IS~AE社の規格外達のお話   作:サテライト

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遅くなりました。

前回内容が薄いと感想が結構来たので、出来る限り内容を濃くしたつもりです…

濃くなかったらごめんなさい・・・

取りあえずどうぞ!


三十九話 アラスカ奇襲作戦 前篇

反IS連合軍

最高基地“アラスカ”

 

その会議室ではブルーコスモス盟主、ムルタ・アズラエルと“死の商人”の集合体である、“ロゴス”の盟主“ロード・ジブリール”の二人が会合していた…

 

これは裏の話だが、彼らはISのせいで自分たちの武器が売れなくなった事を妬み、反IS連合に数多くの投資をし、そしてブルーコスモスを裏から操っていた元締めで、今回の戦争で各国にいたロゴスのメンバーもブルーコスモスのメンバーもろとも、テミス軍やEU軍さらにはロシア軍に捕まり、そして人知れず財産だけ取られて殺されていた…

 

ちなみに公にはされていない…

 

出来ない理由があったのだ、それはAE社が連合だけでなく、ブルーコスモスやロゴスの情報を全てしっているため、もし公開しよう物なら逆に今までこちらでやってきた非道の数々を全部暴露されるのである…

 

それだけはしたくはない、もし勝った時に汚名が付いていては元も子も無いからである…

 

っと言ってももう勝ち目などないが…

 

 

「なあ、アズラエル…」

「なんだジブリール?」

「我らに勝ち目はあるか?」

「……あるわけないだろそんなもの…とうにわかっていたはずだ…」

「…そうか」

 

アラスカ基地内部の一室ではそんな暗い空気が流れていたという…

しかも会合ではなくただの愚痴の言い合いだったとか…

 

そしてアズラエルはすでに心を折られ、ジブリールは何とか逆転できないかと作戦を模索していた

が、状況は最悪でもう残る基地はこのアラスカしかない…

 

南米の基地は壊滅、テミス軍の仕業だ…

 

中米にあったパナマは悲惨だった…

此処で少し昔に戻って見よう…

 

 

 

 

_________________________________________

 

メキシコ

 

“連合軍パナマ基地”此処は各方面基地への物資移送を行う基地であったが各地での惨敗と各主要基地の陥落が相次ぎ結果として、各地へ送る予定だった物資が大量に余ったのだ…

 

しかも開戦からずっと平和な空気が流れていたせいか、簡単にテミス軍の部隊を有視界戦闘可能領域に侵入させてしまったのだ…

 

これにはパナマの基地兵員は慌てた、突如現れたテミス軍艦隊…その数は不明…

しかも、突如上空から降ってきたポットから大量のMSが出現…文字通り蹂躙され戦闘…いや虐殺が各所で起こり、基地司令が早期に降伏したが、犠牲者は数万人に上った…

 

しかもそれがジャブローの部隊ではなく、キャリフォルニア・ベースの部隊であった事に連合は驚かされた…

 

何故ならキャリフォルニアベースは当時攻略作戦が行われていた最中だったからだ…

 

しかし結局陥落させる事かなわず、惨敗で終わった…

 

その後一斉攻略により、アメリカの国土は主にそのキャリフォルニアベースの部隊により蹂躙され残ったのはアラスカだけとなった…

 

余談だが、連合国の国家代表や代表候補生はそのキャリフォルニアベースにその多くが逃げ込んでいた…

 

しかもAE社の手によって専用機持ちの機体、特に国家代表の機体は魔改造が施され、連合の

MSでも太刀打ちできない状況だった…

 

現にキャリフォルニアベース攻略戦の際に戦闘があったがただただMSが消費されるだけだったと言う…

 

_________________________________________

 

と言う事をジブリールは思いだし、さらに暗い雰囲気になったのは言うまでもない…

 

 

一方そのころアラスカ基地近海の水中ではマッドアングラー級潜水艦によって各国精鋭のIS強襲部隊が移動していた…

 

