世界の破壊者の聖杯探索   作:ガンダムラザーニャ

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こんにちは、ガンダムラザーニャです。

投稿が遅くなりまことに申し訳ありません。

それでは、始まります。


英霊召喚

人類史の修正と救済という方針を決めたカルデア。確認された特異点や悠馬のベルトの正体と言った問題があるがそんな時に悠馬とマシュ、そしてドクターロマンがいる管制室にダヴィンチが入室する。

 

「は~い、これからの方針について話はついたかなぁ?」

 

ダヴィンチは手を振りながら笑顔で悠馬たちに近づく。悠馬たちはダ・ヴィンチの方に振り向く。

 

「ダ・ヴィンチか」

 

「ダ・ヴィンチさん、先ほどはありがとうございました!」

 

「いやいや、私はなにもしてないよ?私はただ悠馬君にベルトを渡しに来ただけで悠馬君が自分ですべきことをみつけたまでさ」

 

「やあダ・ヴィンチ。君が管制室に来たってことはここでの魔術工房もできたってことだね?」

 

ダ・ヴィンチにドクターロマンが話し掛ける。それに対してダ・ヴィンチは嬉しそうに答える。

 

「ああ、そうなんだよ。実は魔術工房を作るついでにあるものを作ってみたんだ!きっと悠馬君たちの役に立つと思うよ?」

 

「それってどういうことなんだ?」

 

「実はここにいるサーヴァントってマシュと私ぐらいだろ?特異点にレイシフトしたときに前回のように現地で味方してくれるサーヴァントがいるとは限らないだろうと思ってこれを作ってみたんだ」

 

そういってダ・ヴィンチは懐から黄金に輝く一つの札と取り出す。

 

「これは呼符というものさ。これを使えばマスターである君にも負担を掛けることなくサーヴァントを召喚・契約ができるんだ。」

 

それを聞いたドクターロマンは驚いた様子でダ・ヴィンチに問いかける。なぜなら、原則として一人のマスターが契約できるサーヴァントは一人しかできず、複数のサーヴァントと契約するとなると魔力の消費が激しくなるからだ。

 

「え!?えーとダ・ヴィンチちゃん?それってひょっとしてカルデアの魔力を通して、かな?」

 

「もちろんだとも!そうすれば悠馬君の負担は少なくなるし安心してサーヴァントを召喚・契約ができるからね?」

 

「よ、良かった~これで人員不足が解決できるぞ~!」

 

ドクターロマンが喜びの雄叫びをあげている隙に悠馬がダ・ヴィンチに質問する。まるで、まだ納得のいかないような表情で。

 

「なあ、ダ・ヴィンチ。それを使うのはわかったけど、どうやって召喚するんだ?いくら召喚するといっても場所も必要になるはずだが?」

 

「そこはもちろんカルデアの、それも私が召喚された場所で使うのさ。良かったら試しに呼符で召喚できるかやってみるかい?」

 

そう言って、ダ・ヴィンチは悠馬に呼符を渡す。

 

「それに、これは君にだけ使えるように設定してあるから安心したまえ」

 

「・・・わかった。じゃあ、カルデアの召喚場所を案内してくれ」

 

「良いとも、では行こうか。マシュも良かったら来たまえ」

 

「は、はい!」

 

悠馬、マシュ、そしてダ・ヴィンチは召喚場所へと向かう。一人で雄叫びをあげているドクターロマンを残して。

 

「うおおおお!!・・・ってあれ?みんな、どこに行ったんだい!?」

 

管制室を出た時にドクターロマンの狼狽える声が聞こえたが、案外気にしていない三人であった。

 

 

 

 

 

「さて、ここが召喚場所だよ」

 

「こ、これが・・・」

 

カルデアの召喚場所に来た悠馬は驚いた。なぜなら、円形の大きな部屋でその中央には魔方陣と思われる図柄が描かれていたからだ。

 

「そういえば、先輩は初めてでしたね。私も何度もここには来たことがありますが、今からここで召喚するところを見るのは初めてです」

 

「そ、そうなのか・・・?それで、ここでこの呼符をどう使うんだ、ダ・ヴィンチ」

 

「簡単だよ。あの魔方陣にその呼符を置いて君が所定の位置について令呪のある右手を翳せば良いのさ」

 

「わかった、やってみるよ」

 

「先輩、御気を付けて」

 

「あぁ、大丈夫だ。何かあったらすぐに脱出するからな」

 

マシュに心配されながらも、魔法陣に呼符を置き所定の位置である召喚場所の入り口前に立ち、悠馬は気合を入れるために息を吐く。

 

「すぅー、はぁー・・・よし、始めるぞ!!」

 

悠馬が右手を翳そうとしか瞬間、ドクターロマンが慌てて入ってくる。相当走っていたのだろう。肩を上下に動かしながら呼吸している状態だった。

 

