都道府県対抗 嶺上杯   作:のこのこのこのこ

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【第1回嶺上杯争奪 都道府県対抗麻雀大会】

 ・全国47都道府県に分かれ、代表メンバーで行う団体戦。
 ・予選トーナメント4ブロック+決勝戦
 ・試合は5人×半荘2回(予選は1回)持ち点100,000点で争う。
 ・選手は補欠も含めて6人まで登録できる。
 ・事前にレギュラーメンバーは登録。
 ・選手とは別にマネージャーも1人登録し控室に入ることが出来る。

※話の展開上のルールです。
本編にはあまり関係ありません。


大阪選抜

千里山高校麻雀部 部室

 

 

怜「嶺上杯?」

 

竜華「せやで」

 

怜「なにそれ、コクマは終わったで?」

 

竜華「知ってるわ、怜と違って選ばれてたからなー」

 

怜「冗談ちゃうでそれ、ベッドでみてたうちの気持ち考えてや?」

 

竜華「まあまあ、そんな怜に朗報やで」

 

怜「なにー?」

 

竜華「これみてみー」ペラッ

 

怜「都道府県対抗麻雀大会。なるほど、高校生だけでやるんやな」

 

竜華「せや。怜も呼ばれてんでー?」

 

怜「え、ほんま?」

 

竜華「セーラと船Qも一緒や!みんなで出られる最後の大会やで」

 

怜「...てゆーても、その前に選抜合宿があるやんな」

 

竜華「ま、くるメンバーは大体想像つくわ!」

 

怜「たしかにな」

 

竜華「なんやーテンション上がらんなー?」

 

怜「んーそんなことないでー」

 

竜華「いや棒読みやし」

 

怜(.....)

 

竜華「ま、とりあえずはレギュラーに選ばれんとなっ」

 

怜「こんどの連休か.....」

 

 

こんどの連休

 

 

洋榎「おおーよくきたな!」

 

怜「合宿って、ここ姫松やん」

 

竜華「まあ、大阪代表の監督が赤阪先生やからな」

 

セーラ「きたことあるし、楽やし、ええやん!」

 

恭子「ろくにお構いできませんけど、ようこそです」

 

漫「みなさんお久しぶりですー!」

 

怜「面子も良く見る面子やな」

 

赤阪「大阪選抜ゆ~てもな~?選ばれとるんはほぼ千里山と姫松だけなんよ~」

 

赤阪「ほなら、変に気使うよりもいつも通りのがええと思ってな~」

 

 

怜「ま、そうやな。あんま畏まってもあれやし。これで全員?」

 

セーラ「洋榎、恭子、由子、漫。んでうちら4人で8人か」

 

船Q「あ、いえ先輩」

 

セーラ「なに?」

 

船Q「私は選手じゃないんで、マネージャーとして呼ばれてます」

 

セーラ「えーそんなん初耳やで!」

 

船Q「言ってませんから」

 

セーラ「せやなあ」

 

恭子「メンバーはあとひとり来ますよー」

 

怜「おーだれやろなー」

 

船Q「肝心なひと忘れてませんか?」

 

怜「...だれ?」

 

 

???「遅れてすみません。電車が遅れてて、、」ガラガラ

 

怜「ああなんや、憩ちゃんか」

 

憩「みなさん、お久しぶりですーぅ」

 

洋榎「おー憩やないかー!個人戦での借り返したるでー!打とうや!」

 

憩「洋榎せんぱい。うちいま着いた所なんですけどー?」

 

洋榎「せやな、じゃちょこっと休めや」

 

恭子「素直ですね、主将」

 

洋榎「おいおい恭子。うちはもう主将やないでー?」

 

恭子「あ、すいません。ついいつもの癖で」

 

洋榎「ま、気持ちはわかるで。うちのオーラがそうさせてしまうんやな!」ババーン

 

恭子「すいません。ついいつもの癖で」

 

洋榎「お、おう....」

 

由子「癖なのよ~」

 

 

怜(少し、かわいそうやな)

 

赤阪「したら、憩ちゃんの準備が出来たら、はじめよか~?」

 

 

何半荘か打って、1日目終了。

 

 

怜「ふ~疲れたなあ」

 

竜華「ま、怜は久しぶりのガチ打ちやしな」

 

恭子「でもさすがですよ。合宿ゆーてもレギュラーはほぼ決まってますよねこれ」

 

怜「何いうてんの。恭子うちに勝っとるやん」

 

恭子「そっちこそ、最後の半荘だけで何言うてるんですか」

 

恭子(まあ、思ってたより...ってのは言わない方がええやんな)

 

漫「やっぱり、園城寺先輩の一発率さすがです」

 

怜「まあ、それだけが取り柄なもんで....」

 

竜華「卑屈な発言やめーや」ヒキー

 

 

セーラ「くっそー。くっそー」

 

竜華「お、あっちも終わったみたいやな」

 

怜「セーラどないしたん?」

 

セーラ「最後の最後で洋榎に稼ぎ負けたわー。くやしい!」

 

洋榎「ま、いつでも相手したるでー」ドヤ

 

