アザゼルの企みで違う世界へと飛ばされてしまった一誠。
そこは、かつて自身が孫悟空として生きていた時代だった。
かつての仲間や自分自身と出会う一誠は、
事のあらましを説明すべくブルマたちに事情鵜を説明し始めたのだった。
sideイッセー
「ふうん、なるほどね」
オラの説明を聞いていたブルマは一人頷いてなぜか納得していた。
「えっとよ...つまりどういう事だ?」
その隣ではオラ...じゃねえや、悟空が首をかしげている。
「要するに私が作ったこの転送マシーンと、そのアザゼル...だっけ?
その人が作った転送マシーンがリンクしちゃってそっちの悟誠…じゃなかった、イッセーくんが飛ばされてきてこっちの悟誠君がそっちの世界に飛ばされてしまったと...
そういうことなのよね?」
ブルマの言葉にオラは頷いて答える。
「おぉ、多分そういうことさ。オラ自身もアザゼルのおっちゃんから聞いただけだからよく分かんねえけどな」
そういうとブルマは盛大にため息を吐いた。
「はぁ...まさか異次元と繋がっちゃうなんて思ってもみなかったわよ...。」
「なあなあ、結局どういう事なんだ?」
話に割り込んでくる悟空にオラを睨み付けてくるベジータ...。
「あとで分かりやすく説明してあげるから大人しくしてなさい、ベジータ、ちょっと孫君連れてどっか行っててもらえる?」
「チッ...おい、いくぞカカロット」
「ちょ、ちょっと待ってくれよベジータオラアイツの話聞きてえぞ...」
「後からでも話せるだろうが、とにかく来い!」
そういうとベジータは悟空を引きずりながら部屋を出ていった。
「やっと静かになった...それで?そっちに行った悟誠君は無事なのよね?」
「アザゼルのおっちゃんがいるから大丈夫だと思うけどな」
こっちの孫悟誠っちゅうんがどんな奴か知らねえから何とも言えねえけどな!
と、オラは笑う。
「ま、無事ならいいのよ。それよりも問題はあなたよ、どうするの?これから...」
ブルマのその言葉にオラは少し考え込む...。
アザゼルのおっちゃんは機械を治すまでこっちの世界を満喫してろって言ってたけんど、オラ、どこで寝りゃあいいんだ?
今までだったら普通に家に帰るとこだけんど...今はオラの家じゃねえしな...。
ウンウン考えるオラにブルマが話しかけてきた。
「行く宛てがないんだったらしばらく家にいる?見た目が悟誠君そっくりだから孫君の家でもいいと思うけど...」
「ん?いいんか?って、その悟誠っちゅうんはそんなにオラにそっくりなんか?」
その言葉にブルマは頷く。
「もう瓜二つよ、並んで立たれたらきっとどっちがどっちだか分かんないわね」
そんなそっくりなんか...。一度あってみてえなぁ。
そんなことを考えていると慌てて二人が戻ってきた。
「
「今悟飯やトランクスたちが迎え撃っている俺達もいくぞ!」
なんだって!?死人って言やあジャネンバの時と一緒と一緒じゃねえか!
すると、頭の中に声が聞こえてきた。
『おーい、悟空それに悟誠!大変なことが起きとるんじゃ!今すぐ閻魔界へ向かってくれぇ!』
お?この声は界王様か?懐かしいなぁ...
「界王様、分かった!閻魔界だな。
オラ、ちょっと行ってくる!おめえも手貸してくれ!」
悟空の問いにオラは力強く頷いた。
もしジャネンバの奴が暴れているとしたら悟空だけじゃ敵わねえかんな。
「あぁ、じゃあ行くか!」
「サンキュー!そんじゃあオラの肩に掴まってくれ」
オラは悟空の肩に手を乗せた。
瞬間、周りの景色が一瞬にして切り替わった。なんか、他の奴に瞬間移動させられるんは変な感じがすんなぁ...。
「着いたぞ、にしてもここが閻魔界か、随分変わっちまったな...」
オラも辺りを見回す。
「閻魔のおっちゃんは中だな?」
悟空が結界を睨み付けて言う。
見ると閻魔のおっちゃんの宮殿はおかしな結界が張られており、辺りには飴玉のような大きな塊が浮き上がっている。
「悟空!それに悟誠!いいところに来てくれた閻魔界に結界を張られてしまったのじゃ!!」
「おっちゃん!今助け出してやっからな!イッセー、結界をぶちやb「いや、その必要はねえみてえだぜ...」え...?」
オラが割り込んだことで悟空が呆けた顔をするがオラが見ている方向を見てすぐに気が付いたらしい...。
見ると、結界の上の方には丸々太った巨大な白い生物が座っていた。
更にその横にはオラ達を散々苦しめた相手...。魔人ブウ(純粋)が立っていた。
「どうやら上にいるアイツらをぶっ倒せばなんとかなりそうだな」
「あぁ、そういう事だろうな...悟空、気いつけろ、あのでけえのすっとぼけた顔してるが実力は相当あるかんな」
「詳しいんだな!イッセー、アイツと戦ったことあるんか?」
「前に一度だけな...。」
あん時はベジータとフュージョンして何とか倒したが今度はブウの奴まで一緒とはな...。こりゃ
「......ニヒィ♪」
ブウがこちらを見てニタリと笑う。どうやら標的にされたらしい。
「悟空、あのでけえのはおめえに任せる。オラはブウをなんとかする!」
「あぁ!アイツは強えから気いつけろよ」
その言葉に頷き、オラはブウに、悟空はジャネンバベビ―へと向かっていった。
「ァハァ...♪」
オラは魔人ブウの前に立ちブウを睨み付けながら心の中でドライグに声をかける。
ドライグ、いけっか?
