今回はテンション高いです!
何故なら書いてるのは真夜中だから!!
でも無い様はシリアス?です!
今回何で?って所が多いと思いますがそこの所よろしくお願いしま~す!
では!どうぞ!!
ラウラ・ボーデヴィッヒは嫌だった…
負ける事が……
彼女の中で敗北はもっとも恐れる事であり、また再びかつてのような冷遇された環境に戻る事がとても嫌だった…
だから彼女は力を望んだ…
誰にも負けない圧倒的な力が…
だが…
「(なんだ!?この気持ち悪い感覚は!?)」
ラウラがPVTの暴走に飲み込まれた時、彼女は言葉では表せない嫌な感覚に襲われていた…
しかしそれは皮肉にも彼女が望んだ結果だと、彼女自身解っていた…
「(違う!!私が望んだものは!!……)」
だがそこで彼女は気づいた…
自分がどんな力を望んだのかを………彼女自身が解らなくなっている事に…
彼女は本来は兵士として生を受けた
当初は成績も予定値を上回っておりそれはISが登場しても変わらなかった…
だがある物を移植してから、彼女の運命は変わってしまった…
その名は“ヴォーダン・オージェ”本来はISの適正を上げる目的で作られた疑似ハイパーセンサー、これを移植したために彼女は性能試験でも予想地を下回ってしまい“失敗作”の
烙印を押されてしまった…
だが彼女は織斑千冬と言う光を見つけた…
千冬のおかげで今の彼女があると言ってもいいだろう…
千冬は彼女に戦い方を教え彼女はドイツ最強部隊シュヴァルツェ・ハーゼの隊長にまで上り詰めた…
彼女にとって織斑千冬は光だった…
だからその光である織斑千冬の唯一の汚点…織斑一夏は絶対に許せなかった…
しかし今彼女は自分が何をしたかったのかでさえ解らなくなっていた…
「(私は…何がしたかったんだ…)」
ただ気持ちが悪い…
まるで世界中の悪意が彼女に集中しているかのような感覚…
「(嫌だ……誰か…)」
だがその言葉は誰の耳にも届かない…
「(誰か……助け…て)」
彼女の言葉は虚空に消える…
「(もう…私は……)」
諦めかけたその時…
「諦めるな!」
声が聞こえた…
その声はどこか暖かい物だった…
「(だが…私は……もう…)」
「諦めたら…それが最後になる…」
彼女の目の前に一人の青年が現れる…
彼の事をラウラは知っていた…
彼女と同じ赤い目を持つ黒髪の男…
「(レン……カラス…)」
どこか自分と似ている人だった…
「(何故…)」
「貴様が望んだからだ…」
「(私が……)」
確かに彼女は臨んだ…
助けて欲しいと…
彼は…レン・カラスはそれを聞き助けに入ったのだ…
「さあ、戻るぞ…」
「(え?)」
ふとレンがラウラの手を掴み引っ張る…
「(暖かい…)」
「………」
その掴まれた手が彼女…ラウラにとっては暖かく感じた…
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SIDE:レン
ホミー達が会議室にて説明を行う少し前…
IS学園の保健室には三人の人がいた…
一人は未だ眠りについている銀髪の少女…ラウラ・ボーデビッヒ
もう一人はベットの脇の椅子に座っている褐色の肌の少女…アリー・コナリー
俺は壁にもたれかかりながらボーデヴィッヒが目覚めるのを待った…
あの出来事のあと俺がラウラを此処まで運んできてアリーは何時もはしないような事を俺がしている事に疑問を持ち付いてきていた
そして三人のいる保健室は沈黙が流れておりとても空気が重かった…
「ねえ…」
「…なんだ?」
何処か不安そうな面持ちでアリーが話かけて来た…
「レンは何故あの時アリーナに居たの?」
「……妙に胸騒ぎがしたのでな…」
「…それだけで?…」
「…ああ」
アリーはさらに不満そうな顔をする…
「じゃあ何故ボーデヴィッヒさんを気に掛けるの?」
