遊戯王GX+   作:sura

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レッド寮(食堂)
真二side
「なら俺からだな...ドロー!」

引いたカードはロード・ランナー...レベル1か

<ロード・ランナー>
Level 1

「よし、それじゃあ話すぞ、まぁ、レベル1程度の話だからそんなに怖くは無いんだけどさ。昔...俺が小学生の頃、俺は今のデッキじゃ無かったんだけどさ、俺その時のデッキを使ってた記憶がないんだ...使ってた記憶だけじゃない...構築内容もな...それを人に聞いても誰も覚えてない、俺と当時1番デュエルしてたであろう拓磨に聞いてもわからなかったんだ...これって怖くないか?」

「「「「......別に?」」」」

あっ、そう...

今レッド寮のレイちゃん、十代、翔、隼人さん、そして俺で怪談大会をしている、それもただの怪談大会ではなくモンスターだけを集めたカードの山から一枚ドローし、引いたカードのモンスターのレベル分の怖い話をするってルールだ

「さてと俺は終わりだ、次は十代だな」

「俺の番か、ドロー!」

十代の引いたカードはキラー・スネークだった。

「キラー・スネークか」

「ちぇ!またレベル1かーネタが楽で良いな〜」

<キラー・スネーク>
Level 1

「そうだな、レベル1の話は...そういや、ちっちゃい頃はさ!夜になると聞こえたんだよな、モンスターの声、童話に出てくるやつみたいにさ」

それって多分精霊の話だよな、幽鬼みたいな感じの

「「「ふ〜ん」」」」

「俺が寝てる間にカードからモンスターが現れてパーティでも開いてるんじゃないかって思ってさ、夜中になってはカードケースを開けて見ちゃうわけさ」

「...で?」

「翔、あまり期待しないほうが良いぞ...多分」

「何にもないんだよなぁ」

「「「なんだぁ」」」

ほらな

「でもな、最近また聞こえるようになったんだよな...」

それってハネクリボーのこと...だよな?

「そういえば真二も前にそんなことあったよね!」

「俺?」

「うん!学校で有名だったもん!真二の独り言!」

待て、それはおかしくないか?俺が幽鬼と会ったのは小学校を卒業する何日か前だったはずそれまで幽鬼は話せなかったが...その時のこと直ぐに有名になったのか?

「ほほ〜う、皆さんお揃いで何してるのかにゃ〜?」

「「「「出たぁぁ!?」」」」

暗闇から現れた人物は大徳寺先生だった。

「びっくりした〜」

「驚かないでくださいよ!」

「大徳寺先生!!」

「え?」

怖いもの嫌いの隼人さんは壁に寄りかかってるし...本気でびびってるんだよな...この人

ガシッ!

こっちもか...

レイは真二の腕を掴み、震えている。

「えっとこれは...」

う〜ん、どうも怒ってはないようだな

「今、このカードを引いて引いたレベル分だけ怖い話をするって言うゲームをしてるんス!」

「それは面白そうですにゃ!どれどれ、私も...」

大徳寺先生の引いたカードはレベル12のF・G・D(ファイブ ゴッド ドラゴン)だった

<F・G・D>
Level 12

誰だよあのカード入れたの...

「出たレベル12」

「とっておきのお願いします」

「お、お手柔らかに...」

「そう言えばこの島に使われていない寮があるのをご存知ですかにゃ?」

使われていない寮...なんかいかにもだな

「使われてない寮?」

「ええ、昔この学園の特待生専用の寮だったのですが、その寮では何人もの生徒が行方不明になってるそうなのですが...なんでもその寮では闇のゲームに関係する事を研究していたようなのですにゃ」

「や、闇のゲーム?」

隼人さん...復活してる!?

「伝説によると7つの千年アイテムによって発動するようですにゃ」

千年アイテム...確かデュエルキングの遊戯さんが持っているとか昔噂されてたよな...確か、俺が小学生の頃だけど

「千年アイテムね、でもそんなの迷信だろ?」

十代って怖いものを信じないって言うか、無意識に振り払うタイプの人間だよな

「それは私も分からないにゃ、私がこの学園に来た時にはすでに立ち入り禁止になってたにゃ!」

「立ち入り禁止ねぇ」

そんなこと言っちゃうと十代が”肝試しに行こうぜ!”とか言い出すぞ?

「それじゃ、私はこれで...君達も明日が休日だからって夜更かししないで早く寝るにゃ」

「「「「はーい」」」」

そう言うと大徳寺先生は出て言った

「そんな所がこの島にあるのかな?」

「面白そうじゃん!今晩肝試しに行こうぜ!」

ほらな

「ぼ、ボクは遠慮しとくよ」

「そうだな、レイが行かないなら俺も遠慮しとくよ」

「え〜!ノリが悪いな...行こうぜ!レイ、真二!」

「そうっスよ!もしかして怖いの?」

「こ、怖くないよ!行けば良いんだろ!行けば!」

レイちゃん!?あ、これきっとここで行っておかないとバレるって思ったのか

「ま、レイが行くのに俺が断る理由はないな、俺も行くよ」

「よし!それじゃあ行こうぜ!」


TURNー10 〜闇のゲームとヤミのデュエル〜

藍side

今の時間は...もう22時か〜予習もぼちぼち切り上げろっと!

 

「ふぁ〜」

 

もう眠くなってきたしそろそろ寝ようかな〜

 

「って、あれ?なんで明日香ちゃんが外に居るんだろ?」

 

藍が外を見ると寮から出て行く明日香を見えた

 

ちょっと楽しそうだし、追いかけてみよっと!

 

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3分後

「お〜い!明日香ちゃーん!」

 

「藍!?どうしてここに?」

 

「それこっちの話だけど?なんで明日香ちゃんが外に居るの?それもこんな森の中に?」

 

「そ、それは...」

 

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真二side

寮を出て約1時間は経っただろうか、目的地の廃寮近くの森で俺たちは今迷子になりかけている

 

「おい、十代!そっちであってるのか?」

 

「そうだよ!こんな夜に迷子なんて嫌だからな!」

 

「大丈夫だって!」

 

本当か?まぁ、方向音痴じゃなさそうだから大丈夫だろうけどさ

 

「ねぇ、真二...あそこにいるの拓磨さんじゃない?」

 

そう言いレイは指をさした

 

流石に拓磨がこんなところに居るわけ...

