「はーい、レッドのみんなはこっちだニャ」
どうも皆さん、遊闇 真二です。入学式も無事終わり今は寮への案内をしてもらってる。それにしても遠い!どんだけ遠いんだよ!因みにこの独特な喋り方で案内しているのはオシリスレッドの寮長大徳寺先生
「ねぇ、真二」
「どうしたんだ?レイ」
「やっぱり拓磨さん...いや、何でもない」
「そ、そうか」
あのデュエル終了後拓磨は3分くらいデュエルフィールドを離れなかった、負けたことがそんなに応えたのか、それともデュエル中、よく聞き取れなかったが丸藤先輩と話していたことが関係しているのかは分からなかったが
「さぁ、皆さん!ここがデュエルアカデミア、オシリスレッドの寮ニャ!」
「ここがレッド寮?」
「ボロアパートじゃねぇか!」
うん、みんなの言い分は分かる気がする。一言で表わすなら築15年のアパートって感じにしか見えん...なんだこれ、なんだこの格差
「部屋割りは各自で決めることになってるから自分たちで決めて先生のところに来るように!今日は部屋を決め次第各自解散にするニャ!」
「良かった!真二!一緒の部屋にしよ!」
まぁ、その方がバレずに済むな
「そうするか」
そう言うと先生に報告して
「おーい!真二ー!」
背後から聞き覚えのある声がする
「えっと...十代だったか?」
「知り合い?」
あ、そうかあの時レイちゃんは試験中だったな
「ま、まぁな」
「約束通りデュエルしようぜ!」
俺そんな約束したっけ?
「あの、意味がわからん」
「目と目が合ったらデュエルの合図だろ?」
「お前は何処のポケ◯ントレーナーだ!今はそんな気分じゃないしな」
まずデュエルフィールドは地面に絵を描いた感じの場所だし
「なんでだよ?」
「それにちゃんとしたデュエルフィールドじゃないとやる気にならないし」
「それなら良い場所知ってるぜ!」
良い場所?まさかオベリスク・ブルー関連じゃないだろうな...っていうか!
「ちょっ!引っ張るな!」
拓磨side
俺は負けた...ずっと貫いてきた連勝が折れた...それもあんな雑魚カードのせいで...
「...ぃ!大丈夫か?拓磨」
「あっ...あぁ、大丈夫だ、問題ない」
気づけばオリエンテーションが終わり寮へ移動するようだった
「それにしても惜しかったな、拓磨」
「...あぁ」
傷をえぐるな
「拓磨〜!」
この独特な喋り方と声は藍か...
「どうしたんだ?藍」
「凄っ!なんでわかったの〜?」
「その独特な喋り方だよ、それにこの学校じゃ、俺を拓磨って呼ぶ女子はいない」
「ふ〜ん、じゃあみんななんで呼んでるの〜?」
「えっと、それは...なっ!準!」
なんて言うか自分じゃ言い辛いよな、この呼ばれ方
「おい、俺に振るんじゃない!」
「えっと〜きみ誰?」
「なっ!」
「私〜友達以外の男子って〜砂のようにしか見えないから〜気づかなかった〜」
「...なぁ、拓磨」
「言うな準、お前の言いたいことは分かる」
なんか藍のSっ気が増してる気がする。
「と、言うかお前は寮の説明行かなくて良いのか?」
「あっ...い、行ってきま〜す!」
忘れてたのかよ
「さてと、俺らもいくぞ準」
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1時間後
デュエルフィールド
それにしても暇だな...歓迎会スタートまであと30分はあるし、なんとなくでデュエルフィールドに来たけど案の定誰もいな...くはないが、全員ブルー生で目を付けるやつもいやしない
「ここだぜ!ここ!」
「おい、十代...ってこれは凄いや!」
「真二くんもアニキもここ多分ダメっすよ」
アレは...レッド生か?それも遊闇まで居るな
「おい、ここはブルー専用のデュエルフィールドだぞ、レッドは出て行けよ!」
ふ〜ん、あの先輩、弱いくせによくあんなこと言えるな...
