DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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今回は前回までのあらすじは無しじゃ…。
ほれ、悟空。早く説明しろ!
 
sideout

sideイッセー

オッス!オライッセー!

ディオドラが宣戦布告してきてから五日が経ったぞ。

今日はゲーム当日だ!

オラ達はその間、テレビに出たり…。

アーシアと体育祭の競技練習をしたり…。

ヴァーリからの忠告を聞いたり…。

レイヴェルのお茶会に呼ばれたりしながら、合間を見てじっちゃんの所に行って修行させてもらってたんだ。

ドライグにも頼み込んで体が寝てる間に精神世界でみっちり鍛えてもらってたぞ!

準備はバッチリだ!後はアイツをぶっ飛ばすだけだ。

ディオドラ、おめえみてえな奴にはぜってえ負けねえぞ!




ついに爆誕!神を越えた兵藤一誠!

ゲーム開始時刻……。

 

オラ達は深夜のオカルト研究部の部室に集まっていた。

 

アーシアはあの時のシスター服、ゼノヴィアは前にも来ていたピッチピチの戦闘服、他のメンバーはオラ以外は全員駆王学園の制服だ。

 

オラはなんだって?オラはいつもの道着だぞ。

 

やっぱ戦うときはコイツが一番しっくりくんだ!

 

 

「そろそろ時間ね」

 

部長の言葉にオラ達は立ち上がる。

 

 

「一誠様、皆様、ご健闘を……」

 

 

「イッセー兄様!頑張ってください!!」

 

 

「おぉ!応援しててくれよ!ミリキャス」

 

グリグリとミリキャスの頭をなで回してやる

 

 

「うぅ…。はい!!」

 

その返事を聞いてオラは皆が集まっている魔方陣へと足を踏みいれ転移していった。

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

魔方陣のまばゆい輝きから視力が回復し、目を開けるとそこはだだっ広い空間だった。

 

……一定間隔でぶっとい柱が建って並んでいる。下は……ひえっ!石造りじゃねえか!

 

オラ、この建物(タテモン)見たことあっぞ!

 

確か、ギリシャ神話とかに出てくる神殿って奴だろ?

 

はぁぁ……でっけぇなぁ…!!

 

感心していたオラだけど、そこである違和感に気がついた。

 

いつまで経っても審判役(アービター)のアナウンスが聞こえてこないのだ……。

 

どうもきな臭ぇな……。

 

オラがそう考えていると部長が不意に口を開いた。

 

 

「……おかしいわね」

 

部長同様、他のメンバーも怪訝そうにしている。

 

運営側のトラブルか?いや、相手はあのディオドラだ。なにか仕掛けていると考えていい……。

 

オラが警戒していると……。神殿と逆方向に魔方陣が出現する。

 

だが、その数は一つではなかった。魔方陣はさらに増えていき辺り一面を…いや、オラ達を囲うように展開されていく。

 

 

「……アスタロトの紋様じゃない!」

 

木場が剣を構える。

 

朱乃も手に雷を走らせながら言う。

 

 

「……魔方陣すべて共通性はありませんわ。ただ___」

 

 

「全部、悪魔。しかも記憶が確かなら___」

 

部長も紅いオーラを纏いながら、厳しい目線を辺りに配らせていた。

 

魔方陣から現れやがったのは全員大勢の悪魔達。

 

しかも全員が敵意や殺意を漂わせながらのご登場だ……。

 

 

「魔方陣から察するに『禍の団(カオス・ブリゲード)』の旧魔王派に傾倒した者達よ」

 

なるほど、どうやらオラ達は嵌められたらしい……。

 

 

「忌々しき偽りの魔王の血縁者、グレモリー。ここで散ってもらおう」

 

オラ達を囲う悪魔の一人が部長に挑戦的な物言いをする。

 

オラを相手にそんなことさせるわけがねえだろ?

 

 

「キャッ!」

 

後ろから悲鳴が聞こえ急いで振り向くとそこには誰の姿もなかった。

 

 

「イッセーさん!」

 

今度は空から?この声はアーシアか!

 

上を見上げると、そこにはアーシアを捕らえたディオドラの姿があった。あの野郎……!!