 

真二が指のさした方向を見ると拓真が立っていた。

 

「って本当だ!?なんで!」

 

「呼ばれたからだよ」

 

「俺は呼んでないぞ!?」

 

「お前じゃなくてもそっちの十代からな」

 

「え?十代?」

 

「人は多い方がと良いかと思って」

 

「いや、そうじゃなくてなんでお前拓磨の番号知ってんだよ!」

 

「別に構わないよ...俺も暇だったし、っていうかこの学校の生徒は全員PDAに登録されてるぞ?」

 

「えっ!?そうなの!?」

 

そう拓磨に言われ真二がPDAを見ると全生徒の名簿が載っていた。

 

「あっ、本当だ」

 

ってよく見ると地図機能あるじゃねぇか!

 

そう思い真二は地図をみた

 

地図を見る限り目的地まであと少しってところか

 

「それより真二、こいつ誰だ?」

 

「えっと...」

 

「なるほど、こいつが藍の言ってた例の奴か」

 

レイの奴!?もしかしてレイちゃんてバレてる!?って言うか藍が言ってたとか完全にバレてるとしか思えねぇんだが!

 

「確かにレイちゃんに似てるな、よろしく...俺の名前は遊蔵 拓磨、拓磨で良いよ」

 

「う、うん!よろしく!ボクの名前は「あれ?拓磨と真二〜!」」

 

どこからか藍の声がした気が...

 

「またあなた達なの?」

 

「よっ!明日香!お前も肝試しか?」

 

「アニキ、流石にそれはないっス」

 

「なんでここに居るんだ?藍、それに天上院も」

 

「あら?珍しい、遊蔵くんも居るのね...ってそうじゃなくて!ここは立ち入り禁止よ!早く帰りなさい!」

 

「それならお前はどうなんだ?天上院」

 

「私と藍はここに用事があるの!」

 

ってことは結果的に俺らと利害が一致してるよな?

 

「なぁ、明日香!俺たちはここに入りたい、お前もそうだろ?なら一緒に行動しないか?」

 

「そうだね〜さらにそっからチーム分けしよ!」

 

「藍!?私まだ答えてないわ!」

 

「でも行きたいんでしょ〜?」

 

「そ、そうだけど」

 

「なら決まり!十代くんとその仲間達2人は明日香ちゃんと!そして私は拓磨と〜!残り2人の3チームで行こっ!」

 

「まさか」

 

「藍ちゃんこれを狙って...」

 

真二とレイは顔を見合わせそう言った。

 

「みんなに異論がないなら俺は別に構わないが?」

 

拓磨も拓磨で、マイペースだな

 

「俺たちは別に気にしないぜ?なぁ!翔、隼人!」

 

「「うん」」

 

ま、十代たちがそれでいいなら気にしなくていいかな、ぶっちゃけた話レイちゃんと2人の方が動きやすいし

 

「よ〜し!それじゃあまず明日香ちゃんのチームから出発〜!」

 

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20分後

「藍たちも行ったことだし、そろそろ俺たちも行くとするか」

 

「うん!」

 

『良かったですね!マスター♪』

 

良かったって何がだよ

 

『だって...女の子と2人きりですよ!抱きつかれたりしたら...ぐふふ!』

 

全く何考えてんだよ、レイちゃんは小学生だぞ?それに小学生に抱きつかれた所でドキッとなんてしないし

 

『あれ?そうですか?』

 

「どうしたの真二?は、早く行こう!」

 

「レイちゃん、怖いなら無理に行かなくても良いよ?」

 

「ううん!行く!ボクも行きたい」

 

そう言いながらレイは震えていた。

 

「そっか、それなら行こう」

 

そう言い真二はレイの手を握った

 

「えっ///真二!?」

 

「これで怖さ半減...だろ?」

 

「う、うん!」

 

『う〜ん...マスターは乗り気なのかそうじゃないのかよく分からないです...」

 

何言ってんだこいつは

 

さてと、藍から詳しく聞いたが、明日香のお兄さんがこの寮で2年前に行方不明になった、そのお兄さんを見つけるための手がかりを見つけるのが今回の目的だな、となると部屋より大広間とかの方が見つかる...か?

 

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廃寮(図書室?)

「さてとレイちゃん、この部屋手分けして探そうか」

 

「えっ!?」

 

「同じ部屋だし大丈夫だよ、もし何かあったら呼んでよ、すぐに行くから」

 

「う、うん!」

 

『え〜っ!?マスター!本当にさせるんですか!?」

 

幽鬼...見ていててくれないか?流石に心配だしそれをさせようと思ってな...探し物する時まで手を繋ぐわけにもいかないし

 

『なんやかんやでレイさんのこと気遣ってるんですね!マスター』

 

なんやかんやなんて言うなよ、それに最初から気遣ってるさ、じゃなきゃ手なんて繋がないっての!分かったらさっさと行く!

 

『了解です!』

 

「さてと、ぼちぼち探すとするか」

 

意外と本棚に何かあるかも知れないな...あっ、いけね!名前聞いてなかったな...まぁ、明日香のお兄さんだから天上院って事だけは分かるけど...

 

「この棚から調べるか」

 

少なくともここで何をやってたかくらいは情報入れば良いけど

 

そう思い真二は棚の本を1冊手に取ってページを開いた

 

ペラ...ペラ...ペラ

 

闇のゲーム...それは7つの千年アイテムを必要とする、か早速当たりを引いたっぽいな...この本、闇のゲームについて書いてる...となると大徳寺先生の言っていた事は本当だったって事か

 

「きゃぁぁぁ!」

 

レイちゃんの声!?