「だそうだ、残念だったな十代、帰ろうぜ!」
珍しく真二の奴大人しく帰ってるな...気がのってないのか?
「そうだ!早く帰れよ
「おい、お前今なんて言った?俺がザコだと?」
の割には挑発にはすぐ乗るのな
「そうだ、落ちこぼれのレッドがザコじゃないわけないだろ?」
「少なくともお前等は俺には勝てねぇよ!どうせここでやる程度のブルー生だ、そこまで強くはないのは目に見えてる」
「な、なんだと!」
「ここはデュエルアカデミアだ、拳じゃなくてデュエルしようぜ、ブルーさんよ」
「馬鹿かお前!ここはブルー専用だって言ってるだろ?」
「”ブルーの生徒がデュエルすれば使用条件は満たしてる”の間違いじゃないのか?」
そう言いながら真二はブルー生に校則を見せた。
「っ!?」
おっとこれはやばいな、真二を止めないとな
「そこまでにしとけ、遊闇 真二!」
「拓磨!?」
「おっ、なんだ?知り合いか?」
「アニキ、この人エキシビションデュエルをしてた人っすよ」
「おい!下級生が出るんじゃねぇよ!」
この人達まだ言うのか?
「俺はコースの名誉を守るために出て来たんで、ブルーの生徒が1年生、それもレッド生に負けるとなればブルーの恥ですから」
「んだと!それが上級生に向かって言うセリフかよ!」
「ええ、言いますよ、だって昔から言うじゃないですか、”弱い犬ほどよく吠える”ってね」
「くっ!」
おいおい、自覚あるのかよ
「さてと、遊闇!俺はここでの初デュエルはお前と決めてたんだ、デュエルしてもらおうか!」
「結局そうなるのかよ...でも、お前が相手なら文句はない!」
「おい、真二、俺との約束は?」
「悪いな十代、先約だ!」
乗ってくれたか、ここまで上手くいくとはな!
「「デュエル!」」
真二 [先攻]
拓磨 [後攻]
「俺が先攻か!ドロー!」
真二 LP 4000
手札 5→6枚
「っ!?俺はカードを3枚伏せてターンエンド」
『マスター!この手札!』
...まただ、また真二の方から女の子がうっすらと聞こえる...それにしても、カードを伏せるだけ...か、まるであの時みたいだな。
真二 LP 4000
手札 3枚
フィールド
なし
魔法・罠
伏せ3枚
「俺のターン、ドロー!」
拓磨 LP 4000
手札 5→6枚
「俺は、超戦士の魂を召喚!」
<超戦士の魂>
Level 1 戦士族 地
ATK 0/DEF 0
「攻撃力...0!?」
こいつのこの驚き様...伏せカードに大した自身はない...か
「俺は超戦士の魂のモンスター効果発動!手札のカオス・ソルジャーモンスターを墓地へ送り、このターンの終了時まで攻撃力を3000ポイント上げ、カオス・ソルジャーとして扱う!」
超戦士の魂→カオス・ソルジャー
ATK 0→3000
拓磨がカードを墓地へ送ると鎧に水色の幻影のような体ができた。
「カオス・ソルジャー...」
真二のやつ、何を考えてるんだ?
