学園が夏休みに入りリアスの故郷である冥界に行くことになった一誠。
翌日、早速冥界にいくために電車に乗り込み人間界を出発するのだった。
sideイッセー
オッス!オライッセー!
今は冥界に行くために部長の家が持ってる電車の中にいるんだ!
「しっかしなんにも見えねえなぁ…」
そう、窓刈る外を見ても延々と暗闇ばかりでなにも見えない。
「もう少しお待ちくださいね、イッセー兄様」
膝に座っていたミリキャスが声をかけてくる。
「あぁ!そうだな!」
と、オラが再度外を見たその時だった。
ズズゥゥンッ!!
激しい揺れと共に電車が急停止した。
オラは倒れそうになるのをなんとか堪え踏み留まる。
外を見ていた小猫がふと呟いた
「………外が…!」
「ミリキャス、ちっと母ちゃんのとこに行っててくれ」
「はい!分かりました!」
その瞬間、嫌な予感がしたオラは即座にミリキャスを急いでグレイフィアの乗る前の車両へと行かせた。
ミリキャスが前の車両に消えた瞬間オラ達は列車の外に投げ出されてしまった。
「おっとぉ!」
即座に武空術で体制を建て直すと落下している仲間達を抱えながらゆっくりと降りていく
地上に降り立つと抱えていた仲間達を降ろして、オラは問いかける。
「よっと!でぇじょうぶか?おめえ達」
仲間たちは起き上がりそれぞれ返事を返す。
「助かったよ、イッセーくん」
「……感謝です。」
「あらあら、助かりましたわ。ありがとうイッセーくん」
「はい、イッセーさんのお掛けで…。」
「僕は大丈夫ですぅ…。」
「あぁ、私も無事だ…。ッ!!静かに!」
ゼノヴィアが何かに気がつき声をあげる
すると、巨大な岩の向こうから見上げる程の大きさのドラゴンが姿を表した。
アイツ、相当強えな…。すげえ気を感じっぞ。
奴はオラ達を見つけるといきなり炎のブレスを撃ち攻撃してきた。
その攻撃をオラ達はなんとか躱わして距離をとる。
「どうやら味方ではなさそうだね」
「あぁ、その様だ…。」
木場とゼノヴィアがそれぞれ武器を展開してドラゴンへ向き直る。
オラはそこで仲間達に声をかける。
「おめえ達は下がってろ、ここはオラがやる!」
その言葉に仲間達は驚いた顔をする。
「そんな無茶な!いくらイッセーくんが強いと言ったってドラゴン相手に一人は厳しいよ!」
「そうだ、お前がいくら化け物じみた強さを持っていたとしても強さの次元というものがある!」
「そうですわ!ここは皆で!」
皆が口々に反対するが、オラのこの一言で押し黙る…。
「おめえ達もう忘れちまったんか?オラはあの伝説の神龍なんだぜ?二天龍相手に一人で戦って勝ったのにこんなドラゴン一匹に負けるわけねえだろ?」
この言葉に仲間達は言い返すことが出来ない…。
しばらくしてアーシアが口を開いた。
「イッセーさん、私、イッセーさんを信じます!だから、絶対死なないで下さいね」
そう言うとアーシアは下がっていった。
それに続いて他の仲間達も渋々アーシアの後に続いて下がっていた。
全員が下がったのを見てからオラは一人、ドラゴンと対峙する。
「おめえの相手はオラだ!どっからでもかかってこい!」
「グオォォォォッ!!」
ドラゴンが再度火炎を放ってくる。
オラは火炎を躱わし、幾重にも残像を残しながら奴との距離を積めていく。
ビュンッ…!…ビュンッ…!ビュンッ…!ビュンッ…!ビュンッ…!ビュンッ…!ビュンッ…!
「でぇりゃぁぁぁぁ!!」
腕に力を溜めその巨体を殴りあげる。
更に追い討ちをかけようと飛んでいった奴に乱打を叩き込もうとするも、奴は翼を羽ばたかせ空中で体勢を立て直してしまう。
「ありゃ、こりゃしゃあねえな…こうなりゃ一気にカタをつけてやる!ハアッッ!!!」
オラは超サイヤ人2へと変身し、再度奴へと距離を積めた。
「今度は逃がさねえぞ?でりゃぁぁぁ!!」
渾身の一発を放ち奴を空中へと殴り飛ばす。
今度は空中で避けられないように一瞬で距離を積め乱打乱撃を叩き込んでいく。
「ダダダダダダダダダダッ!!」
「グオォォォォ…!!」
あまりの攻撃の多さに奴は羽ばたく事も出来ないでいる。
オラはとどめとばかりに全力のアームハンマーを叩き込み地面へと奴を叩き落とす。
「だりゃあっ!!」
勢いよく地面に激突するドラゴンにオラはかめはめ波の構えをとり、詠唱を始める。
「か……め……は……め……!」
放つ直前、オラの前に一つの人影が降りてきた。
「待て待て、イッセーもういい」
その影の正体はアザゼルのおっちゃんだった。
「もういいっておっちゃん、どういう事だ…?ソイツ敵じゃねえんか?」
「あぁ、敵じゃねえよ、お前達の実力を試すために協力してもらったんだ。コイツは
「ドラゴンが悪魔に…。」
「……確かにそれならイッセー先輩でないと敵うはずがありませんね…。」
後方から出てきた木場と小猫が納得したように話す。
「お前らの修行のため、手を貸してもらったって訳だ…。
まあ、予想通りイッセーが一人でやっちまったわけだが…」
呆れたようにため息をつくおっちゃん
オラは変身を解いて言う。
「だって仕方ねえだろ?こんな強えやつがいたらワクワクすんじゃねえか!」
「そんな理由で吹き飛ばされるのは勘弁してもらいたいがな…。本当に殺されるかと思ったぞ…。」
ははは…!オラ結構本気で殺しにかかってかんな!
「ご免なさい、あなた達を騙すような真似をして…。
私は反対したのだけど、お兄様まで賛成してしまって…。」
「一誠様にこのようなことをしてしまい申し訳ありません…。私からもお詫び申し上げます…。」
列車から降りてきた部長とグレイフィアが頭を下げる。
「いいさ、オラは楽しかったしな!なぁ、ドラゴンのおっちゃん、またオラと戦ってくれよ?いいだろ?」
「別に構わんが、今度はもう少し手加減してもらいたいものだな…。」
「えー…!全力で戦わねえと面白くねえじゃねえか!」
オラの言葉に周りが引いていた。
「兎に角、先を急ぎましょう…。タンニーンもありがとう」
「構わんさリアス嬢…。道中気を付けて行くといい…。」
こうしてオラ達はまた列車へと乗り込み部長の家へと向かうのだった。
オッス!オラ悟空!
ひえっ!?グレイフィアや部長の家でっけえなぁ…!!
って、いいっ!?おめえがオラの婆ちゃんなんか!?
次回!ドラゴンボールD!
到着、グレモリー本邸!家族に挨拶だ!兵藤一誠!
ぜってえ見てくれよな!