 

ディオドラは余裕綽々といった様子で話す。

 

 

「やあ、リアス・グレモリー、そして赤龍帝。アーシア・アルジェントは頂いていくよ」

 

ふざけたことをさわやかに言ってくれんじゃねえか…。

 

オラがそんなことさせるわけがねえだろ?

 

オラが瞬間移動しようと額に指を添えた所に聞こえてくるディオドラの声。

 

「おっと、赤龍帝。下手に動かない方がいい。アーシアがどうなってもいいのかい?」

 

……チッ!野郎…卑怯な手を使いやがる……。

 

 

「あなた、『禍の団(カオス・ブリゲード)』と通じたというの?最低だわ。しかもゲームまで汚すなんて万死に値する!何よりも私の可愛いアーシアを奪い去ろうとするなんて……ッ!」

 

部長のオーラが一層盛り上がる。キレてんな、部長の奴……。

 

その気持ちよく分かっぞ。部長……。

 

オラもこんな冷静に解説をしちゃいるが、腹ん中怒りが煮えたぎっている。

 

だがまだ爆発させる時じゃねえ…。この怒りはまだ抑えておくんだ……。

 

 

「彼らと行動した方が、僕の好きなことを好きなだけ出来そうだと思ったものだからね。ま、最期のあがきをしていてくれ。僕はその間にアーシアと契る。意味は分かるかな?赤龍帝、僕はアーシアを自分のものにするよ。追って来たかったら、神殿の奥まで来てごらん。素敵なものが見られるはすだよ」

 

ディオドラ………おめえっては何処まで卑怯なんだッ!!!!

 

 

「イッセーさん!ゼノヴィアさん!イッ__」

 

助けを乞うアーシア。だな、空気が打ち震え、空間が歪むとディオドラとアーシアの体がぶれていき、そして消えていった。

 

 

「アーシアァァァァッ!!」

 

ゼノヴィアが消えたアーシアの名を呼ぶが返事は返ってこなかった。

 

 

sideout

 

 

 

 

sideゼノヴィア

 

クソッ!アーシアを拐われてしまった!!

 

助けられなかった…。友達なのに……。

 

 

私は一人の友達すら守れないというのか……?

 

その場にくずおれる……。

 

そこにすかさず木場が激を入れにくる。

 

 

「ゼノヴィア!冷静に!目の前の敵を凪ぎ払うのが先だ!」

 

 

「だが木場、アーシアが拐われたんだぞ…!」

 

 

「悲観に暮れるにはまだ早いよ。イッセーくんを見て!」

 

木場の言葉に釣られてイッセーの方を見ると物凄い密度の圧力がイッセーの体から溢れていた。

 

相当怒りを我慢しているのだろう……。

 

 

「僕や皆だって君と同じさ。アーシアさんは仲間だ。助けたいに決まってるじゃないか!」

 

木場に怒鳴られ気付いた。

 

そうだ、アーシアを助けたいのは私だけじゃない。ここにいる全員がアーシアを助けたいんだ…。

 

私は立ち上がり前を見据える。

 

アーシアを友を助けるために!

 

 

sideout

 

 

 

 

sideイッセー

 

 

ゼノヴィアが立ち上がったのを見てオラは皆に声をかける。

 

 

「ここはオラが何とかする。おめえ達は手え出すな」

 

オラの言葉に納得いかなさそうにしていたメンバーだったが何も言わずに後ろに下がった。

 

それでいい……。

 

 

「赤龍帝一人で我等の相手をするというのか?舐められたものだ…。その罪しかと受けるがいい!!」

 

四方八方から魔力弾が飛んでくる……が、その攻撃はオラには届かない。

 

 

「おめえ達じゃオラは倒せねえ、いくぞドライグ!」

 

 

『応!久し振りの出番なんだ、存分に暴れさせてもらうとしよう!』

 

 

「『はあぁぁぁぁぁぁぁ……ッ……ハッ!!!』」

 

オラ達は一気に気を高め解放する。

 

するとオラの体を紫色のオーラが包み込んだ。

 

 

「超サイヤ人ゴッドを越えた超サイヤ人。

超サイヤ人ブルーのオーラと……」

 