「そして超戦士の萌芽を発動!」
<超戦士の萌芽>
儀式魔法
「手札の光属性、開闢の騎士とデッキの闇属性、宵闇の騎士を墓地へ送り墓地の超戦士カオス・ソルジャーを儀式召喚!」
<超戦士カオス・ソルジャー>
Level 8 戦士族 地
ATK 3000/DEF 2500
この手札...残りは壁に使った方がいいか
「バトル!超戦士カオス・ソルジャーでダイレクトアタック!カオスブレード改!」
「ゔぁぁぁっ!」
真二
LP 4000→1000
リバースカードがない、と言うことは全てブラフか?それにしてもあっけない、正直期待して損した
「これで終わりだ!超戦士の魂でダイレクトアタック!カオス・ソウル・ブレード!」
「リバースカード、オープン!破壊剣の追憶!」
<破壊剣の追憶>
通常罠
「手札の破壊剣カードを墓地へ送り、デッキから現れよ!バスター・ブレイダー!」
<バスター・ブレイダー>
Level 7 戦士族 地
ATK 2600/DEF 2300
「うおおっ!スゲェ!」
あいつ...少しは静かに見れねぇのか
「アニキ、はしゃぎ過ぎっすよ」
「遊戯さんの使ってたカード達が勢揃いしてるんだぜ!ワクワクするだろ!」
「十代...」
「「うるさい!」」
あっ...
「で、どうするんだ?攻撃するのか?」
「攻撃続行だ!カオス・ソウル・ブレード!」
「リバースカードオープン!DNA改造手術!」
<DNA改造手術>
永続罠
「速攻魔法、サイクロン!」
「ちっ!ゔぁぁぁっ!」
<サイクロン>
速攻魔法
真二
LP 1000→600
「...全く、お前は何も変わってないな、バカそのものだ。」
「ちげぇよ、お前が変わりすぎたんだろ?」
こいつ何を言ってるんだ?
「変わりすぎた?何を言っている!人は進化をして生きる生物、変わらないはずがあるまい!」
「そうじゃねぇ、そうじゃねぇよ!」
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真二side
何でだよ!何で俺や藍達の気持ちに気づかねぇんだよ!こいつは!
「君たち!そこで何してるの!」
「...っち!遊闇!時間が過ぎるのは早いな!」
「どう言うことだ!」
「タイムアップだよ、じゃあな!」
そう言うと拓磨は走って逃げて行った。
「全く...君たちも早く帰りなさい、歓迎会に遅れるわよ?」
「誰だ?お前」
あっ、この人確か入試試験の時に藍を見てた人か!
「自己紹介が遅れたわね、私の名前は
「何で俺の名前を!?」
「だって有名だもの、あのクロノス教諭を倒した人だから...それよりも早く帰りなさい、さっきも言ったけど歓迎会に遅れるわよ?」
「そうだった!翔、真二!早く帰ろうぜ!」
そう言いながら十代は走って帰って行った
「待ってよアニキ〜!」
忙しい奴らだな、あいつら
「あら?貴方は帰らなくて良いの?」
「その前に少し天上院さんに用事だよ」
「私?何かしら?」
『マスター!?まさか告白!?』
んなわけねぇだろ
「藍...あっ、俺の幼馴染の事なんだけど、そいつ過去に色々あってな、少々女子嫌いな面があるんだ」
「それで?」
「何て言うか馴れれば人懐っこい奴だから仲良くしてくれないか?」
「私は構わないけれど、その子女子嫌いなんでしょ?大丈夫なの?」
「大丈夫、俺の紹介だって言ってくれれば、安心して話してくれると思うから」
それにこの人だったら取り巻きとかじゃなくて、本当の友人とかライバルになってくれそうだしな
「分かったわ、それとごめんなさいね、デュエルを中断させてしまって」
「あぁ...別に気にしちゃてないよ!あいつとはまたデュエルできると思うし、それに」
「それに?」
「いや、なんでもない、兎に角よろしくな!」
「えぇ!分かったわ!」
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藍side
ブルー女子寮
うぅ...やっぱり女子寮は女子だけか〜...それに何で私追いかけられてるのよ〜
「あっ!あそこに居たわ!」
もう見つかったの!?
「うわ〜ん!拓磨〜真二〜助けて〜!」
「こっちよ!」
そう聞こえた瞬間藍は近くのドアに連れられた。
ガチッ!
「はぁ...はぁ...あ、ありが...と?」
ってこの人も女の人!?
