もとに戻るのは少し先になりますね
32話すがる思い
家を出た僕はアパート前で妙な違和感を覚えた。
ケイ「あれ?アパート前ってこんなに散らかってたっけ・・・?」
スティルハーツ事務所
ケイ「おはようございます!」
ハリー「お、ケイ!もう体は大丈夫なのか?」
ケイ「うん。衝撃は凄かったけど外傷はどこもないから」
マーシャ「・・・」
ケイ「おはようマーシャ」
マーシャ「・・・」
ケイ「マーシャ?」
マーシャ「・・・え?あ、け、ケイおはよう」
ケイ「どうかしたの?」
マーシャ「え、べ、別に大丈夫だよ?」
ハリー「今朝からこの調子なんだよ。いったいどうしたんだろうな?」
ケイ「さぁ?」
しばらくするといつも通り奥の部屋から所長が現れた。
アーネスト「あー・・・マスターから大体の話は聞いている。その・・・すまなかった」
ケイ「え!?いやいや所長が謝らなくてもいいんですよ!あそこにゼクスのメンバーがいるなんて誰だってわからないですし」
アーネスト「それでもお前達を危険にさらした原因は俺にある。すまなかったな・・・」
ハリー「もう良いよアーネスト。そ、それより仕事なんかないの?俺今日珍しくやる気スイッチ入ってるしさ!」
アーネスト「お前達・・・よし!そんなに仕事したいならくれてやろう!」
ハリー「え!?ちょ、ま、マジで仕事あんの・・・」
アーネスト「お前が言い出したんだろう。取りあえず3人でトレーニングジムに向かえ。そしてそこで行われるデュエル大会で誰か優勝してこい!」
ハリー「え!?そ、それ仕事じゃなくね・・・」
アーネスト「優勝すれば我が事務所の大宣伝!になるからな!」
ハリー「はぁ。こんなことならアーネスト凹ませとくんだったぜ・・・」
アーネスト「なんか言ったか?」
ケイ「い、いえ別に!わかりました。マーシャもそれで良いよね?」
マーシャ「(どうして・・・)」
ケイ「マーシャ!」
マーシャ「え!?あ、うん。たまにはそう言うのもいいかもね・・・」
トレーニングジム
ハリー「エントリー終了!さてじゃあ1位が俺で2位がマーシャ3位がケイ。これで行くか!」
ケイ「何でさ?戦ってみなきゃわからないよ。ねぇマーシャ?」
マーシャ「(・・・でもホルスを持ってたことが)」
ケイ「マーシャってば!」
マーシャ「あ、うん。そうだね・・・」
ケイ「マーシャ・・・」
しばらくすると大会開始のアナウンスが流れ僕達はそれぞれのブロックに別れてデュエルを開始した。
正直僕達がそれぞれ残るのは楽だったと言わざる終えない。だけど準決勝の組み合わせは楽ではなかった・・・
ソフィー「それではこれより準決勝の組合わせを発表いたします!第1戦ケイVS イービル!第2試合ハリーVS マーシャ!」
ケイ「げぇ!?」
イービル「ケイ君がどこまで成長しているのか僕が見てあげようじゃないか!イヒヒヒッハッハァー!!」
ハリー「まさかマーシャと当たるとはな・・・お手柔らかに頼むぜ?」
マーシャ「(やっぱりそうとしか・・・でもだとしたら何で・・・)」
ハリー「マーシャちゃーん・・・」
ケイ&イービル「デュエル!」
ハリー&マーシャ「デュエル!」