艦娘 バーサス オブジェクト   作:ビーター/beater channel

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第2章 ( ̄^ ̄)ゞ
〜新らしく、小さい前兆〜


オブジェクトを初めて艦娘の力で壊した日。

それを今では暁の日と呼ばれている。

丁度1年前の話だ。

 

今は、どっかの誰かさんに対抗心を抱いたどっかの提督の野心は無事叶い、定年退職とやらでどっかのリゾート地に引っ越ししたらしい。

そのどっかの誰かさんが作ったオブジェクト。今は地下で独自に開発されているという噂があるものの、今は平和の代名詞といっても過言では無い。

1年前の傷跡は多少港に残っているものの、ほぼ昔の姿に戻っている。いや、昔の姿なんか等に通り越し、余りにも静か過ぎる港になっていた。

そう、今現在、艦娘たちは”いない”のである。

 

 

艦娘。

それは深海棲艦に対抗するための存在。

深海棲艦がオブジェクトに全滅させられた時点で、役目はもうとっくに無かったのだ。

 

だから”いない”。

目的と対抗の両方に勝ったと言う割には、余りにも静かだったのはこういう理由があるからである。

 

 

 

それが帰って命取りとなる…。

 

ーーー

 

とある村に住むとあるこの少年。

少年Aとでも名付けておこう。

雑?そんなものは気にしない。

この少年A君は、いつも通り羊小屋に世話しに向かっていた。羊飼いなのである。が、彼にはもう1つ重要な仕事があった。

いつも通り羊小屋に向かう、という”フリ”をして村に逆戻り、村の出入り口でこう叫んだ。

 

「オオカミだ!オオカミが来たぞ〜!」

 

羊飼いが5割を占めるこの村の住人は、顔色を変えて飛び出した!

 

「何処だ!何処に現れた!」

「残念!ウッッソだよ〜(お尻ペンペン)」

あ、意外といいケツしてま(殴…。

 

逃げ足だけは得意な少年A君は、今日は木の上に隠れてやり過ごす。

 

「くそ、また出し抜かれた!」

 

その村人たちの顔を見て笑いを抑えられない彼は、くくくっと笑い転げ、カンカンに怒る村人達のど真ん中へと吸い込まれていって、尻から無様に落ちた。

「やべぇ…」

 

 

10分後

 

 

「今日は巻くのに少し時間がかかったな、仕事を早めに終わらせなければ」

やっと巻くことに成功した少年A君は、やっと仕事場、羊小屋に向かっていたのであった。

 

 

突然だが、そこの羊小屋は海に面している。”海からの進軍に分かりやすい”場所だ。

 

 

「出たぞー!オブジェクトだ!」

さっき村を出て行ったばかり、さっき村で嘘を吐いたばかりだったと言うのに、村に戻った少年Aは血相を変えて叫んでいた。

 

「今日は懲りずに2回もホラを吹くのか?いい加減にしろ!」

「頼む!信じてくれ、本当なんだ!」

 

誰も聞く耳を持たなかった。当たり前だ。今まで彼の発した言葉は全て、偽りに近かったのだから。

でも、彼は必死に訴えた。

自分の羊小屋から煙が上がるのを背後にして…。

 

 

オブジェクトの進軍。

こんな前兆があったのにも関わらず、誰も気付くことができなかった。いや、1人気付いた訳ではあるが、誰も聞く耳を持たなかった。

 

艦娘の解散に1年越しのオブジェクトの進軍。

これから起こる悪夢は、誰もが耳を塞ぎ、目を覆いたくなる様な物語だ。

 





2章スタートです(=゚ω゚)ノ

ここからどう進んでいくか、自分でも楽しみですね(笑)


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