 

『マスター!大変です!レイさんが!レイさんがっ!』

 

「どうしたんだ!幽鬼!レイちゃんがどうしたんだ!?」

 

『急に大男が現れて連れ去って行きました!』

 

「なんで止めなかったんだよ!」

 

『だって実体化してませんでしたもん!』

 

ちっ!とりあえずこの本持って行くか

 

「真二大変だ!藍が連れ去られた!」

 

真二が廊下に出ようとした瞬間拓磨がそう言いながら入ってきた。

 

「こっちもだ!レイちゃんが拐われた!」

 

「...レイちゃん?」

 

「あっ!...しかたない!とりあえず行くぞ!理由は行きながら話す!」

 

「わ、分かった!」

 

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「...って事だ!ハァ...分かったか?」

 

「あ...ああ!とりあえず、お前...下手したら退学だぞ?」

 

「...覚悟はしてるさ」

 

『マスター!ここです!』

 

分かった!サンキュー幽鬼!

 

「はぁ...はぁ...」

 

「こ...ここか!?」

 

拓磨と真二が着いた場所には十代と謎の男がデュエルしていた。

 

「真二くん...それに拓磨くんも!」

 

そこには辛そうにしていた翔と隼人が居た

 

「翔!状況はどうなってるんだ!?」

 

「あ...アニキがピンチっス!」

 

十代?

 

「十代がどうしたんだ?」

 

「アニキの体が!体が!」

 

「違うんだな!右腕なんだな!」

 

「体?右腕?これと言っては全然だが?」

 

「どうしたんだ?お前ら」

 

「「え!?」」

 

「それよりも、藍とレイを知らないか?」

 

「藍ちゃんとレイくん、あと明日香さんはあのタイタンってやつの所に...それよりもって!真二くんたちは見えないの!?あのアニキの体が消えてるのが!」

 

十代の体が消えてる?...何を言ってるんだ?それにあのタイタンって男...きっとあいつが誘拐犯ってことで大丈夫なんだろうが、なんか怪しいな

 

「ちっ!邪魔者が入ったか!お前らにも闇のゲームを見せてやる!」

 

そう言い謎の大男は三角形のパズルを見せると光、あたりを包み込んだ

 

「くっ!」

 

「眩しっ!」

 

「...え!?」

 

真二は驚愕した、今まで普通に見えていた十代の左腕が消えているのを見て驚愕した。

 

「十代!お前どうしたんだよその左腕!?」

 

「左腕?足じゃなくてか?...なるほど、そういう事か」

 

「そう言うことってどういうことだよ拓磨!」

 

「こういう事さ!」

 

拓磨はカードケースから一枚のカードを投げパズルに刺すと光が消えた

 

「あっ!アニキの体が元に戻った!」

 

「何をしたんだ?拓磨」

 

「催眠術を解いたのさ」

 

「催眠術?」

 

「貴様!何を言っている!」

 

「あんたさ、闇のゲームって言ったよな?じゃあ1つ質問したい、闇のゲームを行うにはあるものってのが必要なんだそれは全部で何個ある?」

 

「フン!知れたことを、闇のゲームをするには7つの千年パズルが必要、それがこの1つだ!」

 

「「「「あっ!」」」」

 

「なんだ?何がどうしたと言うのだ?」

 

「違う、千年パズルが7つあるんじゃない...千年アイテムと呼ばれる物が7つ...千年パズルはそのうちの1つでしかない。」

 

「そう言う事だ、つまりお前の光は催眠術を仕掛けるトリガーってことさ!」

 

「くっ!...フハハハハ!だからどうしたというのだ、私が闇のゲームを行なっていたことに変わりはない!私のそれを催眠術と言うのならそこの奴らはどうだ?闇のゲームに巻き込まれ意気消沈としていたぞ?」

 

「それも簡単、きっとプラシーボ効果に似た何かだな」

 

「「「「プラシーボ効果?」」」」

 

なんだそれ?

 

「プラシーボ効果とは違う薬なんかを良薬だと言ってそれを信じ込んだ患者の症状が完治はしないが良くなるって効果の事さ、まぁ分かりやすく言うなら激しい思い込みや自己暗示って事だよ、人ってのは状況がリアルになればなるほど脳が本物だって錯覚しやすくなるからな、十代の闇のゲームを見てそう錯覚してたんだろうぜ?」

 

す、凄い!なんか拓磨が名探偵みたいに見えて来た!

 

「さてと、真二、藍とレイちゃんを助けに行くぞ!」

 

「あぁ!」

 

真二と拓磨がデュエルフィールドに入り、拓磨がタイタンに近づいた瞬間床から黒い霧のようなものが現れ包み込まれた。

 

な、なんだこれは!?

 

『マスター!大丈夫ですか!?』

 

あ、あぁ!なんとかな

 

「真二!大丈夫か!?」

 

どこからか十代の声が聞こえる

 

「俺は大丈夫だ!お前はデュエルに集中しろ!」

 

『マスター!あそこにレイさんと藍さんが!』

 

本当だ!って言うかお前なんで実体化してんだよ!

 

『あっ!本当だ!?もしかしてマスター、魔力上がりました?』

 

いや...多分この空間の所為だと思う、この感覚...この霧みたいなのはモンスターを実体化させる力があると思う

 

「真二!大丈夫だったか!って誰だその子は!」

 

「えっと...俺の精霊、幽鬼うさぎの幽鬼だ...」

 

「精霊!?まさかホントにいたとは...」

 

『ど、どうも』

 

「その声!...俺がずっと聞こえてた声だ!」

 

聞こえてたのかよ!?

