まあ
後半へ続く
以外にも授業が始まると、本音は真面目に受けていた。だが一々休み時間になるたびに僕におやつは無いかと聞いてくる。
「さっきも言ったろ。おやつない。むしろ僕が欲しいわ」
「ぶー。ないならしょうがない。お昼一緒に食べるっていうなら許してあげなくもない」
そんなことを離しながら授業は進んでいく。当然、9割ほど聞き流している。そして待ちに待ったお昼時僕は本音と共に学食へ来ていた。
「ほー。フラランチキン南蛮とはいいセンスだ!」
と言って、自分はオムライスをケチャップで埋め立てている。……胃もたれしそうだな。
「そいでそいで?今日セッシーと
「なんだデュエルって、なに?爆発落ちとか期待されてるの?はるとおおおおおおおとか言うの期待してるの?」
「そんな期待はしてないからだいじょーぶー。それはオリムーに期待してるー。んでねんでね?フラランが負けたらわたっしの言う事ひとつ聞いてほしいの」
「それじゃ僕が勝ったら本音も僕の言う事ひとつ聞いてくれる?」
「いいよー?エッチなことじゃなければ―」
この時僕は気づいていなかった。本音の浮かべた真っ黒い笑みに。
放課後になって、セシリアとのデュ……決闘の順番が回ってきた。最初に一夏とやりあったみたいでセシリアの勝利だった。
「うっし!フラン!俺の仇をとってきてくれよな」
「仇って……一夏まだ生きてるじゃん」
「……よし、フラン時間だ束から貰ったんだろ?ISを展開しろ」
織斑先生に言われ、右腕に意識を集中する。すると背中から翼のようなものが生えてきて、右手にはレーヴァテインが握られていた。翼は木の枝に八つの宝石のようなものがついていた。内側から、水色(薄)→青→紫→ピンク→オレンジ→黄色→黄緑→水色(濃)になっていて原作のフランそのものだった。その宝石の間からはその宝石と同じ色の粒子が噴出していた。
なにこれ、どこのGN粒子?実はトランザムとかできるんじゃね?
「きれい」
箒が呟くのが聞こえた。
「フラン、全部展開しろ」
「えっと……これで全部なんだけど……」
僕の体は完全にフランになっていた。そこにISの機械らしさはなく、武器もレーヴァテインだけであった。
「なに……はぁ、あの兎何を考えている。まぁいい、束がフランにくれたんだ安全性はばっちりだろ。そのままいけ」
なんという死刑宣告。ほぼ生身の体でISと戦えと?
「いや……え、まじで?」
「あぁ、磯野も待たせている。これ以上待たせるのは失礼になる」
そういって顎で『さっさと行け』と指示された。ふえええ、こわいよおおおお。てか磯野って誰だよぉぉ……野球でもするの?待ってるのはセシリアだろ。かれこれ5分くらい待たせている気がする。
そうしてなんとか飛ぶイメージを固める。参考イメージは博麗 霊夢。するとすんなり浮くことができた。
「カタパルトは素足じゃ無理だそのまま飛んで行け」
などと言われ、ドキドキしながらスピードを上げ、セシリアの待つアリーナへ到着。
「おそかっ……それ、ISですの?なんか、撃つに撃てないんですけれども……」
『セシリア、フランが着ているのもれっきとしたISだ撃って構わん。……よし、二人とも準備できたみたいだな。それじゃあ磯野宣言を頼む』
すると、黒服大柄なサングラスをかけた男がみんなから見える位置に立つと大声で
『デュエルかいしいいいいいい!!!!!』
「磯野ってお前かよ!!!考えて無かったわ!」
おっといけないつい突っ込んでしまった。
「お別れですわ!!!」
突然、目の前に青い銃弾が視界に入る。反射的に横によける。
あれ?なんかこの感覚弾幕ごっこに似てる気がする。
「初撃で落とすつもりでしたのけれど……まぁ、いいですわ!次で落としますわ!!行きなさいビットたち!!」
セシリアの背中からファング兵器が4機飛び出してくる。
「チッ!!」
打ち出されるエネルキー弾を弾幕ごっこの要領で避け続ける。今日ほどルナティックを完全攻略しといてよかったと思う日はないだろう。というか、弾幕が薄すぎるくらいだ。
「どうですかこの弾幕!避けるので精いっぱいではなくって?」
なんて煽られてるが正直落胆した。だってこんな弾幕……イージー以下だろ。
「もういいよ。なんかつまんない」
がばがばな弾幕をよけながらセシリアに突進して、レーヴァテインを構え、軽く横にふるう。すると轟音と共に炎がセシリアに直撃する。
煙の中から出てきたのはスラスターから黒い煙を出しながら浮いてるのがやっとという感じだった。
「なんですの!その剣は!」
よかった生きてた。さすがにこれで死なれたパニックだわ……
「ですが!背中がお留守ではなくって!!」
言われて振り向くとビットから放たれたレーザーが目の前にあった。
よけられない!!と、そこで僕の意識は消えて行った。
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気がつくと、そこは暗いどこかの部屋だった。
「……なに?新しいお人形?」
血まみれの死体を持って振り回していた少女は僕を見て口を三日月にして嗤った。
「君は誰?」
「私?忘れちゃったの?わたしだよ。きみが好きでいてくれた。フランダヨ!!!」
月明かりに照らされてその体が見えるようになる。金髪の髪に木の枝のような翼。そしてそこから宝石がちりばめられたようについている。
「ねぇ、フラン。覚えてないの?私たちはいつでも一つだったじゃない……ねぇ、もう全部壊しちゃお?」
こいつ!!間違いない!!フランの中の狂気だ!
