DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ…。

オーバーワークで倒れた小猫の様子を見にグレモリー本邸に戻ったイッセー…。
そこで小猫の正体と本音を知り、受け止めてやると決めたイッセー。
果たしてどうなるのか!




いざ、パーティ会場での再開!不死鳥の妹

sideイッセー

 

 

オッス!オライッセー!

 

あの後、オラはアザゼルのおっちゃんと相談して小猫の今後のことを決めていた。

 

その結果、小猫はオラが稽古をつけることになったんだ!

 

おっちゃん曰く『仙術は気の応用だ。基礎をしっかりと固めてやれば力に呑まれることもないだろうさ』とのことだった。

 

そして、小猫が快復するのを待ち、オラは小猫の稽古を始めた、

 

 

小猫自身ミリキャス同様、かなり呑み込みがいいので教えたことをすぐにやってのけていった…。

 

その結果、数日後には【気のコントロール】を習得していた。

 

後はどんな技を教えるかだけんど…。これは小猫が見つけることだしな、オラ個人的としては【かめはめ波】は覚えさせてえけどな!

 

 

ーーー

 

 

そんなある日のこと…。

 

グレイフィアがこんなことを言ってきた。

 

 

「一誠様。パーティーの準備はしておられますか?」

 

ん?なんのことだ?

 

 

「パーティーって…何かあったか?」

 

 

「魔王様主催のパーティーがあるのです…。聞いていませんか?」

 

そんなの聞いてねえけどな…っちゅうか、またそういう行事かよ…。オラ行きたくねえぞ…

 

 

「……嫌でも来てもらわなければなりませんから…。このパーティーは主も眷属も出席する決まりですので」

 

あり?今思ってたこと口に出てたか?

 

 

「オラ、今の口に出てたけ?」

 

グレイフィアは首を横に振る。

 

 

「顔に書いてありましたから、行きたくないと…。」

 

あちゃぁ…顔で分かっちまったか…。

 

まあ、行かなきゃならねえもんは仕方ねえな!

 

何かあったらそん時に考えればいいや!

 

 

「分かった、そのパーティーは何時やるんだ?」

 

 

「明日です…。なので明日は修行はお休みとなります…。」

 

そりゃあ仕方ねえよな。小猫もパーティーの時まで修行なんか嫌だろうしな。

 

 

「分かった、そんじゃ準備しておくぞ」

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

そして翌日…。

 

オラは客間にて他のみんなを待っていた。

 

格好は道着を着ている。スーツやタキシードだとちとしっくりこなかったかんな!

 

因みにデザインはオラが生前によく来ていた物だ。

 

まあ、背中の文字だけは【一誠】になってるけんどな!

 

どこでこんなの手に入れたって?グレイフィアに頼んだら作ってくれたぞ?

 

しばらく待っていると不意に後ろから…。

 

 

「お待たせしました!イッセー兄様!どうですか?」

 

声を掛けられ振り向くと、そこにいたのはタキシード姿に身を包んだミリキャスたった

 

 

「おお!良く似合ってんじゃねえかミリキャス!カッコいいぞ!」

 

そう言ってミリキャスの頭を撫でてやる。  

 

 

「えへへ…♪」

 

 

「お待たせ、イッセーくん」

 

更にオラに声が掛けられる。

 

振り替えるとそこにはスーツ姿の木場がやってきていた。

 

 

「おお!木場、おめえも決まってんじゃねえか」

 

 

「ありがとう、イッセーくんもいいじゃないかそれ…道着だよね?」

 

 

「あぁ、スーツとかタキシードってどうもしっくりこなくてよ、これにしたんだ!」

 

オラの言葉に木場は苦笑していた。

 

その後少し話しているとこちらに近づいてくる気を感じてオラはその方向を向いた。

 

 

「よぉ、兵藤に木場と…。誰だ?」

 

 

「おぉ、匙!コイツはオラの弟のミリキャスだ!」

 

 

「初めまして!ミリキャスともうします!」

 

 

「これはご丁寧に…。初めまして、俺は匙 元士郎っていうんだ、よろしくな」

 

 

「はい!よろしくお願いいたします」

 

オラの横で匙とミリキャスが自己紹介を済ませている。

 

 

「偉ぇぞミリキャス、よくちゃんと自己紹介できたな!

