インフィニット・ストラトス 〜THE ASTERISK WAR〜   作:fortissimo 01

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IS学園

IS……通称『インフィニット・ストラトス』は世界を変えた。その機体は女性にしか操作出来ず、男性は動かすことができなかった。それにより男女の社会的パワーバランスは変わり、女尊男卑が当たり前の時代になってしまった。しかしそんな時代を駆け抜ける者がいた……

 

 

 

ここはIS学園。アラスカ条約、通称『IS運用協定』によって日本に作られたIS操縦者育成用の特殊国立高等学校。IS専門の学校なのでクラスの一室には当然女子しかいない……はずなのだが。

 

「…………」

 

「…………」

 

あるクラスの一室に二人の黒髪の少年が席に座っていた。一人は目を閉じてじっとしている。もう一人は周りが女子で居心地が悪いのかソワソワしている。女子達はそんな二人をちらちらと見ている。

 

「(なんでこんな事になったんだっけ……?)」

 

目を閉じていた少年、天霧祐也はそう思っていた。何故自分と友人の織斑一夏がこの学園に来てしまったのか? その理由は数日前の事だった……

 

 

 

 

 

 

 

「本当にこっちであってるのか?」

 

「多分そのはずなんだけど……」

 

祐也と一夏は自身が受ける高校の入学試験会場に向かっていたのだが迷子になってしまった。祐也と一夏は手当たり次第に会場の中を歩く。しばらく歩くと部屋を見つけた。

 

「お、ここかな?」

 

「とりあえず入ってみようぜ」

 

祐也は部屋のドアを開ける。そこにはなんと今話題のISが二機置いてあった。

 

「I、IS? なんでこんなところに?」

 

「うお〜! かっこいいな!」

 

「あ、一夏! あんま近づかないほうが……」

 

一夏はISを間近で見るためにISに近づく。そして好奇心が高ぶり一夏はISに触れてしまう。すると部屋一面に光が溢れた。祐也は反射的に目を閉じてしまう。しばらくして光が弱くなり祐也は一夏がいた方を見る。

 

「う、うん……? あれなんか目線が高いような?」

 

「い、一夏!?」

 

「ん? どうしたんだよ、祐也?」

 

「自分の身体を見てみろ!」

 

「身体?」

 

そういえば何か変な感じだ。まるで何かを着ているような感じが…………って!

 

「な、なんで俺ISを着てるんだ!?」

 

「お、俺に聞かれても知らねぇよ!」

 

祐也と一夏はありえない状況に戸惑いを隠せない。何故一夏はISを装着できるんだ? 祐也は目の前で起こっている予想外の出来事に戸惑いを隠せない。すると一夏がもう一つのISに指を差す。

 

「……な、なぁ祐也もそこのISに触ってみろよ」

 

「お、俺もかよ……」

 

どうせ反応しないはず……。祐也はそう思いながらもう一つのISに触れる。すると再び光が溢れ弱まると今度は祐也がISを装着していた。

 

「ゆ、祐也まで!?」

 

「なんで俺まで……っと、とにかくこんなところ見られたら厄介になる。さっさとISを解「誰かいるの!」除……」

 

この後祐也達はISを装着しているところを見られニュースに取り上げられた。その上、強制的に高校はIS学園に進学になってしまった。

 

 

 

 

 

 

そして現在に戻る。祐也はその事を思い出し、ため息をこぼす。ふと窓側の席をみると見覚えのある女の子に目が入った。あれって……。そう思っていると教室のドアが開く音がした。入ってきたのは緑色のショートカットにどこか幼いような顔にメガネをかけた豊満な胸の女性が入ってきた。女性は教卓の前に立った。

 

「皆さん、入学おめでとう! 私はこのクラスの副担任、山田真耶です!」

 

『…………』

 

「あ……ええ?」

 