その中にドイツ代表ラウラ・ボーデヴィッヒがいた…

彼女は不安こそあったが、第二艦隊旗艦レウ・ルーラの整備長の魔改造されたパッケージを渡されていたので多少は解消されていた…

 

ちなみにその魔改造パッケージの中身は…

 

両腕に小型レールガン、両肩に大型レールガンと六連装対MS&IS用ミサイルを両肩に上部と側面部に一つずつ、脚部に三連装対地ミサイルが一つずつ、格闘武器はビームサーベルだけになり、バススロットにハイパー・メガ・カノン(FAZZの物)と二丁のビームガトリング…

そして外部動力として核融合炉が搭載されシールドエネルギーはほぼ無限(ハイパー・メガ・カノン使用時は例外)でレールガンやビームガトリングはほぼ無限撃ち可能になっていた…

しかも補助装備として二枚のIフィールド搭載型大型シールドがあり

何と素材は“ガンダニュウム製”である…

 

もう一度言う“ガンダリウム製”ではない、“ガンダニュウム製”である

 

つまりかなり固い…ハイメガ粒子砲のビームを受けても取りあえず原型だけは残る位固い…らしい…

 

この改造…どこの戦艦だ?っと言ってもいい…

 

現にニュータイプ部隊隊長ギュネイ・ガスや新鋭隊隊長アンジェロ・ザウパーに黒兎の副隊長のクラリッサは…

 

「「「何それ何て戦艦!?」」」

 

っと言っていたなとラウラは思い出した…

 

「お?ラウラじゃん!」

「ん?本当だな」

「ああ、マドカに五反田か…お前達もこの作戦に参加を?」

 

ラウラに不意に話掛けた相手は学園での友人である織斑円と五反田弾だった…

彼らはテミス軍人、この戦闘に出てきてもおかしくはなかったが一様っとラウラは尋ねる…

 

「おう、この戦争を終わらすには手っ取り早いからな…」

「……そうか…そう言えばあの三隻同盟を倒したらしいな?」

 

弾の言葉にうなずくラウラ…

そして思い出した事をラウラは聞く

 

「まあな、と言っても主にマドカとか他の連中がやったんだけどな…」

「何を言う、お前も十分働いたじゃないか」

「それに戦艦一隻を沈めたそうじゃないか、それも不沈艦と言われた足付きを」

 

実を言うとあの足付きと言われる戦艦、アークエンジェルは強奪される前にテミス軍艦隊と戦闘、何と唯一生還した艦なのだ

 

連合はこれの二番艦“ドミニオン”を作り新型MSを搭載させIS学園を攻撃させたが、織斑一夏がその新型三機を撃破…

しかも二番艦“ドミニオン”は日本軍の蝦夷級(日本語で書くとこうなる)によって撃沈されたのだそうだ

 

なにはともあれ、その不沈艦を撃破した弾は凄いと言えるのである…

 

「まあ、敵の不意を突いた奇襲で沈めただけさ、大した事はしてないぜ?」

「まあ謙遜しすぎる事は無いではないか」

「そうかね~」

 

弾、本人はあまり自慢したあらないようだ…

マドカもう少し自信を持ったらどうだ?っと呆れて居たりしたが…

そんな三人に金髪の一人の女性が近寄り話掛けた…

 

「ねえ、君って六人目の男性操縦者、五反田君?」

「え?ええ、そうですけど……あなたは?」

 

突然話掛けられおろおろする弾…

ラウラはそんな友人を見て少し面白く感じた

 

「あら、失礼私はナターシャ、ナターシャ・ファイルスよ?よろしくね♪」

 

と言って手を差し出す金髪の女性もといナターシャさん

 

「あ、よろしく…お願いします」

 

そう言って弾も手を差出しそれに答える…

 

「ん?ナターシャ・ファイルスって……あのアメリカ国家代表の!?」

「あら?知ってくれてたのね、うれしいわ♪」

「え!?ちょっ!?////」

 

いきなり抱き着かれる弾、顔を真っ赤にしながらも嬉しそうだ…

 

「「…………」」

 

そして完全に蚊帳の外になってしまったラウラとマドカはその光景をただただ見ていた…

 

