艦娘 バーサス オブジェクト 作:ビーター/beater channel
「暁、今日も練習開始しますっ!」
小さな体から発せられた、大きくて可愛い声には、つい最近目標を立てたんだという新鮮さと、絶対達成してやるという意気込みが伝わってくる。
そう、暁が手にしているもの、いや、正確には腰の辺りに装着しているもの。
下位安定式プラズマ砲から盗みとった技術で作成された、魚雷型のプラズマ砲である。
魚雷の様に水中を伝って敵戦艦に接近し、敵戦艦の足元にたどり着いたところで、爆発では無くプラズマ砲を下から上に発射するという優れもの。(痛そうだなオイ)
そして、プラズマ砲が発射された海一体には、帯電してぷかぷか浮いてくる魚の数々が半径1kmに渡って続くんだとか…。(尚更痛そうだなオイ)
「さあ!今日も言っておいで!魚プラちゃんっ‼︎」
ネーミングセンスの欠片もない発言に、魚雷型のプラズマ砲、略して魚プラは、ずっこけるかの様にズルズルと発射口から出てきた。
そして、敵戦艦に見立てた偽物クソ野郎に向けて、ゆっくりと魚プラが近づいていく。
あまりの遅さに呆れてきた頃、敵戦艦(偽物クソ野郎)の足元にたどり着き、大きな大きなプラズマが上空に向かって発射された。まるで、地上から天へと雷が上昇したかの様に…。
魚のぷかぷか浮いてきた数が、魚プラの威力を静かに物語っていた…。
ーーー
時は少々進み、暁が魚プラを使い熟してきた頃…。
この日は、穏やかな波が海に波紋を作っていた。
その綺麗な波紋を横切って突っ走る黒い影、オブジェクトである。
このオブジェクト、以前とある艦娘1人を葬った胸糞悪いやつである。
そう、0.5世代。
暁は、「これは絶好のチャンスだわっ!」と勝手に解釈し、今日も偽物クソ野郎相手に練習をしているいつもの練習場所からそのまま出動した。
誰1人と待たずに…。
出動したその顔は笑っていた。
まるで、これから強大な敵と戦うときの、技を試してみたいという好奇心の様に思える。これは一種のフラグのよう…。
そのフラグは、悪い方向で本当に伏線を立てていく。
奴は以前取られた下位安定式プラズマ砲をまた装着していた。
しかし、若干形と色が違う。
形は以前と比べて大きくなり、ゼファー先生のバトルスマッシャーを巨大化させた様な感じ。
そして、色は以前と比べて黒檜やかになった
まぁ、大雑把に言うと、何かゴツくなっていたという印象だ。
その強そうな下位安定式プラズマ砲と本体の付け根に書いてある文字、”ver2.0”。
”ver2.0”の恐怖が暁を襲う…。(かもしれないし、そうかもしれない)
最近、ようつべに力を入れるようになりました。
したがって投稿が遅くなってしまい申し訳ない。
正直言って、お金が欲しいんです…汗。
そんなビンボー作家の小説。
読んでいただきありがとうございます。
次回も読んで頂けたら嬉しいです。
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