IS~AE社の規格外達のお話   作:サテライト

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やっと後半が出来たので投稿します
今回は少しやりすぎた気がします

なんせある国家が崩壊しますので…

兎に角どうぞ!!


十話 クラス対抗戦後半と世界の変化

第二アリーナ上空

 

そこではウィルとマリーダが二十五機の無人機と戦っていた…

 

「行けよ!!フィンファンネル!!」

「ファンネル!!」

 

ウィルとマリーダは同時にウィルは“プロトフィンファンネル”二機を

マリーダはファンネル十二機を射出するそして自分たちも動きつつファンネルを操作して無人機を破壊していく…

 

不意に無人機の内一気がマリーダのクシャトリヤの後ろから突撃してきた…

 

「纏わり着くな!!」

 

そう言うと四つのバインダーの中に隠されている隠し腕で無人機の頭部のカメラをつぶし

左手に展開したビームサーベルを使って切り裂いた

 

「重いんだ…」

 

その頃ウィルは無人機二機を両手に持ったビームサーベルで同時に両断した

 

「そう言うわりにゃ軽そうだな!!四枚羽!!」

「…その豹変ぶりには流石に引きます…」

 

マリーダはどうにもこの変わりっぷりにはまだ慣れて居なかった…

 

「んぁ?なんだありゃぁ?」

「ん?…」

 

ウィルが第三アリーナの方を見てそう言ったのでそっちを見てみると…

黒い機体が変形しながら第三アリーナに落ちて行く所だった…

 

『なにこの機体は!?』

『避けろアリー!!』

 

珍しくレンが焦っているのが解った

 

『ック!!……不味い!抜かれた!!』

「な!?…」

「レン達が抜かれたのか!?…」

 

ウィルとマリーダは心底驚いた…

何故ならレンはテミス最強でありそのレンが抜かれるとなると相当の実力者しかいない…

 

『ごめんさい…私が敵に利用されたばかりに…』

『過ちを気に病む必要はないさ……ただ認めて次の糧にしろ…いいな?』

『……うん!』

 

どうやらアリーが何かしら敵に利用されてしまい抜かれた模様だ…

 

「イチャついている所悪いが…抜かれた敵はどうする気だ?」

 

とウィルがツッコミ?を入れる…

アリーは顔が真っ赤になり、レンはどういう事だ?という顔になって居るのがISを通して見えた…

唐変木め…、っとウィルにマリーダは思った…

 

『問題無いだろう…ホミーが新型に乗って現れた…』

「へ~、ホミーがねえ~………んぁ?新型って…聞いてねえぞ腹黒!!」

『安心しろ……俺も聞いていない…』

「嫌閃光!!お前も聞いて無いのかよ!!」

 

どうやらこの状態のウィルのホミーの呼び方は腹黒、レンの場合は閃光、マリーダの場合は

四枚羽らしい…

 

何でホミーは腹黒?

 

 

_________________________________________

 

アリーナ内…

 

バンシィがアリーナのバリアを破壊して入って来た直後に遡る…

 

僕はピットへ向かうため通路を走っていた…

アリーナの中では一夏と鳳さんが今頃はやられているのだろう…

時折振動が伝わってきた…

そしてこの嫌な予感は何だろうか…

兎に角急がなくては…

 

「ッ!?不味い!!」

 

ピットに付いた僕は見た…見てしまった…バンシィが超振動クローを振り上げてISが強制解除されている鳳さんに振り下ろそうとしている所を…

 

直ぐに僕は昨日漸く完成させたペーネロペーを展開しミノフスキークラフトを起動

一気に機体は音速を超えバンシィに迫る

そしてバンシィを機体ごと蹴る…

 

「さすがに…やりすぎじゃないかな?」

 

やりすぎだ…ISが解除された人を攻撃しようなんて…

僕は自分でもわかるくらい怒っていた…

 

「君はこの僕!ホミー・R・アナハイムが相手をしよう……

この“ペーネロペー”と共にね!!」

 

さあやろう!!ペーネロペーの初陣だ!!!