アリーはまだ納得できていないようだが俺がこれ以上は絶対に喋らないと解っているためか
質問を変えてきた…
「………」
「…もしかして、レンの出生と関係してる?」
「……ああ」
確かにそこで寝ているボーデヴィッヒは俺の出生と似ている…
ただそれだけだが…
「…レン…そんなに昔の事を…」
アリーの言葉はそこで途切れる…
「……んっ…ここは?…」
「保険室です…大丈夫ですか?」
「あ、ああ…」
そういうとボーデヴィッヒは上体を起こし辺りを見回す…
「…私は…何を…」
どうやら完全にシステムに飲み込まれていたらしく、
暴走時の記憶は無いらしい…。
アリーがこちらを見る。
「…話してやれ…。」
俺がそう言うとアリーはボーデヴィッヒに事件の事を教える…。
話を聞いたボーデヴィッヒは布団を握り閉め震えていた…。
「私は…いったい…。」
「ボーデヴィッヒ。」
「!?は、はい!」
俺はボーデビッヒに向き直り…
「貴様は、誰だ?」
「わ、私は……」
まあ答えられないだろう…
自分を見失って居ては…あの時の俺の様に…
「何者でもないなら、ちょうどいい…貴様はこれよりラウラ・ボーデビッヒだ…いいな?」
「え?…」
「貴様は貴様らしく生きろ…」
そう言って俺は保健室を出ようとすると…
「まってください!」
ボーデビッヒに呼び止められた…
俺はその場に止まる…
「貴方は…何故そんなに強いのですか?」
俺が…強いか…
…だがそれは間違いだ…
「俺は…強く等無いさ…」
「そんな事は!」
恐らくボーデヴィッヒの言う力や強さとは俺のふるう“暴力”の事なのだろう…
「お前の言う強さとはなんだ?」
「誰にも負けない力です!」
「…違うな…」
「え?…」
「本当の強さとはなんなのか……それは俺にも解らない…恐らくこれからも…ずっと…」
「………」
ボーデヴィッヒは黙ってしまう…
「織斑を…見ていろ…アイツの方が…よっぽど強いと言うのだろう…
もっとも何が強いのかは…解らんがな…」
「………」
俺は保健室をでる…
気配で気づいていたが外には何故か更識生徒会長が居た…
「レン君だったかしら?」
「…ああ」
「ちょ~とお話し聞かせて貰えないかな?」
「…断る」
「ええ~!なんで~?」
「…少し黙れ」
殺気を飛ばし牽制する…。
「も~そんなカッカしないの!」
「………。」
流石にこの程度では聞かないか…。
「私はただ今回の事件が彼女の“意思”の元に行われた事か知りたいだけなの…。」
「……。」
どうやらこの女は今回の事件、
ボーデヴィッヒが自らの意思で行ったと考えているようだ…。
「…残念だが…惜しい…と言った所だ…。」
「説明してくない?」
「…今回の事件…元々はボーデヴィッヒが力…、
もっとも暴力となる力を望んだ事により起こった…しかし…。」
「しかし?…」
「…あのシステムを奴は知らなかった…確かに奴は力を望みそれが引き金となって今回の…
あの事件が起きた………
だが奴はあのシステムが組みこまれているとは知らなかったのだろう…
そんな中力を望んだ結果が…」
「今回の事件を引き越した……彼女は今回の事件は被疑者というより被害者と言う事ね…それと“あのシステム”って何?」
「…ホミーにでも聞け」
俺はそう言うと後ろを向きある場所へ行こうとする…
「あれ?何処に行くの?」
「……ある奴に用があるのでな…」
そう言って俺は廊下を進んでいった…
SIDE:OUT
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SIDE:ラウラ
「貴様は、誰だ?」
「わ、私は…」
私は答えられなかった…
自分を見失ってしまったから…
でも…
「何者でも、無いならちょうどいい…貴様はこれよりラウラ・ボーデビッヒだ…いいな?」