山田先生は自己紹介をするが皆反応が無い。山田先生も予想外の出来事に戸惑っている。祐也は心の中で山田先生を応援する事にした。

 

「コホン……今日からみなさんはここIS学園の生徒です。この学園は全寮制。学校も放課後も一緒です。だから皆さん助け合って仲良く楽しい三年間を……」

 

『…………』

 

「ま、まずは自己紹介をしようか!」

 

山田先生は気を取り直し一人一人自己紹介をさせる事にした。俺は天霧なのですぐ自己紹介の番が来る。

 

「えっと、天霧祐也君!」

 

「はい」

 

クラスの女子は皆俺に視線を集めている。さーてここが肝心だな。この自己紹介で俺のこれからの学園生活が決まるという事に近い。ここはシンプルに……

 

「えと、初めまして天霧祐也です。趣味は家事や剣を振る事です。よろしくお願いします」

 

俺は言い終わると一礼をし、席に座った。これでよかったかな? 自己紹介は進み次に一夏の番になった。しかし一夏は緊張のあまりその事に気づいてない。

 

「織斑一夏君!」

 

「は、はい!」

 

「あ、ごめんね。次一夏君の番なんだ。自己紹介してもらってもいいかな?」

 

「あ、わかりました」

 

一夏は立ち上がった。さーて一夏はどう答えるのか?

 

「えーと、織斑一夏です……よろしくお願いします」

 

一夏がそう答えると周りの女子は「他には?」と言いたげな視線を一夏にぶつける。その状況で一夏が放った言葉は……

 

「……以上です!」

 

ガタンっ! と皆は椅子から転び落ちた。一夏はそんな様子を見て戸惑っていると一夏の頭に拳が振り落とされ、一夏は痛そうに頭を抑える。

 

「痛てて……げっ! 千冬姉!」

 

すると一夏は千冬さんにもう一度殴られる。あの拳骨……やはり千冬さんは恐ろしい。それにしても千冬さんって先生だったのか? 最近全然あってないと思っていたらIS学園で先生してたのか。

 

「学校では織斑先生だ」

 

「織斑先生、会議はもう終わったんですか?」

 

「ああ、山田君。挨拶を任せてしまいすまなかったな」

 

千冬さんは教卓の前に立つ。

 

「諸君! 私が担任の織斑千冬だ。君たち新人を一年のうちに使いものにするのが仕事だ」

 

『キャアアアア!!』

 

千冬さんの登場で女子達の先ほどの反応が一変した。

 

「千冬様! 本物の千冬様だわ!」

 

「私千冬お姉様に会うために九州からきました!」

 

「……私の担当するクラスは毎度毎度なんでこうゆう事になるんだ」

 

千冬さんは頭を抱えながら言う。まぁIS大会優勝者がクラスの先生だから嬉しいのは無理ないと思うけどな。

 

「で、お前は満足に挨拶できないのか?

 

「いや、千冬姉……それは「織斑先生と呼べ」は、はい……織斑先生」

 

一夏がそこまで言うと千冬さんは一夏の頭を掴み机に押し付ける。するとクラスがざわめく。

 

「え? 織斑君って千冬様の弟?」

 

「もしかしてISに乗れたのもそれが関係してるんじゃ……」

 

「静かに!」

 

ざわめくクラスを千冬さんは手を叩いて静める。そして再度教卓の前に立つ。

 

「諸君達にはISの知識を約半年で覚えてもらう。その後実習だが基礎動作は半月で身体に染み込ませろ。いいか? いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ!」

 

『はい!』

 

無理やりっぽいけど、そこが千冬さんらしいと言うかなんというか……まぁ頑張ってみるか。

 

 

 

 

 

 

 

授業が終わり休み時間に入った。一夏は疲れたのか机にもたれかかっている。俺はやることがないので教科書をみる事にした。すると誰かがこちらに向かってくるような足音が聞こえてきた。

 

「ちょっといいか?」

 

「ん?」

 