 

『赤龍帝である俺の赤いオーラが合わさることで生まれた新たな力……』

 

 

 

「『神菜帝 紫(サイヤエンペラー アメシスト)だ!!』」

 

オラの姿が変わったことに驚くメンバー達。

 

だが、悪魔達はというと……。

 

 

「少し姿を変えたくらいで我等に勝てるなど笑止千万!ここで散るがいい!赤龍帝!!!」

 

先程より二回りほど大きな魔力弾が全方向からオラに向けて放たれる。

 

オラは腕を構えてある構えをとり気を手に集める。

 

その構えはかめはめ波のようにもドラゴン波のようにも見える構えでオラ達は話す。

 

 

「一つはかめはめ波……」

 

 

『もう一つはドラゴン波……』

 

「二つを合わせた合体技だ!喰らえ!ドラはめ波!!!』

 

刹那、極太の紫色の龍がオラの手から飛び出しオラ達を囲う悪魔達を飲み込み消し飛ばしていく。

 

 

《ギャァァァァァッ!!》

 

断末魔の悲鳴が響き渡るがすぐにその悲鳴は聞こえなくなった。

 

 

「よし、さっさと先に進むぞ」

 

オラは後ろに控えていた仲間達にそう声をかけた。

 

仲間達は顔を真っ青にしながら言う。

 

 

「イッセーくん、凄いけど……」

 

「流石にやりすぎだと思います……」

 

「私でもあそこまでやろうとは思いませんわ……」

 

「あなた、敵だと本当に容赦ないわね……」

 

「あの技は絶対に喰らいたくないものだね……」

 

「す、凄いけど怖いですぅ!!」

 

なに言ってんだ?今はそれどころじゃねえってのによ……。

 

 

「しっかりしろ皆!アーシアが助けを待ってんだぞ!早く行くぞ!」

 

その言葉に仲間達は戦意を取り戻したようだ。

 

 

「そうね、いきましょう!みんな!」

 

 

『はい!(あぁ!)』

 

そうしてオラ達は神殿へ向かうため走り出すのであった。

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

神殿の中は広大な空間だった。

 

この奥にアーシアがいるんだな……。

 

アイツ等の気は感じてるから居ることは間違いねえ。

 

神殿を抜けると、さらに前方に新たな神殿が現れ、そこを目指す。

 

それを何度か繰り返していくうち、とある神殿の中でオラは気配を感じ取った。

 

進む足を止め一斉に構える。

 

前方から現れたのはフードを深く被ったローブ姿の小柄な人影が十名ほど。

 

すると、何処からか奴の声が聞こえてくる。

 

 

《やー、リアス・グレモリーとその眷属の皆》

 

神殿中に響くディオドラの声、何処にいる?

 

 

《ハハハ、赤龍帝。辺りを見回しても僕は見つからないよ。僕はこのずっと先の神殿でキミ達を待っているからね。__遊ぼう。中止になったレーティングゲームの代わりだ》

 

遊ぶだと?ふざけたことを言いやがる……。

 

 

《ルールは簡単。お互いの駒を出し合って、試合をしていくんだ。一度使った駒は僕のところへ来るまで使えないのがルール。後は好きにしていいんじゃないかな。第一試合は……》

 

 

「かめはめ波!!!」

 

 

「「「「「キャァァァァッ!!」」」」」

 

 

ディオドラが言い終わる前にオラは立ち塞がる奴等を吹っ飛ばす。

 

 

《……え?》

 

 

「おめえに構っていられるほど今のオラは優しくねえんだ…。ふざけたことをする余裕があるんなら今すぐそっちに行ってやる……皆、オラに掴まれ」

 

即座に反応しオラに触れる仲間達。

 

 

《え?え?ちょっと待って?話聞いt……》

 

 

「見つけた!いくぞ!」

 

【ピシュンッ‼】

 

オラ達はその場を瞬間移動していくのだった。

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

【ピシュンッ‼】

 

オラ達はディオドラの目の前に到着した。

 

奴はオラ達がいきなり現れたことに驚いているようだ。

 

 

「……イッセーさん?」

 

 