「え?…」
私はいきなりの事で変な声を上げてしまった…
「貴様は貴様らしく生きろ…」
その言葉はとても暖かく感じた…
そしてレン・カラスは保健室から出ようとする…
「待ってください!」
思わず呼び止めてしまった…
だが聞いて置きたい事が一つだけあった…
レン・カラスはその場に止まる
「貴方は…何故そんなに強いのですか?」
何故か私はレン・カラスなら私の追い求める物をしっている気がした…
しかし次の一言でその機体は完全に打ち砕けた…
「俺は…強くなど無いさ」
「そんな事は!」
何故そんな事を言うのか解らなかった…
彼、レン・カラスは私の欲する力…誰にも負けない力を持っている筈なのに…
「貴様の言う強さとはなんだ?」
そんなものは決まっている…
だから私は答えた…
「誰にも負けない力です!」
何者にも負けない強さ…これしかないはずだった…
しかしこの考えは次の言葉で壊された…
「…違うな…」
「え?…」
どういう事か…私は理解できなかった…
しかも…
「本当の強さとはなんなのか……それは俺にも解らない…恐らくこれからも…ずっと…」
「………」
私は混乱した…
私の思う強さを否定した人でさえ強さが何なのか…解らない事に…
「織斑を…見ていろ…アイツの方が…よっぽど強いというのだろう…
もっとも何が強いのかは…解らんがな…」
そう言うとレン・カラスは保健室を出ていく…
私は更に解らなくなる…
「(私よりも弱い人間が、強いだと!?そんなはずが!?)」
何が何だか分からなくなった…
そんな私をそっと誰かの腕が包み込んだ…
「無理は…しなくてもいいのよ?」
「え?…」
その声は優しかった…
それしか、言いようのない声…
そして…
「ボーデビッヒさん…混乱しちゃったよね?…レンが変な事を言うものだから…」
「…はい」
この人の前だと何故か素直になれた…
「レンが言いたかったのは、その人の持つ心の強さの事だと思うの…」
「心の…」
「そう…」
私は抱きしめられたままそう言われた…
その言葉もすんなりと理解できた…
「ボーデヴィッヒさんは、そう言う力が欲しかったじゃないかな?」
「…解りません…」
理解はできても解らなかった…
さっきまで何を望んだのさえ解らなくなっていたから…
「ん~…ボーデヴィッヒさんも何にかきっかけがあれば解ると思うのだけど…」
アリー・コナリーは抱くのをやめて椅子に座り直し私に向かいあった…
「きっかけ…貴方にも…そう言う物があったのですか?」
「うん…」
そう言うとアリー・コナリーは目を細め懐かしむような顔をした…
「私ね…昔両親が二人とも直ぐに死んでしまったの…」
「………」
「当時私はすがる物が無くてね…死のうとさえ思っていたわ…でも…」
一拍おいてアリー・コナリーは話し始める…
「レンが…言ってくれたの…生きろって…生きることから逃げるなって…どうしても辛くなった時は何時でも頼っていいんだって…そう言ってくれたの……その時からなの…
彼の傍に居たいって思うようになったのは…そして気付いたの…私は彼に恋をしているって
事に…」
「…そんな事が…」
「うん…だからボーデヴィッヒさんも何かきっかけがあれば変わると思うの…だから…」
アリー・コナリーは私の手を取り…
「一緒に探そう?ね?」
そう言った…
嬉しかった私の気持ちを理解してくれた事に…
共に探そうと言ってくれた事に…
「あ、ありがとう…グスッ…ございます…」
そう言うとアリー・コナリーは微笑んで再び抱きしめてくれた…
私は彼女の胸の中で泣いた…
どうでしたか?
今回後書きで書くことは二つです!
一つは次回予告
次回はマドカさんの事で一夏達と一悶着があるお話…
もう一つは…
感想待ってます!!!