余談だが、ナターシャが弾に抱き着いているのを見て周りにいたテミス軍の男性軍人はみな拳を握りしめ…

 

『アイツは後で死刑だ!!』

 

と言っていたそうだ…

 

まあその話は良いとして、作戦時間が近づき作戦に参加する人はブリーフィングルームに集合していた…

 

「これから作戦の説明をします。」

 

そう言って前に出ていたのはスコール・ミューゼルとオータムの二人だった

彼女ら二人はマドカ同様、元亡国企業の構成員だったが亡国の壊滅と共に居場所が消え途方に迷っていた所テミス軍からスカウトが来たので条件付きで入ったのだ…

 

二人の階級はスコールが大尉(実力で上った)オータムは曹長(問題行為によって降格した、元は少尉)だ…

 

「それではモニターを見てください」

 

スコールがそう言うと大きい液晶モニターに何かの図面が表示される…

気のせいかは解らないがアラスカっと書いてある…

 

「これは今回のターゲットであるアラスカ基地の図面です。」

 

間違いなくアラスカ基地の図面か…っとラウラは呆れる…

連合の技術がいくらAE社に劣ると言っても最高基地の図面の情報まで知られているのはどうかと思うからだ…

 

「今回の目標はただ一つ…連合の戦略兵器“サイクロプス”の破壊です。」

 

スコールは真剣な顔で話す

 

「次に作戦内容を説明しましょう。オータム、例の資料を配って?」

「分かった」

 

オータムはスコールに言われるがまま、持っていたファイルの中から資料をだし、配って行く…

内容はサイクロプスの構造に付いてだった(ただし機密にかかわる所は抜かれていた)

 

「皆さん資料は貰いましたね?…それでは始めます…まずこの強襲水中母艦マッドアングラーにてアラスカ基地近海に浮上、ISを展開し陽動チームと破壊チームの二部隊に分かれ、アラスカ基地にあるAブロックに陽動チームが、敵の少ないDブロックハッチに破壊チームが侵攻します。そして陽動チームはAブロックで敵を撃破しつつできれば艦船の破壊も行って貰います…そしてDブロックハッチから侵入した破壊チームは“サイクロプス”があると思われる地下G3地点に侵攻、それまでに接敵した敵は全て排除して構いません、そしてG3地点に到着と同時にサイクロプスを攻撃、資料にあるように施設に“大規模施設完全破壊型三t爆弾”を設置し起爆すれば使用不可能になります、これが今回の作戦の最終目的です…何か質問は?」

 

とスコールが言うと…

マドカが手を上げた…

 

「今回の作戦でのチーム分けはどうなるんですか?破壊チームは良いとして、陽動チームは精鋭でなければなりませんが…」

「だから今回各国から精鋭は集まったのですよ、まあ細かいチーム分けはこちらで用意しました、それに関しては問題はありません…他にありますか?」

 

今度はラウラが手を上げた…。

スコールはラウラを指名した。

 

「失礼ですが“大規模施設破壊用三t爆弾”を設置して起爆させると言う作戦内容ですが、起爆したら味方事巻き込むのではないでしょうか?」

「その懸念ももっともですが、AE社製の爆弾には基本友軍機が百メートル以内に居ると起爆しないようですので、問題はないかと。」

「いえ、三tもあるとなると百メートル避難してもまきこまれるのでは?」

『『『『『……………(確かに』』』』』』

 

この時、その場にいた全員がAE社製品の変態度を再確認した。

 

「これでブリーフィングを終了します。作戦開始時間は早朝600です。それまで各自待機していてください…解散!」

『『『『『ハッ!!』』』』』

 

スコールは声を張り、そう告げ皆はそれに答える…

 

こうして後に“サイクロプスブレイク”と言われる奇襲作戦が幕を開けようとしていた…




今回はアラスカ奇襲作戦の前篇でした。
内容は作戦内容とかでしたけど…
面白かったですか?


誤字脱字報告その他感想等、待ってます


※十一月十七日、内容一部改編
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