それはそうと匙はどうしてここにいんだ?」

 

ミリキャスの頭を撫でつつ、匙に問いかける。

 

 

「いや、俺達シトリー眷属もグレモリー眷属と一緒に入場するらしくてさ、それでやることもなくてブラブラしてたらお前達を見つけたって訳だ。にしてもよ、お前のそれって道着だよな?」

 

 

「あぁ、スーツとかオラには合わなかったもんでこれにしたんだ!」

 

 

「良いのかよ…。コレ、結構大事な行事だろ?」

 

 

「ちゃんと聞きに行ったさ!父ちゃんにな!」

 

その言葉に匙は顔が引きつる…。

 

 

「お前、それ聞くためだけにサーゼクス様のところに行ったのか…?」

 

 

「ん?そうだけど、それがどうかしたか?」

 

黙り混む匙、しばらく黙り混むとそっと口を開いた。

 

 

「さすが、魔王の息子はやることが違うな…。」

 

 

「はははっ!そうか?」

 

 

「イッセーくん、褒められてないよ…。」

 

へ?そうだったんか…?

 

でもまあ、なるほどな。

 

ソーナ達も一緒に行くんか…。

 

 

「一誠様、皆様、お待たせ致しました…。」

 

不意にグレイフィアの声が聞こえ、オラは振り返る。

 

そこにはドレスに身を包んだ。グレイフィア、部長、朱乃、アーシア、小猫、ゼノヴィア…。そして何故かギャスパーまでもがドレスアップしていた。

 

 

「うふふ、どうかしら?イッセーくん」

 

 

「おぉ、みんな良く似合ってるぞ!ってかギャスパーはなんでドレス着てんだ?」

 

 

「だって…ドレス着たかったんだもん…。」

 

だもん…。って…オラの仲間にだってそんな趣味を持ってる奴いなかったぞ…。

 

 

「母様、お綺麗です!」

 

 

「ありがとう、ミリキャス。あなたも良く似合ってますね…。」

 

グレイフィア達が話している横で部長がオラに声を掛けてくる。

 

 

「イッセー、あなたの格好って道着よね?」

 

 

「あぁ、そうだぞ?どうもスーツとかタキシードだとオラに合わなくてさ」

 

 

「合わないってあなたねぇ…。」

 

 

「あらあら、イッセーくんらしいですわね…。」

 

いいじゃねえか!父ちゃんに許可は貰ってんだからさ!

 

しばらく話していると遠くに複数の気を感じオラは空を見る。

 

でけえ気だ、この気は確か…。

 

 

「一誠様…?」

 

 

「なにか来る…。」

 

オラは空を睨み付ける。

 

すると、空から複数の影がポツリポツリと見えだした。

 

次第に影は大きくなり、やがてオラ達の前に降り立った。

 

 

「約束どおり来てやったぞ…。」

 

 

「タンニーンのおっちゃん!?なんでここに…?」

 

 

「俺が呼んだのさ」

 

見るといつの間にやってきていたアザゼルのおっちゃんが話す。

 

 

「パーティー会場へはこのドラゴン達に乗って入場する」

 

その言葉にオラは口を開く。

 

 

「そんなこと態々しなくてもいいんじゃねえかな?」

 

その言葉にみんながオラの方を見る中アザゼルのおっちゃんがオラに問いかけてくる。

 

 

「どういうことだ?イッセー」

 

 

「へへっ!まあちっと待ってろって」

 

そう言うとオラは父ちゃんの気を探り、瞬間移動した。

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

「オッス!父ちゃん」

 

 

「!…やあ、よく来たねイッセー」

 

少し驚いた顔をした父ちゃんだったけどすぐにいつもの顔に戻るとオラに声をかけてきた。

 

 

「悪りいんだけどさ、ちっと外に出てもらえねえかな?」

 

 

「外に出る?何故かな?」

 

 

「へへっ!妹の出迎えって言えば分かるか?」

 

その言葉に父ちゃんは納得したように頷く。

 

 