 

『やっぱりそうだったんですね!拓磨さん!貴方にもモンスターの精霊が見える素質があるようですね!』

 

「幽鬼と拓磨、話は後だ!とりあえずレイちゃんと藍を助けに行くぞ!」

 

「そうだな!」

 

「そうはさせないよ♪」

 

声が聞こえると目の前に謎の黒い扉が現れ、そこからフードを深くかぶった少年が現れた。

 

「誰だ!」

 

「やぁ!久しぶり...遊闇 真二くん♪そして遊蔵 拓磨くん♪」

 

「真二、知り合いか?」

 

「いや、俺は知らないな」

 

でもなんだ?この感覚...こいつ...初めて会った気がしない

 

「見た感じ味方ではないようだな」

 

「アハハッ!さすがは拓磨くん!勘が鋭いね♪だから、君は要注意人物なんだけどさ♪そう言えば自己紹介をしてなかったね♪僕の名前は「ヤミ」」

 

自然と名前が浮かんだ、元から彼を知っているかのようなそんな感じとともに

 

「えっ!?真二、知ってるのか?」

 

「い、いや...そんな気がしたんだ、説明はし辛いがなんとなく、そんな感じか」

 

「アタリだよ、僕の名前はヤミ...闇のゲームの番人さ!」

 

そう言いフードの少年はデュエルディスクを構えた。

 

「やるぞ!真二!」

 

「えっ!あっ、あぁ!」

 

「ふ〜ん、君達2人を相手か」

 

「「「デュエル!」」」

 

「まずは、バトルロイヤルのルールを説明しようか♪バトルロイヤルはいつものデュエルとは少し違う、そうだな〜仕掛けたのは僕だし先攻はもらうよ、僕→真二くん→僕→拓磨くんの順でデュエルを始めるよ!攻撃権は最初の真二くんのターンからさ!」

 

「そのルールだと1番最後の俺は不利じゃないか?」

 

「大丈夫だよ!一巡終わるまでは僕は拓磨くんを攻撃できないからその面は安心してね♪では闇のバトルロイヤル始まり始まり!」

 

ヤミ [1]

 

真二 [2]

 

ヤミ [3]

 

拓磨 [4]

 

「僕のターンからだよ!ドロー!」

 

ヤミ LP 4000

手札 5→6枚

 

「僕は暗黒界の取引を発動!」

 

<暗黒界の取引>

通常魔法

 

「全てのプレイヤーはカードを1枚ドローし、その後手札を1枚捨ててもらうよ」

 

真二

手札 5→6→5枚

 

拓磨

手札 5→6→5枚

 

ヤミ

手札 5→6→5枚

 

「そして僕は手札から捨てた暗黒界の術師スノウの効果発動、デッキから暗黒界と名のつくカードを1枚手札に加える、僕は暗黒界の門を手札に加え、そして暗黒界の門を発動!」

 

<暗黒界の門>

フィールド魔法

 

ゴゴゴゴゴッ!

 

ヤミが暗黒界の門を発動すると、床からから大きな門が現れた

 

「うっ!」

 

「どうした、真二!」

 

なんだこれ...頭が...痛いっ!

 

「どうしたんだい真二くん?頭でも痛いのかい?」

 

な...なにか...何かを思い出せそう...だ

 

「そして僕はカードを2枚伏せて、ターンエンドだよ」

 

ヤミ LP 4000

手札 3枚

モンスター

なし

魔法・罠

伏せ2枚

フィールド魔法

暗黒界の門

 

はぁ...はぁ...なんだったんだ、あの痛み

 

「俺のターン!ドロー!」

 

真二 LP 4000

手札 5→6枚

 

「よし!俺は破壊剣士の伴竜を召喚!」

 

<破壊剣士の伴竜>

Level 1 ドラゴン族 光 (チューナー)

ATK 400/DEF 300

 

「破壊剣士の伴竜の効果発動!デッキから破壊剣カードを手札に加える!俺は破壊剣ードラゴンバスターブレードを手札に加える、そして破壊剣士の伴竜の効果発動!墓地のバスター・ブレイダーを特殊召喚する!」

 

<バスター・ブレイダー>

Level 7 戦士族 地

ATK 2600/DEF 2300

 

「さらに俺は破壊剣ードラゴンバスターブレードをバスター・ブレイダーに装備し効果発動!このモンスターを特殊召喚する!」

 

<破壊剣ードラゴンバスターブレード>

Level 1 ドラゴン族 闇 (チューナー)

ATK 400/DEF 300

 

「俺はレベル7のバスター・ブレイダーにレベル1の破壊剣ードラゴンバスターブレードをチューニング!破戒を行いし蛮竜よ、今ここに姿を見せ!その力を指し示せ!」

 

7 + 1 = 8

 

「シンクロ召喚!降誕せよ!破戒蛮竜ーバスター・ドラゴン!」

 

<破戒蛮竜ーバスター・ドラゴン>

Level 8 ドラゴン族 闇

ATK 1800/DEF 2800

 

「ぐあっ!」

 

ま、また痣が...それに今回はこの前より...熱い!?

 

「真二!大丈夫か!?」

 

「アハハッ!シンクロ召喚...素晴らしきエネルギーだよ!」

 

「な、何を言ってるんだ?」

 

「真二くん、君はシンクロ召喚を行った時酷く疲れなかったかい?」

 

シンクロ召喚をした時...確かにいつもより体力を消耗していたような気はする

 

「その顔は経験あり、だね♪それもそのはずだよ、君が行っていたシンクロ召喚はエネルギーとなって僕の体を作り出していたのだから♪」

 

「なにを...言ってるんだ?」

 

「う〜ん、そうだね♪分かりやすく説明するなら君のシンクロ召喚は特別な力を持っていてね♪それが僕のエナジーになってるのさ!」

 

...よく分からん

 

「なにを言ってるんだ?拓磨「俺だって分からない」...最後まで言わせろよ」

 

とりあえず、こいつが人間じゃないってことだけはわかった気がする

 

「破戒蛮竜ーバスター・ドラゴンの効果発動!墓地に存在するバスター・ブレイダーを特殊召喚する!」

 

<バスター・ブレイダー>

Level 7 戦士族 地

ATK 2600/DEF 2300

 

「バトルだ!バスター・ブレイダーでヤミにダイレクトアタック!破壊剣一閃!」

 

「させないよ♪リバースカードオープン!罰則金」

 

<罰則金>

通常罠

 

「僕は手札を2枚捨てる!」

 

ヤミ LP 4000

手札 3→1枚

 

「そして今捨てた暗黒界の導師セルリと暗黒界の狩人ブラウの効果を発動!」

 

「なんだと!?」

 

「デッキからカードを1枚ドロー!そして...そうだね、拓磨くんのフィールドにセルリを守備表示で特殊召喚するよ♪」

 

ヤミ LP 4000

手札 1→2枚

 

<暗黒界の導師セルリ>

Level 1 悪魔族 闇

ATK 100/DEF 300

 