由子「洋榎もさっき憩ちゃんに負けて同じこと言ってたのよ~」

 

洋榎「....あーそうや!リベンジや!憩どこいった?」

 

由子「赤阪監督とお話中なのよ~」

 

洋榎「なんのっ!?」

 

憩「みんなと打った感想をなーぁ」

 

洋榎「いるんかいっ!」

 

憩「三箇牧は普段はみんなと打たんからな」

 

由子「なら今度からは来るといいのよ~」

 

洋榎「それやっ、ぶちのめしたるで」

 

由子「でも私たちはもう引退なのよ~」

 

洋榎「忘れてたわ」

 

 

怜(元気やなあ、洋榎は)

 

憩「....」チラッ

 

怜「ん?」

 

憩「なあなあ、園城寺先輩」トコトコ

 

怜「なにー?」

 

憩「明日は、うちと打とうなー?」

 

怜「?別にええよ?」

 

赤阪「今日のところは終わりにするで~みんなまた明日な~」

 

 

宿舎

 

 

竜華「怜、おきてる?」

 

怜「起きてるでー」

 

竜華「うちな、インハイで怜と同じチームになんの最後や思っててん」

 

怜「うち、コクマ出れへんかったしな」

 

竜華「体調さえ良ければ、絶対選ばれてたのにな」

 

怜「どーやろ、洋榎もセーラもおるからな」

 

竜華「...怜、どないしたん?」

 

怜「なにが?」

 

竜華「最近、麻雀するの楽しそうに見えへんから」

 

怜「そんなことないで」

 

竜華「言いたくないなら言わんでええよ。ただ、ダメなときは頼ってほしい」

 

怜「まあ、ダメなときはな。考えとくわ」

 

 

怜(...せやな、ダメやねん。うちじゃみんなに何も返せへんから)

 

 

合宿二日目

 

 

怜「憩ちゃんやっぱ強いわー」

 

恭子「ほんとですね。さすがです」

 

憩「いえいえ、うちなんかまだまだですーぅ」

 

怜「謙遜せんでええて、なあ船Q」

 

船Q「そうですね、チームとしては心強い限りです」

 

憩「そんなことないってー」

 

怜「ナースやしな」

 

船Q「園城寺先輩が倒れても安心ですね」

 

恭子「そっちですか!?」

 

憩「なあ、園城寺先輩」

 

怜「ん?どしたん?」

 

憩「最後の局、どうしてポンしなかったんです?」

 

憩「園城寺先輩ならうちのアガリ止められたかもしれへんのに」

 

怜「いやいや、むりむり」

 

船Q「改変後のラグですか?」

 

怜「まあ、そんなもんや」

 

恭子「その力も、使い時考えんとですねー」

 

怜「ほんとやなー」

 

憩「...」

 

 

合宿最終日 姫松高校 監督室

 

 

赤阪「それで、どやった~?」

 

憩「何回か打ってみましたけど」

 

憩「監督の言う通り、正直言えば弱なってますなー」

 

赤阪「ど~したんやろ~?ブランクがあるからか~?」

 

憩「それよりは、精神的なものだと思いますーぅ」

 

赤阪「それは難しそうやな~。末原ちゃんのがええかもな~」

 

憩「監督にお任せしますけど、でも...」

 

赤阪「でも~?」

 

憩「優勝するなら、園城寺先輩の力は必要だと思いますわー」

 

赤阪「やっぱり。憩ちゃんに聞いてみてよかったわ~」ニコッ

 

 

洋榎「まだかーまだかー!」

 

恭子「主将、少し落ち着いてください」

 

竜華「レギュラー発表か、懐かしいな?」

 

セーラ「うちは春からずっと固定やったからな」

 

怜(合宿。成績も微妙やったな。打ってても何か違う気がするし)

 

怜「レギュラー入れるんやろか」

 

竜華「怜なら入るに決まっとるやん!」

 

セーラ「千里山のエースやで!」

 

怜「...そうかぁ?」

 

 

赤阪「おまたせ~レギュラー決まったで~」ガラガラ

 

洋榎「待ってたで!発表カムヒア!」

 

 

【大阪選抜 オーダー】

 

〔先鋒〕荒川 憩

〔次鋒〕江口 セーラ

〔中堅〕愛宕 洋榎

〔副将〕清水谷 竜華

〔大将〕園城寺 怜

 

 

憩「うちが先鋒かー。がんばりますーぅ」

 

洋榎「どこからでてきたんや?」

 

由子「謎なのよ~」

 

竜華「選抜やから、中々にドリームチームやな」

 

 

洋榎「よっしゃ中堅や!一番得意やで!」

 

恭子「主将がんばってください」

 

 

怜「え、うちが大将?」

 

竜華「なんや怜、大役やん!」

 

怜「大丈夫やろか」

 

怜(まあ、なんとかなるか...)

 

憩「...」

 

赤阪「じゃ~このメンバーで登録するで~みんなでがんばろな~」

 

洋榎「よっしゃ!このメンバーなら無敵やで!」

 

セーラ「絶対勝とうや!」

 

竜華「怜、最後の大会、がんばろうな」

 

怜「竜華。...うん」

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