『あぁ、いつでも準備万端だ...。存分に暴れろ』
ソイツは頼もしいな、じゃあ、始めっか!!
『あぁ、赤龍帝と神龍の力、存分に見せてやろう!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まさかまたおめえと戦うことになるなんてな...さあ、こい!今度はあん時のようにはいかねえぞ!はぁ!!バランスブレイク!!」
『welsh Doragon Balance breaker!!』
オラの身体を金色の鎧が包みこむ。
「ホーッウッホッウッホウッホッホー!!」
まるで戦闘態勢に入るかの如くドラミングを始める魔人ブウ。
「フッ...相変わらずふざけたヤローだ。でりゃあぁぁぁ!!」
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』
瞬時に倍化をかけ自身の力を底上げして思いっきりブウの顔面を殴り飛ばす。
「グギャァー!」
勢いよく飛んで行くブウ。だが空中ですぐに体勢を立て直しオラに向けて突っ込んでくる。
「シャアッ!」
勢いと共に飛んでくる鋭い蹴りがオラの肩を捉える。
「ぐうっ!!がら空きだ!!だりゃあぁぁぁぁ!!」
なんとかその蹴りを止めるとそのまま足を掴み上げジャイアントスイングをお見舞いしてぶん投げる。
そして追撃に気功波を放つ。
「はあぁぁぁ!!」
気功波はブウに命中しさらに遠くへと吹き飛ばした。
「とどめだ!...ッ!?グアァァァ!!」
魔人ブウにとどめを刺そうとした時、突然虚空からジャネンバベビーの腕が伸びてきてオラを思いっきり殴り飛ばした。
『グオォォォォ...!!』
中にいるドライグにまでダメージが通っているらしくドライグまでもが苦悶の声を上げている。
「はぁ...はぁ...はぁ...クソ~忘れてたぜ...アイツのこの攻撃の事...。」
すると、今度は白い手が吹き飛んでいたブウを受け止めるとそのままブウの奴を掴み異空間へと消えていった。
恐らく本体の所に戻ったのだろう。
あの二対体が揃われると厄介だ...。
オラは悟空の気を探り瞬間移動していった。
sideout
side悟空
くっ!!いったいどうなってやがんだ!なにもないとこから奴の攻撃がくる!
しかもアイツオラの動きを完全に見切ってやがる...。こっちの攻撃が全く当たらねえ...。
「アイツしょうがねえな、一気にカタをつけてやる!はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
オラは超サイヤ人3に変身する。
「オラをここまでにさせたんは魔人ブウに続いておめえが二人目だ...」
奴はオラの変化に奴は手を叩いて喜んでいるような仕草をする...。
「ジャネンバジャネンバ!」
「...勝負はここからだ!!」
オラは一気に奴との距離を詰め、その巨体に一撃を入れる。
「でりゃあぁぁぁ!!」
この隙を逃すまいとさらに連打を叩き込んでいく。
「でりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」
「ホァッホワァッ」
悲鳴ともつかない声をあげる奴...。
オラは全力の一撃を止めとばかりに振りぬく。
「ホワァッ!!」
勢いよく打ち上げられた奴の上に先回りしてさらに全力の一撃を上から叩き込む。
「だぁりゃぁぁぁ!!」
勢いよく地面に叩きつけられる奴にオラは両手に気を溜め勢いよく突っ込んでいく。
「はぁぁぁぁ!!ダラァァァ!!」
「ジャネンッ.....バァァァ...!!」
その一撃は奴の身体を大きく歪ませ打ち抜いた。
「フッ.やった...。」
だがオラは気づいていなかった。奴の片手が異次元に伸びていることを...。
オッス!オラ悟空!
な、なんだ!?アイツ、ブウを吸収しちまいやがった...。
それに姿も小さくなってやがる。
コイツはやっべえかもな...。
次回!ドラゴンボールD!
魔人ジャネンブウVS赤龍戦士ゴセウ!
ぜってえ見てくれよな!