「だからどうした!攻撃は「真二くん、焦っちゃダメだよ♪僕は拓磨くんのフィールドに特殊召喚したセルリの効果を発動させてもらうよ!」なに!?拓磨の場のモンスター効果を発動するだと!?」

 

「そうさ♪セルリは暗黒界と名のついたカードの効果で特殊召喚された場合相手...つまり僕はカードを1枚捨てなければならないんだ!僕はこのカードを捨てるよ♪」

 

ヤミ LP 4000

手札 2→1枚

 

「僕は今捨てた暗黒界の武神ゴルドの効果を発動、このモンスターを特殊召喚する!」

 

<暗黒界の武神ゴルド>

Level 5 悪魔族 闇

ATK 2300/DEF 1400

 

「さらに相手の効果によりこのカードが捨てられた場合相手フィールドのカードを2枚まで破壊する!」

 

「「なんだと!?」」

 

「僕が破壊するのはもちろん破戒蛮竜ーバスター・ドラゴンとバスター・ブレイダーを破壊するよ♪」

 

「くっ!...カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

真二 LP 4000

手札 1枚

モンスター

なし

魔法・罠

伏せ3枚

 

「僕のターン、ドロー!」

 

ヤミ LP 4000

手札 1→2枚

 

「僕は暗黒界の門の効果を発動、墓地の暗黒界の術師スノウをゲームから除外し、手札のモンスターを1枚捨てて、1枚ドローするよ♪」

 

ヤミ LP 4000

手札 2→3→2枚

 

「そして今捨てた暗黒界の龍神グラファの効果発動、相手フィールド上のモンスターを1枚破壊する!僕は暗黒界の導師セルリを破壊!」

 

グラファ...はっ!

 

「そして暗黒界の尖兵ベージを召喚♪」

 

<暗黒界の尖兵ベージ>

Level 4 悪魔族 闇

ATK 1600/DEF 1300

 

ベージ...ゴルド!?

 

「アハハッ!真二くん!何か言いたげな顔をしてるね♪」

 

「思い...出した気がする、俺は...暗黒界を昔使った気がするんだ!」

 

「ふ〜ん、だからどうしたの?」

 

「お前の...目的はなんだ?」

 

「僕の目的?」

 

「どういうことだ?説明しろよ真二」

 

「考えてみろ、自らを闇のゲームの番人なんて名乗る奴がデュエルアカデミアの一般生徒に何の用があるのか、と思ってな...それに多分だけど、こいつのデッキ...昔の俺のデッキだと思うんだ、だからこいつの狙いは何なんだ?っと思ってな」

 

「真二くん、君もなかなか良い勘をしてるね♪それに免じて教えてやるよ僕の目的と正体をさ♪」

 

そう言うとフードを被っていたヤミはフードをめくり上げるとそこには真二も拓磨も見慣れた顔があった。

 

「し、真二...?」

 

「...俺!?」

 

「そう、僕の本当の名前は遊闇 真二、もう1人の真二くんだよ♪」

 

もう1人の...俺!?

 

「う〜ん、もう1人のって言い方はおかしいね...なんて言ったら良いんだろ?そうだ♪詳しくはこの子が知ってるかもしれないね♪僕は暗黒界の尖兵ベージを手札に戻し、墓地に存在する、暗黒界の龍神グラファを特殊召喚♪」

 

<暗黒界の龍神グラファ>

Level 8 悪魔族 闇

ATK 2700/DEF 1800

 

「ぐ...グラファ!」

 

思い出した!今、全てを

 

『...』

 

「やっと...やっと会えた!」

 

『貴方は...誰ですか?』

 

「え...」

 

『私はマスターに忠誠を誓う者、貴方のことは知りません、どこの誰かは分かりませんが消えてもらいます。』

 

「どう言う...ことだ!お前はグラファだろ!」

 

「何を言ってるんだ、真二?」

 

「こいつは...こいつは俺のエースのグラファなんだ!」

 

「君のエース?アハハッ♪真二くんは思い込みが激しいね!この子は俺のエースなんだよ♪あ、そうそう!僕の目的を言ってなかったね♪僕の目的は君から体を返してもらうことなんだ♪」

 

「体を...返す!?」

 

体を返す?...それってどう言うことなんだ?それに...ヤミは何かをまだ隠してる...そんな気がする

 

「ま、これ以上は諸事情により言えないけどね〜!」

 

「とりあえず俺たちが負けなければ良いんだろ?」

 

「拓磨!?...あぁ!俺たちは負けねぇよ!」

 

「そうか、なら君達に見せて上げるよ僕のオリジナルの...闇のシンクロを!」

 

闇のシンクロ?

 

「自分フィールドにレベル8以上のモンスターが存在し相手の場にモンスターが存在しない時ダークチューナー、DTソウルを特殊召喚する!」

 

<DTソウル>

Level 12 悪魔族 闇 (ダークチューナー)(オリカ)

ATK 0/DEF 0

 

「ダークチューナーだと!?」

 

「レベル12のモンスター...」

 

「アハハッ♪コレよコレコレ!これが見たかったんだよ♪」

 

「だが攻撃力は0だ!そんなもの怖くない!」

 

「拓磨くんはステータス主義だね♪だから弱いのさ」

 

「なんだと!?」

 

「僕はレベル8の暗黒界の龍神グラファにレベル12のDTソウルをダークチューニング!」

 

ダークチューニング!?