声のした方に顔を向けると黒髪ポニーテールに凛とした雰囲気。容姿はバランスが良く顔も整っており、まるで大和撫子の様な美しさを放っている俺の幼馴染、篠ノ之 箒の姿があった。

 

「やっぱり箒だったか!」

 

「う、うむ……久しぶりだな祐也。ここではなんだ、屋上で話さないか?」

 

「ああ、一夏は……置いてくか」

 

一夏を連れて行こうと思ったが机にもたれかかったまま動かないのでそのまま休ませてあげようと思った。俺と箒はそのままクラスを出て屋上に向かった。

 

 

 

 

屋上……。現在は俺と箒以外誰もいないのでかなり広く感じる。

 

「で、話す事って?」

 

「う、うむ……」

 

箒は屋上の手すりに手を置きながら俺の方をちらちら見る。まぁ6年ぶりだからなぁ……あ、そういえば

 

「去年の剣道の全国大会、優勝したんだよな? おめでとう」

 

「えっ!? な、なんで知ってるんだ!?」

 

「なんでって……新聞で見たから」

 

「なんで新聞を見るんだ!」

 

「いや、見るだろう」

 

「うぐっ……」

 

それもそうか……と言いながら箒は頬を紅く染め恥ずかしそうに顔を俯かせる。

 

「あ、それと……」

 

「っ……?」

 

「久しぶりだな、箒。6年たっても箒ってすぐわかったよ」

 

「え……?」

 

「だってその髪型、昔と同じじゃないか」

 

「よ、よく覚えているものだな……」

 

箒はそっぽを向きながら自分の横髪を撫でる。

 

「お前の事は忘れねぇよ。だって俺達、幼馴染だろ?」

 

「そ、そうか……」

 

覚えてくれて嬉しかったのか箒は顔をほころばせる。

 

「あ、今度俺と久しぶりに剣道するか? 箒がどのくらい強くなったのかみてみたいし」

 

「ふん、昔から変わらないな、お前は……。いいだろうその勝負、受けて立つ!」

 

箒は笑顔でそう言った。その笑顔は昔と変わらない純粋でまっすぐだった。やっぱり、

 

「箒の笑顔は昔と変わらなくて可愛いな……」

 

「なっ!?」

 

「うん?」

 

箒は突然顔を赤くしながら口をパクパクと開ける。いきなりどうしたんだ? そう考えていると予鈴が校内に鳴り響く。

 

「もうすぐ授業だな、行こうぜ箒」

 

「か、可愛い……可愛い、か。ま、全く祐也はいつもそうだ、いきなりそんな、可愛いなどと……いや、そんな……」

 

箒はぼそぼそと独り言を言っているようだ。なんて言ってるかわからないが授業に遅れるのは流石にやばいと思い祐也は箒の手を掴む。

 

「へっ!?」

 

「ほら、急ぐぞ!」

 

「は、走れる! 一人で走れるから!」

 

祐也は箒の手を引っ張りながら教室に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

何とか授業に間に合い現在、前で山田先生がモニターを使ってISの基礎知識を教えている。教科書を見ながらクラスの皆はしっかり先生の話を聞いている。やることがないので窓側をちらちら見ている。すると、視界に一夏が顔をずっと顔を俯かせているところが目に入った。それに気づいた山田先生は一夏を呼ぶ。

 

「織斑君、ここまででわからなかった事ってないかな?」

 

「え、えーと…………全部わかりません!」

 

「えっ? ぜ、全部ですか……」

 

これは予想外の返答に山田先生はオロオロする。すると教室の端にいた織斑先生が一夏の方に歩く。

 

「織斑、入学前の参考書はちゃんと読んだか?」

 

「ああ、あの分厚い本ですか? 古い電話帳と間違えて捨ててしまいました」

 

「…………ふん!」

 

「痛っ!?」

 

織斑先生は一夏にきつい一撃をくらわせる。今日で何回目だよ、一夏。

 