 

「一夏…」

「な、なんだ?…」

「鳳さんを連れてAピットに向かってくれ…」

「わ、わかった…「それと…」…なんだよ?」

「戻ってくるなよ?はっきり言って邪魔だ…」

「…わ、わかった…」

 

一夏の事だから絶対に戻ってくるから先に釘を打って置いた…

 

「さあやろうか?黒獅子?」

「………」

 

僕はまずミノフスキークラフトで上昇しファンネルミサイルを撃つ…

バンシィのようなフルサイコフレーム搭載型の機体なら、搭乗者がニュータイプならコントロールを奪う事がマリーダさんとロドニーの模擬戦で解っている

だが搭乗者がニュータイプならさっきからの僕の呼びかけに反応するはず…

それが無いと言う事はファンネルミサイル(次からはミサイルと表記)のコントロールは奪えない…

 

バンシィの搭乗者はそれをただのミサイルと判断したようで

頭部のバルカンで落そうとした…

 

しかし僕がミサイルを操作し回避させバンシィの周りに配置させ、一斉に突撃させた…

 

バンシィの装甲はそう簡単にやられる様なものじゃない

ミサイル程度の威力なら体制崩しと視界を一時的に奪う事しかできない…だがそれが狙いだ

 

僕は直ぐに両腕に付いているメガ・粒子砲を撃ちバンシィのシールドエネルギーを削る

バンシィも黙っておらず左手のアームド・アーマーBS(ビーム・スマートガン)を連射するが僕はニュータイプ先読み能力を使い軽々と避ける…

 

バンシィは接近を試みたがPICは使えずスラスターのエネルギーも無くどうする事も出来なかった…

 

その後バンシィは徐々にシールドエネルギーが削られ

最後にはメガ・粒子砲×2+ビームライフルを

一度に受けエネルギーが尽きてその場に崩れ落ちた…

 

「な~んだ、つまらないですね~」

『やりすぎだアナハイム…』

「そうですか?」

『周りを見ろ…』

「あ……」

 

織斑先生から周りを見ろと言われたので見ると…

アリーナの外壁はビームで穴だらけ、

地面はミサイルの爆発でクレーターだらけになっていた…

 

「…後で直させときます……」

『そうしてくれ…それと…』

「何です?」

『すまない…助かった…』

「いえいえ…」

 

織斑先生からの激励を賜ると

僕は倒れているバンシィが強制解除されたの所に行くとそこには…

 

「ッ!?まさか…」

 

僕はバンシィに搭乗していた人の顔を隠すようにしてエコーズの人に渡した…

 

「尋問は僕がやろう」

「し、しかし…」

「彼女とは話がしたい…」

 

そう言うと彼女をゼネラル・レビルの一室に連れて行った…

 

 

 

_________________________________________

 

 

「グッ!……ここは…」

「…テミス軍第一艦隊旗艦ゼネラル・レビルの拷問室さ…」

「…AEの社長か……」

「その通りさ…」

 

此処はゼネラル・レビルの拷問室…決して尋問用の部屋じゃ無い…拷問用だ…

そしてそこに学園に降ってきた(誤字に非ず)少女は拷問用拘束椅子に拘束されていた…

その少女の顔は織斑千冬のそれとよく似ていた…

 

「っで?私を犯すつもりか?…」

「いえ…そう言うのは僕はやらない主義でして…

君にはちょっと二つほど用事があるのです…」

「…なんだ?組織の事は喋らんぞ?…」

「そんなのどうでもよいのです……なにせ“亡霊共”の事は全て知っていますし…

君も解っているのだは無いかな?コードネームM…いや“織斑マドカ”?」

「ッ!?何故その名を!!」

「言っただろう?全て知っていると…」

「……(ギリッ」

 

この少女もとい織斑マドカは苦虫を噛みつぶした顔をする…

 

「それでなんだけど……体の中に入っていたナノマシンは壊させてもらったから…」

「何だと!?」

 

マドカは信じられないような顔をする…

彼女の体の中にはもし捕まったり、裏切ったりした時に自動的に媒体の生命活動を停止させる何とも無粋なナノマシンが入っていたのだが…

ちょっと可哀そうだったのでナノマシンの機能を停止させる電波を発進し機能が停止している内に彼女の体内のナノマシンを壊すナノマシンを入れさせてもらった…

 

そのナノマシンも役目を終えると自動的に消滅するようになっているが…

 

「それで?用事とはなんだ?…」

「あ、そうそう忘れる所だった~…」

 

そう言って僕はこう切り出した…

 

「織斑マドカ…テミスに入らないかい?」

「は?………」

 

流石に驚いたようだった

まあそうだろう一回だけとはいえ敵対したのだ

なのにいきなり味方にならない?っと聞かれたのだ…誰だって不思議に思うだろう…

 

「嫌だと言ったら?」

「そうなれば君はのたれ死ぬ事になるだろうね~」

「なに?……どういう事だ?」

 

彼女は不思議に思っただろう

殺されるか性奴隷として利用されるか

仮に解放されても私はまだ組織に所属している

組織が見放さない限り私がのたれ死ぬ事はまず無いはずだった…

なのだが…

 

「簡単さ……だって今日を持って“亡国企業”は壊滅するからね…」

「ふん!…何を言うかと思えばそんなホラを…「僕をホラ吹きだと思うかい?」…まさか…本当に…」

 