 

「ダークチューニングはチューナー以外のモンスターからダークチューナーのレベル分を引いて行うことシンクロ召喚さ♪」

 

そんなことをしたら、レベルがマイナスに

 

「闇に堕とされし、暗黒界の龍神よ!今ここでその力呼び起こし彼等に絶望を!」

 

8 - 12 = -4

 

「ダークシンクロ!降臨せよ、レベルマイナス4!暗黒界の魔龍神グラファ!」

 

<暗黒界の魔龍神グラファ>

Level -4 悪魔族 闇

ATK 3000/DEF 2500

チューナー以外のモンスター1体-ダークチューナー

このカードはシンクロ素材とするチューナー以外のモンスター1体のレベルからダークチューナーのレベルを引き、その数値が-4に等しい場合のみ、シンクロ召喚する事ができる。

暗黒界の魔龍神グラファの②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。

①:このカードが表側表示でフィールドに存在する限り、お互いのフィールド・墓地に存在するモンスターは悪魔族になる。②:フィールドに存在する悪魔族モンスターを任意の数破壊し、破壊した枚数分ドローする、その後ドローした枚数分手札を捨てる。この効果は相手のターンでも発動できる。③:このカードがフィールドから離れた場合に発動できる、手札が6枚になるようにデッキからカードをドローしなければならない。

 

「さらに暗黒界の門による加護で攻撃力を300ポイントアップ!」

 

暗黒界の魔龍神グラファ

ATK 3000→3300

 

「バトルだ!暗黒界の魔龍神グラファで真二くんにダイレクトアタック!堕滅の龍神撃!」

 

「させない!リバースカードオープン!ガードブロック!」

 

<ガードブロック>

通常罠

 

「その攻撃によるダメージを0にしカードを1枚ドローする!」

 

真二 LP 4000

手札 1→2枚

 

「まだまだ!暗黒界の武神ゴルドでダイレクトアタック!」

 

「ぐぁぁっ!」

 

真二

LP 4000→1400

 

このダメージ...本当の痛みだ...くっ!

 

「はぁ...はぁ」

 

「よく耐えたね、それでこそ僕のボディだよ!僕はこれでターンエンド!」

 

ヤミ LP 4000

手札 2枚

モンスター

暗黒界の魔龍神グラファ (ATK 3300)

暗黒界の武神ゴルド (ATK 2600)

魔法・罠

伏せ1枚

フィールド魔法

暗黒界の門

 

「俺のターン!ドロー!」

 

拓磨 LP 4000

手札 5→6枚

 

「俺は超戦士の儀式を発動!手札の開闢の騎士と宵闇の騎士を生贄に捧げ、現れよ!超戦士カオス・ソルジャー!」

 

<超戦士カオス・ソルジャー>

Level 8 戦士族 地

ATK 3000/DEF 2500

 

「それで?」

 

「宵闇の騎士と開闢の騎士を付属した超戦士カオス・ソルジャーの効果発動!1ターンに1度相手のモンスター1体を除外する!俺が除外するのは暗黒界の魔龍神グラファだ!」

 

超戦士カオス・ソルジャーがグラファに刃先を向けると時空の穴が現れ包み込んだ

 

「ではこの瞬間、暗黒界の魔龍神グラファの効果発動、このカードがフィールドを離れた場合、僕は手札が6枚になるようにドローしなければならない」

 

「なんだと!?」

 

ヤミ LP 4000

手札 2→6枚

 

「どんまい!拓磨!」

 

「くっ、俺を励ます余裕があるなら自分の心配をしろ!」

 

なんだよ、それ

 

「バトルだ!超戦士カオス・ソルジャーで暗黒界の武神ゴルドを攻撃!カオス・ブレード改!」

 

ヤミ

LP 4000→3600

 

「ハハッ!いいねぇこの痛みだよこの痛み♪」

 

「何を笑ってやがる!超戦士カオス・ソルジャーの効果発動!破壊したモンスターの攻撃力分おまえにダメージを与える!カオス・インパクト!」

 

ヤミ

LP 3600→1000

 

そうだ、開闢の騎士を素材にしているからもう一度攻撃ができる!

 

「そして開闢の騎士を素材にしていることにより追加攻撃だ!これで決める!カオス・ブレード!」

 

やった!これで勝ちだ!

 

「はぁ〜だから焦りすぎだってば、リバースカードオープン!闇次元の解放!」

 

<闇次元の解放>

永続罠

 

「除外されている闇属性モンスターを僕のフィールドに特殊召喚する!戻ってこい!暗黒界の魔龍神グラファ!」

 

<暗黒界の魔龍神グラファ>

Level -4 悪魔族 闇

ATK 3000/DEF 2500

 

「グラファの効果によりフィールド・墓地のモンスターは全て悪魔族となり、暗黒界の門の効果により悪魔族モンスターは攻撃力が300ポイントアップする!」

 

暗黒界の魔龍神グラファ

ATK 3000→3300

 

超戦士カオス・ソルジャー

戦士族→悪魔族

ATK 3000→3300

 

「ちっ!俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

拓磨 LP 4000

手札1枚

モンスター

超戦士カオス・ソルジャー (ATK 3000)

魔法・罠

伏せ1枚

 

「僕のターン!ドロー!」

 

ヤミ LP 1000

手札 6→7枚

 

「僕は守護神の宝札を発動」

 

<守護神の宝札>

永続魔法

 

「手札を5枚捨て、このカードが存在する限り僕はドローフェイズに2枚カードを引くことができる」

 

「「捨てるってことは...まさかっ!」」

 

「ご名答♪僕は今捨てた暗黒界の軍神シルバと暗黒界の鬼神ケルトの効果を発動、このカードたちを特殊召喚!」

 

<暗黒界の軍神シルバ>

Level 5 悪魔族 闇

ATK 2300/DEF 1400

 

<暗黒界の鬼神ケルト>

Level 6 悪魔族 闇

ATK 2400/DEF 0

 

「バトル♪シルバで真二くんにダイレクトアタック!」

 

「リバースカードオープン!破壊剣士の揺籃!」

 

<破壊剣士の揺籃>

通常罠

 

「デッキから破壊剣モンスターとバスター・ブレイダーモンスターを墓地へ送り、墓地またはエクストラデッキから破戒蛮竜ーバスター・ドラゴンを特殊召喚する!俺は破壊剣ーウィザードバスターブレードと破壊剣の使い手ーバスター・ブレイダーを墓地へ送り、墓地に存在する破戒蛮竜ーバスター・ドラゴンを守備表示で特殊召喚!」

 

<破戒蛮竜ーバスター・ドラゴン>

Level 8 ドラゴン族 闇

ATK 1800/DEF 2800

 

「この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズに破壊される。」

 

「ちっ!ならこれはどう?行け暗黒界の魔龍神グラファ!堕滅の竜神撃!」

 

