DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ…。

匙との戦いを終え、戦場を進むイッセーと小猫。
そこで待ち構えていたのはソーナ本人だった…。
しかしイッセーはソーナの罠を見抜き、単身ソーナの元へと乗り込む。
ソーナとの激闘の末呆気なくソーナを倒したイッセー達は二度目の勝利を飾るのだった。


試合終了!念願の修行開始だ!

sideイッセー

 

 

オッス!オライッセー!

 

今オラは医療施設の食堂で飯を食ってんだ!

 

 

「ガツガツガツ…‼ぷはぁっ!!ふぃ~食った食ったぁ…!」

 

オラの目の前には山のように積まれた料理の皿。

 

従業員達が大慌てで皿を下げていくのが見える…。

 

 

「ここにいたのですね、一誠様…。」

 

そう声をかけられ振り向くとグレイフィアがこっちに来てたんだ。

 

 

「おぉ、腹減っちまってさ、はははっ!」

 

そう言うとグレイフィアはクスリと笑んで『一誠様らしいですね…。』と言うとすぐに真顔に戻り…。

 

 

「サーゼクス様がお呼びです…。」

 

オラはその言葉に頷くと食堂を離れるのだった。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

グレイフィアに案内されたのはある病室だった。

 

入っていくと中には匙と父ちゃん、それにソーナがいた。

 

 

「これを受け取りなさい」

 

そう言って父ちゃんは高価そうな小箱を匙に渡している所だった。

 

小箱を受け取った匙は緊張しているのか震えている…。

 

 

「あ、あの……これは…?」

 

 

「これはレーティングゲームで優れた戦い、印象的な戦を演じた者に贈られるものだ」

 

父ちゃんが微笑みなが言う、しかし匙は…。

 

 

「お、俺は……兵藤に、負けました……。こ、これを受け取っていい立場ではありません」

 

そう言う匙は悔しそうにベッドのシーツを掴んでいた。

 

 

「それは仕方のないことだよ、彼は現白龍皇や堕天使の幹部を圧倒的な力で倒し尚且つ私でさえも降された…。そして、私達家族を守ると言った男だ…。負けるのは仕方がない…だが君はその彼、カカロット・グレモリーに果敢に挑んでいった…。その勇気にこれを贈るのは間違いではないと私は思うのだがね、なぁ、カカロット」

 

 

「え?ひ、兵藤!?」

 

話を見守っていたら不意にオラに話を降られた…。

 

匙が驚いたようにこちらを見ている。

 

 

「あぁ!おめえは強かった。強くなれよ、匙オラももっともっと強くなっておめえを待ってっかんな!」

 

そう言うと匙は苦笑して話す。

 

 

「これ以上強くなられたら俺、お前に追い付ける気がしねえよ…。」

 

 

「ははは、それには私も同感だよ」

 

 

「私も同じ意見ですね…。」

 

三人ともひっでぇなぁ…。けど、オラまだまだ強くなっぞ!

 

しばらく笑った後、オラは小箱を父ちゃんから受け取って勲章を取り出すと匙の胸へと着けてやる。

 

 

「おめえはまだまだ強くなれる、また強くなってオラと戦いたくなったら挑んでこい!いつでも相手になってやっぞ!」

 

オラの言葉に続いて父ちゃんとソーナが話す。

 

 

「カカロットの言う通りだ。自分を卑下してはいけない。君だって、上を目指せる悪魔なんだ。私は将来有望な若手悪魔を見られて嬉しい。もっと精進しなさい私は期待しているよ…。」

 

そして父ちゃんは匙の頭を撫でながら言う。

 

 

「何年、何十年先になってもいい。ーーーーレーティングゲームの先生を目指しなさい」

 

父ちゃんからの一言に匙はただ、無言で泣いていた。

 

 

「……サジ、あなたはたくさんの人々に勇気を見せたのですよ。あなたは立派な戦いをしたのですから」

 

そう言うソーナも涙を溢していた…。

 

ソーナ、良かったな匙が評価されてよ…。

 

オラはそっとその場を後にしようと病室の取っ手に手をかけたときだった。

 

 

「兵藤…。」

 

匙に声をかけられオラは振り向く。

 

 

「俺はいつか、お前を越える!お前より強くなって会長の夢を実現させる!だからそれまで誰かに負けたりすんじゃねえぞ!」

 

その言葉にオラは笑顔で返す。

 

 

「あぁ!オラは誰にも負けねえ!だから早く追い付いてこいよ?オレの好敵手、匙 元士郎」

 

そう言うとオラは部屋を出た…。

 

廊下に出て歩き出そうとしたところでまた声をかけられる。

 

 

「兵藤くん…。」

 

振り返るとそこにはソーナの姿があった。

 

泣いていた後だからかうっすらと顔が赤くなっている…。

 

 

「どうしたんだ?ソーナ」

 

 

「いえ、あの…ありがとうございました。サジに付き合ってくださって…。」

 

なんだ、そんなことかよ…。

 

 

「おめえが気にすることじゃねえさ、オラが言わなくても匙は前に進めてたとオラは思う」

 

そう言うとソーナはクスリと笑って…。

 

 

「兵藤くんは優しいですね…。ですがそれでは私の気が収まりません。なので…。」

 

そう言ってソーナはオラに近づいてくる。

 

そのまま顔をオラの方に近づけてきて…。

 

オラの唇に重ねてたんだ…。

 

 

 

 

少しするとソーナは離れ微笑みながら言った。

 

 

「それはお礼です。大事にしてくださいね?」

 

そう言うと真っ赤な顔のまま何処かへとソーナは行ってしまった。

 

 

「…なんだったんだ?」

 

オラはただソーナが去っていった方角を見詰めて呟いた。

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

あの後、オラが施設内を歩いているとオーディンのじっちゃんと戦乙女の姉ちゃんに出逢ったんだ。

 

 

「おぉ、神龍帝の小僧か、ようやく見つけたわい…。」

 

 

「ちょうど良かった、オラもじっちゃんを探してたんだ!

なぁ、これでオラに修行つけてくれんだろ?」

 

すると、じっちゃんは少し考え込んで答えた。

 

 

「そうじゃな、お主は課題を突破したようじゃし、修行をつけてやろうかの」

 

 

 

「ホントか!やったぁー!!」

 

 

「では、少し場所を変えるぞ…。ここでやるわけにはいかんからな」

 

 

「あぁ!」

 

こうしてオラとじっちゃん、それと戦乙女の姉ちゃんは場所を移動していくのだった…。




オッス!オラ悟空!

さあ!じっちゃんとの修行開始だ!
んで、じっちゃんこれからなにをすりゃいいんだ?
いい!?コイツと戦うんか!?

次回!ドラゴンボールD!

神の力を手に入れろ!主神のじっちゃんの修行開始だ!

ぜってえ見てくれよな!
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