マドカは再び驚く…

彼女自身組織の全体数は知らなかったが世界各地にアジトがあるのは聞いていたので相当巨大な組織なのは知っていた…そう簡単には壊滅などしないはずだった…

 

そうそのはず“だった”のだ…

しかし…

 

「まあこれを見てよ…」

「………ッ!?」

 

マドカは投影されたモニターを見て驚愕した…

何故ならその画面には“廃墟と化した街”があったからだ…

 

「ここは亡国企業の本部があった場所だよ…」

「なん…だと…」

 

マドカは驚愕する何故ならそれは亡国企業の本部…中国の首都北京だったからだ…

なぜ北京かと言うと恐らくは亡国企業と手を結んで裏で暗躍していたからだろう…

それにあの国家は世界に戦争を仕掛けようとしていたしちょうどいいので崩壊させた…

 

「っでこれがその時の映像だよ…」

「何だ…これは…」

 

その映像には最初何時もの北京市街が映っていたが…

突如何かドーム状の光が広がるとそれに飲み込まれた人はまるで風船の様に破裂していった

そして建物は次々と壊れ爆発していった…

 

そしてその地点は本部があった辺りも飲み込んでいた…

 

「後、此処だけではなく世界各地の支社は国連軍とウチの軍でつぶしました…

ゴミ(幹部)共ももう片付いて居ます…」

「成程な…確かに居場所は無くなった…」

「良かったですね…自由になれたじゃないですか。」

「そうだな…」

 

そう言うとマドカは諦めたように言い放った…

そして…

 

「仕方ない…貴様の誘い乗ってやろう…」

「じゃあ契約成立ですね…」

 

僕は彼女の拘束を解いて用意した服を手渡す

 

「所で…何故私を助けようとした?……さっきまで敵同士だったのに…」

「ああ、その事ですか…」

 

助けた理由は簡単だ…

 

「同じ境遇の人が僕の親友に三人もいるんです……それに…」

「?」

 

僕は静かに言った 

 

「……………っと言う事なんですよ…」

「!?…私以外に二人も居たのか…」

「ええ、一人は織斑一夏…そしてもう一人は…」

「レン・カラス…」

 

僕は頷き肯定する

 

「あ!言い忘れてましたけど、バンシィはマドカさんの専用機にしておきましたから…」

「なに?…使えるのか?あの欠陥機は…」

「修復してリミッターを解除すれば問題ないです…

後階級は少尉からで、所属は僕の艦隊の第一艦隊のこのゼネラル・レビル所属です。」

「了解した…」

「それとこれからIS学園に通って貰います」

「何?…どうしてだ?」

 

まあ本当はこの艦にいて貰おうかと考えたのだが…あの三人が居るし…何より学園にいて直ぐに動ける人員は多い方がいい…

それを説明すると、渋々了承してくれた…

 

「そう言えば“あの二人”はどうなった?…」

「スコールとオータムですか?」

「そうだ…」

 

成程あの二人はマドカさんと一緒の隊でしたね…

 

「あの二人は揃って投降したのでロドニーに預けました…

しかも要求がスコールさんはオータムさんと一緒に居させることで

オータムさんはそれ+戦闘だったので了承しました…」

「…あの二人らしいな……」

 

しかしビックリしましたよ、まさか二人がガチレズとは…

御蔭でいろいろ手を合わすのが大変だった…

 

「とにかく話は付けてあるので学園に向かいましょう…」

「わかった…それより…」

「何でしょう?」

「そのさん付はやめろ…」

「無理です…」

「即答か…」

「こればかりは性分なので…」

「まあいい……その…」

「はい?」

 

マドカさんが何かを言った様だったがよく聞こえなかった…

 

「な、なんでもない!!」

「…まあいいでしょう…」

 

僕は部屋を出ようと振り向き扉に向かった

そして部屋を出ようとした時…

 

「ありがとう……自由にしてくれて…」

「…ふっ…何を言ってるんですか?僕は貴方を軍に入れて利用しようとしてるんですよ?」

「何を言う…組織にいた時よりずっと自由だぞ?それに…」

「?」

「一人の人間として扱ってくれただろう?」

 

ああ、そういう事か…

確かに此処に連れて来る時に普通の人として扱った…

恐らくそれの事だろう…

 

「ふっ…何の事やら?」

 

そういって僕は部屋を出た…

 

その後着替えて来たマドカさんと共に学園に戻った…

 

_________________________________________

 

 

「で?これはどういう事だ?」

「言ったでしょう?依頼のためやったと…」

 