「必読と書いてあっただろう馬鹿者……祐也」

 

「(ギクっ!)」

 

千冬さんは俺の方を睨みながらこちらに歩いてきた。

 

「先程から窓の方しか見ていなかったが……まさか貴様もではないだろうな?」

 

「や、やだな〜千冬さん。俺はちゃ、ちゃんと用意していますよ!」

 

「ほう……では何故教科書が出ていないんだ?」

 

千冬さんは俺の席の上を指差す。俺の席の上には何にも乗っていない。

 

「そ、それは……」

 

「それは?」

 

「……昔の教科書と間違えて捨ててしまいました」

 

「ふんっ!」

 

「ぐほっ!?」

 

俺は一夏と全く同じ風に出席簿で頭を叩かれた。一体どんな威力を秘めてるんだ? あの出席簿。

 

「全く、貴様らは……後から再発行してやるから二人とも一週間以内に覚えてこい」

 

「い、一週間!?」

 

「それはちょっと無理かと……」

 

「無理じゃない、やれ……いいな」

 

千冬さんは俺と一夏に鋭い視線を送る。これは返答次第では殺されると俺と一夏は思った。

 

「「は、はい……」」

 

「それでは山田先生、授業を」

 

「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

「「はあ……」」

 

授業が終わり休み時間、俺と一夏は思わず溜息をこぼす。うう……まだ叩かれたところが痛い。

 

「大丈夫かよ、祐也」

 

「大丈夫じゃないかも……それにお前の方が大丈夫かよ?」

 

「俺も大丈夫じゃない」

 

「だよな……」

 

俺と一夏が再びため息を出すと、

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「「んあ?」」

 

声のした方をみるとそこには金髪で髪型をロール状にしたまるでお嬢様みたいな女の子がいた。

 

「まぁ、 なんですのそのお返事! 私と話せるだけでも光栄な事なのに、もう少し態度を考えたらどうですか?」

 

「……なぁ、一夏の友達か?」

 

「いや、お前の友達じゃないのかよ? 俺はこの子の事知らないぞ」

 

「なっ!? 私を知らない、セシリア・オルコットを!? イギリスの代表候補生にして入試主席のこの私を!?」

 

セシリアさんは机をバンッと叩きながら言う。

 

「あ、質問いいか?」

 

「ふっ……庶民の要求に答える、これも貴族の勤めですわ! では、どうぞ?」

 

「…………代表候補生って何?」

 

『(ガクッ!)』

 

クラスの皆は一夏の言葉に思わずこけてしまった。まぁ参考書を捨てちまう奴だもんな、しょうがない。

 

「あのな、一夏。代表候補生って言うのは国家が認めたIS操縦士候補生で、わかりやすく言うとエリートって事だ」

 

「おお、わかりやすい!」

 

「どうやらそちらの男性は常識が少しはあるようですわね? その通り! つまりエリートの私と同じクラスにいる事がまさに奇跡! その事を自覚してください!」

 

「そうか、じゃあラッキーだな」

 

「……バカにしてますの?」

 

「ん? お前から言ってきたんだろう?」

 

「あなたねぇ……!」

 

ここは何かと厄介な事になりそうだ。俺は二人の間に割って入った。

 

「まぁまぁ落ち着けよ。もうすぐチャイムが鳴るから二人とも席に座ったらどうだ? 鬼の千冬さんの一撃をくらいたくないだろう?」

 

「む……わかりましたわ」

 

そう言ってセシリアさんは自分の席に戻って行った。ここで喧嘩になっちゃうと面倒だからな。

 

「ほれ、一夏も」

 

「ああ………………祐也」

 

「ん? なんだよ?」

 

「あっちでも元気でな……」

 

一夏はそう言い残し自分の席に戻っていった。なんだったんだ? あいつ。まるで俺がもうすぐ死ぬような事を言い残して……。

 