「分かった、では外で待っているよ」

 

 

「サンキュー!んじゃ、またな!」

 

オラはグレイフィアの気を探り瞬間移動した。

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

「オッス!ただいま!みんな」

 

オラが突然現れて驚いた顔をしている一同。

 

 

「イッセー兄様、何処に行ってらしたのですか?」

 

ミリキャスの問いにオラはニヤリと笑う

 

 

「それは後でのお楽しみだ…。さて、そろそろいっか。

みんな、オラに触れてくれもし触れられなければオラを触れている奴の体に触れるんだ」

 

 

「イッセーに触れればいいのね?はい」

 

部長がオラの肩に手を置く。

 

 

「あらあら、では、私は反対側をいただきますわ。」

 

朱乃が反対側の肩に手を置く。

 

 

「では、私はこちらに…。」

 

そう言うとオラの背中に身体を密着させてくるグレイフィア

 

その後、少々そこで争いが勃発仕掛けたがミリキャスの叱咤でその場はなんとか収まった…。

 

次第にオラに触れる手が増えてくる、すると頭に重い感覚を感じてオラは見上げる。

 

するとそこにはタンニーンのおっちゃんの尾があった。

 

 

「重いか…?」

 

 

「いや、大丈夫だ!みんな触れたか?」

 

オラの言葉に一同が頷く。

 

 

「よし、じゃあ行くぞ!」

 

オラは再び父ちゃんの気を探り瞬間移動した。

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

sideサーゼクス

 

 

 

「う~ん、外に出たはいいがどうやってくるつもりだろうか…。」

 

転移魔法か?それとも列車か馬車に乗ってくるのか…。

 

 

「サーゼクスちゃん、こんな所にいたんだ☆どうしたの?外にいるなんて」

 

セラが私を見つけて話し掛けてくる。

 

 

「いやね、今しがたカカロットが私を訪ねてきて外に出てくれと言っていたのでね」

 

 

「ドライグくんが?」

 

私はコクリと頷く。

 

 

「どうしてそんなことをさせたのか分からないが、きっと何か考えがあってのことだろうと思ってね…。」

 

と、そんなことを話し合っていると不意に私達の目の前に沢山の者達が現れた。

 

 

「なっ!?」

 

 

「きゃっ!え?なになに?」

 

私達は咄嗟の出来事に理解が追い付かず混乱する。

 

すると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

 

「よし!着いたぞ!」

 

私はそれでようやく理解した。

 

出迎えとはこういう意味だったのか…と…。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

sideイッセー

 

 

 

オラは驚いた顔をしている父ちゃんとセラフォルーに声をかける

 

 

「へへへっ!悪りいな父ちゃんにセラの姉ちゃん。そのまま瞬間移動してきてもよかったんだけんど、それだとタンニーンのおっちゃんが入れねえだろ?だから外に出てもらったんだ」

 

 

「なるほど、そういうことだったのか」

 

すると、オラの言葉を聞いていたおっちゃんが口を開く

 

 

「気を遣って貰ったようで悪いな…。神龍帝」

 

 

「別にいいって!」

 

横では部長が驚いており、その横ではセラの姉ちゃんから逃げ回るソーナの姿があった。

 

 

 

ーーー

 

 

 

場所は変わって会場内…。

 

オラは机に並べられた皿を食いつくしていた。

 

 

「ガツガツガツ!うんめえなこれ!ガツガツガツ!」

 

周りの悪魔達が凄い顔をしてっけどきにしなくてもいいよな?

 

すると、オラに話し掛けてくる悪魔がいた。

 

 

「お久しぶりですわね、赤龍帝」

 

ん?コイツってたしか…。

 

 

「おめえ、たしかライザーの妹の…。」

 

 

「レイヴェル・フェニックスです!これだから下級悪魔は…。」

 

 

「そうそう!レイヴェルだ!戦わないなんて言ってたからよく覚えてっぞ!ライザーの奴は元気か?」

 

 

「貴方に敗れてから塞ぎ込んでしまいましたわ…。

ま、才能に頼って調子に乗っていたところもありますからいい勉強になった筈ですわ…。」

 

 

