あの日の記憶   作:Mr.misto

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前の続きでーす


俺が俺でなくなる日:前編

それからどのくらい泣いただろうか。

 

早くあの世に逝きたい

 

そう考えたりもした。その時、ボスの言葉が脳裏をよぎった。

 

「お前は立派な兵士なんだ」

 

そうだ。俺は兵士だ。まだやらねばならないことが沢山ある。

俺は、一生ボスにつくし、あの世に逝った家族に満足してもらえるような人生を送る。

そう心に誓った。

 

そんなある日、ボスがチコとパスを救出しに元米軍基地へ向かうと聞いた。

おそらく2人はひどい怪我をしている。すぐに手当が必要なはずだ。

俺は愛着のあったあの2人を助けたいと思った。もう俺は人の命を見捨てたりなんてしない。

俺はミラー副司令に頼み込んだ。絶対にヘリのメディックとしてチコとパスを助けてやる。

 

「いいぞ。ただし、ここでの治療と向こうでの治療はかなり違うぞ。それに死ぬ可能性もあるんだぞ。

本当にいいのか?」

 

俺は喜んで頷いた。

 

そして、その日がきた。

雨で視界が悪い。

しかも、ボス1人での出撃だったから、失敗率もいつもより高い。だが、流石ボスだ。難なくチコの回収に成功した。だが、パスが同じ場所にいるはずなのに、いないらしい。俺はチコの面倒を見ながら、ボスの帰りをまっていた。

 

急にヘリが動き出す。応援要請だ。ボスは、敵装甲車を含む敵兵に囲まれていた。窓からよく様子を見てみると、パスが草陰に隠されている。おそらくボスが救出したのだろう。見た感じ、ひどい怪我を負っている。早く助けなければ…

パイロットのモルフォに強制着陸を実施しろと頼んだが、「今は危険だ」と言って、なかなか着陸しない。

「早く着陸しなければ、ターゲットが死亡する!すぐ着陸しろ!」

ようやくモルフォは着陸を実施した。だが、乗ってきたパスも、ボスも、怪我がひどい。

 

だが、ミッションは完了、成功だ。MSFに帰還報告をする。

 

「こちらモルフォ ミッション成功、これより帰還する

こちらモルフォ 本部、応答しろ!」

 

「…ボス、ダメです。通信機がやられてます。」

今日は核査察の日のはず。通信できなくなるわけがない。

やはり今の戦闘で…

 

「もういい、帰還しろ」

「了解しました、ボス」

 

そう言ってマザーベースへ戻った。

 

 

『とりあえず、とにかく怪我のひどいパスの治療をしよう。』

そう思い、パスを治療台の上に乗せた。

 

ボスも様子を見ている。

 

「.........!」

 

ボスの様子がおかしい...

そう思ってボスの目線の先を見た瞬間、俺は察した。

 

「人間爆弾だ!」

 

ボスが叫ぶ。

 

「メディック!」

 

俺はすぐに、治療に入るためにゴム手袋をはめた。

 

「麻酔間に合いません、なしで行います!」

 

「チコ!足を抑えろ!」

ボスが叫ぶ。

 

「う...うぁ.........ぅあああああああああ!」

 

パスが雄叫びをあげる。

 

「いやぁ!いやぁ!ぁぁぁぁぁああああああ!」

 

爆弾が見えてきた。

「もう少しだ!」

 

「ぁぁぁぁぁぁあああああ!ああっ!あ!うぅぅ...」

 

 




...書くのしんどかったー!

見てくれてありがとうございました。
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