「はぁはぁ・・・ちょっ、みんな僕を置いて勝手にいかないどよお!!」

 

「ドクターロマン!!見ていてください、今からサーヴァントを召喚してみます!!」

 

悠馬は顔だけをドクターロマンに向ける。その眼は見開き血走っているような様子だった。

 

「あれ?ひょっとして悠馬君気合入ってる?」

 

「そうみたいだね、彼ものすごい真剣な目してるからね」

 

「はい!!私からもわかります、たとえ表情が見えなくても、まるで今から大規模な戦いをするかのようなオーラが後ろからでも感じ取れます!!」

 

三人が言う通り、悠馬は気合が入っている。それもそのはず、マシュの時は爆破事故から焼け落ちた時代に向かうまでにどさくさに契約したもので、まともにサーヴァントを召喚するのが初めてだからだ。

 

「行きます!!」

 

そう叫ぶと同時に、悠馬は右手を呼符を置いた魔法陣に翳す。すると魔法陣が光り出し、呼符は浮かび上がったと思ったらいくつもの光の玉になり、魔法陣の真上を回転する。そのまぶしさと巻き起こる風圧で怯みそうになるが悠馬はそれでも踏ん張る。

 

「ぐ、ぐう!!うおおお!!」

 

悠馬は叫びながら右手を突き出す。そして、光の玉は一瞬離れたと思ったらすぐに光の玉同士がぶつかり、光の柱が突きあがる。すると光の柱が消え、そこには人が立っていた。青色のターバンとマントを見に纏い、左手には鞘に収まった剣があり勇者のような姿をした男が立っていた。

 

「え?」

 

「おやおや・・・」

 

「な、何ですか?あのサーヴァントは」

 

「まるで勇者みたいだぞ!?」

 

悠馬たちがこんわくしている中、男は口を開く。その口調は堂々としているもので立派なものだった。

 

「サーヴァント・セイバー ヨシヒコ 召喚に応じ参上しました。あなたが私のマスターですね?」

 

ヨシヒコと名乗ったサーヴァントが悠馬に問う。その視線はまっすぐと悠馬を見ていた。

 

「え?あ、あぁ俺がお前のマスターだ!」

 

悠馬はいきなり声を掛けられ驚いたが自分がマスターであることを伝える。ヨシヒコはそれを聞いて安心したのか、真剣な表情が若干和らぎほほ笑みながら握手を求めようと手を差し伸べながら悠馬に近づく。

 

「そうですか、では共に頑張りましょうマスター!!」

 

「ああ、こちらこそだ!!」

 

悠馬はヨシヒコの手を握る。すると、ドクターロマンが叫ぶ。

 

「えっ?ちょっと待って!?これはどういうことなんだい!?」

 

ドクターロマンが慌てているので悠馬が振り返りどうしたのかを聞く。

 

「ちょ、どうしたんですか!?」

 

「そのサーヴァントの後ろを見てよ!普通ならこんなことありえないよ!?」

 

「はい?」

 

「あの、私の後ろに何かいるのですか?」

 

ドクターロマンが困惑し、ヨシヒコが声を掛けてくる。悠馬は目の前にいるヨシヒコに振り返り言う。

 

「いや、なにかお前の後ろに何かがいるよう・・・だ?」

 

悠馬は言い終わる前に言葉が止まってしまう。なぜなら、ヨシヒコの後ろに三人いたからだ。一人目はもみあげが特徴の厳格な男、二人目は紫の髪が特徴的で勝気のある表情をした少女、三人目は金髪のキノコ頭と杖が特徴のいかにも魔法使いみたいな男が立っていた。

 

「ああヨシヒコ、まさかこのようなことになろうとはな・・・」

 

「そうだぜ?・・・にしてもなんだここ?」

 

「え?何ここ?なんかよくわかんないんだけど・・・」

 

三人がそれぞれしゃべっているが悠馬はその言葉を無視してヨシヒコに聞く。おそらくあの三人の話を聞いてると話が進みそうにないからだ。

 

「なあ、あの三人、だれ?」

 

「うん?ああ、あの人達は私が生前ともに冒険していた仲間たちですよ」

 

「えっ?」

 

「どうやら、サーヴァントとして召喚されたことにより宝具の一つとして自動的に発動してるようなんです。生前ともに冒険したみんなとの絆で作り上げた『勇者のお供(アドベンチャー・パーティー)』です」

 

「えぇぇぇぇぇっ!?」

 

ヨシヒコと後ろの三人以外が驚愕する。しかし、悠馬たちの戦いはまだ始まったばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

ちなみに、召喚したサーヴァントヨシヒコというのは「勇者ヨシヒコシリーズ」のヨシヒコのことです。

本作品はシリアスが多いのでギャグを入れてみようと思い書いてみました。


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