「おめえの兄貴だってのにようしゃねぇなぁ…。一応はアイツの眷属なんだろ?」

 

 

「あの後、御母様の眷属にトレードされましたの。御母様はゲームをなさいませんから実質フリーの僧侶(ビショップ)ですわ」

 

 

「フリー?そんなんもあるんか、知らなかったなぁ…。」

 

悪魔にも色々いるらしい…。

 

そう考えるオラに一瞬ブロリーの顔が浮かんだ。

 

 

『俺が化物?違う、俺は悪魔だ!フハハハハハッ!!』

 

アイツは悪魔んなかでも最悪だったな。

 

オラが考え込んでいるとレイヴェルが不意に口を開いた。

 

 

「それと、これは御近づきの印ですわ」

 

それは高そうなペンのような物だった。

 

 

「こんな高そうなモン貰えねえよ…。返すぞ」

 

オラはレイヴェルの手にソレを握らせる。

 

が、直ぐにオラの手に握らされてしまった。

 

オラはまたレイヴェルの手にソレを握らせる

 

するとまた返される…。

 

しばらくそんな攻防を何回か続けていると、レイヴェルが目に涙を溜めて言った。

 

 

「私の気持ちですわ!どうか受け取ってくださいませ!」

 

そんな泣きそうになりながら言うなよ…仕方ねえなぁ…。

 

 

「わ、分かったよ…。じゃあコレは貰っとくぞ?ありがとな」

 

 

「ありがとうございます!それは本来上級悪魔へのお土産ですのよ!赤龍帝は下級悪魔なのだからありがたく頂戴されるのが礼儀ですわ!」

 

さっきまで泣きそうになってた癖によく言うぞ…。っちゅうか…。

 

 

「オラのこと赤龍帝じゃなくてイッセーって呼んでくれ、その方がおめえも呼びやすいだろ?」

 

すると、レイヴェルは嬉しそうに顔を輝かせて…。

 

 

「で、では遠慮なくイッセー様と呼んで差し上げてよ」

 

様付けかぁ…。まあグレイフィアやミリキャスにも様付けされてっから別に構わねえか。

 

 

「では、イッセー様。今度お会いできましたら、御茶でもご馳走して差し上げてもよろしくてよ」

 

 

「へ…?お茶?」

 

 

「じ、実は私、手製のケーキに凝っておりますの…。でも、何時も作りすぎてしまって余ってしまうのですわ」

 

なんかもじもじしながら言ってっけど…。そう言う訳なら

 

 

「そりゃ、勿体ねえな!オラでいいなら何時でもいいぞ!」

 

その言葉を聞いた瞬間今までにない程顔を輝かせるレイヴェル。

 

 

「本当ですの!そ、それではまた後日遣いを向かわせますわ!」

 

 

「いや、普通に連絡してくればいいじゃねえか」

 

 

「っ!……そ、そうですわね、それではまた連絡させていただきますわ!それでは他の方々にご挨拶もありますのでごきげんよう!」

 

と、足早に去ってしまった。

 

 

「…なんだったんだ?」

 

すると、普通に声を掛けられる。

 

 

「一誠様、なんの話をされていたのですか?」

 

 

「ん?レイヴェルの奴が今度お茶会の招待を受けただけだぞ」

 

 

「そうですか……。」

 

そう言うとレイヴェルの去っていった方角をじっと見つめるグレイフィア。

 

微かにだが敵意を示しているようにも見受けられた…。

 

 

「一誠様…。」

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

「正妻の座は譲りませんからね?」

 

 

「……へ?」

 

グレイフィアはオラにニコリと微笑むとミリキャスの方へ歩いていった。

 

 

「……こっちもなんなんだ?ん?あれは……」

 

オラが目にしたのは慌てたように会場の入り口から外に出ていく小猫の姿だった。




オッス!オラ悟空!

小猫が何処かに行っちまった、なんか様子が変だったけど…。
誰だ?この女…。いぃっ!?小猫の姉ちゃんなんか!?

次回!ドラゴンボールD!

ついに激突!超サイヤ人3イッセーvsはぐれ悪魔黒歌&美猴!

ぜってえ見てくれよな!
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