「よぉ、アーシア…。助けに来たぞ」

 

アーシアは泣いていたのか目元が晴れ上がっている。

 

しかもあの腫れ…尋常じゃない量の涙を流したらしいな……。

 

 

「……ディオドラ、おめえ、アーシアに何しやがった?」

 

ディオドラは呆けていた顔をにんまりと変え微笑みながら口を開いた。

 

 

「アーシアに全部話してあげたのさ。僕がどういう人間で聖女を落とす計画の事をね!キミ達にも教えてあげるよ!」

 

ディオドラが話す内容はとても吐き気を催すものだった。

 

内容はこうだ……。

 

ディオドラは教会に通じている女、所謂シスターが好きらしい。しかもディオドラが狙うのは決まって信仰心の強い教会本部に馴染みが深い者たちばかり……。

 

ある日、ディオドラはシスターのアーシアに目を付けた。

 

ディオドラはアーシアを手に入れたくて仕方なかった。

 

そこでディオドラが考えた方法とは、自身が大怪我をして傷を治させているところ他の聖職者に見つけさせアーシアを追放させるという卑怯極まりないものだった。

 

尚もディオドラは続けた。

 

信じていた教会から追放され、神を信じられなくなって人生を狂わせられたら、簡単に僕のもとにくる……そしてそこで心身ともに堕とすのだと……。

 

赦せねえッ……!!

 

自身の欲のためだけにアーシアの人生を狂わせただとッッ!!

 

そのせいでアーシアは寂しい思いをしてきたというのに‼

 

それを嗤うコイツは赦しておけねえ!!

 

 

「ふふふ、キミ達にも見せたかったな。彼女が最高の表情になった瞬間を。全部手のひらで動いていたと知ったときのアーシアの顔は本当に最高だった。ほら、記録映像にも残したんだ。再生しようか?本当に素敵なk【ゴシャッ!!】...ォゴッ!!」

 

オラのパンチでディオドラは言い終える間もなく吹っ飛んでいく。

 

 

「それ以上口を開くんじゃねえ…。虫酸が走る……

 

ドライグ、準備は出来てっか?」

 

 

『あぁ、いつでも発動できるぞ相棒』

 

 

「よし、んじゃいくぞ!!禁龍(ドラゴン・ブレイク)ゥゥ!!」

 

『Welsh Doragon!! Doragon Breaker!!』

 

初めて聞く機械音声と共にオラの体を山吹色の鎧が包み込む。

 

 

「くっ!な、何故だ!僕はオーフィスの蛇でパワーアップしてるんだぞ!?下級悪魔に負けるなんてあるはずかないんだ!!」

 

ディオドラは巨大な魔力球を放ってくる。

 

が、オラはそれを片手で弾き飛ばし一瞬の踏み込みで奴との距離を縮める。

 

 

「ひっ!」

 

慌てて障壁を張ろうとするがもう遅い。

 

 

「遅せえよ。だりゃあぁぁぁぁっ!!」

 

勢いよく空中に蹴りあげる。

 

 

「ーーっがはっ!!」

 

更に追い討ちをかけるように飛び上がり連打を放っていく。

 

 

「でりゃりゃ!だだだだだだだだッッ!!」

 

 

「がっ!あがっ!うごっ!おがっ!ぐぼぇっ!」

 

連打の後に更に強く殴り飛ばす。

 

 

「これは!始めに倒してきた奴等の分!」

 

 

「うがっ!!」

 

更に飛んでいった先に先回りしもう一発殴り飛ばす。

 

 

「これは!その後に待っていたはずの奴等の分!」

 

 

「ごはぁっ!!」

 

吹っ飛んでいく奴に更に回り込み込んだオラは渾身の力でアームハンマーを落とす。

 

 

「これは!おめえに狂わされたアーシアの人生の分だぁぁ!」

 

 

「ゴッハァッ!!あがぁ……な、なんで…この僕がぁ!!」

 

奴は地面に叩きつけられ碌に動けないでいる。

 

オラは奴の近くに降り立ち胸ぐらをつかみあげると言い放った。

 

 

「もうアーシアに近づくんじゃねえぞ」

 

