今回も何時もと同じでかなり無理やりです…
兎に角どうぞ!
side:ホミー
「それで?いったい何の用だ?」
「少し…お話したい事がありまして…。」
僕は織斑先生の問いに答える…。
「お話とは?」
「マドカさんのISの事について説明をしようと思いまして…。」
「!?」
セシリアさんの問いに答えると鳳さんが驚いた顔をする…。
無理もない何故ならマドカさんの使っているISはクラス対抗戦の時に鳳さんを殺しかけた物だから…。
「そうよ!それが聞きたかったのよ!何で!?何であのISを彼女が持ってる訳!?」
「…少し落ち着いてください…。」
「これが落ち着けるもんですか!!」
怒り出す鳳さんを何とか落ち着かせようとするがなかなか落ち着いてくれない…。
仕方がないのでそのまま話す事に…。
「彼女は、一様ウチの軍人です…バンシィ…あの黒いISを何故使っているか…理由は彼女にあれのコアがうまく同調していたからですよ。」
「どんな理由があっても!人のトラウマ呼び覚ますような物使わないでよ!!
あの時の事、トラウマになってたんですね…。
マドカさんの方を見ると珍しく申し訳ないって顔をしていた…。
でも話さないといけないよね…。
「それについてはすまない…。」
「え?…。」
あれ?マドカさんが鳳さんに頭を下げて謝った!?
鳳さんも何で?って顔をしているし…。
「何でアンタが謝っているの?」
「それは…。」
やっぱいいずらそうだね…。
仕方ない…。
「…あの日あの機体…バンシィに乗っていたのは彼女なんですよ…。」
「「「「「っ!?」」」」」
僕の言った事を聞いて一夏達が驚く…
デュノアさんとボーデヴィッヒさんはその時学園に居なかったので何が何だかわからないようだ…
「おい!!それどう言う事だよ!!」
「そうだ!なぜそんな奴が此処にいる!!」
「こっちは殺されかけたのよ!!」
と怒りだした一夏に篠ノ之さんと鳳さん…
気持ちは解る…だけど…
「………」
マドカさんが俯いてしまった…
それを見たマリーダさんが心配そうにマドカさんに声を掛けていた…
「アナハイム…いや、ホミー…これはどう言う事だ?」
「まあ普通はこんな事学園には言えませんよ…」
この事は学園にはいっていない…
言えばマドカさん自身が危険にさらされる…
だが…
「あなただからこそ言ったのですよ織斑先生…いや、千冬さん…貴方は…彼女から目をそむけてはいけない…」
「なんだと?」
千冬さんが何故だ?と言う顔をした…
「マドカさん…貴方の本名…言って貰えませんか?」
「…解った…」
マドカさんは一つ深呼吸をして…
「…私の…本当の名は…“織斑”…“織斑円”…」
「「!?」」
一夏と千冬さんが驚く…
「まさか…ホミー!マドカさんって…」
一夏が信じられないと言った顔で僕に聞いて来る…
「そうだよ…マドカさんは…一夏と千冬さんの生き別れた兄弟そして…」
僕は一息つくと…
「一夏と同じ“クローン”さ…」
「「「「「「「!?」」」」」」」
クローンと言う言葉に驚愕する一夏達…特に一夏と千冬さんが一番驚いている…
まあ無理もないが…
「まさか…本当の事なのか?…」
「ええ…これは本当の事です…そうですよね?マドカさん?」
僕はマドカさんに問う…
「そうだ…私は織斑千冬の“不完全”なクローンだ…」
「不完全…だと…」
“不完全”と言う言葉にボーデビッヒさんが反応する…
彼女は遺伝子操作体“アドバンスト”と呼ばれる完全な人造人間…思うところがあるのだろう…マリーダさんも同じ様な顔をしている…
「マドカさんは俗に“織斑型クローン”と言われる織斑千冬の遺伝子を元に作られたクローン人間で、作られた“三人”のうちの一人です…」
「じゃあ、俺も…」
「ああ、一夏…君も、千冬さんのクローンなのさ…血は繋がっているけど兄弟じゃない…」
「そんな!?」
一夏は信じられないと言った顔をする…
「だが、何故マドカだけが離れ離れになった?一夏は私と一緒だったのに…」
そこを疑問に思うのは普通だ…
開発が頓挫したとしても里親に預けられるか、一まとめにして開発者たちが管理するのが普通だろう…そう“普通”ならだが…