「ひゃむっ!?」
「静かに」
声を上げようとした瞬間口に手を当てられた。
「えっ!?居ない!?どこに行ったの!?」
「他を探すわよ!」
外から藍を追いかけて居た女子たちの声が聞こえてきた。
「行ったわね、初めまして...であってるかしら?遊坂 藍さん、私の名前は天上院 明日香よ、よろしく」
「えっ何で私の名前...」
「そうね、簡単に言うならあなたのお友達の知り合いって言えば良いのかしら?」
友達...
「拓磨のこと〜?」
「へぇ〜あなた拓磨くんとも友達なのね」
拓磨じゃない...!?え〜!
「真二の方!?」
「そうよ、それでその真二から言われたの、”藍のことを頼むってね”」
真二〜...そう言う事ね〜!
「うん!よろしく、明日香ちゃん!」
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拓磨side
男子ブルー寮
ったく!あんなタイミングで邪魔が入りやがって!
ヒソヒソ
「おい、今日の拓磨さんなんか機嫌悪くないか?」
「しらねぇのかよ!拓磨さん、今日フリーのデュエルを邪魔されたって!」
「そうなのか?俺は上級生を黙らせたって聞いたけど?」
お〜い、聞こえてるぞ〜!まぁ...だいたいあってるけどさ
「はぁ...」
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真二side
レッド寮
「真二!これ食べて!」
そう言いながらレイは真二の皿にししゃもを渡して来た。
「レイ、魚は食べようよ」
「...えー!」
「好き嫌い無くさないと大きくなれないぞ?」
「...真二は...」
「ん?」
「真二は、大きい方が好き?」
なんだそれ?新手の言い訳か?でもとりあえずそうと言った方が食べてくれそうな気はするけど
「まぁ、な」
「なら食べる。」
「?変なの」
『やれやれ..,』
なんだよ、その目は!
「なぁ!真二!デュエルしようぜ!」
背後から十代が急に現れた
やべっ!レイちゃんのことバレたか!?
「十代...見てた?」
「ん?何を?」
「いや、何でもない!こっちの話だよ、それで...デュエル?言っておくが俺はもうあのデュエルフィールドには行かんぞ?」
「ちげぇよ!歓迎会の催し物だってさ!」
「催し物?」
そんなものがあるのか?
「そうですニャ、レッド寮歓迎会の名物新入生同士のデュエルをしてもらいますのニャ」
本当にあるのかよ、まぁいいや!俺も途中中断させられてデュエルしたかったし!
「分かったよ受けて立つさ十代!それに、約束だったしな!」
後書きの雑談トーク
sura「皆様お久しぶりです!suraです!今回のゲストはこの方!みんなのアイドル遊坂 藍ちゃんです!」
藍「こ、こんにちは〜」
sura「あれ?なんか緊張してる?」
藍「そうじゃなくて〜...ここどこなの!?」
sura「え〜っと...まぁ、精神と時の部屋的な?」
藍「???」
sura「簡単にいうなら君の夢の中のようなこの世に存在しない世界です。」
藍「でも、私はここに存在してるよ〜?」
sura「...さてと!それで今回藍ちゃんに来てもらったのは「話そらすなや」...」
藍「ちゃ〜んと説明してよね(ニコッ」
sura「...ごめんなさい!俺も説明できないです!」
藍「はぁ〜全く...分からないなら最初から言いなさいよね〜!」
sura「そんな事より本題に行こうぜ!」
藍「本題〜?」
sura「そそ、今回のテーマは藍ちゃんの不遇っぷりについて!」
藍「不遇...?そんなに私不遇かな〜?」
sura「デュエルは1回も出てない、拓磨と内通してデュエルさせる作戦を決行させる。あとただ女子が嫌いなだけで男垂らしの様な事をされる...ほら」
藍「いやいやいや、デュエル私一回したよ〜!?(最後まで出なかっただけで)拓磨の件はぶっちゃけ止めたかっただけだし〜!あと!言ってたけど!私、拓磨と真二以外の男は砂以下の存在としか思ってないから!それに!それ書いたのあなたでしょ〜!」
sura「ご、ごもっともです。」