「次は俺が守る番だ!リバースカードオープンシフトチェンジ!」

 

<シフトチェンジ>

通常罠

 

「攻撃対象を超戦士カオス・ソルジャーに変更する!」

 

そうか!超戦士カオス・ソルジャーと暗黒界の魔龍神グラファの攻撃力は同じ!これで破壊できる

 

「流石だぜ拓磨!」

 

「そう簡単にはやらせないよ、僕は手札から速攻魔法発動、超突進」

 

<超突進>

速攻魔法 (オリカ)

①:自分フィールドのモンスターを1体対象として発動できる。対象になったモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで100ポイントアップし、エンドフェイズまで以下の効果を得る。

●このモンスターが相手を戦闘により破壊した時、デッキから1枚めくり、そのカードがモンスターカードだった場合、そのカードを手札に加え、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。それ以外だった場合そのカードを墓地へ送り、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。

 

「グラファの攻撃力を100ポイントアップさせる!」

 

暗黒界の魔龍神グラファ

ATK 3300→3400

 

「超戦士カオス・ソルジャーを超えただと!?ぐぁぁぁっ!」

 

拓磨

LP 4000→3900

 

「さらに超突進を付属したグラファの効果発動、デッキから1枚カードをめくりモンスターカードだった場合破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるよ♪」

 

そう言うとヤミはデッキトップをめくり真二達に見せた

 

「僕が引いたのは暗黒界の狂王ブロン、モンスターカードだよ♪よって超戦士カオス・ソルジャーの元々の攻撃力分、3000ポイントのダメージを受けてもらうよ!」

 

「ぐわぁぁぁっ!」

 

拓磨

LP 3900→900

 

「い...痛ぇ...これが...闇のゲームの痛み...か

 

「まずは君から倒させてもらうよ、暗黒界の鬼神ケルトで拓磨くんにダイレクトアタック!」

 

「さ、させない!直接攻撃宣言時に俺は手札からバトルフェーダーを特殊召喚し、バトルフェイズを強制終了させる!」

 

<バトルフェーダー>

Level 1 悪魔族 闇

ATK 0/DEF 0

 

「ちっ!まぁいいや!僕は暗黒界の魔龍神グラファの効果を発動!」

 

「「グラファの効果だと!?」」

 

「フィールドに存在する悪魔族モンスターを破壊し、破壊した枚数分ドローし、その後ドローした枚数分手札を捨てる、僕が破壊するのはバトルフェーダーだよ」

 

グラファが咆哮を上げるとバトルフェーダーは粉々になった

 

「ちなみにこの効果は相手のターンにも発動できる」

 

「相手の...」

 

「ターンにもだと!?」

 

なんだよ!そのぶっ壊れ効果は!

 

ヤミ LP 1000

手札 2→3枚

 

「僕はこのカードを暗黒界の導師セルリを捨てるよ」

 

またセルリ...っていうことは!

 

「真二くんの場に特殊召喚し、効果を強制発動!僕は手札を1枚捨てる、そして今捨てた暗黒界の術師スノウの効果により暗黒界の取引を手札に加え、さらに相手に捨てられたことにより拓磨くんの場から超戦士カオス・ソルジャーを守備表示で特殊召喚するよ♪」

 

<超戦士カオス・ソルジャー>

Level 8 戦士族 地

ATK 3000/DEF 2500

 

「カオス...ソルジャー...くそっ!」

 

拓磨...

 

「さらに、暗黒界の取引発動!」

 

<暗黒界の取引>

通常魔法

 

「全てのプレイヤーは1枚ドローし、捨ててもらうよ!」

 

真二

手札 1→2→1枚

 

ヤミ

手札 1→2→1枚

 

拓磨

手札 0→1→0枚

 

「僕が今捨てた暗黒界の尖兵ベージの効果により特殊召喚!」

 

<暗黒界の尖兵ベージ>

Level 4 悪魔族 闇

ATK 1600/DEF 1300

 

「そしてベージを手札に戻し、暗黒界の龍神グラファを特殊召喚!」

 

<暗黒界の龍神グラファ>

Level 8 悪魔族 闇

ATK 2700/DEF 1800

 

「これでターンエンドだよ♪」

 

「くっ、エンドフェイズ時、破壊剣士の揺籃で特殊召喚したバスター・ドラゴンは破壊される」

 

ヤミ LP 1000

手札 2枚

モンスター

暗黒界の魔龍神グラファ (ATK 3300)

暗黒界の鬼神ケルト (ATK 2700)

暗黒界の軍神シルバ (ATK 2600)

超戦士カオス・ソルジャー (DEF 2500)

暗黒界の龍神グラファ (ATK 3000)

魔法・罠

闇次元の解放 (暗黒界の魔龍神グラファ)

フィールド魔法

暗黒界の門

 

相手の場にはモンスターが5体...なんなんだよ、この状況...いや、まだ何か策はある、応えてくれ...俺のデッキ、俺に、この状況を打破出来るカードを!

 

「俺の...ターン!」

 

真二 LP 1400

手札 1→2枚

 

強欲な壺...これに賭けるしかないか!

 

「俺は強欲な壺を発動!2枚ドローする!」

 

<強欲な壺>

通常魔法

 

真二 LP 1400

手札 1→3枚

 

...このカードは!?よし、やってやる!

 

「俺は破壊剣ーアームズバスターブレードを召喚!」

 

<破壊剣ーアームズバスターブレード>

Level 4 機械族 闇

ATK 1600/DEF 1200

 

「さらに緊急テレポート発動!」

 

<緊急テレポート>

速攻魔法

 

「デッキからレベル4以下のサイキック族モンスターを特殊召喚する!現れろ!幽鬼うさぎ!」

 

来てくれ!幽鬼!

 

『マスター!覚醒した幽鬼の力!とくとご覧あれです!』

 

そう言うと幽鬼は光だして、真二の中に入っていった

 

<幽鬼うさぎ>

Level 3 サイキック族 光 (チューナー)

ATK 0/DEF 1800

 

お前...チューナーに!?分かった!