「……いやだ」
「ハ?ナニイッテンノ?ドウシテ!!ワタシタチハココロハツナガッテル!!ダカラワタシガノゾンダコトハフランモノゾンダコトナンダアアアア!!」
そう言ってどこからかスぺカを出す。
『禁忌』『禁じられた遊び』
「……っ!!」
いきなりかよ!!ぎりぎり弾幕をよけながら内心悪態をつく。
どうすりゃいいんだよくそったれ!!!
こうして僕と狂気フランの生きるか死ぬかの弾幕ごっこが始まった。
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その頃アリーナでは
「どうなったんだ?」
俺こと、織斑一夏はフランの試合を見ていてフランがセシリアをいいところまで追いつめいていたのを見ていた。
「なんだ……あれは」
千冬ねえが何かつぶやく。煙が晴れるとそこにはいつもどおりのフランがいた。
「なんだ無事じゃねーか。心配させやがって」
よく見ると何かうなだれていて表情も暗い。フランはポケットから何かを取り出して
『禁忌』『禁じられた遊び』
何かフランがそうつぶやいた瞬間フランの周りから真っ赤な弾のようなものが巨大な孤を描きながら四方八方に飛んでいく。
『フラン!何をしている!!観客席に攻撃するとは何を考えている馬鹿者!!』
千冬姉が放送席で大声を出している。現に観客席にシールドが無かったら大惨事になっていた。それでもフランは攻撃をやめない。セシリアなんかはぎりぎりでかわしてはいるもののもうダメージレベルCは超えているだろう。
『フラン!いい加減やめないか!自暴自棄になるな!!』
箒が放送を使ってフランに言う。
「……ウルサインダヨ!!」
いってレーヴァテインをこちらにふるってくる。
「あぶねえ!!」
とっさに白式を展開して千冬姉と箒を庇う。そして、元居たところに轟音と衝撃が襲ってくる。……そういやあの磯野って人は!?
ハイパーセンサーで探すと、ちゃっかり俺の守った中に居た。
「いい加減にしろよ!!!」
俺はフランの方へ振り向く。そして俺の目に入ったのは完全に我を失ったように暴走したフランの姿だった。レーヴァテインで、観客席のシールドを破壊しようとしていた。
「いいかげんにしろおおおおおおおお!!!!!」
零落白夜を発動させて、フランに切りかかる。だが、それはレーヴァテインで防がれてしまった。
「どうしたんだよ!フラン!!」
「ウルサアアアアイイイイ!!」
完全に我を忘れているのか目が完全に真っ黒に染まっていた。つばぜり合いのような恰好から蹴りを一発もらってものすごいスピードでアリーナの壁へ激突した。それは、ISの防御シールドを貫通したのか、俺の肋骨が完全に折れているのを確信した。
「......ッ!!」
目の前にフランが嗤いながらたっていた。
1発蹴られただけでISはボロボロ、目の前にはその元凶のフラン。フランは前から少し沸点が低かった。悪くいえばワガママ。
フランがレーヴァテインを振りかざしもうダメかと思った瞬間、フランの体が倒れる。
後に、千冬ねえが居てフランを気絶させてくれたようだった。安心したのか、俺は気を失った。
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あれから一週間。まだフランは目を覚まさない。
活動報告を更新しました。この小説についてです。どうぞ良かったらご確認ください(´・ω・`)(´-ω-`)) ペコリ