「それは…今回のケースが稀だっただけです…なんせ開発者がある組織によって殺されたんですから……」
「!?、まさか!その開発者と言うのは…」
「貴方の思う通りだと思いますよ…」
一夏も何か気付いたのかはっとした顔をする…
「その開発者…織斑夏目と織斑春人…千冬さんの両親であり、一夏とマドカさんの開発者…
二人は亡国企業と言われる組織に殺されました…」
「「!?」」
かつて亡国企業が力をふるっていた時にある計画があった…
それは“パーフェクト・ソルジャー計画”…、通称“PS計画”…。
現在の織斑クローンの元の計画だ…。
その計画は名前の通り“完全な”兵士…感情が無く、高い身体能力のある使い捨て可能な完璧な兵士を量産すると言った計画だった…。
兵士とはいかに感情を消し、どれだけ高い身体能力を得られるか、と言う事に重きを置く傾向がある…その方が任務や上官の命令に忠実に取り組み尚且つ確実に戦果をあげられるからだ。
だが…その計画は三体の試作品を残したまま頓挫した、
理由は莫大な費用が掛かるからと、完全に感情を消せなかったからである。
人とは面白いものでいくら調整しようと感情を司る前頭葉は消せないのである…。
その事を組織が知り、織斑夏目と織斑春人を試験体の一人に殺させ、マドカさんを組織に組み込み、一夏を二人の子供であった千冬の弟として押し付けたのだった…。
そこまでを話すとそれぞれが深刻な顔つきになる…。
「じゃあもしかしてあの事件も…。」
「亡国の命令でしかたなくってところかな…何せマドカさんの体の中にはもし裏切った時に自動的に生命活動を止めるナノマシンが入っていましたし…。」
『………。』
部屋に沈黙が下りる…。
「…私のした事は…どうやっても償えない…
私は此処を出て「そんな必要無いわよ?」え?…」
驚く事にそういったのが鳳さんだった…これには僕も驚いた…
何せ絶対に許さないと言いそうだったからだ…
「だってその組織の命令でしかた無くだったんでしょ?ならしかた無いじゃない!」
「…だがしかし…」
「そうだぜ!マドカが悪い訳じゃないし…あとさっきは怒鳴ってごめんな…」
「え?今マドカって…」
「ん?だって血がつながってるんだろ?だったら家族じゃないか!家族にさん付ってちょっと変だろ?」
「そうだな…」
一夏の言った事に千冬さんは同意した…
「マドカはずっと一人だったのだろう?ならこれからは一人じゃないぞ?私と一夏が居るのだからな…」
「いい…のか?私は…一度は敵だったんだぞ?」
「「関係無い!」」
即答…しかもハモっていた…
「プッ!クハハハハ!」
これにはマドカさんも笑った、一夏達も笑っている…
「マドカもこれからはちゃんとした家族だ!これからは大変だぞ!特に千冬姉の身の回りの世話とかで…」
「それは…確かに姉さんの生活は酷そうだからな…」
「お前ら!と言うかマドカ、今姉さんって…」
マドカさんは笑みを浮かべ
「これからは家族なのだろう?だったらあなたは私の姉さんだからな」
そう言った…
「マドカ…」
千冬さんはマドカさんの頭をなでる…
「ちょっ、子供扱いするな!」
「何を言う、私から見ればマドカは十分子供だぞ?」
「うう~~」
マドカさんは恥ずかしいのか頬を染める…
周りの皆もその光景に微笑んでいた…
その光景をただ一人僕は歯痒い気持ちで見ていた…
なぜならそこに入るべきもうもう一人の人を僕は知っていたから…
そして本人はその中に入る事を拒んだ…
それがたまらなく歯痒かった…
僕はレンの方を見る…
彼の目には何も映って居なかった…
ただ眼の前の光景等どうでもいいと言った顔で見つめていた…
「(君は……君はそれでいいのか?レン。)」
過去にとらわれている親友の姿をまの当たりにし僕は顔をしかめた…
どうでしたか?
今回後書きである投票を行います
ストーリー関係で選択肢は…
1、ロドニー死亡パターンと
2、ロドニー生存パターンです…
これは今ものすごく悩んでいてこれ自体が一種のネタバレですが
なにとぞ投票、よろしくお願いしま~す!!