「鬼か……ふふ、天霧は私の事をそんな風に見ていたのか……」

 

「…………」

 

背後から聞こえてくるのは先ほどの話をもっとも聞いてはいけない人の声。俺はゆっくりと首を後ろに向ける。そこには悪魔のような笑顔をしている千冬さんがいた。

 

「お、お疲れ様です!」

 

「ふんっ!」

 

声と共に千冬さんは俺の頭に出席簿を振り下ろす。

 

 

 

 

 

 

 

授業が終わりIS学園は夕陽で照らされている時間帯。IS学園は寮生活なので、俺と一夏は現在その寮に向かっている。

 

「一夏は何号室なんだ?」

 

「えーと……1027だな」

 

「俺は1025号室だからまだ近いな。また遊びに行くよ」

 

「お、そうしようぜ」

 

俺たちは雑談をしながら寮の廊下を歩いた。

 

「あ、俺ここだ」

 

「じゃあ、またな祐也」

 

「おお〜」

 

一夏は自分の部屋に向かって行った。祐也は1025室のドアと向き合う。祐也はドアを開け中に入る。

 

「お、おお〜!」

 

中に入るとまるで高級ホテルの部屋のように綺麗に整っていた。設備も高級な物を使っている。流石IS学園だなと関心する。するとお風呂場からシャワーの音が聞こえる。誰か入っているのか? まぁとりあえず荷物を置くか。えーと何処に置けば……。

 

「ふぅ〜、さっぱりし……た」

 

「ん?」

 

俺は荷物の置くところを探していると背後からシャワールームが開く音がした。俺は警戒せずにそのまま後ろに振り返った。するとそこには……

 

「ゆ、ゆ、祐也……」

 

「…………ん〜?」

 

夢なのか? 夢なら夢と言って欲しい。何故なら俺が向いた方にはバスタオルを身に纏っている幼馴染の姿あったからだ。

 

「ほ、箒!?」

 

「はっ……み、見るな! 馬鹿者!」

 

「あ、悪りぃ!」

 

俺は身体ごと箒と正反対の方に向いた。いや、びっくりした。箒がいるなんて思わなかった……。うん? つまり……

 

「俺と箒は同じ部屋って事?」

 

「〜〜〜!!」

 

箒はベッドの近くにあった自分の竹刀を手に取り俺に振り下ろしてきた。あ、危ない! 俺じゃなくて!

 

「ほ、箒! 待て! このままだと俺も危ないけどお前も危ないから! 俺、目つぶってるからそのうちに着替えてくれ!」

 

俺は必死に交渉する。すると竹刀が顔に直撃する手前で止まった。そのまま箒は竹刀を引っ込め、地面に置いた。

 

「わかった……。ただし! 絶対に見るな!」

 

「わ、わかったよ……」

 

俺は入り口のドアの方を向きながら目を瞑る。後ろから衣服が擦れる音が聞こえてくるがここは必死に耐える。

 

「も、もういいぞ……」

 

「あ、ああ」

 

後ろを向くとちゃんとした服に着替えた箒が奥のベットに座っている。

 

「で、お前が私の同居人……という事でいいんだな?」

 

「ああ、どうやらそういう事らしい」

 

「お、お……」

 

「お?」

 

「お前が言ったのか? 私と同じ部屋がいいと……」

 

「いや、言ってないけど……」

 

「そ、そうか……」

 

「? だけど俺、箒と同じ部屋で良かったと思ってるぞ。知らない女子だったら気まずいの何の……」

 

「ほ、本当か!?」

 

箒は俺の言葉を聞いた途端、顔を思いっきり近づいてきた。

 

「あ、ああ……」

 

「そ、そうか……私と同じ部屋で嬉しいか……そうかそうか」

 

箒が何か言ってるかわからなかった。その後、シャワーの入る時間を決め俺たちは眠りについた。とりあえず学校生活初日が終了した。

 

 

 

 

 

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