それを聞いて物凄い勢いで奴は首を縦に降りながらガタガタ震えている。

 

 

『相棒、そいつの心はもう終わった。__そいつの瞳はドラゴンに恐怖を刻み込まれた者のそれだ』

 

そうなんか?オラはまだ気が済んでねえけど仕方ねえか…

 

オラは変身を解き、アーシアに近づく。

 

 

「イッセーさん……!」

 

アーシアが勢いよく抱きついてくるのをオラは抱き止める。

 

 

「もう大丈夫だ。怖い思いをさせちまってすまなかった……」

 

 

「イッセーさん…私、信じてました。きっとイッセーさんや皆さんが助けに来てくれるって」

 

 

「当然じゃない、あなたは私の可愛い妹なんだから助けにいくのは当たり前よ」

 

部長の後にゼノヴィアが続く。

 

 

「アーシア!良かった!私はお前がいなくなってしまったら……」

 

アーシアはゼノヴィアの涙を拭いながら微笑む。

 

 

「何処にもいきません。イッセーさんとゼノヴィアさんが私の事を守ってくれますから」

 

 

「うん!私はお前を守るぞ!絶対だ!」

 

相変わらず仲が良いな……。

 

 

「さて、それじゃけぇるか!」

 

 

「はい!と、その前にお祈りを」

 

 

「ん?何を祈ったんだ?」

 

アーシアは恥ずかしそうに言った。

 

 

「内緒です♪」

 

笑顔でオラのもとに走り寄るアーシア。

 

 

【カッ!!】

 

突如、オラ達をまばゆい何かが襲った。

 

視線を送るとアーシアが___光の柱に包まれていた。

 

なんだ…?これは…?

 

光の柱が消え去ったとき、そこには……。

 

 

「……アーシア?」

 

誰もいなかった。

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

「アーシア?おい、何処にいるんだ?」

 

違う、探しても見つからない……。

 

アーシアは今光の柱に呑まれて消えた…。

 

いや、そんなわけがねえ…。

 

アーシアは生きてる……。

 

「何処だよ?隠れてるんか…?」

 

そうだ、きっといる……。

 

死んでいるはずがない……。

 

すると、上から声が聞こえてきた。

 

 

「そこの赤い汚物。あの娘は次元の彼方に消えていった。すでにその身も消失しているだろう。___死んだ、ということだ」

 

なんだと……?

 

オラは声をかけてきた奴を見る。

 

コイツがアーシアを殺したのか……?

 

 

「さん…」

 

 

「ん?何を言っている?」

 

 

「許さんぞ!!!!貴様ァァァァッッ!!!!!」

 

 

『リアス・グレモリー、今すぐこの場を離れろ。死にたくなければすぐに退去しろ』

 

ドライグが今度は現れた奴に向けて話す。

 

 

『そこの悪魔よ。シャルバと言ったか?』

 

オラはただ静かに立ち上がる。

 

 

『__おまえは』

 

フラフラとシャルバにオラは近寄っていく。

 

いつの間にかドライグの声はオラの口から発せられていた。

 

 

『選択を間違えた』

 

 

刹那、オラの体を異様な力が包み込んでいた。

 

 

『我、目覚めるは……』

 

<始まったよ><始まってしまうね>

 

 

『滅びの理を神より奪いし二天龍なり……』

 

<いつだって、そうでした><そうじゃな、いつだったそうだった>

 

 

『強者を求め狂者を嫌う……』

 

<世界が求めるのは><世界が否定するのは>

 

 

『我、黄金の猿龍となりて……』

 

<いつだって、力でした><いつだって、愛だった>

 

 

《何度でもお前達を滅ぼし尽くしてやるッ!!》

 

 

『汝を金色の闇へと葬ろう!』

 

Genocide Ruin Drive!!(ジェノサイド・ルイン・ドライブ)

 

それを唱え終えた時、オラの意識は完全に暗転した。




オッス!オラ悟空!

不味い!オラが暴れてる!早く止めねえと皆があぶねえ!

ん?この声…まさかおめえ!

次回!ドラゴンボールD!

目覚めろ一誠!元好敵手からの叱咤!

ぜってえ見てくれよな!
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