学園に戻った僕はマドカの事をアリーたちに頼み学園長に会議室に呼ばれたので向かった

そこには学園長に織斑先生と田中先生を筆頭とした先生方達がいた

 

テーブルが僕を取り囲むように置いてあり先生方が周りを囲むように座っている

部屋も暗くまるでアニメに出てくる裁判の様だった…

 

「詳しく聞かせて貰えないかな…」

「いいでしょう…」

 

話の内容は始めはクラス対抗戦の防衛失敗による代表候補生と一人目の男性操縦者の怪我の事だったが素直に失敗を認め学園の要求を呑むことで方が付いたが次に聞かれたのは

亡国企業を壊滅させるために行った北京の崩壊の事だった…

 

「何故北京を攻撃したのですか?」

「それについては旧中国領内にあった内モンゴル自治区、ウイグル自治区、チベット自治区

現在の内モンゴル民主主義国、ウイグル共和国、チベット王国、そして中国を除く国連の常任理事国及び国連からの依頼があったからです」

 

これは本当の事である

三つの自治区はこれまでの中国政府の横行を許してきたが自治区の自治区長の決定権を剥奪しようとしてついに独立運動が起こり、それを武力で旧中国政府が鎮圧しようとしたが、

独立軍と名乗る一団がISを投入した事のより中国内では内戦状態になって居た…

 

そして中国はそれと同時に“World WarⅢ”…つまり第三次世界大戦を起こそうと亡国企業と暗躍、それを察知した常任理事国と国連はこれを止めるために行動を起こしたがどうにもならず

テミスに状況を何とかしてくれと依頼してきたのだ…

此処までを話すと学園の先生方は驚愕していた…

彼らもまさか国連が絡んでいるとは思っていなかったようだ…

 

「だが虫が良すぎるのではないですか?」

 

学園の影の実力者、轡木十蔵が言った…

 

「今回の事は飛んでも無い大量虐殺です…なのに各国はおろかマスコミは見て見ぬふりをしている……幾らなんでもAE社とテミスに都合が良すぎるのでは?」

 

確かにそうだ…

幾ら国連の依頼だからと言ってこんな大量虐殺を行ったのだ…

普通ならマスコミが大騒ぎを起こして反AE社、反テミス運動が起こっても不思議ではない

しかし殆どこの事は報道されずまた報道が大々的に行われてもネットにその時の映像が流れても反対運動は全く起こっていないのだ…

普通はウチが何かしたと思われるだろうが…

 

「たしかにそうですが…ウチはメディアに対して圧力もかけて居ません、各国に対しても同じです」

「………」

 

まあ信じられないだろうな…

しかし事実なので隠す事は無い…

それに恐らく…

 

「今回何故反対運動が起こらないか…

理由はおそらく“恐怖”でしょう…」

「“恐怖”だと…」

 

織斑先生が聞いてくる…

 

「はい…現在我がAE社は世界の軍需産業の約四十%を占めています…」

「そうだが…それがどうした?」

「考えてもください…世界の軍需産業の約半分近くもAE社の製品に依存しているのです…

それだけで無くウチは食料の輸出に至っては殆どの食品類に置いて世界の半部近くを生産しています…

もしウチがそれらの産業品の販売をストップもしくは倒産なんて事になれば世界はどうなるでしょうか?…

世界は過去に例の無い大打撃を受けてしまい経済は大混乱に陥ります…」

「………」

 

しかも歴史上最強と言われる軍隊テミスもいる…ウチが本気を出せば世界相手に余裕で勝てる…その恐怖もあるのだろう…

 

「ここ数年と言えAE社は世界経済の半分を手に入れているのです…

もし何かを起こせば自分たちが痛い目を見るのは目に見えています…

だからどこも何も言わないのです…」

「成程…ならこの事に関してはあまり干渉しない方がいいですね…」

「そういう事です……」

「わかりました…もうこの事は無しとしましょう…」

「そうですね…それがお互いのためですし……

では失礼します…」

 

僕は会議室を出て自室へ向かう…

 

 

 

 

僕は自室へ向かう途中でこれからの事を考えていた…

 

今日一日で大分世界はかわった…

中華人民共和国の崩壊、新たに内モンゴル民主主義国、ウイグル共和国、チベット王国の

誕生…

そしてAE社とテミスの影響力が再認識された…

中国は新しく台湾政府が吸収し新たに中国が誕生するだろう…

そしてこれからは…

 

 

僕は考えを巡らしながら自室への道を進んだ…




と言う訳で中華人民共和国が崩壊しました…
鈴の所属は次回に書くつもりです…

そして織斑マドカが登場しテミスに入りまた亡国企業が早くも壊滅、
スコールさんにオータムさんもテミスに入りました…

ね?やりすぎでしょ?
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