その髪は逆立った金色から黒色のボサボサ頭に戻っていました。
私は急いで少年の下に駆け寄ります。
「大丈夫ですか!?」
少年は私に気づいて手を振ります。
どうやら大丈夫みたいです。
「オッス!おめえ大丈夫だったか?」
「あ、はい、先程は助けていただきありがとうございました。」
「別にいいさ、ケガが無くてよかったじゃねえか。」
すると、少年の身体が透け始めました。
え?いったい何が...
「やっべぇな...もうそろそろ時間がねえみてえだ」
そう言っている間にも消えていく少年に私は問いかけます。
「あの、消える前に貴方のお名前を聞かせてください!」
「オラか?うーん...オラ孫悟空だ!」
それを最後に少年は完全に消えてしまいました。
私は少年がいた場所をいつまでも見続けて言います。
「孫悟空さん...ですか」
「また、会えるでしょうか」
そのつぶやきに応える声はありませんでした。
オッス!オラ悟空!
今回はオラの全盛期の話だったぞ!
ちっとおかしなとこもあったかもしんねえけど
そこはまあ楽しく読んでくれっと助かるぞ!
そんじゃあ次回は本編の方で会おうな!
じゃあ次回のドラゴンボールD!
ぜってえみてくれよな!