 

「な、なんなんだい?その光は!」

 

「これは、希望の光だ!俺はレベル1の暗黒界の導師セルリとレベル4の破壊剣ーアームズバスターブレードにレベル3の幽鬼うさぎをチューニング!」

 

「『集いし願いが、新たに輝く星となる!光差す道となれ!』」

 

1 + 4 + 3 = 8

 

「『シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!』」

 

<スターダスト・ドラゴン>

Level 8 ドラゴン族 風

ATK 2500/DEF 2000

 

ズキっ!

 

スターダスト・ドラゴンを出した瞬間痣が疼き、痣の形が球から盾のような形に変化していた。

 

ま、また痣が...それに形が変わってる!?

 

『マスター、これがマスターの望んだ力、人を守る力なのです!」

 

「人を...守る...」

 

「アハハッ!見事な力だね!でもその力も僕のものとなる!僕は暗黒界の魔龍神グラファの効果発動!スターダスト・ドラゴンを破壊する!」

 

今だ!

 

「俺はスターダスト・ドラゴンの効果を発動!このカードをエンドフェイズまで生贄に捧げることで破壊を行う効果を無効にし、そのカードを破壊する!」

 

「なんだって!?」

 

「ゆけ!スターダスト・ドラゴン!ヴィクテム・サンクチュアリ!」

 

スターダスト・ドラゴンが粒子になり、暗黒界の魔龍神グラファを包み込み破壊した。

 

「アハハッ!だからどうしたんだい?魔龍神グラファはフィールドを離れた時手札が6枚になるようドローしなければならない!!」

 

「知っているさ!だがこのターンでケリをつける!」

 

ヤミ LP 1000

手札 2→6枚

 

「魔法カード、死者蘇生を発動!」

 

<死者蘇生>

通常魔法

 

「死者蘇生だって!?」

 

「蘇れ!破戒蛮竜ーバスター・ドラゴン!」

 

<破戒蛮竜ーバスター・ドラゴン>

Level 8 ドラゴン族 闇

ATK 1800/DEF 2800

 

「そしてバスター・ドラゴンがいる限りフィールドのモンスターは全て、ドラゴン族となる!」

 

暗黒界の鬼神ケルト

悪魔族→ドラゴン族

ATK 2700→2400

 

暗黒界の軍神シルバ

悪魔族→ドラゴン族

ATK 2600→2300

 

超戦士カオス・ソルジャー

戦士族→ドラゴン族

 

暗黒界の龍神グラファ

悪魔族→ドラゴン族

ATK 3000→2700

 

「そしてバスター・ドラゴンの効果発動!墓地のバスター・ブレイダーを蘇生する!」

 

<バスター・ブレイダー>

Level 7 戦士族 地

ATK 2600/DEF 2300

 

「バスター・ブレイダーは相手のフィールド・墓地に存在するドラゴン族モンスター1体につき500ポイント攻撃力をアップする!」

 

「ぼ、僕の場に存在するドラゴン族モンスターはよ、4体!?」

 

バスター・ブレイダー

ATK 2600→4600

 

「これで終わりだ!バスター・ブレイダーで、暗黒界の龍神...グラファを攻撃!竜破壊の剣!」

 

「そんな...そんなバカな!」

 

ヤミ

LP 1000→-900

 

ごめんな...グラファ

 

バスター・ブレイダーがグラファを切ると爆発しヤミは吹っ飛んで行った。

 

「真二!」

 

「拓磨、大丈夫なのか?」

 

「あぁ!おかげさまでな!」

 

「それは良かった...」

 

「アハハ、アハハッ!」

 

倒れていたヤミの方から声がした。

 

「僕はこの程度じゃ終わらない!僕は...僕は!」

 

ヤミが起き上がろうとすると無数の謎の手がヤミを掴んだ

 

「き、貴様らっ!離せ!僕は闇のゲームの番人だぞ!お前らの主人なんだ!」

 

無数の手はヤミを掴んだまま、地面に引きずり込んでいる。

 

「...アハハッ!今回はルールに従ってやる、だがな!僕はこの程度じゃ終わらない!その時までせいぜい待ってるんだね♪真二くんとそのお友達!」

 

その言葉を最後にヤミは地面の中に引きずり込まれて行った。

 

「...真二!とりあえずお前はレイちゃんを!俺は藍を運ぶ!」

 

「分かった!」

 

----------------------------------------------------------------------------------------

 

レイside

「レイちゃん...レイちゃん!起きて!」

 

「しん...じ?」

 

レイが目を開けるとそこには真二、藍と拓磨がいた。

 

「真二!?その呼び方は!た、拓磨さんが!」

 

「もういいんだよ、バレたし」

 

「そう...なんだってバレたの!?」

 

「レイちゃん、真二を責めないでくれ、アレはなんていうか...不可抗力ってやつだ、それに俺しか知らないしな」

 

「アハハハ...」

 

真二は苦笑いした。

 

「アレ?みんなは?」

 

「十代たちはもう帰ったよ、っていうか帰らせた、それよりもレイちゃんは大丈夫?怪我とかしてない?」

 

「うん!でも、ボクどうなったの?」

 

「えっと...レイちゃんが急に倒れてな、それで打ち切ってきたんだよ」

 

「えっ!ごめん!ボクみんなに迷惑かけたよね...」

 

「良いんだよ!みんなに迷惑なんてかけてないさ、それに...」

 

それに?

 

「それにって?」

 

「いや、なんでもない!そろそろ夜も更けてきてるし帰ろう!」

 

真二は笑顔でそう言った

 

...変な夢を見た気がする、どこか暗い場所でボクは真二と拓磨さんが黒い服を着ていた人とデュエルしていたような、そんな夢を見た気がした...本当に夢だったのかな?




レッド寮 (真二の部屋)
真二side
レイちゃんはあの時の記憶はないのが唯一の救いだな...レイちゃんを家に帰したほうがいいのだろうか?...ヤミはあの時また来る的なことを言っていた、という事はまた襲いに来るかもしれない、可能性は0じゃないしな...レイちゃんをこのままアカデミアに置いて事件に巻き込むわけにもいかないし

「レイちゃん」

「どうしたの?真二」

「そろそろ目的を果たさないか?」
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